先週木曜日のこと、
一泊二日で山形県の酒田市に行った。
車が運転できなかったので、電車。
米沢から新庄まで新幹線。
新庄から在来線。
ざくっと、3時間か。
東京に行くより遠いで。
でも、
在来線はゆっくりと最上川沿いを下り、
なかなか風情があっていいんだなあ、これが。
たまには、電車の旅もいい。
で、
何をしに行ったかと言うと、
娘の「第65回山形県中学校・高等学校英語弁論大会」出場のため。
付き添いですね。
山形県内の中学生18人、高校生18人が英語で熱弁を振るった。
最初は、Recitation(暗唱)。
中学生9人が、それぞれ英語の物語を暗記してスピーチした。
みな、各地区の代表だけあって、なかなかのものだった。
次が、Speech。
9人の代表たちが、それぞれの思い、情熱、言いたいこと、を英語で訴えた。
その中で、うちの娘、なんとトップバッターで、
怖じ気づきもせず、
どうどうと、
「Life is Pink」
と、
主張した。
いやあ、
我が娘ながら、なかなかやるんだなあ、
って感動。
で、
パートスリーが高校生18人のスピーチ。
さずがに高校生ともなると、その内容、表現力は中学生に比べて高い。
聞き応えのある、ちょっと感動のスピーチもあった。
で、
最後に表彰式。
Recitationから。
まあ、聞きながら心の中で採点していて、だれが優勝か、なんて家内と話をしながら見てたんだけど、
あれっ?
と、ちょっと思いとは異なる順位が発表された。
たとえば、同じタイトルで競ってて、発音も、表現力も明らかにこのこの方が上手だなと思っても、別の子が選ばれたりね。
何を隠そう、
この管理人、ニューヨークに5年住み、英語はそこそこしゃべれるし、プレゼンテーションもそこそこやるし、人のプレゼンも評価できるし、指導もできる。
いっしょに見ていた家内も、同じく、英語はできる。
で、
最初の暗唱の部から、
れれれ、
という順位だったので、
娘のスピーチ部門はどうなの?
と、
ちょっぴり心配していたら、
予想通り、
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の順位が発表された。
まあね、
親バカですからね、
うちのバカ娘が優勝だと思ってました。
悪くても3位以内でしょうと、ね。
でも、結局は9人のうち、トップスリーにも入らなかったって、
ちょっと納得がいかない。
なんなの、これって?
と、思いながら、
最後の高校生の部の発表に突入。
この部門、
この二人が一位と二位だなあと、心に密かに決めていた二人がいた。
家内も一緒。
でも、この二人、
18人中の6位以内にも入らず。
ええええええええええええええええええええええええええええええええ
って、
これにはマジで驚いた。
この二人、ダントツですよ、
審査員の皆さん。
どういう点を評価の対象にしてるんですかねえ、
とマジで疑った。
ちなみに、その二人って、
「What would you do?」のAnju Hirasawaさん、と
「Cosmopolitans in a Remote Village」のHibiki Chubachiさん。
たまたまだけど、お二人とも山形西校の生徒さんたち。
Hirasawaさんは、農業について、現状、問題点、TTPのこと、山形ガールズ農場のこと、おもしろおかしく情熱的に語った。
いやあ、
機会があればもう一度聞きたいなあ、と思ったくらい。
で、
Chubachiさん。
戸沢村から山形市に通っておられるんだけど、それを田舎もんとバカにされ、でも、自分は国際人なんだから、と色んな事例を挙げて元気に主張された。
いいなあ、こういう女子。
はっきり言って、東京から見たら山形市も戸沢村も田舎なんだからね。
もっとはっきり言うと、ニューヨークの人達から見たら、東京都も山形市も、単に東洋の島国にある町なんだから。
ということで、
管理人の判定では、高校生の部は、HirasawaさんとChubachiさんが甲乙つけ難く、優勝を分け合ったというところか。
おめでとうございます。
で、
このコンテストの結果。
見に来ていた担当英語教員やネイティブのALTの先生方の間で、疑問噴出。
なんで?
実は、管理人夫婦だけじゃなかったのね。
おかしいと思ったの。
で、
考えた。
なんで、こんな判定がでたのか。
実は、
審査員は3名。
名前は書かないけどね。
1名は大学教授、もう一人は県の教育委員会から、三人目はネイティブの方。
きっと、審査委員会ではそれぞれ順位をつけて議論したんだと思うけど、審査委員それぞれには好みがあって、意見が分かれたかもしれないけど、結局は一番声の大きな人の意見が通ったに違いない。
その人がどういう基準で審査しようが、結局は一人の審査員の判定で順位が決まったように思う。
だから、多くの聴衆が疑問に思うような結果になった。
まあね、
こんなこと書くと、
娘が3位以内にも入れなかった腹いせに文句を言ってるんじゃないかと思われても仕方ないんだけど、
かわいそうなのは、生徒さん達。
一生懸命練習してきて、その結果が納得のいくものだったら、いいんだけど、何で?っていう判定をくだされたら、やる気が失せる。
実際、
うちの娘に、
「来年も高校生の部で出るっ?」
て聞いたら、
「出ない!」
と、即答。
嗚呼、
純粋な女子中生を傷つけちゃったね、審査委員先生方。
だから、
今回出場した生徒さん達、指導された先生方、ALTの皆様、やる気なくされた人達が多くおられたと思う。
英語弁論大会が国民の英語能力のレベルを上げるためのものであるならば、このような審査方法じゃあ、その逆効果かもしれないね。
で、
そんなことが二度とないよう、最後に提案。
審査員の人数を増やしてください。
ざくっと10名です。
審査委員会では、みな、自分の推薦するスピーチをその理由を述べ、最終的に多数決で順位をつける。
これが間違いなく公平でしょう。
でもまあ、今回の英語弁論大会、
娘の一生懸命練習してる姿、演台を前に頑張ってる姿、広い会場で父親を見つけて目を合わせてくれたこと、そんな娘のきくばり、大きくなった姿、精神面での成長を実感して感動でした。
娘もとてもいい経験をさせていただきました。
ご指導いただいた米沢二中の木村先生、折笠先生、それと個人的にご指導いただいたコレットさんと、デビーさんのネイティブのお二人の先生方、
有り難うございました。
心から御礼申し上げます。
Thank you very much!