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2013年3月

2013年3月28日 (木)

ゴルフに強い血液型

 

 GDOニュースより:

 

ゴルフに強い血液型って、何型だ?

「週刊ゴルフダイジェスト」(49日号)より

 

今年の女子ツアー開幕戦、上位4名がなんと同じAB型! もしかしたらAB型は、ゴルフに強い血液型なのか!? というわけでゴルフと血液型の関係を調べてみた。

「血液によって、性格、人格、体質などは変わってきます。それは潜在的であり、本人には意識できないことでもあります」と話すのは、「人生の9割は血液型で決まる」などの著書もある鍼灸・柔整・整体師の小萩喜一氏。女子ツアーの開幕戦を盛り上げた、森田理香子横峯さくら木戸愛笠りつ子、上位4人の血液型の特徴について聞いてみると、

AB型は“視野が広く”“二面性”を持ちます。ラウンド中にクールな面とナーバスな面を見せるのがAB型ですが、A型になったりB型になったりの“スイッチング”(二重人格)をしてしまうレベルから、両型の長所を統合する“ミキシング”のレベルに高められた人が勝ちます」 
●AB型=冷静沈着型【森田理香子芹澤信雄横峯さくら

日本人に多いA型については、「A型は“反発”と“平常”を重んじます。つまり、ルーティン的な練習を苦としないということですね」と小萩氏はいう。 
「ただし向上心の旺盛さ、練習量の多さが精神のバランスを崩すと、一瞬で消極的になってしまうこともあります。 
●A型=コツコツ型【不動裕理上田桃子ジョン・ミジョン

O型は並外れた“攻撃力”と“職人技”が特徴的でエネルギッシュな本能型プレーヤーといえます。野性味あふれるパワーと貪欲で緻密な臭覚で勝負に臨み、他の血液型には真似できない超越した世界を見せつけます。 
●O型=猪突猛進型【谷口徹池田勇太石川遼

個性的なB型は“独歩”で“華”のあるスターが多い。緊張なんてつゆ知らず、誰も思いつかなかった芸当をやってのけるのがB型なのです」 
●B型=独立自尊型【岡本綾子、片山晋呉松山英樹

自分と同じ血液型のゴルファーのプレースタイルやスウィングを真似るのも上達のコツかも知れませんぞ!

 

まあ、血液型で性格が決まるというのは、少々眉唾な面もありますが、なかなかおもしろい結果です。

ちなみに、管理人はAB型ですが、なにか。

 

 

 

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また山形大

 
 
 
 

山形大、低電圧で駆動する有機EL素子を開発 

2013/3/28 6:00

 

山形大学有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市)は、理論値を超える低い電圧で駆動する次世代型有機EL素子の開発に成功した。単3の乾電池2本(計3ボルト)で、蛍光灯の明るさに匹敵する1平方メートルあたり5000カンデラの高輝度を実現した。発光ダイオード(LED)より効率が良く、有機EL照明や薄型ディスプレーの省エネ化に道を開く素子として注目される。

この研究は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「有機EL照明量産化実証に関する研究開発」プロジェクトの助成対象事業。同研究センターの城戸淳二・副センター長らのグループが9年前から、超低電圧駆動の有機EL素子の開発に取り組んできた。

有機ELは面状で発光し低電圧で高輝度が得られるなど、次世代薄型ディスプレーや照明用の光源として期待される。しかし、電力効率はLEDより劣り、本格的な普及にはLEDを超える効率が求められてきた。

城戸氏らのグループは、電極間に有機半導体物質でできた電子注入層や電子輸送層などを重ねて素子を作る際、抵抗の小さいリチウム化合物や「オリゴピリジン」と呼ばれる系統の電子材料を採用。これまで理論の限界値とされた2.38ボルトを下回る1.97ボルトの電圧で、素子を安定的に発光させることに成功した。

1.97ボルトではわずかな明るさだが、2.49ボルトまで上げると大型液晶テレビ画面並みの1000カンデラ、3ボルトでは蛍光灯並みの5000カンデラを実現。この素子を使うことで消費電力は約3割削減できる。LEDより高効率となり、有機ELが一挙に普及する可能性が高まる。

今回は緑色有機ELで成功したが、この構造を応用すれば白色でも同じ効果が得られるという。3年後をめどに、消費電力を半分まで減らす方針。

29日に神奈川工科大(神奈川県厚木市)で開かれる応用物理学会で研究成果を発表する。

・・・・・

 

ということで、応物へGo!


 

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2013年3月19日 (火)

卒業

 
 
ここのところ、出張やら来客やら卒業やらで忙しい。
で、きょうは学科の卒業祝賀会。
 
うちの研究室の場合、学部生は、ほとんどが大学院に進学。
修士の学生は、ほとんどが就職。
 
ということで、今日、明日で、お別れになる学生たち。
こんな感じでした。
 
 
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みんな、いいやつでね。
 
 
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自動車メーカーのススキ(仮名)にお世話になるワタナベ。
あと五年もすれば、いいオッサンになるでしょう。
 
 
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NZ社にお世話になるイシバの代りに賞状を受け取るスケベエ1号。
イシバは、Best English Presentation Awardを受賞しました。
おめでとう!
 
 
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NZ社のカシワギさん、そこんとこよろしく。 
 
 
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スミトム化学(仮名)にお世話になるスケベエ(右)とナカヤマ准教授(左)。
スケベエは入社までひげを伸ばし、ますますスケベエ顔になって、なんだか最後に羽を伸ばそうと画策しているようにも見える。
ナカヤマ准教授は、ますます貫禄が出て来て学科長のような風格。
見た目で師匠のヨコヤマ先生を超えるのは間近か。
 
 
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左からスケベエ1号、スケベエ3号、スケベエ4号。
スケベエ3号は、スケベエ4号の弟子で、春からイテミツ興産にお世話になります。
ホソカワさん、そこんとこよろしく。
 
 
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先生方、集合です。
左からササベ助教。独身。
イトウ教授。ゴルフ90台。
タカハシ君。別名スケベエ3号。
4月から教授に昇進してニコニコなのがニシオカ教授。
みなさん、祝福のメールをお願いします。
 
 
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再登場のササベ助教、独身。
モリ教授、学科長です。
そしてニコニコなのがニシオカ教授。ミカちゃん、おめでとう。
 
 
ということで、みんなハッピーな卒業祝賀会でした。
 
 
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2013年3月 9日 (土)

御礼、拠点採択!

 
まずは、お読みください。
 
 
山形新聞から:
 

山形大の拠点提案、文科省が事業採択 有機エレ技術をベースに新分野

2013年03月08日

 

文部科学省は7日、「地域資源等を活用した産学連携による国際科学イノベーション拠点整備事業」として15件を発表、山形大が提案した「フロンティア有機システムイノベーションセンター」が採択された。15件の事業総額は500億円。2012年度補正予算に盛り込まれており、配分は年度内に決まる。

 

センターの整備は、米沢市の工学部キャンパス内を想定。共同提案者として大手印刷会社、ハウスメーカーなどのほか、米沢市のタカハタ電子、ルミオテックも名を連ねている。

 

拠点整備事業では、新たな産業や雇用を創出するため、企業だけではできない革新的な研究開発に産学連携、異分野融合体制で取り組む。単なる商品開発ではなく、10年先を見据えた社会ニーズに応えるのが狙いだ。

 

山形大の提案は、工学部が基礎研究から産業化まで先駆的に進める有機エレクトロニクス技術をベースにしている。有機エレクトロニクスを生かしヘルスケア(健康管理)、アンビエント(環境)両分野のシステム構築を掲げる。

 

ヘルスケアは高齢化、生活習慣病リスクの高まりに対応する発想。体温や血圧、血糖値などを測定する生体センシング機器に、有機トランジスタの技術を生かす。曲げられ、印刷が可能なため、指輪やリストバンドタイプの機器を低コストで作ることができる。患者・高齢者の生体データは、遠隔地の医師や家族に送って健康チェックや解析が可能。転倒など異常事態の見守りにもなる。

 

アンビエント分野では、例えば壁に張ることができる巨大な有機ELディスプレー。現地の環境をそのままリアルに映し出すことで臨場感にあふれ、遠隔地とつながる。有機太陽電池を外壁に張り巡らし、家やビルの電気の自給自足も可能だ。山形大はこうした技術を「フロンティア有機システム」と命名。工学部の高橋辰宏副学部長は「人、物、情報をつなげるシステムで柔軟な夢の社会を実現したい」としている。

 

・・・・・

 

ということで、国内に15拠点が新たに整備される訳ですけど、地方大でこんな拠点に選ばれるのは超ウルトラ珍しいこと。

しかも、有機エレクトロニクスの分野で、この国ではその研究開発の中心は山形大というお墨付きをいただいた訳で、25年前にフラスコ一個から始めた有機ELの研究がここまで大きくなって、この国の拠点にまでなるなんて、思ってもなかった。

 

ただただうれしいです。

文部科学省様、土屋局長様、審査委員様、陰ながらご支援いただいた皆様、

ほんとうに有り難うございます。

 

 

それと、補正予算ということで、公募から締め切りまで3週間しかなくて、しかも大学単独で応募するのではなく、企業と共同で応募しなければならないということで、企業の社印も必要でした。

通常、稟議を通して社印をいただくには1ヶ月以上必要なんだけど、そこを何とかとお願いしたところ、もちろんダメだったところもあるんだけど、社印を押していただいた企業の皆様には、心から感謝いたします。

 

 

大日本印刷株式会社様

積水ハウス株式会社

日立化成株式会社

NECライテイング株式会社

株式会社タカハタ電子

ソニーストレージメデイア・アンド・デバイス株式会社

Lumiotec 株式会社

 

 

ご賛同いただき、有り難うございました。

心から感謝致します。

今後、身も心も捧げ、御期待に応えられるよう必死でやりますので、ご支援、御協力のほどよろしくお願い致します。

 

 

また、申請書中に共同研究企業、組織、大学として名前を連ねていただいた皆様、心から御礼申し上げます。

皆様とともに有機エレクトロニクスをさらに発展させるべく、拠点を整備してまいります。

この日本から世界に向けて最新技術を発信していきましょう。

 

 

最後に読者の皆様、

ご期待に添えるよう、がんばりますので、ますますのご支援をよろしくお願い致します。

 

 

 

 

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2013年3月 8日 (金)

NECライティング

 

 

Tech-Onから:

 

 

NECライティングと山形大学、発光効率156lm/Wの有機EL素子を開発

2013/03/06

 

 

(写真)発光効率75lm/Wの有機ELパネル。発光部の寸法は88mm角。

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NECライティングは、照明技術の展示会「ライティング・フェア 2013」(2013年3月5~8日、東京ビッグサイト)の同社のブースで、発光効率が156lm/Wの白色有機EL素子を開発したことを明らかにした。山形大学 教授の城戸淳二氏の研究グループとの共同開発であるという。156lm/Wは白色発光の有機EL素子としては世界最高値である。

開発した素子は、発光部の寸法が2mm角で、輝度が1000cd/m2の場合の発光効率が156lm/Wであるという。山形大学 城戸研究室で開発した発光材料などを用いて、NECライティングがパネルを製造した。材料の詳細や光取り出し層の構造などは明らかにしていないが、「パナソニックが2012年に発表した142lm/Wに対抗した」(NECライティング)とする。パナソニックの142lm/Wの素子は半球状の光取り出し層を用いていることから、今回の素子も同様だとみられる。

発光効率156lm/Wの有機EL素子は展示されていない。ただし、NECライティングは「その技術を応用した」(同社)とする輝度1000cd/m2で発光効率75lm/Wという有機EL照明のパネルを出展している。色温度は2800~3000Kである。

・・・・・

正確には、城戸研究室で開発した「発光材料」ではなくて、「電荷注入材料」です。

これまでにない低電圧化を可能にしました。

白色有機ELで156 lm/Wは、間違いなく「世界最高」ですね。

世界一です。

 

それと付け加えておくべきことは、この成果はNEDO省エネ部のプロジェクトの成果だということ。

先導研究から始まり、実用化研究、実証化研究とそれぞれ3年間、トータル9年間のご支援をいただきました。

国プロジェクトは成果が出ないと言われるけど、それは額が中途半端で期間が中途半端でプロジェクトリーダーが中途半端だから。

今回のように目標を明確に設定し、十分な額と期間、そしてモチベーションの高い研究者が取り組むと世界一を突っ走れます。

 

白色有機ELは200 lm/Wを超えることのできる究極の省エネ技術です。

ぜひとも、NEDOさんには白色有機ELプロジェクトの継続あるいは新規プロジェクトの立ち上げをお願いしたいところです。

 

 
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2013年3月 5日 (火)

充実の一日

 
 
7:01
朝一番の山形新幹線。
春近しという感じの米沢から春のような日射しの東京へ。
 
東京駅の本屋さんでチェックすると、このとおり。
 
 
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平積みじゃないけど、結構目立つね、この表紙。
中央線で四谷まで。
とことこ歩くこと5分。
 
9:45
日本学術振興会に到着。
10時から「ひらめきときめきサイエンス」の委員会。
来年度の実施校を決めた。
 
 
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この委員会の委員長は末松安晴先生、
元東京工業大学の学長。
 
副委員長は、白川英樹先生、
ノーベル化学賞受賞者。
 
それに、小林誠先生。
ノーベル物理学賞受賞者。 
 
いやあ、豪華やなあ。
 
 
白川先生には手作りのポリマー有機EL素子を見せていただき、これを未来館のイベントで子供達が作るんですよ。スピンコーターも蒸着機も使わずに、と言われた。
 
すごいです、先生。
ただただ頭が下がります。
 
 
13:30
昼食は外国の企業の方と打ち合わせをしながら国際展示場近くのイタリアン「アルポルト」で。
片岡護氏のお店だけど、やっぱり本店の方がおいしいと思う。
 
15:00
ライティングフェアの会場へ。
 
有機EL照明の展示をチェック。
その様子は明日から。
 
 
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18:30
溜池山王の「ロウリーズ ザ プライムリブ」へ。
日本では珍しいプライムリブをいただきながら、ちょっと名前を明かせない元学長の先生といろいろとお話させていただいた。
名前を明かせないこの先生は、研究者として超一流なだけでなく、産学連携の草分けで、ビジネスにも詳しく、国の政策にも大きく関わられ、アウトリーチまで積極的に行われる。
 
スゴ過ぎます。
お手本です。
心の師匠です。
こんな先生になりたいと思う。
 
 
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しかも、お肉をたくさん召し上がられ、でも太らず、
そこんとこもお手本です。
 
こんな感じで、すごい大先輩教授の先生方と仕事をさせていただいて、とても光栄な一日だった。
きょうの充実度は高い。
 
 
 
 
 
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2013年3月 4日 (月)

ライティングフェアへGo!

 
 
河北新報より:
 
 

山形の有機EL照明PR 東京であすから開催の見本市初出品

 

 

有機エレクトロルミネッセンス(EL)照明の商品開発を支援する山形県産業技術振興機構(山形市)が、5日に東京で始まる照明機器見本市「ライティングフェア2013」に初参加する。県内企業が製作し、実際に使われている照明機器を展示。有機ELの生産と実用の先進地としての山形県をアピールする。

同機構は2010年に開所した「産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター」(米沢市)を運営する。同センターは県内企業や行政、有機ELの研究・開発で国内を先導する山形大工学部(米沢市)などの間を取り持ち、有機ELを活用した商品開発を後押ししている。


フェアでは機構の活動を通して製品化された照明機器30点を展示する。米沢市の料亭に納入されたテーブル席用のペンダント照明は、食事を邪魔しないよう有機ELの特長である薄さを生かしたデザインになっている。

県は有機ELを成長戦略の一角に位置づけ、12年度までの10年間で関連事業に50億円以上を支出した。03年設立の有機エレクトロニクス研究所(エレ研)を現在の推進センターに再整備してからは、先進的な有機EL研究よりも関連産業の振興を重視している。

県内では世界最大手の有機EL照明パネル製造「ルミオテック」(米沢市)をはじめ、関連企業による有機EL関連のノウハウの蓄積が進む。同機構はこれらを全国にPRし、さらなる「商談」につなげたい考えだ。

機構の村上賢一理事は「ことしは旧エレ研の設立から数えて10年目で、山形県の有機EL関連事業にとって節目の年となる。取り組みの集大成を全国にアピールしたい」と意気込みを語る。

フェアは8日まで東京ビッグサイトで開かれる。入場料は当日1500円、事前登録で無料になる。連絡先は同機構023(647)3165。

・・・・

管理人が所長だった「旧有機エレクトロニクス研究所」時代には、2005年に世界で初の有機EL照明を出展し、2007、2009と常に最先端の有機EL照明器具を展示してきました。

今回は、新エレ研としての集大成ということなので、どれだけ技術的な進展があったのか、どれだけ新しいコンセプトの器具が展示されるのか、楽しみです。

 

ということで、ライティングフェアへGo!

 

 

 
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2013年3月 2日 (土)

ネットワーク

  
 
昨日の後半は、パネル発表と名刺交換会兼懇親会。
記念すべき第10回目の異業種交流会は200名を越える参加者で、
パネル展示も30社あり、それはそれは賑やかでした。
 
10年前は、ディスプレイメーカーが多かったけど、それが照明メーカーに代り、参加企業は代わり、ここに来ると国内産業の栄枯盛衰と言うか時代の流れを実感できる。
 
(写真)ルミオテック 
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Made in Yamagataのルミオテックの最新照明パネルが並んだけど、明るさ、色、ここまで来ましたかという感じで、生みの親としてうれしい。
 
 
(写真)カネカ(OLED青森)
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有機EL照明パネルで、唯一色付きパネルを製造されてますOLED青森。
Made in Aomoriのパネルもこうやって並べると、きれい。
有機ELパネルは、発光の面内均一性がスゴく高くて、品がある。
普及には値段ですね。
 
 
(写真)山形県産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター
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ここは、以前管理人が所長を務めた有機エレクトロニクス研究所。
当時は、白色有機ELパネルの世界の最先端を突っ走り、有機EL照明器具などを開発して、この分野を切り開いた。
 
所長も研究員も替わり、2年半前にゼロからのスタート。
で、今回は透明パネルの展示。
これも以前はもっと大きな30センチ角のパネルで試作できてたんだけど、今回は小さめ。
やっとここまで来ましたか。
 
4月から山形大学イノベーションセンターに同居するので、そうなったら再度世界の最先端を目指したいと思う。  
 
 
(写真)山形大学イノベーションセンター
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やはり、地場の企業が臨むものを開発するのが一番の地域への貢献。
ということで、山形大学イノベーションセンターでは製品化のお手伝いもいたします。 
これらのパネルはルミオテックのパネルを用いた世界初バッテリー内蔵コンパクト型ELモジュール。
米沢織とか深山和紙とか、地元の技術と融合して古くて新しい「あかり」を提案します。
 
 
(写真)オーガニックライティング
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地元ベンチャー企業の一つ、オーガニックライティング。
世界初の有機EL照明器具専業メーカーでもあります。
展示は光るネームプレートだけど、最新作は、イノベセンターで開発されたコンパクト型有機EL照明。
アイデア次第で、なんにでも応用できます。 
 
 
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この変なオジサンが首からぶら下げてるのが、コンパクトEL。
蛍のように点滅もするし、アイキャッチは抜群。
 
 
他にも、装置メーカー、材料メーカー、バルブ屋さん、いろんな企業や組織に展示していただきました。
 
 
午前中のパネルディスカッションのときにも発言させてもらったけど、これからのビジネスは単独で製品を売るよりも、異業種の企業と連携し、システムとして商品を提案するのが重要。勝つ秘訣です。
 
そんなビジネス連携は企業対企業ではなくて、人と人から生まれます。
しかもヒューマンネットワークというものは、いつ、どこで、生まれるかわかりません。
今回のような異業種交流会など、とてもいい機会です。
 
そう言う意味で、今回集まられた企業の皆さんの将来は明るいと思います。
逆に、来られなかった企業さん、将来は暗いと思います。
来なかった企業の皆さん、来年も開催するのでぜひおいでください。  
 
 
それから、珍しく企業以外に参加されたのが島根県庁の職員の方々。
地域の活性化を真剣に考え、遠く山形に学びに来られる姿には頭が下がります。
ぜひ、異業種交流会を島根で開いてくださいと言われたんだけど、さすがに人のいい管理人も「はい、いいですよ」とは即答できなかった。
 
それにしても、これだけ他府県から企業の人が集まるのに、米沢市の対応が鈍い。
観光パンフレットを配るなり、もっと米沢をアピールしに来てもいいようなものなのにね。
産業部長にもっと積極性が欲しいし、市議会議員の皆さんにも、米沢をもっと活性化するためには何をしなければならないか、もっと勉強して欲しいと感じる今日この頃なのである。
 
 
 
 
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2013年3月 1日 (金)

ビジネスチャンスをつかめ

  
 
朝から仕事。
 
まず「有機エレクトロニクスシンポジウム in 米沢2013」。
三菱化学の佐藤龍男取締役のご講演。
 
 
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有機EL照明と有機太陽電池について語られた。
先日のパイオニアの照明子会社設立の話しにからんだことも言及され、なるほどなるほどと納得した。
 
要するに、近々三菱化学も資金を注入して、行けるとなったら結局は子会社化するのね、ということ。
三菱化学の強みと弱みがよくわかってしまった。
 
 
その後、管理人も入ってのパネルディスカッション。
企業の方々から有機エレクトロニクスへの期待を述べられたり、期待される側からのこの国のシステムを大胆に改革して変えていかないとものづくりはあり得ませんと、なかなかおもしろい内容だったと思う。
 
午後は、異業種交流会。
まずショートプレゼン。
 
 
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有機EL照明パネルメーカー各社。
初参加のジャパンディスプレイ。
初参加の宮田さん。
 
などなど、異業種30社のプレゼンは、勉強になった。
今回も200名を越える参加者で、その熱気で米沢の雪が溶けまくったように思う。 明日はパネルシスカッション様子を報告します。   
 
 
 
 
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