designerとartist
きょうはお二人の新進気鋭若手デザイナーさんたちがお見えになった。
その一人、市古斉史(いちふるまさし)さん。
グラフィックデザイナーで、エヴァンゲリオン関連商品のデザインを手がけられる知る人ぞ知る有名人。
昨年からお付き合いさせていただいてて、知らない世界を紹介してくれるし、学ぶ事も多い。
で、その市古さんの紹介で来られたのが、柳澤郷司さん。
現在、ロンドン在住で、超有名プロダクトデザイナーのRoss Lovegroveさんのもとで働いておられる。
有機EL照明に興味がおありと言う事で、話をうかがった。
まず、大学で最新の有機EL照明を見ていただき、場所を変えて「いろり」で詳細を議論。
デザインのコンセプトを伺い、ぜひいっしょにやりましょう、とすぐに話が決まった。
イギリスの話で盛り上がり、イタリア人の話で笑い、若手デザイナーと言うのは極貧ですよ、なんてぶっちゃけ話も飛び出した。
そこで質問、「でも好きなことができて、貧しくてもいいんじゃないですか?」。
柳沢氏、「それはartistですよ。彼らは自己満足で生きれます。我々designerは社会に認められてなんぼです。」
なるほど、なるほど、と納得した。
こんなガッツのある人に有機EL照明に興味を持っていただいて、感謝感謝で夜が更けた。
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