遺伝か、教育か、
旅のお供にこういうの読んでました。
行動遺伝学の専門家の書かれた本です。
ワタシも教育者の端くれですからね。
まあ、一言で言うと、
目新しいことはなし、
専門家が細かい事例を挙げて、ご自身の意見を正当化されてる感じです。
子育て本ではありません。
まあ、
ご興味があればどうぞ、
と言うところでしょうか?
そもそも人の能力って遺伝で決まってしまってるのか、
教育で何とかなるのか、って、
その答えは、みんな経験的にわかってることなんですよね。
いわゆる素質っていうのが遺伝、
それを伸ばすのが教育。
だから、素質もないのに伸ばそうとしても無駄。
例えば、運動神経鈍いのに大谷翔平みたいに育てたいって、無理なこと誰でもわかります。
だから、子供にどういう能力備わってるのか見極めて、伸ばしてあげるのが親のなすべきこと。
けど、今や親は放任主義、しつけや教育の類は全て学校にお任せ状態で、
不登校は増えるし、
モンスターペアレンツは怒鳴り込むわで、
先生方は戸惑い、困惑し、疲弊してるわけです。
そういう現場を知らない専門家に遺伝とか教育とか言われても、
しかも著者ご自身も子育て経験がないということで、
説得力に欠ける一冊なのでした。
もし、
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