技術こそ日本復興の原動力
きょう、うちの佐野教授がオフィスに持ってきてくれた書籍類。
その一冊がこれ、
京都大学工学部
燃料化学・石油化学教室五十年史
目次を見ると、
城戸剛一郎
そのページを開くと、
亡き父の文章。
そのタイトルが、
燃化第九期生:足らない者どうしが励ましあった仲間たち
父の書いた文章を目にするのは初めてで、
読み進めるうちに目頭が熱くなりました。
昭和の戦後間もない頃、
陸軍士官学校から京都大学に入学し、
専門を学ぶばかりでなく、
アメリカンフットボール部の立ち上げメンバーでもあり、
素晴らしい仲間と出会い、
青春を謳歌したんだろうなあ、と想像します。
で、
最後の一文がこれ、
目標喪失、一億総虚脱時代に、「技術こそ日本復興の原動力」と示された卓見に感奮興起したのは私一人ではあるまい。その感激は今も血潮の中を流れている。
35年の教育者人生で、果たして私は学生たちに対してこんな思いを抱かせるような教育ができたのだろうか、
ちょっと恥ずかしく思いました。
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