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2024年2月 6日 (火)

ドイツ

  

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昨日、オフィスにJST newsが届きました。

で、見たら表紙にどこかで見たことある顔。

  

はい、

私と佐野教授です。

JSTの国際共同研究であるSCICORPの取り組みを紹介いただいてます。

   

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有機ELをディスプレイや照明じゃなく、

センサー用の光源として実用化する技術開発プロジェクトです。

具体的には我々が近赤外発光有機ELを開発し、

ドイツ側は受光部分を有機半導体で開発するという役割分担です。

   

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ドイツはドレスデン工科大のカール・レオ教授のグループ、そして関係のある大学発ベンチャーのゼノリクス社。

こちら日本は山形大城戸・佐野のグループ、そして山形県内の伊藤電子工業社。

産学連携の国際共同研究なんです。

         

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何を隠そう、レオ教授とはもう何年になるでしょうか?

少なくとも20年以上ですね、交流があって、

人材の交流だけじゃなくて、

こちらで2003年から山形県の有機エレクトロニクスバレー構想を始めると、

あちらではOrganic Electronics Saxonyということで、ドイツ版の有機エレクトロニクスバレー構想を打ち出して、

羨ましいのは今でも継続しているところです。山形県のはすでに終わっていて、今では手弁当状態ですけど、

ドレスデンではゼノリクス社もそうですけど、まだまだ大学発ベンチャーが生まれています。

  

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2009@上杉伯爵邸

   

特に山形大学工学部を抱える米沢市には、もっと工学部との連携を考えていただきたいものです。

日本で始まったことでも、プロジェクトは継続性がなくて単発で、これからという時に予算切れで解散なんですけど、海外では継続して支援して、ベンチャーが次から次へと生まれてくるところなんか、見習わないといけません。

 

ドイツといえば、

ドイツ企業との国際共同研究も多かったです。

  

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2010

  

例えば、世界最大化学企業のBASF。

      

Basf1

 

BASFの顔として、

広報誌でも紹介いただきました。

しかも、

現代のリービッヒ

として。

  

Basf2

 

他にもMerck、

そしてオスラム、フィリップス(アーヘン事業所)。

  

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2006上杉祭り

   

一時はドイツ村と言われるほど、ドイツ人が滞在していました。

で、

さらに地域間交流にまで発展して、

協定を締結するに至りました。

    

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2013

 

そして、

ザクセン周知事が来日される時には、

米沢をぜひ訪問したいということで、

その時には山形県知事も米沢に来られて調印式。  

  

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もちろん、当時の米沢市長や、

 

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今の米沢市長も。

 

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もちろん山形大学学長も参加しての、

上杉伯爵邸での昼食会。

 

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2014

 

たった一人の大学教授のつながりが、

地域間協定にまで発展する。

これが理想です。 

  

私に続く人、

出てきてください。

 

  

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