日本の資源
まず、読んでください。
日経から:
科学技術立国を支える研究人材に厚みを
日本の科学技術を支えている研究人材が減り始めている。総務省の調査によると、企業や大学、公的研究機関を合わせた研究者の総数は2013年3月末時点で84万人と、前年より1%減った。とりわけ民間企業で減少が著しく、技術者らを含めて同2%減った。
少子高齢化が進み、日本の労働力人口は1998年をピークに減り続けている。研究者の減少も一過性ではなく、団塊世代の退職が続き、これから本格化する公算が大きい。人口減少という背景があるとはいえ、放置はできない。
天然資源が乏しい日本にとって、経済成長や豊かな生活水準を維持するには科学技術が欠かせない。安倍政権は成長戦略の柱のひとつに「科学技術イノベーション立国」を据え、世界で活躍できるグローバル人材の育成を掲げた。
だが研究者の層自体が薄くなることへの危機感はあまり感じられない。優れた製品やサービスの源泉になる独創的な成果を生むため、人材の厚みをどう保つか。政府は中長期的な視点で理工系人材の育成策を真剣に考えるべきだ。
まず若手の処遇改善が必要だ。就職難で大学の理工系学部が人気だが、企業の技術系採用枠は増えていない。大学では任期制で収入が不安定なポスドク(博士研究者)が増え、将来への不安から若手に閉塞感が広がっている。
政府は研究費を増やした企業を税制面で優遇する制度を設けている。たとえばこれを拡充し、若手研究者を多く雇用した企業も優遇できないか。優れた発明をした社員への報奨を手厚くするなど、企業自身の努力も要る。大学でも年功ではなく実力で教授に登用する仕組みをもっと広げるべきだ。
女性研究者を増やすことも重要だ。研究者に占める女性比率は日本は14%と、英国の38%、米国の34%などに比べて大きく見劣りする。出産や育児と研究との両立が難しいことが壁になっている。
育児中の女性研究者に日常生活の世話をする補助員をつける制度を始めた大学もある。新たな万能細胞を発見した小保方晴子リーダーが所属する理化学研究所のように、女性が活躍しやすい環境を組織として考えることも大事だ。
これまで人材育成策は有力学者や官僚など年配男性の視点でつくられてきた。政策づくりから若手や女性に参加してもらい、挑戦心あふれるフレッシュな理系人材を育てる戦略が要る。
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ということですけど、これって10年以上前から言われ続けていること。
なにを今さらと言う感じ。
まず必要なことは、アメリカのように理系でも大金持ちになれる社会を作ること。でないと、子供をわざわざ理系に進ませないでしょ。
企業でも、研究者とか技術者とかが優遇されてるとは思えない。
だから、韓国とか中国に出稼ぎに行くわけ。
今の状況にhappyだったら、だれが週末に韓国にまで行くんでしょうか。
それと、根本的に理科好きの子供を増やすことが重要。
単純に今の文部科学省の学習指導要領に沿った教育で、そんな理系が生まれるとは思えない。
実は、先週末。
興譲館高校で開かれた東北地区のスーパーサイエンス高校(SSH)のイベント。
地元大学の研究者として、「サイエンスカフェ」で1時間半程の講演と対話をした。
高校の科学の先生より、バリバリの現役の研究者と話すことがどれだけ彼ら、彼女等をインスパイヤすることか。
高校ではSSHに限らず、どんどん積極的に大学の教員を活用すべきだと思うし、文部科学省もSSHに限らず、予算を付けてこのような事業を推進すべきだと思う。
で、きょうは、小学校。
市立東部小学校の評議員を仰せつかっていて、委員会と懇親会。
昼頃に行くと、まずは給食の試食から。
ビビンバとわかめスープですよ。
いやあ、いまどきの小学生は恵まれてますよね。
40数年前の小学校の給食って、単なる栄養補給的食べ物でしたもん。
引き続き、授業参観。
1年から教室を回ったんだけど、1年生のかわいいこと、かわいいこと。
まあ、見てください。
いやあ、この子たちが大人になる頃に、この国はどうなってるのかと思うと、我々の世代が基礎を築いてやらねば日本は沈没していると、つくづく感じた。
日本にはそう言う意味で、まだまだ未開拓の資源が眠っている訳で、それをどう発掘するかというのは、教員の仕事だし、待った無しで改革して実行しなければならないと思う。
コン校長、評議員に任命していただいて有り難うございました。

