ベテランベンチャー
今朝のがっちりマンデー。
出ました
スピーカーベンチャーの
サウンドファン。
売ってるのがこれ。
耳の遠い人でもよく聞こえる魔法のスピーカー。
難聴の人でも聴こえるのがすごいんです。
しかも、
値段が3万円を切るというリーズナブルさ。
山形大で実施していたCOIプロジェクトの参画企業でもあり、
我々もこの特殊なスピーカーの用途開発をしました。
板を湾曲させて振動させるというシンプルな原理なんですけど、
これがとても効果的なんです。
通常のコーン型のスピーカーとは、音の質が異なります。
簡単に言えば、LEDの光とレーザー光の違いでしょうか。
このベンチャー、
ケンウッドを定年退職されたベテラン技術者たちが立ち上げた
おじさんベンチャーなんですけど、
技術者魂はまだまだ燃え盛っている人たちです。
その中心人物の宮原さんたちとは、
実は有機ELと組み合わせた難聴者も聞こえる照明スピーカーも開発していて、
山形大学スマート未来ハウスに展示しておるので見た人も多いかと思います。
発明には斬新な発想と常識をぶち破る大胆さの両方が必要なんですけど、
それって年齢とは無関係ということです。
世の中、ピッチイベントなんかで学生ベンチャーを国をあげて盛り上げてますけど、
実はベテランの知恵を利用すれば、
ベンチャーなんていくつも生み出すことができます。
ベンチャーイコール若者、
こんな常識をぶち破ることこそ、
今の日本には必要なんじゃないでしょうか。
と、西村経済産業大臣には申し上げたいです。
それと、
ベンチャーキャピタルのマネージャーさんたちに言いたいのは、
あなた方は、あまりにも常識に縛られすぎなんですよ、
ということ。
非常識なことを成し遂げようとするベンチャー企業家を常識的に判断しようなど、
できっこないんです。
目利きの力がないのなら、
人を信じることですね。
それにしても、
サウンドファン、これまでの苦労も存じ上げますが、
ものづくりベンチャーとして成功されて、
我が事のように嬉しいです。
おめでとうございます!
こちらの応援クリックをお願いします。
↓
« 国のプロジェクト | トップページ | 裏千家 »