すき焼き食べようキャンペーン
大阪人の私からすると、
お好み焼きといえば、大阪のソウルフードで、
駅前には必ずローカルなお好み焼き屋があって、
地域に根付いているわけで、
その焼き方なんかも子供の頃から見てるので、
もちろん自分で焼けるし、
大人になって家庭を持ったら、お父さんが焼いてあげたりできるわけです。
で、
広島焼き。
このお好み焼きに似た食べ物は、
大阪人からすると、
似てるけれども、
お好み焼きじゃないわけで、
広島焼きと呼ぶ方がしっくり来るんだけど、
広島の人たちは、これを広島焼きと呼ぶと怒るらしくて、
あくまでもお好み焼きらしい。
https://www.otafuku.co.jp/recipe/cook/hirosima/hiro01.html
まあ、
日本人1億人が納得する呼び方は広島風お好み焼きじゃないかと思うわけなんですけど、
これでも広島の人たちは気分を害するんだろうなあ。
で、
すき焼き。
すき焼きといえば、
昔は贅沢な食べ物で、
子供の頃なんて、
いただきものの松坂牛なんかを、
家庭で父が中居さんのように調理したもので、
そのレシピも砂糖と醤油、いたって単純で、
重要なのはその焼き方にあったりするわけで、
しかも、
父親は外ですき焼きを食べたりしていて、
その調理法を知ってるわけで、
母親にはまかせられないと言うことです。
https://www.mishima-tei.co.jp/cuisine/honten.html
大人になってからと言うものの、
お店ですき焼きをいただくことがありますが、
まずお肉を焼いて、
溶き卵につけていただいて、
なんて言うのが、
中居さん主導で展開されるのが、
王道のすき焼きのいただき方です。
そんなわけで、
中居さんが焼くのが、本物のすき焼き屋です。
ちょっと大袈裟ですけど、
すき焼きって、
一連の行動がエンターテイメントなわけです。
で、
最近のニュース。
すき焼きのまち米沢キャンペーン。
米沢牛で有名な米沢市ですからね。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20241217/6020022664.html
ただ、
米沢市内のすき焼き屋さんで、
上記のような作り方をしてくれるところは、
非常に、極めて限られてて、
ほとんどが、
鍋
です。
野菜を入れて、
その上からお肉をのせて、
割下を注ぎ、
はい、煮えたらどうぞ、
みたいな感じです。
子供の頃からすき焼きがご馳走で、
人類滅亡の前の日の晩餐はすき焼きと決めている人間からすると、
えっ、
と思うわけです。
お好み焼きと広島焼きのように、
具材は似てます、
けど作り方違います。
的に、
呼び方も、米沢のすき焼きって、
すき焼き風牛鍋、
あるいは米沢風すき焼き、
あるいは、米沢牛鍋、
がしっくりくるんです。
もし県外からすき焼きにうるさい人が来て、
どれどれ、とお店で注文してこう言う牛鍋が出てきたら、
これがすき焼きですか?
となるわけで、
広島市内でおお好み薬を注文したら広島焼きが出てきた、みたいな感じです。
逆に米沢風すき焼きだと、
どんなものかと逆に興味をそそるわけで、
その満足感が異なります。
だから、
今回のキャンペーンも、
もう一捻りして、
米沢市民の皆さん、
伝統的なすき焼きを食べてみませんか?
と呼びかけて、YouTubeで調理法を公開するとかして、
市民の興味を引く必要はあるかと思いますね。
いずれにしろ、
単に米沢牛食べましょうキャンペーンだと、消費拡大には結びつかないでしょう。
いやあ、
自他ともの認める米沢牛すき焼き大好き人間の私に声がけいただければ、
いくらでもアイデアお出ししたんですけどね。
もちろん、
うちの年末はすき焼き、と決まっています。
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