北大
今日は北大にきています。
北大と言っても北海道大学じゃなくて、
北京大学です。
ご存知のように中国でNo1の大学で、
ここに入学するのは、東大に入学するより難しいでしょう。
実は、ここにもKido's Childrenの一人が教授で頑張っています。
彼は日本で博士号を取得し、
しかも東京大学。
そしてうちの研究室で博士研究員として有機ELを学びました。
そのおかげか、どうか、
北京大学に教授として戻って、
現在に至ります。
しかも、
息子さんをあの名門、早稲田大学に留学させ、
博士号はニューヨーク大学工学部で学び、
今はマンハッタンで銀行に勤めるエリートなんですけど、
ここまで
私の足取りをたどってくれる弟子は他にいませんね。
今回もシンポジウムを企画してくれて、
有機EL分野の錚々たるメンバーを集めてくれました。
まあ、
何度も言うようですが、
中国の科学技術のレベルはすでに日本を超えてます。
今後も外国からの技術移転が止められるなら、
全て自国で開発するでしょう。
そうなったら、なんちゃって技術立国の日本は、
単なる安い労働力を提供する島国です。
Kido's Childrenの一人で吉林大学の教授も発表して、
これがなかなか面白いのですよ。
しかも、研究室には多くのリケジョがいて、
そんなところも日本より進んでます。
聞くと、
ペロブスカイト太陽電池のベンチャーもすでに50社あり、
技術的になんらかの優位性がなければ、
いくら日本で事業化を進めても、あっという間に追いこされるでしょう、とのこと。
TSMCの工場に一兆円出せるのなら、
基礎研究、応用研究、ベンチャー支援に同じくらい出さないと、
この国の将来は真っ暗です。
なんでこんなこと、
わからないんでしょう、
この国の政治家。
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