大晦日
今日は娘が帰省して、
その時にベジアの乾燥食材、ビーツとイチゴなんですけど、を使った、京都のトモコさんが試作したマカロンを持って帰ってきました。
これが京都では大好評だったということを聞いていたので楽しみにしていたんですけど、
一口食べて、
ピエールに勝った。
あとは、
これをいかに量産するかなんですよ。
できた暁には宝塚SAで販売しますから。
県内のお菓子屋さんで、ご興味おありでしたら連絡ください。
めっちゃ売れますよ。
で、
夜は今年最後の忘年会@カッペリーニ。
三家族合同ということで、
現役大学教授&元大学教授の家族計7名。
まあ、大学教授の家族ということで、
知的な会話かといえば、
全然そんなことはなくて、
恋愛論とか、結婚観とか、
基本バカ話で盛り上がり、
山大工学部の現状の話になって、
盛り下がり、
まあ、でも、もうすぐ現役を退くわけで、
どうでもいいかな、的に諦めつつも、
いやあ、何とかせなあかんと思うわけです。
で、
他のテーブルで家族ディナーの、こないだカレーパーティに参加されてたSさん家族とお勘定の際に立ち話をしたら、
お嬢さんが興譲館高校の2年生ということなので、
じゃあ、家庭教師しましょか?と言ったらお嬢さんから断られました。
で、
Sさんから聞いたのが、カッペリーニのオーナーシェフの小林さんが、
カレーシェフのF先生と同級生ということで、
世の中、狭いと思うわけです。
さあ、来年はどんな新しい出会いがあるのでしょうか、
楽しみですね。
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明治の初期にディープな日本を旅したイザベラ・バードというイギリス人女性の書いた
日本奥地紀行。
聞いてはいたけど、
初めて読みました。
で、
ここ米沢のこと、
アジアのアルカデア(桃源郷)
と表現されました。
この盆地は美しく、
温泉も多く、
農作物が豊富で、
何て豊かなんでしょう、
みたいに感激されてます。
訪問されたのが、夏みたいですけど、
雪解けの頃に来ていただきたかったですね、
里は緑で山々には残雪、
ここに来て35年になりますけど、
いまだに、なんて綺麗なんだろうと思います。
インバウンドで外国からの観光客を集めたければ、
彼女の著書の一節を大いに紹介すべきでしょうね。
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これ、先日、西安の兵馬俑(へいばよう)で撮った写真です。
見た人、みんな驚きます。
なぜなら、
この発掘現場には立ち入ることができないからです。
案内の人が言ってました。
これまで入った人、二人います。
その一人は外国人で、忍び込んで30秒で取り押さえられました。
もう一人は中国人で、同じく30秒でした。
それだけ厳重に見張られてるところですから、
こんな人形(ひとがた)に両手を肩にかけて写真など、よっぽど特別な人しか撮れません。
ということで、
実は、これは写真スポットです。
確か人形の前列の二〜三列くらいがレプリカで、
その後ろは写真です。
料金はおひとり様10元、日本円で200円です。
そんなことで、
兵馬俑に行かれたら、
ぜひ。
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日本の国民一人当たりのGDPがイタリアに負けてるとか、
最近の文科省の大型プロジェクトで、東北の大学が一つも採択されてないとか、
なんだか、最近はいいニュースがありません。
国も大学も35年前と比べると、
随分と劣化してしまったなあと思うわけですけど、
これって、
やっぱり人材不足というか、
特にリーダーシップを発揮できる組織のトップがいないからというふうに見えるのは、
自分だけなのかなあ、
と考えてしまったりして、
かといって自分が、たとえば学部長とか学長になって大学を活性化するという考えには全く至らなかったわけで、
そういう意味では反省しなければならないかもしれないなあ、と少し思いつつも、
けどやっぱり、自分は好きなことやってたいんで、
これからも縛られたくないと思っていて、
来年は第二の人生を自分のために生きようと思うわけですね。
しかしまあ、地方国立大学って人材不足です。
大丈夫かなあ、、
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お昼@吉亭
何を隠そう、
今日から3日間在宅勤務です。
年明けも5日が在宅勤務です。
ということは、
嬉し恥ずかし、12月23日から1月7日まで、16日間のお休みです。
正確には4日間の在宅勤務を含む、ですけど。
平日でも、うちの工学部は夜は7時に帰宅せよ、とのことなので、
ブラックの正反対の、めっちゃホワイト優良法人ですよね。
けど、
卒業を控えた修士2年生とか学部生には、
1分でも多くの実験時間が欲しいところで、
しかも、
日頃から外部資金をもっと稼げと言われていて、
本日、喪が明けましたけど、
不正流用の罰としてNEDOにはこの1年間は申請できなかったし、
現場としては、一体全体どのように研究して成果を出して、外部資金を獲得すればいいのか、
スーパーマンの私でさえ、夜に眠れなくなるほど、考えてしまいます。
とにかく、
組織の上に立つ人の仕事は、
現場にのびのびと仕事をさせることを最優先にしていただき、
在宅勤務どころか、土日も出てこい、
夜は寝ずに仕事しろ、
そして科研費だけじゃなく、NEDO、JST、企業との共同研究、
一人1億もってこい、
何かあったら責任は俺が取る、
くらいの懐の深さを見せて欲しいなあ、
と思うわけです。
少なくとも数年前までは、
そうでした。
このまま定年していいのかなあ、
と心配になってしまう今日この頃です。
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今夕はクリスマスイブというのに、
某先生の官舎で男4人でカレーパーティ。
官舎の部屋には所狭しとお酒が並んでいて、
いかにお酒好きの先生かわかる。
知ってたけど。
で、
上質の山形牛のすき焼きをつつきながら、
メンバーの一人が山大病院を昨日退院してきたということで、
山大病院の看護師さんの話とか、
入院してる時の楽しみ方とか、
幽体離脱の話とか、
膀胱に1.6リットル尿が溜まってお腹が痛くなった話とか、
あそこにチューブを入れられた話とか、
男4人ならではの話で、
笑い笑いのあっという間の3時間でした。
締めにいただいたカレーですけど、
お店で出せるレベルの絶品で、
いやあ、うまいうまいと言ってると代行が迎えにきました。
良いお年をお迎えください。
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昨日のサイエンスキャンプ、
感謝状をいただきました。
調べたら2004年から実施しているとのことで、
これってサイエンスキャン史上記録的回数だと思います。
いずれにしろ200名を軽く超える高校生たちが、このサイエンスキャンプを卒業していき、
その中には山形大学に来た生徒も多くいました。
JSTから依頼されてスタートしたイベントですが、
それが公募形式になり、
今は米沢興譲館高校のSSHのイベントして実施しています。
色々と変遷はありますけど、
このイベントを再度JSTのイベントして復活させることが、
科学技術立国復活への第一歩になると思います。
JSTの理事長にはぜひ検討いただきたいですね。
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サイエンスキャンプ2日目です。
アントレプレナー教育の一環として、
東京のGoogleから本部長をお招きして講演いただきました。
最近のAIのこととか、Googleの事業内容のことはよくわかったんですけど、
肝心のキャリア形成に関してちょっと物足りなかったので、
最後に質問というか、教えてくださいということで、
私から、
・Googleのような外資系企業と、日本の典型的な大企業では何が違いますか?
・アメリカのGoogle本社と、日本法人とは社員の気質というか、考え方は異なりますか?
・〇〇様は、今は本部長で年収も高く、成功されてますが、今後はどうするおつもりですか?
みたいな、質問をさせていただきました。
生協食堂でのお昼ご飯時には、
同じテーブルの高校生たちには引き続き、
若くして外国に行くことのメリット、デメリットを話したり、
キャリア形成で必要なこと、
それはすなわち自分自身で価値を判断できるようになること、
などなど、
生協で890円使うなんて、米沢に来た35年前は考えられなかったなあ、
なんて考えながら話してました。
しかしまあ、
自分が高校生の時のことを考えると、
今は本当に刺激を受ける機会が多いなあと感じるわけで、
それのお手伝いをさせていただけるということも、
特別なことだと思うわけです。
修了式では、
修了証書を一人づつ手渡して、
お疲れ様でした。
で、
最後はお決まりのサンタからのクリスマスプレゼントの贈呈。
うちの学生が夜鍋して作った有機EL素子です。
これって非売品の超貴重品で、
しかも封止がちゃんとしてあって、
10年はもつんですよ。
昨日の初日はちょっと緊張気味でしたけど、
みんな打ち解けて、
このキャンプがいい思い出になればいいなと思います。
みんな、がんばれよ〜!
ということで、メリークリスマス!
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朝9時から米沢興譲館高校主催のサイエンスキャンプ。
興譲館以外にも2名、一人は水戸、もう一人は立川から参加してくれました。
最初に1時間ほど話をさせてもらいましたけど、
みんな元気でノリが良く、気持ちよかったですねえ。
講演途中で小実験、
今や全国で実施されてる液体を光らせる実験、
しかし、うちでは白色に光らせるんですけど、
研究者としてのセンスが問われますというと、
みんな真剣にやってました。
で、
いつものように、
千葉准教授からのプログラムの説明。
今、注目されてる量子ドットを作製します。
すごいねえ。
お昼は生徒さんたちと生協食堂へ。
メニューはいつの間にか変わってて、
いつもの白身魚フライや温泉卵がなかったので、チキンカツに変わりました。
これで630円は高いのか、安いのか、、
食後はいただいた角屋のシュークリーム。
いついただいても変わらずおいしい。
スマート未来ハウスを見学して、
今日のプログラムは終了。
また明日。
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きょうは朝イチで米沢に戻って、午前中は学生の報告会その3。
軽いお昼をとって、
イノベーションセンターへ。
ウズベキスタンからの訪問団にベジアの社長としてプレゼン。
メチャメチャ食いついてこられましたね。
有機ELの話はフィットしなかったと思います。
で、
夕刻から本日のメインイベントの研究室忘年会。
ひつじ屋さんを貸切で、50名くらいでしょうか、
食べまくりましたね。
コロナでできなかったんで、
何年ぶりでしょうか、
この大宴会。
お店貸切ですからね。
学生たちにとっては初めての経験でもあります。
最近は女子も増えましたけど、
元気です。
男子よりも元気かもしれません。
実はヒツジは初めてという学生が多いんですけど、
おいしいおいしいと、
みんなゾンビのように食べました。
しかし、いいですねえ、
The日本の忘年会 という感じで、
これは無くしてはいけません。
研究室には兄弟もいます。
M1のお兄さんは、今は就職活動で有機EL事業に積極的な会社に行きたいとインターンシップに行ってるんですけど、
今はほんとに少なくなりました。
そういう会社も、こういう学生も。
やっぱり、この国はものづくりの国なんで、
うちの学生にはそんな会社で活躍してほしいと思います。
いやあ、
楽しいわ、大学って
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きょうの研究会は、
まるで有機EL同窓会みたいな感じで、
久しぶりにお目にかかる有機EL立ち上げ時の同志の面々。
大学で有機ELの研究室を立ち上げた教授の話、
企業で苦労して立ち上げた有機EL事業の顛末、
面白かったですねえ。
夕刻からは中華料理屋での懇親会、
レジェンドから若手まで、
これからの日本の有機ELをどうする?みたいな飲み会となりました。
ちなみに、
写真の左から
・わたし
・東工大のイケイケ若手准教授
・知らないおじさん
みんな楽しそうです。
次の研究会は来年3月1日の異業種交流会です。
みなさん、米沢に集合お願いします。
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朝、オフィスに行くと、
朝日あげの山。
先日のバカブログで、この揚げ煎餅の記事を読んで、
わざわざお送りいただきました。
この大阪の社長、随分前からお世話になっていて、
有機EL関連の装置で今や引っ張りだこの会社に育て上げられた、
見習うべき経営者。
これだけあったら2ヶ月は主食としていただけます。
で、
午前中は年末の学生報告会その1。
有機材料関連、
成果が出てる学生、
出てない学生、
結局は考えて実験やってるか、どうか。
終わり次第、
ランチにGo!
時の宿すみれは、
有名な女社長のアヤコさんがいけてます。
ベジアの社長として、あれこれ、ビジネスの話もさせていただき、
お腹もいっぱいになりました。
いつ行っても感じるんですけど、
このお宿を取り巻く環境って、
ほんとに素晴らしいです。
私がお勧めする米沢のお宿の一つです。
で、
午後は引き続き、学生の報告会その2。
こちらは今流行りのペロブスカイト量子ドットのテーマの連続。
午前中と同じく、
学生のモチベーションの高さが、
実験結果にそのまま現れていて、
そういう意味では、
おもしろいと言えば、おもしろい。
で、
夜は米沢の某会社の社長さんらと、
プチ忘年会。
雅山流という米沢を代表する日本酒をちびちびやりながら、
べこやのいろり風味噌ダレのかかったお肉をつつきながら、
有機EL業界のこと、
ニッチのトップで儲ける話とか、
うちの卒業生が頑張ってくれてるとか、
楽しい話のオンパレード。
同席していた社員でもある卒業生の来年6月の結婚の話がここで決まったり、
社長さんとか私がもちろん主賓で呼ばれることとか、
私が仲人を務めて未来永劫の幸せな家庭作りに陰ながら協力するとか、
まあ、
とにかく、
内容の濃い忘年会でした。
来年はいろんなことがありそうな予感がします。
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昨日、東京から帰宅した時は、
なんだか風が生ぬるくて冬らしくない天気だったんですけど、
今朝起きると、気温が十数度も下がって、
雪も降り出しました。
まあ、
昨日のうちに庭の冬支度は終わってたので、
何も慌てることないんですけど、
午後2時には、こんな感じになってますね。
さっき、と言っても午後10時頃ですけど、
ちょろっと玄関から顔を出して外を見たら、
20〜30センチくらいでしょうか、
積もってました。
まあ、
これくらいの雪は米沢にとっては、普通というか、
雪の多い年に比べると大したことないんですけど、
引っ越してきて初めて冬を迎える新人さんは、ちょっとビビったかもしれません。
けどね、
道路の除雪はしてもらえるし、
屋根に上がって雪下ろしをするわけでもなし、
暖かい部屋の中でコーヒーでも飲みながら、白くなっていく庭を見ているのは、
なんともリッチな気持ちになりますよ。
変態かもしれませんけど、
雪は嫌いじゃないです。
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ここのところ、講演会が続くのですが、
来週のはやばいです。
高分子学会有機エレクトロニクス研究会なんですけど、
演者がやばすぎます。
主 題:有機EL -どうする!?有機EL-
日 時:12月19日(火) 13:00-17:30
会 場:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館 ディジタル多目的ホール
<13:00~14:00>
1. OLEDにおけるCT相互作用の重要性と高性能化 ー35年間の材料•デバイス開発を振り返ってー
(九州大学)安達千波矢
<14:00~14:40>
2. 高分子型有機EL材料の開発を振り返って
(大阪大学産業科学研究所)大西 敏博
<15:00~15:40>
3. ソニーでの有機EL事業化からの学びと今後への期待
(UBIリサーチ)占部 哲夫
<15:40~16:20>
4. AMOLEDの事業化に携わって
(有機電子技研)浜田 祐次
<16:30~17:30>
5. 壁掛けテレビを目指して35年:有機EL今昔物語
(山形大学)城戸 淳二
詳細はこちら→有機エレクトロニクス研究会
この35年、有機ELを基礎から応用、事業化まで携わった有機EL界のレジェンド大集合です。
正直言って、こんな講演会はこれが最初で最後でしょうね。
自分自身、すごく楽しみにしてます。
講演会もそうですけど、
懇親会もメチャメチャ楽しみにしてます。
ちなみに、私の講演内容は有機ELぶっちゃけ話、みたいな感じで
言いたい放題、切りまくりますから。
お時間ある人はぜひ。
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昨日は青森、
きょうは東京。
大学教授は東へ西へ。
お茶の水の明治大学で、
学振第125委員会の最後の委員会。
今年最後じゃなくて、
委員会そのものが最後です。
昭和33年に設立されて、
正式には来年3月で終了で、
なんだか、昭和34年生まれで、
来年3月定年の私のようです。
最後ということで、
有機ELの研究開発、125委員会の果たした役割などなど、
40〜50分熱く語らせていただきました。
入会させていただいたのが、確か助手の頃か、
30代だったと思いますね。
大御所の先生方がおられたのが記憶に新しくて、
それが自分自身が大御所にいつの間にかなってました。
特に、うちの卒業生が委員として参加してたりして、
いやあ、ほんと、
時代が変わったと実感しましたね。
がんばれよ、
お前たち。
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本日、山形大学の本部において、
学長から学長賞をいただきました。
第一回目ということで、
とても光栄なことです。
評議員の皆さんの前で挨拶させていただいたんですが、
以下のようなことを述べました。
・・・
誠に有難うございます。
特に第一回目ということで、非常に嬉しく思います。
山形、米沢にまいりまして35年、
当時はプラスチックを電気を光らせるなんて、
とんでもない研究テーマを、
基礎の基礎から、
応用、実用化、社会実装に至るまで関わらせていただきました。
これも、結城学長、小山学長が研究環境を整えていただき、
好きなように、のびのびと活動させていただいたおかげです。
玉手学長には、第二、第三の山形大発の技術が生まれるよう、
若手研究者に引き続き、最高の研究環境を与えていただきたくお願いいたします。
それと、
山形大学に来てよかったと思うことは、
いい学生に恵まれたことです。
素直で、熱心で、一緒に夢を実現すべく、寝ずに実験してくれました。
最近では、卒業時に優秀学生賞や、校友会賞をいただくものも多くて、
私としては、今回の学長賞でようやく学生に追いつけたんじゃないかと思います。
今後とも、ご支援をよろしくお願いいたします。
本日は有難うございました。
・・・
もちろん、
感謝すべき人はまだまだおられますが、
一人30秒と制限ありましたので、
短くなりました。
お願いしたかったのは、
私が与えられたような自由な研究環境を是非とも今の若い人たちにも提供してほしいということですね。
山形大学の良さは、そこしかありませんから。
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今日は新川崎の慶應大学で講演。
「素材の機能がシステムを変える」と題したオンライン併催のセミナー。
約300名の聴衆がありました。
で、
私の演題が、有機ELの次は?
ということで、
次のスライドが、
有機ELの次は有機EL、
と、お決まりのパターンで、
なぜかという説明と、
日本の有機ELの最後の切り札のオール塗布型有機ELディスプレイベンチャーの話で締めくくりました。
質疑応答では、
なぜ日本は有機ELで負けたのか、
とかいろいろ聞かれましたけど、
この国はものづくりをやめてしまうと、
1億人は食べていけません。
ものづくりをやめると、
工学部に進学しなくなり、
いつの日か、
物作りができない国になります。
例えば、
洋上風力発電も、
日本に技術がないので、
外国製に頼らざるを得ませんし、
原発もこのままでは、原子力を専攻する学生がいなくなって、
将来的に小型原発が必要になっても外国製を導入しないといけません。
とにかく、ものづくりのDNAを絶やさないためにも、
私はものづくりベンチャーを起こします。
いつも言ってますけど、
ベンチャー支援でアメリカにあって日本にないものは、
アメリカのようなSBIRなんですよ。
日本風のなんちゃってSBIRではありません。
経産省の皆さん、真剣に考えてくださいよ。
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実は先週、
元福島大の教授に長崎からお客様があって、
その人は私ともちょっと関係があって、
城戸先生にとカステラを持ってきていただきました。
まあ、
私のカステラ好きは日本国民の30%くらいの人たちが知っていて、
それを気遣っていただいたわけです。
で、
ちょっと考えました。
なんで、
カステラがそんなに好きなのか。
で、
答えはすぐに見つかりました。
それは、
子供の頃の記憶にあります。
あの頃、食べて美味しいと感じたものは、
脳のシワに刻み込まれて、
その人の味の基準になります。
昭和の頃のお菓子といえば、
いただきもののカステラです。
駄菓子屋では買えないちょっと贅沢なカステラ、
それが美味しいお菓子の代表として、
記憶されたわけです。
すき焼きも同じです。
子供の頃は、年に何度かのご馳走であったすき焼き。
いただきものの松坂牛であることも多くて、
そのおいしさと言ったら、今食べても絶対に美味しく感じるでしょう。
とにかく、好きすぎて、好きすぎて、
いまだにご馳走イコールすき焼きです。
けど、
同じ牛肉でも、しゃぶしゃぶは好きでも嫌いでもない料理に格下げになります。
それはなぜかというと、
子供の頃、実家でしゃぶしゃぶは食べなかったからですね。
ということで、
味覚の発達する時に食べたものというのが、
その人の味覚の原型になるので、
ラーメンもうどんも、
子供の頃に食べた味が基準になります。
だから、米沢の人たちは米沢ラーメンが一番美味しいと思うわけです。
そういうわけで、
親は子供に何を食べさせるか、
よく考えないといけません。
冷凍食品とか、
レトルトばかり食べさせてると、
その他の何千万人と同じ味覚しか持ち合わせない大人になってしまいます。
母親の味というと、叱られるかもしれませんが、
私の場合、母の鯖の味噌煮とか、ニラ卵とか、
本当に美味しかったです。
今でも外食で似たものは口にすることはあっても、
超えるものに出会ったことはありません。
家内の料理にしてもそうですね。
最近は和食が多くなりましたけど、
中華を作らせたら、その辺の町中華なんて全然かないませんもんね。
そういう意味では、
うちの娘は味覚がそこそこ発達してると思います。
で、最後に、
いい忘れそうになりましたけど、
イナダさん、カステラ有難うございます!
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きょうは、
中国からのお客様、
研究の話だけじゃなく、
研究を取り巻く環境とか、
学生への支援のことも話題に。
聞けば、
日本と違い、大学院博士課程への進学希望者は多いとのこと、
なぜかというと、社会に出てからの収入が修士卒とは大きく異なること、
それと博士課程では、学費援助はもちろん、毎月の生活費も支給されるから。
だから、
優秀な学生が多く博士課程に進学し、
研究して、論文を書いて、
だから中国では論文数が増えてるわけです。
それに対して、
日本では、社会に出てから博士の価値は特別じゃなくて、修士卒と給料変わらないし、
学費も奨学金に当たらないと払わないといけないし、
親の負担は半端じゃないし、
だから博士進学者は少なくて、
論文数も伸びません。
子供3人以上で大学学費無償化とか、
今やるべきこと、ちょっと違いますよ、
と岸田総理に申し上げたいです。
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ただでさえ、パワハラとか研究費不正流用とかで文科省に睨まれてる山形大。
この度は、入試ミスですか。
しかも、
採点のミスとか、見落としとか、
入試担当者レベルの単純なミスというか、
責任感の希薄さで、こういう事態になりました。
とのこと。
けど、
考えていただきたい。
そもそも人間ってミスするもの。
こういう視点で物事を見てないから、対策できてないわけで、
言ってみればシステムエラーみたいなもん。
すなわちシステムが、バグだらけだったということで、
そこにメスを入れないといけません。
誰が採点しても受験生が平等に評価されるシステムの構築です。
マンネリ化してる入試業務で、やる気のある人、ミスとしない人を選んでどうのこうのなんて、
再発防止策にはなりません。
今から20年前にも入試過誤で多くの受験生に迷惑をかけて、
その時は学長が辞任しました。
しばらくは入試の際にはピリピリしてましたね。
けど、今は、
入試担当だけじゃなく、
全体的に危機意識が低いじゃないかと思います。
しっかりしろよ、
と言いたいです。
学長、
来年4月以降、入試担当学長補佐としてシステム構築お手伝いしましょうか?
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今週も多くのお客さんがこられ、
おみやげも、たくさんいただきました。
で、
きょうはこれ。
朝日あげです。
これってぼんち揚や歌舞伎揚げのような揚げ煎餅なんですけど、
そういう大量生産品とは一線を画す最高級揚げせんで、
甘すぎず辛すぎず絶妙な上品さで、きめ細やかな揚げ加減、サクッと軽くて、
揚げせん食ベて60年の揚げせん博士と言われる私が自信を持って断言できる
King of 揚げせん
です。
煎餅というカテゴリーには、
山形のやみつきしみかりせんをNo.1に上げる人が多いと思いますけど、
実は朝日あげは
King of せんべい
でもあります。
で、興味深いことに、
これまでの経験で、
この朝日あげを持って来られるお客さんに悪い人はいません。
お客さんを
いいお客さん、
普通のお客さん、
悪いお客さん、
に分類してるんですけど、間違いなくいいお客さんなんです。
実は、詐欺師のような、
私を利用して金稼ごうとしているような悪い客も、
手土産に凝ったものを持ってこられる傾向にあります。
多分、その腹黒さを隠すためなんでしょう。
そんなわけで、
いつの日にか、朝日あげの本店を訪問して、
社長さんにお目にかかりたいと思う今日この頃です。
ベジアとコラボできれば、そんな嬉しいことはありません。
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今日の山形市出張の帰りに、
最近オープンしたやまがた蔵王道の駅に偵察に行ってきました。
まず、
でかいです。
米沢の道の駅の2倍はあるでしょうか。
平日の午後でも結構人はいて、
土日はすごいでしょうね。
バームクーヘンの専門店とか、
プリンの専門店とか、
色々あって、
もちろん、
お肉屋さんもあります。
お土産物は、
広い売り場に山形のお土産物大集合的に、品揃えが多いです。
米沢の道の駅、
負けてます。
ただ、
観光客には便利でしょうけど、
地元山形の人には、
魅力ないかな。
米沢の場合は、季節の果物とか、野菜とか、
産直的に売られてるので、
地元の人も、観光客もクオリティの高いものが手に入ります。
私もたまに行きますし。
山形といえば、さがえ屋の煎餅ですが、
人気のやみつきしみかりせんは、ここでも売り切れでした。
ここに来れば必ずある、ということであれば大いにアピールできたんですけど。
実は、
調査の対象はジェラートコーナー。
二箇所ありました。
一箇所目は品揃え不足。
ぜひ、ベジアのジェラートを扱っていただきたいところです。
山形らしいフレーバーを取り揃えてますから。
二箇所目は抹茶ジェラートのお店。
ということで、
ジェラートに関しては、米沢道の駅の勝ち。
けど、米沢ももっとジェラートで攻めないと、
すぐにでも逆転されるでしょう。
お酒コーナーはこのとおり、
圧巻の品揃え。
米沢負けてます。
ワインもこのラインナップですから。
なかなかのもんです。
で、
フードコート。
店舗数も、種類も、
米沢より多いです。
で、個人的に気になったのが、
この店のローストビーフ丼。
今度食べにきます。
ということで、
フードコートは山形の方が魅力があります。
で、
もう一つ個人的に気になったのが、
シベールのカレーパン。
美味しそうなんですよ。
ということで、
山形蔵王の道の駅は、米沢にとって目の上のたんこぶになるでしょうね。
福島道の駅ができた時は、米沢の敵じゃないなと思いましたけど、
これからは、米沢道の駅も努力しないとジリ貧ですよ。
頑張りましょう。
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↓
@Masuhara Lab.
午前中に台湾からのお客さんがあって、
色々ディスカッションした後に、
研究室見学やら、
センターの教員たちを紹介したりしました。
日本人といえば、おもてなしの心が、売りですが、
そんな話は今は昔、
最近の大学では、おもてなしどころか昼も夜も、弁当くらいなら出してもいいよという、
本当に情けなるくらいの非常識さなんですけど、
台湾からのお客さんに、弁当で済ませるわけにもいかず、工学部近くのお店でお昼ご飯。
遠くからおいでいただいて、
できる限りのおもてなしをさせていただきたいんですけど、
今まで来客対応したことない人たちが大学の執行部にいると、
その必要性自体が理解できないらしい。
と、工学部の若手たちは怒りまくっております。
アメフト部が問題起こした某私立大学の執行部があまりにも酷いので、マスコミで叩かれてますけど、
実は、どこの大学も結局は経営者でもない大学教授が部局長になったり、執行部にいるもんだから、
細部まで目が行き届かないんでしょうね。
アメリカの企業では、プロの経営者を招聘するように、
日本の大学でもプロに経営を任せる時代になったんじゃないかと思います。
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30年来の友人の元福島大の教授がみえられました。
お土産は定番の好物、丹坊のどら焼き。
単純に嬉しいです。
実はこの先生、
随分昔から福島大に対して、文句を言われてて、
最近も、私の山形大の会議費支出に関するFBの投稿にコメントされてました。
福島大学は「死ぬほど努力して得た寄付金」でさえも、会議費には使えない、食事なら、処分される・・。科研費を獲得した教官の間接経費が、長年、科研費に応募しなかった教官にも配分されていました。誰かが特許を出す場合の費用も、他人の科研費が使われました。科研費が当たらない大学、2位でした。多数決の弊害、ジェラシーのせいか、恥ずかしい限り・・。
まだ、
山形大の方がマシか、、
で、
午後の金融機関からのお客様のお土産が洒落てます。
モナカなんですけど、これが仙台で流行ってるらしい。
このお客さん、
初めて来室されるにあたって、
私のことホームページとか、
ブログとかで予習されてきて、
この先生は食べ物に異常なまでこだわる変態だということをご存知で、
お土産も考えに考え抜いて買ってこられた、らしい。
いやあ、
嬉しいですねえ。
この心遣い。
確かに、
私は甘いものが好き。
食べたことないものをいただくのが好き、
ということで、
このお客さんは、見かけと違い、とても頭のいい切れ物だということがわかったので、
一緒に仕事をさせていただければありがたいなあ、という結論に達しました。
お土産で、
その人がわかります。
けど、
お土産代って研究費から出せないですよねえ、学長。
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午前中、久しぶりにゴルフ練習場に行って、
100球ほど打ってきたんですけど
寒くなったからか、普段の半分くらいしかお客さんがいなくて、
そろそろシーズンも終わりだなあ、と実感した次第です。
で、
このオフの課題として、
筋力増強しようと思っていて、
それはなぜだかというと、
ドライバーの飛距離がこの2年でぐんぐん落ちたからですね。
いやまあ、
60過ぎたら飛距離が落ち出すと聞いてたけど、
まさか自分もそうなるとは予想してなかったので、
ちょっと腹立たしいというか、情けないので、
心機一転、この冬は飛距離を戻すというか、
以前以上に飛ぶようにトレーニングしようと思ってるわけです。
そんな話を、行きつけの喫茶店のゴルフ命のマスターに言うと、
柔軟をしっかりして体を柔らかくすることです、
それとドラーバーのシャフトをRにすることです、なんて、
ありきたりのことしかアドバイスしてくれないんで、
自分なりに考えて飛距離アップするつもりです。
ということで、
飛距離アップして、
シングルハンデになった暁には、
大学教授が考えた65から飛距離アップする方法(仮)
を執筆しますので、
カドカワさん、その時はよろしくお願いします。
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きょうは東北大学の和田健彦教授に講演いただきました。
核酸の基礎から応用、最先端まで約2時間じっくりと、熱く、語っていただきました。
ユーモアを交えたご講演は飽きることなく、
私自身も勉強させていただきました。
まあ、
学生と違って、
今の有機EL研究をどう横展開して、核酸の研究に応用できないかと考えながら聞いてたんですけど、
実際に色々と思いついて、
講演後に先生にお尋ねしたりしました。
それにしても、
生命に関わる研究って、おもしろいですねえ。
で、
夕刻からは場所変えて、
食事しながら引き続き、研究の話とかそれに加えて大学運営とか、
特に東北大の事情を聞いてたんですけど、
東北大では学長がリーダーシップを発揮して、
ビシバシ改革を進めておられるとのこと。
いやあ、
羨ましい。
ついでに、
東北大での会議費の上限を伺うと、
一人当たり6000円とのこと。
まあ、酒類なしで、6000円だとリーズナブルといえばリーズナブルです。
山形大では一人当たり3000円なんですよ、
と言うと、腰を抜かして驚かれてました。
そもそも、旧帝大では6000円で、地方国立大では3000円って、
こんな差別ってあり?
いやあ、
東北大が羨ましいわ。
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