京都
きょうは珍しく1日に2回も米沢市役所に行きました。
まず午前中は住民税のことで2階に。
実は、住民税を支払わないと差し押さえますよ、という怖い怖いお知らせが来て、
その手続きに。
ご存知のように、昨年の3月に定年退職して、4月からフェローとして再雇用されたわけですけど、それまで住民税は、有無を言わさず毎月の給料から天引きされてたわけで、
支払わない、なんてことできません。
それが4月以降、銀行の自動振り込みに変わった時に、4月分から2ヶ月とか3ヶ月分が払われてない時期があって、その分を支払ってくださいというお知らせが来てたんですけど、意味不明なのでほったらかしにしていたら、差し押さえるというところまでエスカレートしてたというわけです。
米沢市役所、おとなしそうに見えて怖いです。
で、
この4月というか来月からは、今まで通りに自動引き落としということなので安心。
こちらとしては意味不明な、空白の2ヶ月のせいでこういうことになったわけですね。
いやあ、中途半端なデジタル化は怖いわ。
ということで、
市役所を出て振り込み手続きのために山形銀行に行ったわけですけど、
長椅子で待ってる時にふと目についたのが、このポスター。
いやあ、つい最近も山形銀行のネットバンキングで数億だか、十数億の詐欺が報道されたばかりで、
騙された人はこのポスター見てなかったのかなあ、
と中途半端なデジタル化は怖いと思いましたね。
で、夕刻。
再び市役所を訪れて、
今度は3階へ。
実は近藤洋介市長に時間をいただいて色々と提案および情報交換をさせていただきました。
詳細は超極秘事項なので、ここで公にするわけには行きませんが、ザクっと言うと米沢市役所と山形大学工学部が連携して米沢市を活性化するという超前向きな内容です。
もちろん、デジタル化のことも話題になりましたね。
議会でお忙しい中、夕方5時半から30分ということでしたけど、終わったのが7時前、ということで、
結構盛り上がりました。
酒田市、西川町、米沢市、を拠点に、
山形活性化のため、これからますます忙しくなりそうです。
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今日のランチは米沢で行きつけの町イタリアンへ。
ここのオーナーシェフはゴルフ好きで知られてて、
昔はセミプロ並みの腕前だったんだけど、
加齢のせいなのか、最近は悶々とするゴルフ生活で、
弟子の若手シェフに飛距離は負けるは、スコアでも負けるは、
で、今日は姿が見えないので練習にでも行ってるのかもしれないなあ、
と思ってお勘定してたら、そのお弟子さんシェフが
城戸先生が来られたら混むんですよ、
昨日までガラガラでした。
と言うので、そうやね、オレは仙台四郎やから。
と答えました。
仙台四郎って、実在した人物で、
その人がいるだけでお店が繁盛するという福の神のような人で、
このワタシもよく言われます。
だから、特に飲食店を経営する人は、このオッサンを大事にしなければならないのですよ。
で、
オフィスに戻って、ちょっと早いホワイトデイのお返し。
いつもながらのお菓子なんですけど、
これも数が多くなると結構つらい。
けどね、喜んでもらえるのが嬉しくて、
このお店のを選んでしまいます。
と言うことで、
早速の味見。
う〜ん、うまい。
かつては、マカロンってしょうもないお菓子やで、
と思ってたんですけど、
そんな固定観念をぶち破ってくれたピエール・エルメ。
結局は年に一回の自分へのご褒美か。
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西川というのは、今は亡き母の旧姓で城戸けい子の前は西川けい子と言いました。
その母のいとこが、山形県選出の鈴木貞敏議員の奥様だということですけど、西川町とは何の関係もございません。
その西川町、月山の麓で、米沢から愛車でぶっ飛ばして1時間半くらい。
町役場に行ってきました。
入るといきなりこれ。
もちろん、職員向け。
役所らしくない張り紙です。
そしてこれも。
ユニークな町長です。
町長室でお待ちしてる間に、
まず1枚、
パチリ。
そこら中におもろいもんいっぱいですけど、
勝手に公にできないので、
これくらいに。
で、
今日のミッションは山大工学部の研究成果を西川町から社会実装して、
それを山形県内に普及させ、
次に東北、
そして日本全国に。
という、壮大なプロジェクトを町長に提案。
そんなプレゼンを手短にさせていただいたんですけど、
もちろん、詳細に関しては内緒です。
超極秘事項です。
町長も大乗り気、のようで、
じゃあ、すぐに始めましょう、
と隣の担当者に声がけされました。
職員の人たち、こういう町長と仕事をするのは大変だろうけど、
やりがいありますよねえ。
うらやましいわ、西川町。
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若手といえば、
先週は米沢興譲館高校SSHプログラムのサイエンスリーダー育成塾の塾長ゼミの日でした。
幽霊はいるのか、
という大学生向けと同じテーマで、6人がプレゼン。
結果からお話しすると、
やはり大学生と高校生のプレゼンのレベルには歴然とした差がありましたね。
人を説得するストーリー性、
というか、
聞いてる人を楽しませるエンターテイメント性、
というか、
目立ってやろうという気がない、
というか。
まあね、
高校2年ですからこんなもんかとは思いますが、
人前でプレゼンするときの心がけを、
改めて、あれやこれやとアドバイスしました。
ちなみに、理系高校生は基本、幽霊はいない、
なんですけど、先日の中学校でのアンケート調査では約7割が、幽霊はいる、
でした。
理系色が強まると、幽霊はいない、で、
人生経験を積むと、幽霊はいる、に戻ってくるのか、
面白い傾向です。
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今日は米沢を活性化しようと活動されてる若手の会合で講演させていただきました。
まあ、所詮大学教授の目線での内容なので、
どれだけ参考になったのかは微妙ですけど、
ワタシがいつも嘆いているすき焼き問題とか、
ライドシェア問題とかには共感いただきました。
夕刻からの懇親会にも参加させていただいたんですけど、
そのお店で見かけたのがこれ。
鷹空会。
聞くと、このお店のオーナーのお子さんたちが、
鷹空会で空手を習っているとのこと。
しかも、
大会で賞をとりまくって頑張られるとのこと。
いやあ、
こんなところで師範と繋がるとはなあ、
とご縁を感じました。
若手に期待です。
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三中というと、卒業した東大阪の中学が昔は三中と言って、
実際に入学するときには金岡中学に名前が変わってたんですけど、
当時はめっちゃヤンチャな生徒(不良)が多くて、周辺の中学から恐れられてました。
今日、呼んでいただいた米沢三中にもならず者が多いのかと思いきや、
上品な生徒さんたちばかりで、行儀良く話を聞いてくれました。
そもそも、この中学の場所にはかつて帝人の工場があって、発祥地でもあって、
ここに日本初のレーヨンの工場があったわけで、
とても由緒正しいのですよ。
帝人と言っても、100年ほど前は大学発ベンチャーとしてスタートしたわけで、
そういう意味では、このあたりの人は進取の精神に富んでいて、
挑戦と創造しなくてはなりません。
約一時間のダラダラした講演でしたけど、
一番言いたかったのは自分を信じるということ。
人として生まれてきたことへの感謝、
人生とは神が与えてくれたミッションを探す旅、
高い志があれば目の前の些細なことは気にならない、
など。
あと一年で米沢二中と統合してこの地からなくなりますけど、
その精神は引き継いでほしいと思います。
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机の上の郵便物を整理してると出てきたのが高分子の3月号。
パラパラめくると、
あらっ?
広島大の尾坂教授じゃないですか。
先月も異業種交流会で米沢においでいただいてました。
そんなわけで、
彼とは有機エレクトロニクス分野の仲間。
そうは見えませんけど、若手のエースで、
この解説記事ではわかりやすく有機太陽電池を紹介されてます。
最近、ペロブスカイト太陽電池が注目されてますが、実はペロブスカイト構造に鉛が含まれていて、
それが問題でヨーロッパでは全くと言っていいほど事業化は進んでません。
日本って、ちょっと特殊です。
一方、
有機系ですが、鉛フリーで有機ELと同じく有機物で構成されていて安全です。
効率もペロブスカイトに追いつけ追い越せと、すでに実用化レベルです。
あとは低コスト化ですかね。
まだ内緒ですけど、米沢では有機太陽電池のスタートアップを立ち上げるべく準備しております。
で、
有機太陽電池の第一人者といえば、カリフォルニア大のYang Yang教授。
UCLAですけど、
昨年の1月に訪問して情報交換してきました。
彼とは30年来の友人で、家族ぐるみのお付き合い。
ロサンゼルスといえば、最近の山火事ですけど、
Yang教授の邸宅は被害なかったとのことです。
アメリカでもヨーロッパでも、
30年前から有機エレクトロニクス研究やってた人たちは、
いち早くベンチャー起こしたりして、
今では大変余裕のある生活されてて、
その点、日本て、遅れてるなあと実感します。
尾坂先生だって、アメリカなら今頃はミリオネアで、
きっと毎日ゴルフ。
こんなところにも、
時代に取り残されたガラパゴス島日本を感じます。
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今日はスイスからのお客様。
ETHの教授に有機ELに関して講演いただきました。
講演はもちろん面白かったんですけど、
スイスの国内事情というか、
大学事情といいますか、
意外なことをたくさん聞かせていただきました。
大学では研究費は申請書を書かなくても学生10人分くらいは支給されるとか、
ウクライナの戦争が始まったら、ドイツからの移民の申請が急増したとか、
10年以上住んで試験にパスすれば永住権取れるとか、
牛肉が硬くて美味しくないとか、
ベジタリアンがやたら多いとか、
他にもいっぱい。
日本人にはハイジのイメージしかないんですよね、
スイスって。
また、行ってみるかな。
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昨日、土曜日ですけど、大学で研究会が開催されました。
早稲田大学出身の大学教授が集まり、最新の成果を発表したわけですけど、
中でも、東京科学大(東工大)の山元公寿教授の
高分子から原子の世界に
と題したお話は脳みそが洗われました。
一言で言うと、
現代の錬金術なんです。
彼は一学年下で、学生の頃からキレるとは思ってましたけど、
ここまで成果を出すとは脱帽です。
夜は、
もちろん米沢牛と言うことで、
鷹山公で牛のハリハリ鍋。
皆さんに満足いただけました。
二次会は近くのマスヤでちょこっと日本酒をいただき、ほろ酔い気分に。
小柳津研一教授もこのとおりご機嫌。
先日のバカブログでも紹介したとおり、
この先生は、エリート中のエリートで、早稲田の高分子を継ぐ人なんです。
何を隠そう、
約20名の参加者は全員が早稲田大学理工学部応用化学科の高分子研究室の出身。
要するに同門ってやつですね。
だから、昔話に花が咲きました。
で、
今日の午前中はエクスカーションということで、
まずは、工学部キャンパスの重要文化財を見学。
エジソンの蓄音機とか、
ここにはアンティークなものが多く展示されていて、
なかなか見応えがあるのですよ。
山崎名誉館長の説明を聞かれる西出宏之教授。
私の師匠。
卒論の時に直接研究指導をいただきました。
うちの学生にとっては、師匠の師匠ということになります。
77歳とは見えないほどお元気で、
私も見習おうと思います。
で、
展示物の中で欲しいなあと思ったのがこれ。
ビクターの犬。
亡くなった主人の声が聞こえるのを不思議そうに聞いているとのことで、
ちょっと泣けてきますね。
他にも世界初のパソコンとかあって、
私の有機EL関連の製品を寄贈しようかと思います。
次に向かったのが、
東光の酒蔵。
米沢の観光といえば、ここは外せません。
チャーミングなお姉さんがわかりやすく説明してくれるし、
試飲はできるし、
ということで、
おすすめです。
他にも酒蔵の多い米沢ですけど、
実は、試飲できるところが少なくて、
もしこれが、全ての酒蔵で試飲できて、
酒蔵巡りツアーなんて企画すれば、観光客も増えると前から思ってるんですけど、
なかなか実現しないんだなあ、これが。
昨日といい今日といい、
春の日差しの中で、楽しませていただきました。
企画して実行いただいた髙橋辰宏教授には感謝申し上げます。
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