« 2023年7月 | トップページ | 2023年9月 »

2023年8月

2023年8月 3日 (木)

明るい未来

  

Img_9041

 

19回目のひらめきときめきサイエンス

遠くは神戸から来た元気な中学生たち。

  

最初の私の講演では、途中で光る液体の実験もあり、

ワイワイガヤガヤみなさん楽しそう。

この実験も定番なんですけど、

最近では他大学のアウトリーチ活動でも使われてます。

 

けど、

元祖としてひと工夫。 

青、緑、赤の液体から、 

白色の光る液体を調合します。

    

Img_9043

   

ちゃんと白くするには、実験のセンスが必要だからね、

というと、みんな真剣。

最後に、全員合格をもらいました。

  

Img_9050_20230803180501

 

大学院生たちと、   

ひかる物質の合成を行ったり、

ガラス基板に光る塗布膜を形成したり、

有機ELの実験の基礎の基礎を学びました。

  

Img_9056

 

そして、

スマートミライハウスの見学。

快適な照明とはこういうもんだからね、

と体験。

    

364209160_302196802291566_66154255313752

   

最後に質問タイム、

いやあ、研究の話からプライベートなことまで、

根掘り葉掘り聞かれました。

   

363857768_1038703470622241_7826843285385

     

未来博士号を授与して、

締めのご挨拶。

   

二つ覚えておいてください。

一つ目、大学の基礎研究は科研費で行ってます。これがなければブレークスルーは生み出せません。

二つ目、未来は予想したり、予知するものではありません。未来は作るものです。それも科学者が作り出すのです。

皆さんも未来を作るような科学者になってください。

    

363853233_302943805561165_77872252014227

    

みんな、たのむから、

頑張って明るい未来を作ってくれよ!

    

 

ということで、

こちらの応援クリックをお願いします。

        ↓

        

2023年8月 2日 (水)

広報

    

Img_9032

   

明日はひらめきときめきサイエンスということで、

学生たちは準備してますけど、

こちらはこちらで取材がありました。

 

日本学術振興課の方々が、このイベントを動画撮影して広報に使用するということで、

まず主催者のインタビュー。

いろいろと質問にお答えしましたが、おもしろかったかは微妙。

  

時間が余ったので、

広報の重要性をお話ししました。

大学の広報でも近頃のアメリカの大学では、メールのニュースレターが毎週のように出身校から届きますけど、

山形大の場合はいまだに紙の冊子で、昭和です。

   

なぜ、寄付金が日本の大学では微々たるもので、

アメリカでは莫大なのか、

それは結局は母校愛があるかないか。

情報発信してない大学なんて存在してないのと同じ。  

特に地方国立大に対して卒業生の母校愛は薄くて、

早稲田や慶應クラスでもアメリカの大学に比べると、寄付額は全然少ないですから。

    

だから、

山形大ももっと情報発信して、

特に高校生には動画配信とか、

積極的に行わないといけません。

それがわかってて、できない人材不足。

    

日本学術振興会や文科省も、

そのアクティビティ、およびアクティビティの重要性をもっと多くの国民に知ってもらう努力をするべきじゃないでしょうか、

理科好きをもっと増やすためにもね、

と申し上げました。

    

    

ということで、

こちらの応援クリックをお願いします。

        ↓

        

 

2023年8月 1日 (火)

中一

  

Img_9014

 

先日、赤湯中学生たちの工学部訪問の際に講演させていただいたんですけど、

昨日、お礼状が届きました。

 

中学1年生ですから、

数ヶ月前まで小学生だったわけで、

なのにこんなに立派な、というかお尻がこそばゆくなる感想文を書かれて、

おじさん、とても嬉しいです。

 

Img_9016_20230801095401

 

アウトリーチ活動というのは、

子供100人いれば100通りのやる気スイッチの押し方があると思っていて、

とにかくいろんな経験をさせること、

いろんな人と会わせること、

いろんな人の話を聞かせること、

などなど教員のできることは数限りなくあります。

  

スイッチが入るまで、我慢強くそれができるかできないか、

少子化の今、教員としての能力が問われています。

 

  

ということで、

こちらの応援クリックをお願いします。

        ↓

        

   

« 2023年7月 | トップページ | 2023年9月 »