有機太陽電池
机の上の郵便物を整理してると出てきたのが高分子の3月号。
パラパラめくると、
あらっ?
広島大の尾坂教授じゃないですか。
先月も異業種交流会で米沢においでいただいてました。
そんなわけで、
彼とは有機エレクトロニクス分野の仲間。
そうは見えませんけど、若手のエースで、
この解説記事ではわかりやすく有機太陽電池を紹介されてます。
最近、ペロブスカイト太陽電池が注目されてますが、実はペロブスカイト構造に鉛が含まれていて、
それが問題でヨーロッパでは全くと言っていいほど事業化は進んでません。
日本って、ちょっと特殊です。
一方、
有機系ですが、鉛フリーで有機ELと同じく有機物で構成されていて安全です。
効率もペロブスカイトに追いつけ追い越せと、すでに実用化レベルです。
あとは低コスト化ですかね。
まだ内緒ですけど、米沢では有機太陽電池のスタートアップを立ち上げるべく準備しております。
で、
有機太陽電池の第一人者といえば、カリフォルニア大のYang Yang教授。
UCLAですけど、
昨年の1月に訪問して情報交換してきました。
彼とは30年来の友人で、家族ぐるみのお付き合い。
ロサンゼルスといえば、最近の山火事ですけど、
Yang教授の邸宅は被害なかったとのことです。
アメリカでもヨーロッパでも、
30年前から有機エレクトロニクス研究やってた人たちは、
いち早くベンチャー起こしたりして、
今では大変余裕のある生活されてて、
その点、日本て、遅れてるなあと実感します。
尾坂先生だって、アメリカなら今頃はミリオネアで、
きっと毎日ゴルフ。
こんなところにも、
時代に取り残されたガラパゴス島日本を感じます。
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