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2022年8月22日 (月)

ゴルフと若手育成

   

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(GDOより)

      

いやあ、すごいですねえ20歳の岩井千怜(ちさと)選手。

ルーキーイヤーで二週連続優勝。

最近の若手女子プロゴルファーの中でも、

ダントツでスターになりそうな雰囲気を持ってますね。

      

で、

もっとすごいのが、

全米女子アマで優勝した17歳の馬場咲希(さき)選手。

    

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(GDOより)

   

馬場選手、やばいです。

このまま順調に成長すれば、間違いなく世界を征することができますね。

賞金女王、メジャー制覇、日本人女子プロゴルファーの歴史を変えることができるかもしれない逸材です。

スターどころか、スーパースター候補です。

   

一方、

男子プロゴルフ界。

先週の優勝者が岩田寛選手です。

     

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(GDOより)

   

岩田選手のスイングは好きですけど、

いないんですか、若手?

みたいな感じです。

  

完全に成長、発展が止まってますね、

男子プロゴルフ界。

これだけスター不在が続くと、

プロを目指す若者も現れず、

ジリ貧です。

  

そんな状況でも、

特に若手育成に力を入れてる雰囲気はなし、

これからはスポンサーは男子から女子へと流れ、

ますます魅力がなくなりますね、日本の男子プロゴルフ。

   

こういうのって、

なんだかこの国の学術界と似ていて、

ノーベル賞は大御所が過去の仕事で受賞するだけ、

パッとした若手が現れず、

論文数が減り続け、

やがてスポンサーも外国の大学へ流れていき、

この国の研究環境は若手にとっても魅力のないものになって、

研究したけりゃ外国に留学するしかない、

みたいになるでしょうね。

  

何せ、

国も文科省も、研究は限られた旧帝大だけでいい、

地方大は地方の課題を解決してね、

というスタンスですから、

地方大から大谷翔平のようなスーパースターは生まれっこないですよ。

        

そんなことで、

男子プロゴルフと大学の状況があまりにも似てるので、

日本プロゴルフ協会とか文部科学省は、真剣に考えて、いま動き出さないと、

世界から見放されて、マジでガラパゴス化しますからね。

      

       

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