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2024年2月12日 (月)

塾長ゼミ

 

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先週のことですけど、

今年度最後の興譲館高校SSHの塾長ゼミを行いました。

テーマが

小学校で授業として英語を教えるのはどう思うか?

ということで、

4人の塾生たち、意見を述べてくれました。

   

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このテーマって、ほぼ毎年取り上げるんですけど、

賛成派、反対派が半々くらいになるところ、

今回は全員賛成派でした。

   

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で、ディベートじゃないんですけど、

最後に私が反対派として申し上げました。

  

まず、授業として取り入れるのなら、削る授業って出てきます。

なんの授業を無くしますか?国語ですか?理科ですか?

次に、誰が教えるんですか?ネイティブに教わらないと、英会話なんて意味ないですよね。

英語がカタコトの日本人教師に教わっても、まともに英語が話せるようになるとは思いません。

ALTを全国の小学校に配置するには、それだけの予算を確保しないといけないんだけど、そうすることによって文科省の他の予算を減らしますね。

なにを減らしますか?

などなど、ネガティブ意見をどっさりぶちかましました。

  

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最後にソリューションを提案。

まず、自分自身がどうやって日本語を喋れるようになったか、思い出してください。

と言っても、無理ですけど、

赤ちゃんの時に親から話しかけられて、それを最初は聞きまくって、

そして言葉を覚えて、次に口に出すようになったんです。

  

だから、英会話もまず聞きまくることです。

外国人が日本のアニメを見て日本語話せるようになった人が多いように、

小学生向けに日本のアニメの英語吹き替え版を作成して、

それを放課後に放映して、英語を学びたい生徒たちに見せれば、

他の授業も削ることなく、比較的少ない予算で、

楽しみながら英語を学べますよね、

と提案しました。

みんな納得。

  

文科省の人たちって、

こういうアイデア出せないんでしょうか。

 

 

ということで、   

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