
昨日のことですけど、
進級して2年生になった山形大学未来創造ラボラトリー城戸塾の塾長ゼミを開催しました。
まず、1年間を終えた感想と、2年生になっての抱負。
予想したのは、大学ってこんなとこだったのか的ながっかり感満載の報告だったんですけど、
なんのなんの、
1年生では教養の授業が面白かった、こういうのは専門に入ったら聴けない。とか、
GPAで研究室配属が決まるので、必死で単位取った、とか、
しかも部活もめっちゃ頑張った、とか、
一人暮らしがこんなに大変だったとは思わなかった、とか、
炊事洗濯して、子供の送り迎えして、仕事もしてる母親はスーパーウーマンだったことがわかった、とか、
ポジティブな意見ばかりでした。
そうなんです。
大学生というのは人生で一番自由時間の多い時です。
どういうふうに使うかで、スタート時点では同じでも、卒業時に大きな差となって現れます。
この子達、いいスタートダッシュを切ったようです。
2年生になっての抱負として、多く聞かれたのが、
外国に行ってみたい。
あるいは、学部卒業したら外国の大学に進学したい、とか。
いいですねえ。
日本というガラパゴス島ですけど、
否が応でも国際化していきます。
飲み込まれていきます。
外国人がたくさんやってきます。
外国に行く機会も増えます。
けど、今からその準備をしておけば、なんの心配もありません。
一人の学生が言いました。
ドイツの大学院に行きたいです。
この学生は唯一の三年生なんですけど、
なぜドイツかと聞くと、
授業料がタダだから。
そうなんです。
ヨーロッパでは、大学、大学院の授業料は昔から無償です。
優秀な人材は大学院に進学しやすいです。
で、
教えてあげました。
アメリカでもみんな奨学金をもらって無償どころか、月々の生活費ももらえると、って。
ということで、
日本は遅れてます。
周回遅れです。
最先端科学技術の研究開発に貢献してくれる優秀な学生が、
海外に流出する。
高校の授業料無償化より、大学院、特に博士課程の授業料を無償にすること、
これが科学技術立国復活の第一歩なんですけど、国民も、政治家もわかってないです。
まあ、
ドイツというと、ドレスデンの大学とは太いパイプがあるし、
昔からドイツ企業との共同研究でドイツ人を数多く受け入れ、
ドイツは勝手知ったる我が家みたいなものなんで、
いつかこの学生を連れて行ってやりたいと思います。
で、
別の学生さん曰く、
北京に行きたいです。
なぜかと聞くと、これからは中国に時代が来ると予想し、前から中国語を学んでいるので、
ぜひ実践してみたい、と。
頭のいい子は違いますね。
今や世界は政治的に分断されてますけど、
我々民間、特に大学教授は将来のために着実に、確実に、個人的なネットワークを構築する。
大学も外国の大学と太いパイプで繋がって、交流し、科学技術のレベルを高め、さらに親日派を増やす。
これは日本のためであり、お互いの学生の教育のためでもあります。

それと、前から本は読むように言ってるんですけど、
一人の学生さん曰く、
電車での通学時間がなって読書の時間を撮るのが難しくなったので、
それが悩みですと言って、
今読んでる本を見せてくれました。
まあね、
自分自身、大学4年間で背の丈の3倍ほどの本を読みましたけど、
週末にでも、ロックグラスを傾けながら、30分でも一時間でも、
心を休める時間を作るのがいいと思いますね。
で、
今回は工学部の学生さんばかりだったので、工学部の私のオフィスでの開催となったわけですけど、
米沢に来て、まだ1ヶ月ということで、
懇親会はThe Yonezawa。城戸研究室の時も毎年、新三年生の歓迎会でお世話になってる江戸久へ。
もう36年通ってますね。

まだ、未成年の学生さんたちはコーラとかウーロン茶で乾杯。

食事の量が以前の学生より全体的に少なくなってきたな、と最近実感してるんですけど、
今回も一人3人前だけで、みなさんお腹いっぱい。
う〜ん、
昔は人数x5を自動的に注文するような食いっぷりだったんだけどなあ、、

オフィスで一時間半の座学、
そして、
夕方6時から9時までの3時間、
ワイワイガヤガヤ、
山形大学の若き精鋭たちとの、
話はつきませんでした。

次は夏休み前にでも集まろうか。
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