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2020年1月 5日 (日)

アワード番組

 

昨年末の12月30日に「米沢品質AWARD2019~挑戦と創造のあかし 米沢品質」という番組があったんですけど、

その録画を今夜、観ました。

 

すでにお知らせしたように、(株)ベジアの「鷹山秘伝豆のジェラート」がそのアワードをいただいたので、受賞者の目から見た今回の5件の受賞作を番組の紹介とともに説明させていただきたいと思います。  

   

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まず、

昨年から始まりましたTEAM NEXT YONEZAWAに登録されている団体、組織が2019年12月14日現在で152あります。

その中からのアワードへの応募が27件あり、一次審査の結果、8件が二次審査公開プレゼンに進みました。

  

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11月に山形大学スマート未来ハウスにて、

ブランド宣言の発表会もありました。

    

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中川米沢市長による宣言です。

  

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このような米沢市によるブランド化プロジェクトは、

私が米沢に来て30年で初めての出来事です。

地方自治体というのは保守的ですからね。

     

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何を隠そう、某大手広告代理店から米沢市に移籍した武発一郎氏が仕掛け人です。

組織は「人」です。

この人がいなければ何も始まりませんでした。 

  

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登録数が152ですが、

どれだけの企業、団体がこの取り組みを理解しているかは不明ですけどね。 

   

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10月31日、

伝国の杜の会議室で、二次審査。
      

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審査委員以外にも一般の方々、

マスコミ各社。

    

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順番は私は2番目、

準備万端、渾身のプレゼンです。

  

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だいたい、普段はネクタイしてませんし、

白いシャツも結婚披露宴くらいですし、

気合いの入り方が違います。

    

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そのおかげもあり、めでたく受賞。

講演会のため席を立った私の代わりに、鹿野京子取締役が授賞式に出席。

   

他の4件もこのとおり。

    

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で、

受賞作である「鷹山秘伝豆のジェラート」の紹介。

   

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今は、カップ販売も始めてます。

     ↓

アンデザートのサイトへ

 

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これは後日オフィスに来られて撮影。

  

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で、

肝心の受賞ポイントがこれ。

 

・産学連携

・素材や技術に大きな可能性

 

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素材は米沢の枝豆。

鶴岡のだだちゃ豆に並ぶ風味豊かな秘伝豆。

 

ただし、米沢だけではなく県内で広く栽培されてます。

そこで、米沢さんを強調すべく、上杉鷹山公にちなみ鷹山秘伝豆と商標登録しました。 

ですから、だだちゃ豆といえば「鶴岡」のように、

秘伝豆といえば「米沢」としたいですね。

    

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食品と最先端科学技術の組み合わせ、も大きなポイント。

文部科学省COIプロジェクトにおいて、工学部キャンパスの機械システム工学科、有機材料システム工学科の教員がコラボし、さらに農学部キャンパスや小白川キャンパスの教員が連携し、常温乾燥食材の栄養価、味、レシピ、加工法、その他もろもろOne Teamとなって開発を進めた結果ですね。

  

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そこに市内のイタリアンレストランの喜右エ門のオーナーシェフも加わっての一大プロジェクトです。

まさしく、挑戦と創造です。

    

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常温乾燥の特徴を説明し、

 

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食材をどう使いこなしているのか、

説明しました。 

 

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しかも、

乾燥機製造はものづくりで定評のある米沢市内のタカハタ電子に委託。

産学連携ですね。

    

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また、

秘伝豆農家さんの手塚さんとは何度も打ち合わせして、

最高の乾燥秘伝豆が完成しました。

  

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食材はまだまだあって、

  

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新作を続々と生み出します。

  

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で、

以下、

能書きを垂れてます。

  

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本来、米沢ブランド戦略というのは、その辺によくある地方自治体オススメ品を選出するのもではないと理解してます。

  

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米沢市が戦略的に米沢の誇れるものを数多く生み出すプロジェクトです。

かっこよくいえば、

上杉鷹山公の遺伝子を引き継ぐものを選出し、

支援していこうというものです。

   

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まさしく、

挑戦と創造

米沢の未来を創るブランド戦略事業です。

    

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ですから、

私はこのアワードに応募する段階から、

自分いうのもなんですが、

絶対に受賞できるという自信がありました。

  

なぜなら、

鷹山秘伝豆のジェラートこそ挑戦と創造の結果、そのものであり、

大学、産業界、農家、一体となって出来上がったものです。

 

しかも、

常温乾燥技術で、食材ロスをなくし、

農家さんの収入を増やして農業を活性化して、

この活動を世界レベルに広げて、

世界から飢餓をなくす。

 

ここまで大志を抱いてる団体は、ほかにはありません。

 

だから、

絶対に受賞できると思っていました。

 

とはいえ、

審査委員の方々には、正当にご評価いただき、

誠に感謝しております。

 

今年はアワード受賞に恥じぬよう、

さらなる挑戦と想像を続けてまいります。

  

 

ごちらのご支援もよろしく↓

         
 

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