名古屋から東京へ
(写真)笹部助教 in ブリュッセル(本文とは関係ありません)
外国出張から帰ってきたと思いきや、
昨日から出張でした。
まず、朝一のつばさで名古屋周辺へ。
面談、
講演、
懇親会、
ディスカッション、
濃い内容の一日。
今朝、東京へ移動、
都内某所へ。
両方ともCIA並みの極秘任務なので、
行き先をあかせない。
すまんすまん。
でも、一つ言える事は、
とっても重要で、
予想以上に実り多かった、こと。
それにしても、この二日間、
濃いいなあ。
で、昨日のエントリだけど、東北の支援、のこと、
これはマジに真剣に考えないといけない。
以前、東北は「復興」じゃなくて、「新生」しないといけないとこのバカブログで言いました。
それは、震災前にすでに経済は疲弊し、産業は衰退していたから。
だから、震災前に戻してもまったく意味がない。
だから、新しい産業を創出し、活性化する事、
それがとても重要。
これは日本全体に言える事で、東北でできれば、それは国内のその他の地域でも出来る事を証明できる。
だから、東北の新生は、日本の将来を占うとっても大事な事。
で、山形大の取り組み。
有機エレクトロニクス産業を創出し、集積する。
以前から言ってるように、米沢を活性化し、山形全体に広げ、
そして隣県の福島と連携しながら、まず南東北を元気にする。
特に米沢には福島からは多くの被災された方々が避難されてて、
米沢での雇用創出は緊急の課題ですから。
有機ELはもちろん、
何を隠そう、有機太陽電池の研究開発も実は進んでいて、現在効率は6%、
来年には10%はいけそう。
3年後にはセルで15%を達成して、
同時にベンチャーを起こしてパイロットプラントを米沢に立ちあげる。
サンプル出荷、少量生産を経て、
5年後には大型工場、
個人的には山形県内か、福島県内に立地したい。
そこで量産する太陽電池パネルを全国で使ってもらう。
Made in 東北のメガソーラーシステムが、日本の電力需要を支える。
しかも、東北には新産業が生まれ、雇用が生まれ、みんなハッピー。
なんて美しい絵なんだろうか。
単なる「復興」に大きな予算を投じるより、「新生」を真剣に考えるべきだと思うんですけど、
いかがでしょうか、財務省のみなさま。