« いわき | トップページ | 点と点 »

2020年1月27日 (月)

デパート

  

Img_7304

(写真は本文とは関係ありません)

  

山形県民にとって、きょうの大きなニュースは、

山形市に本店のある

大沼デパートの自己破産でしょうか。

   

SNSでも随分と取り上げる人が多いです。

   

30年前に米沢に来た時、

米沢には大沼デパート米沢店とファミリーデパートがありました。

    

ファミリーデパートはいつの間にかなくなり、

10年ほど前から大沼も時間の問題と思ってました。

    

まず第一に

デパートのある平和通り商店街が、

この30年でみるみるうちにシャッター通りになりました。

土日でもデパートの前に人が歩いてない状態です。

    

第二に

サティ、今はイオンができて、

市民はそちらに買い物に行くようになり、

サティ通りが一番賑やかになりました。

今ではスターバックスとかユニクロとか、チェーン店が並び、

土日は大渋滞です。

   

第三に

デパートの中身が30年前と変わりません。

古ぼけた商品ラインナップで、

ぜんぜん魅力がありません。

     

第四に

店員にサービス精神が欠落しています。

私の知人が万引き扱いされて、激怒しました。

まるで公務員です。  

   

第五に

ネットで買い物する人が増えて、

お店に行かなくなりました。

   

ですから、

地方のデパートは山形に限らず、

どんどん廃業に追い込まれてますね。

   

消費税が上がったから、

とか

アベノミクスの失敗とか、

いう人もいますが、

それは間違いです。

   

一言で言うと、

100%経営者の責任

です。

  

ど素人の私でも、

客の入らない大沼を見て、

この先長くないなと、

予想していました。

     

なのに、

なんの対策も打たなかった経営者、

そして

まともな町づくりをしてこなかった地方自治体。

   

昨年も山形市長が大沼で買い物しましょう、

なんてPRしてましたけど、

全くのパフォーマンスでしかありませんでした。

    

市民、県民が残念だと嘆くのなら、

これからの米沢を、山形をどう変えて行くのか、

これを機会に真剣に考えねければなりません。

  

 

ご支援のクリックをお願いします。↓

             

  

« いわき | トップページ | 点と点 »