ゴルフと教育
写真:GDOニュースから
昨夜はWowowで女子プログルフを観て夜更かししました。
しかしすごいですね、22歳の古江彩佳選手。
スコットランド女子オープンで大逆転優勝です。
アイアンがキレッキレで、パッティングが神がかっていて、
いわゆるゾーンに入ってたんでしょう。
あっぱれです。
写真:GDOニュースから
で、
今の日本の女子プロゴルフの選手たち、
レベルが非常に高くて、
東京オリンピックでも稲見萌寧選手が銀メダルをとったように、
選手層も厚くて、国別対抗とかやったら韓国についで二番手くらいにはつくかもしれません。
一方、
男子ゴルフはいまだに低迷していて、
国内でも試合数は減り、
スター選手もおらず、
まあ、ジリ貧ですね。
試合中継みても面白くないですから。
思うんですけど、
これって長年の教育の差が現れてるんですね。
女子はオリンピックの強化選手を選んだりして、
システマチックにトレーニングしているのに対し、
男子の場合はいまだに徒弟制度で修行している感じがします。
現状はどうか知りませんけど。
そう考えると、
渋野日向子選手は例外で、
たまたまビギナーズラック的に全英女子オープンで優勝してしまって、
超人気者になって、
ご自身の実力を過信して、
コーチもつけずに、石川遼選手からちょこっとアドバイスしてもらって、スイング改造なんてしたもんですから、
他の選手がこうやって脚光を浴びる中、一人予選落ちを繰り返しています。
真面目な話、
今のスイング、あってませんから、
早く気づかせてあげないと彼女の選手生命短くなりますね。
やはり、
現代のプロスポーツでは、
いかに理論的にスポーツを科学して、トレーニング方法も最適化して、
一流のコーチと共に練習するかで、その到達地点の高さ、そこまでの期間というのは変わってくるように思います。
今どき、星一徹と飛雄馬のような根性論では、世界の壁は破れないでしょうね。
これって、
初等、中等教育でも同じで、
これまでの高校受験のための、
あるいは大学受験のための四当五落的勉強方法なんて早くやめないと、
伸びる子供も伸びないし、
ダメな子はダメなままで、
日本人の民族としてのレベルが、システマチックに人を伸ばす教育の諸外国に比べて低下の一途を辿るでしょう。
そして、
近い将来、日本の男子プロゴルフ界のように、
スター不在で誰にも興味を持ってもらえないような、
そんな東洋の島国になってしまうでしょう。
そんなんことも感じた古江選手の優勝でした。
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