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2011年10月25日 (火)

名古屋から東京へ

   

(写真)笹部助教 in ブリュッセル(本文とは関係ありません) 

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外国出張から帰ってきたと思いきや、
昨日から出張でした。
   
まず、朝一のつばさで名古屋周辺へ。
面談、
講演、
懇親会、
ディスカッション、
濃い内容の一日。
 
今朝、東京へ移動、
都内某所へ。
 
両方ともCIA並みの極秘任務なので、
行き先をあかせない。
 
すまんすまん。
 
でも、一つ言える事は、 
とっても重要で、
予想以上に実り多かった、こと。
 
それにしても、この二日間、
濃いいなあ。
 
 
で、昨日のエントリだけど、東北の支援、のこと、
これはマジに真剣に考えないといけない。
 
以前、東北は「復興」じゃなくて、「新生」しないといけないとこのバカブログで言いました。
それは、震災前にすでに経済は疲弊し、産業は衰退していたから。
だから、震災前に戻してもまったく意味がない。
 
だから、新しい産業を創出し、活性化する事、
それがとても重要。
 
 
これは日本全体に言える事で、東北でできれば、それは国内のその他の地域でも出来る事を証明できる。
だから、東北の新生は、日本の将来を占うとっても大事な事。
  
 
で、山形大の取り組み。
有機エレクトロニクス産業を創出し、集積する。
以前から言ってるように、米沢を活性化し、山形全体に広げ、
そして隣県の福島と連携しながら、まず南東北を元気にする。
 
 
特に米沢には福島からは多くの被災された方々が避難されてて、
米沢での雇用創出は緊急の課題ですから。  
  
  
有機ELはもちろん、
何を隠そう、有機太陽電池の研究開発も実は進んでいて、現在効率は6%、
来年には10%はいけそう。
3年後にはセルで15%を達成して、
同時にベンチャーを起こしてパイロットプラントを米沢に立ちあげる。
 
サンプル出荷、少量生産を経て、
5年後には大型工場、
個人的には山形県内か、福島県内に立地したい。
そこで量産する太陽電池パネルを全国で使ってもらう。
Made in 東北のメガソーラーシステムが、日本の電力需要を支える。
しかも、東北には新産業が生まれ、雇用が生まれ、みんなハッピー。
 
 
なんて美しい絵なんだろうか。
 
 
単なる「復興」に大きな予算を投じるより、「新生」を真剣に考えるべきだと思うんですけど、
いかがでしょうか、財務省のみなさま。
 
 
 
 

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