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2011年7月

2011年7月28日 (木)

商売の神様

  
  
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きょうも大阪。
門真のパナソニック本社を訪問。
まず松下幸之助歴史館を案内していただいた。
 
伝説の二股ソケットからテレビ、白物家電まで。
ナショナルの製品の原点がここにある。
 
極貧からスタートして一代でグローバル巨大企業に育てあげた商売の神様。
トーマス・エジソンを尊敬されてたと言う事でその像も本社の中庭にある。
とても興味深い資料館だった。
  
人材育成の為に私財70億円を投じて松下政経塾を設立したのが85歳のとき。
こんな教育者になりたいと思う。
  
 
大阪に行く機会のあるひとはぜひ。
 
 
で、きょうのニュース
ルミオテックが照明器具の販売を開始。
パネル事業だけじゃなく、一般の人に触ってもらえる器具としての発売。
なかなかセンスのいい製品だと思う。
 
興味のあるひとはぜひ。
 
 
 
 
 
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2011年7月27日 (水)

大阪

 
 
きょうと明日は大阪。
新幹線で乗り継ぎ。
 
 
(写真)東京駅で買ったお弁当。
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(写真)米沢はべこやのハラミ弁当。おいしい、です。
けど、改良の余地あり。
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新大阪に着いて、まず感じたのが、
 
 
大阪は暑い。
 
 
 
で、次に感じたのが、
 
 
 
節電って何?
 
 
大阪駅の明るい事、明るい事。
訪問した会社の涼しい事、涼しい事。
  
 
よくよく考えると、電力会社にとってはピーク時は控えて欲しいけど、それ以外はバンバン使ってもらわないと利益が上がらない。
 
 
そんな大阪的合理的考え方でまかりとおる大阪はスゴイと思う。
 
 
東北にも、そんな大阪の血を。
 
 
 
 
 
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2011年7月26日 (火)

オール5

  
 
管理人が小学生の頃。
通知簿でオール5をとったら馬を買ってもらうと言う約束を母としたのを覚えてる。
というのも、洲本の海水浴場で馬の背中に乗ってパカパカと引かれるのが好きで、うちにも一頭欲しいと思ったからだ。
 
 
けど、オール5どころかオール4にもとどかず、その夢は消えた。
まあ、母にしてもこんな勉強もろくにしないバカ息子がオール5なんてちゃんちゃらおかしいとそんな約束したんだと思うけど、まあ、あたってる。
 
 
で、きょう、娘の通知簿、今は、家庭連絡票を受け取りに家内が米沢二中へ。
 
帰って来ると満面の笑み。
指を広げて、5、の合図。
 
はい、オール5です。
このとおり。 
 
  
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娘よ、お前はいったい誰の娘なのだ。
 
父親の遺伝子をぜんぜん受け継いでないじゃないか。
しかも、こいつはうちでちっとも勉強しない。
宿題を嫌々やってるくらいなのだ。
 
ということは、こいつは天才だなと思って、娘に会うなり、
 
お前は天才やなあ、オール5ってすごいやん。 
馬買ってあげる。
と言ったら、
 
馬はいらない。
他のものちょうだい。
  
と言った。
現代っ子は違うなあ。
  
  
この調子で高校受験までオール5なら何の心配もいらないんだけど、父親の遺伝子を少しでも継いでいるとするとまったく油断できないのだ。
 
バカ娘を鍛えていただいた、ひばりケ丘幼稚園、愛宕小学校に感謝。 
 
  
 
 
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2011年7月25日 (月)

絶品パスタ

 
 
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先週の土曜日。
夕刻。
喜右エ門へ。
   
ここは以前も紹介したけど、米沢イタリアンの新興勢力。
 
で、土曜日は新作発表会。
自信作がこれ。
  
 
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枝豆パスタ。
枝豆が練り込んであるパスタ。
 
これが絶品!
イタリアの血が流れる管理人も感動。
 
まずその香り。
テーブルに出てきたとたんにその香りが食欲をそそるのなんの。
 
で、一口、口に運ぶとそれが口一杯に広がった。
 
絶品です。
マスター。
 
米沢でイタリアンと言えばカッペリーニだけど、
  
  
 
 

越えたかもしれない。
  
  
 
コース料理のシメはこれ。
枝豆ジェラート。
 
  
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これがまた、
 
 
 
 
 
絶品!!!
 
 
 
 
 
毎日行きたい米沢のイタリアン、超おすすめです。
 
 
 
 

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2011年7月21日 (木)

文部科学省

 
 
新工学部長もきまりホッとしている管理人。
昨日は、栃木、
きょうは、東京、
明日も、東京に、旅の人。
 
で、昨日はと言うと、栃木の石橋高校での講演会。
ここの生徒さんはとても礼儀正しくて、さすがに名門校はちがうなあ、と実感した。
山形大学にも10名前後の優秀な生徒さんを送ってくれる「とてもいい」高校なのだ。
来年はぜひ管理人の所属する機能高分子工学科に10名と言わずたくさんの生徒さんが来てくれる事を期待したい。
 
きょう、
文部科学省での講演会。
 
何を隠そう、文科省の展示室では、今、山形大学の展示。
これです。
 
 
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そうです。
有機EL照明です。 
興味ある人、虎ノ門の文科省へGo!


明日は、青山学院大での学振166委員会での講演会。
重里先生に頼まれてはNoと言えない。
 
  
明日の夜、帰ります。
 
 
 
 
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2011年7月19日 (火)

新工学部長

 
 
きょう、朝から学部の存続がかかった学部長選挙。
午前の第一回目の投票では、もちろん決まらない。 
 
でも、候補者が3人に絞り込まれた午後からの投票で一発で決まった。
 
飯塚博教授、9月から工学部の顔です。
 
決まった瞬間、
よかったと思った。
 
これで工学部がますます発展すると思った。
 
 
で、うれしかった事。
 
二位の候補者に対してダブルスコア以上。
ほぼ飯塚教授で学部としての意思が統一されてた事。
工学部にはまともな人が集まってると言う事が証明された。
 
これで適任者が選ばれなかったら多くのプロジェクトの障害になってたかもしれないし、そうなってたらホントに他大学に移ったかもしれないし。
 
 
山形大学工学部、
ますます発展するね。
  
 
高校生の諸君、安心してください。
めざせ、山形大学工学部!
 
 

  
 
 
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2011年7月14日 (木)

外国からのお客さん

 
 
今週は多い。
外国からのお客さん。
  
まず月曜日。
 
 
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ドイツの化学メーカーの研究者。
ピーターです。
日本通です。
こんどう、お気に入り。
 
 
火曜日。
 
 
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オーストリアの大学の先生。
うちの教授でもあるけど。
セルダーです。
いろりの焼き肉、大好物。 
 
 
で、きょう、木曜日。
 
 
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ドイツの大学の先生。
ウオルフガングです。
米沢初めてと言う事で上杉伯爵亭へ。
日本料理が大好きだとか。 
 
 
とにかく、有機エレクトロニクス研究センター、人が集まります。
まあ、有機エレクトロニクス研究の拠点だからね。
 
 
受験生のみなさん、有機エレクトロニクスの研究がしたければ、山形大へ。
学科は機能高分子工学科ね。
 
 
 
 
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2011年7月13日 (水)

工学部長選挙

 
   
来週7月19日(火)は山形大学工学部長の選挙。
 
日本国民のほとんどには関係なくて、このエントリにも興味がないかもしれないけど大学教授のぶっちゃけ話として読んでいただきたい。
 
 
もともと学部長選挙には興味がなくて、若い時は不在者投票くらいしかしなかった。
まあ、古き良き時代の国立大学では心配する事もなかったし、誰が学部長でも体制に影響無し、みたいに思ってたし。
 
けど、少子化が進行し、学生数が減り、いまや地方大学などは将来構想をしっかり描いて改革しつづけと淘汰される時代になった。
しかも、国の大型プロジェクトにかかわるようになり、それが学部や大学の意向が大いに反映されてると知ると、今や、学部長と言うのは学部の将来を左右するとても重要な船長のような立場だと言う事に気がついた。 
 
 
で、来週の選挙。
今の大場学部長は任期2年を二期務められ、これでお役御免。
だから、新しい人が学部長になる。 
 
で、誰を選ぶかがとてもとてもとても重要。
というのも、上述の理由に加え、来年は福島原発事故の風評被害で受験生が減る可能性がある。
有機エレクトロニクスの大型プロジェクトもスタートしたばかりで、これから軌道に乗ろうと言うところ。
有機プロジェクトは工学部のみならず、学長肝いりの大学の旗艦プロジェクトでもある。
  
 
だから、プロジェクト推進者としては、有機エレクトロニクスやバイオなど、これまで学部が推進してきたプロジェクトや新学科をを継続して支援する人に学部長になってもらいたい。
それと、重要なのは最低でも「二期4年」は務めてもらいたい、ということ。
実は、次期学部長から三期まで務められるように改正された。
なぜなら、ビジョンを明確にして改革を進め、結果が出るまで時間がかかるから。
今の大場学部長も最初の2年は助走期間みたいなもの、次の2年で成果が出始めた。
 
だから、最低二期、できれば三期継続して学部を引っ張っていけるリーダーシップがあり、能力があり、やる気のある人に学部長になって欲しいと思う。
所属学科なんて関係ない。  
 
 
はたしてどうなるのか学部長選挙。
AKB48の選挙より、よっぽど重要なのである。
 
 
 

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2011年7月12日 (火)

熊に注意

 
  
山形新聞web版より:
  
 
米沢で男性がクマにかまれ軽傷
 
 
12日午前9時ごろ、米沢市八幡原3丁目の山中で、同市中田町、林業島津喜彦さん(23)が体長約1メートルのクマに襲われ、右太ももの裏をかまれて2針縫う軽いけがをした。県内でクマによる人的被害は今年2件目。
 
米沢署の調べでは、島津さんはマツの伐採作業のため3人で入山。作業現場に向かう途中に突然、後ろからクマが襲いかかった。かみつかれた直後に島津さんが走って逃げると、クマも山中に逃げ去ったという。ほかの2人にけがはなかった。
 
現場は八幡原工業用水道場の約500メートル東側。現場付近での目撃情報は今年、同署に寄せられていなかったという。かみついたクマは成獣とみられるが、その後の行方は分からず、同所はパトロールを強化し、住民に注意を呼び掛けている。
  
 
・・・・・・
 
 
う〜ん、季節外れの熊や。
みなさん気をつけて。
 
 
 
 
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2011年7月 7日 (木)

清真高校サイエンスキャンプ

 
 
茨城県のSSHの清真高校。
そのサイエンスキャンプを昨日、今日の二日間行った。
 
JSTのサイエンスキャンプはいつも12月に行って、全国から高校生がここ山形大に集まるんだけど、校長先生のたってのご希望で、昨年から清真高校サイエンスキャンプとして始まった。
 
今回は希望者も多く、12名を選抜して来られただけあって、中には大学生並の知識を有する猛者もいた。
最後の挨拶として、日本を背負う科学者がこの中から生まれる事を祈ってます、
と希望を述べた。
 
  
以下、スナップ写真。
 
 
実験後のディスカッション。 
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熱が入ります。
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おみやげに有機EL素子をプレゼント。
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最後に記念の集合写真。
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いやあ、みんながんばったね。
また来年もおいで。
 
 
 
 
 
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2011年7月 6日 (水)

集まれ20人のサムライ!

 
 
まずこれをお読みください。
 
 
山形新聞Web版から:
 
 
山形大、卓越技術者を教員に登用へ 13年開設の有機EL施設
 
 
山形大は5日、次世代照明として注目される有機EL(エレクトロルミネッセンス)照明の先進技術開発や実用化に取り組むため米沢市に開設する「有機エレクトロニクスイノベーションセンター」(仮称)について、2013年の開設に合わせ民間企業などから10人程度の「卓越技術開発者」を同大教員に新たに登用する計画を明らかにした。
 
同日開かれた学長定例会見で、結城章夫学長と高橋辰宏工学部副学部長が、経済産業省のイノベーション拠点立地支援事業に同センター開設が採択されたことについて説明。結城学長は「世界的拠点づくりに向けて大きな前進」、高橋副学部長は「5年から10年のスパンでしっかりと産業化を目指していく」と述べた。卓越技術開発者の招聘(しょうへい)は将来的には20人程度を見込んでおり、研究費、人件費に文部科学省の補助事業を活用したい考え。
 
センターの総工費15億円のうち地元負担分の5億円について、結城学長は「基本的には大学で賄うが、県にも資金援助をお願いしている。用地は米沢市に取得、提供してもらう方向で依頼しているところだ」と説明した。
 
センターは米沢市の米沢オフィスアルカディア内に建設予定。建物は平屋の2棟で、企業の研究者らと共同研究するクリーンルーム棟と、会議室、展示室などを備えたラボ棟に分かれている。延べ床面積は約3800平方メートル。13年春のオープンを目指しており、照明や半導体、太陽電池など有機エレクトロニクスの実用化・応用に向けて製品の試作などを行う。特に印刷方式による有機ELパネルなどの大量生産技術の開発に産学官共同で取り組み、世界に先駆けた実用化を目指す。
 
・・・・・・
 
2003年から7年間、山形県の有機エレクトロニクス研究所の所長を仰せつかったとき、まず取りかかったのが優秀な研究者、技術者の確保。
結果、山形有機エレクトロニクスバレー構想に賛同してくれたトップクラスの研究者や技術者が大学や企業から集まった。
 
しかし、昨年の3月、研究所の閉鎖とともに全員解雇。
もちろん、所長の管理人も含めて。
 
4月から看板を架け替えて県は「産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター」として再開したものの3年しか予算を付けていないし、組織としての魅力も無く、人材集まらず、今は現場の研究者、技術者はたったの3人。
「有機ELは基礎研究から“売ってなんぼ”の段階に入った。有機EL事業が直接県民の利益になるよう、これまでの土俵と発想を変えて臨んでいく」と現センター長はおっしゃるものの、いまだに目に見える成果はなし。 
あと1年半で、どんな成果を残せるんだろうか。
 
疑問。
 
そんな状況の中での、大学から申請した経済産業省「有機エレクトロニクスイノベーションセンター」の採択。
プラス、文科省からも人件費の面で支援をいただける、
はず。
 
旧「有機エレクトロニクス研究所」のような、より現実を見据えて、業界に精通した、実力のある、まともな、人材を集結して有機半導体デバイスの実用化を目指す組織をつくる。
  
  
旧研究所のメンバーのようなサムライたち、
我こそはと思う人、ぜひご連絡ください。
  
  

  
 
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2011年7月 5日 (火)

さくらんぼの季節

 
 
最近、テレビの広告でやってるのが、
 
さくらんぼ泥棒は犯罪です!
 
そうです。
ここ山形ではさくらんぼ真っ盛りです。
 
 
ということで偵察にいきました。
 
すると、いました。
サクランボ泥棒!
 
  
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と思ったら、うちのマスハラ助教だった。
 
そうです。
きょうは恒例の研究室サクランボ狩り。
 
場所は城戸研御用達のSAITO FARM in 東根。
ここはハズレが無い。
 
で、今年の状況はと言うと、
それが大豊作。
 
こんな感じ。
 
  
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食べても食べてもなくなる気配無し。
結局は50〜60個食べてギブアップ。
 
いやあ、一年分食べたで。
 
 
 
ということで、以下、スナップ写真。
 
 
ヨンアちゃん登場。 
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最近、人見知りはなくなりました。
このとおり。
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サガエさん、お願いしま〜す! 
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パクッ!(ノリ、よすぎです。)
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ナカニシさん、お願いしま〜す!
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これかなっ!(まだ恥じらいがあります。)
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トヨタです。いろんな意味で疲れてます。
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クリスです。ロチェスター大学から2ヶ月の予定で来ました。Ching Tang先生の研究室です。
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いいよいいよその口の開け方、っておかしいやろ、クリス!
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ナカヤマ准教授登場。最近、大教授としての風格が。
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ということで、女性に囲まれているのが好きです。 
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左から、Hongさん、おっさん、Zhu先生、Huさん。
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ハイチーズ!で、集合写真です。
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昼食会はこれまた城戸研御用達の河北町の一寸亭へ。
ここの肉ソバは最高!  
 
 
まず前菜に、ソースかつ丼。
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そしてメインは、肉そば。
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これくらい食べられないと城戸研ではやっていけません。
わかりましたか?城戸研志望の学生さん、高校生諸君。 
 
 
ヨンアちゃんも、ぺろり。Vサイン、曲がってるで。 
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ということで、楽しい楽しい一日でした。
 
 
 
 
 
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2011年7月 4日 (月)

九州人

 
 
きょうは二件の講演会。

午前中はまず元九州大学総長の梶山千里先生。
研究者の心得的な内容だったんだけど、なんだか発想が管理人に似ている。
 
う〜ん。
 
テレビのニュースで、「九州人は口が悪くて、態度も横柄」と言ってたんだけど、あれは特定の個人の問題なんだなあ。
梶山先生は九州人で器の大きな立派な先生だと思う。
    
  
午後からは香港からのお客様で、Hong Kong Baptist UniversityのProf. Furong Zhu.
ITOの高導電性化など、興味深いお話が満載。
今後、山形大と連携させていただくことで話がまとまりそうだ。
  
ますます山形大が世界の有機エレクトロニクスの研究拠点としてその地位を確立しつつある。
 
 
受験生の皆さん、比較的入学しやすくて世界レベルの教育と研究が受けられるこの大学、
超おすすめです。
 
 
 
 
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2011年7月 3日 (日)

涼しい話

 
 
日本、暑いです。
ここ米沢も暑いです。
 
で、涼しい話。
 

昨日の夕刻から新しいベンチャー立ち上げの打ち合わせ@こんどう。
で、参加者の一人がぽつりと話し始めた。
 
20年以上も前の話です。
前の職場で働いていた時の事。
翌日の作業行程なんかを作るため、一人で会社に残っていた。
 
夜中の1時15分、
丑三つ時の事。
 
いきなり会社の中庭に面したガラス戸が、ガラガラとあいた。
そして、ドスン、と言う音、
続いて、ズシッ、ズシッ、ズシッ、と足音が近づいてきた。
 
当時の習慣として、遅くまで残業している人の為に差し入れすることもあったそうで、
彼が、一言、

誰?
 
返事が無いので、より大きな声で、
 
誰?
 
それでも返事が無いし、それ以上、動く気配がない。
で、彼は考えた、
事務所荒らしだな。
  
そこで、席の後ろにたまたまおいてあった野球のバットを手に取って、
パーティジョンの下が空いてるので、かがんで、入り口の方を見た。
  
けど、誰もいない。
   
で、彼は気がついた。 
こちらの世界の人ではないと言う事を。 
怖くなって、一目散に帰った。 
 
 
次の日。
上司にそのことを言った。
その夜は確認する為に上司が1時15分まで仕事をした。
 
次の日。
上司は青い顔をして言った。
 
でたよ。
 
 
その建物、いまでも市内にあるそうです。
 
 
 
 
 
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2011年7月 1日 (金)

イノベーションセンター

 
 
今日も東京。
 
午前中は市ヶ谷のJST。
北澤理事長に地域卓越プロジェクトの進捗状況を報告。
着々と有機エレクトロニクスに関するトップクラスの研究者が山形に集結している。
北澤理事長の読みが当たった。
すごいすごい。
 
11時過ぎ、
田町の山形大学のサテライトオフィスへ。
文科省プロジェクトのヒアリングに向けての練習会を行った。
 
午後2時、
霞ヶ関のヒアリング会場へ。
学長の挨拶に続き、学部長が説明。
その後、質疑応答。
有機ELに関してするどい突っ込み、
管理人がテキパキ答えた。
 
問題ないだろう。
  
夕刻、 
大学事務よりメールが届いた。
経済産業省に申請していた「有機エレクトロニクスイノベーションセンター」が採択されたのだ。
これは念願の実用化技術開発センター。
 
2010年3月まで所長を務めた山形県の「有機エレクトロニクス研究所」がまさしく実用化技術開発を担っていたけど、今は組織も名前も変わり当時の実力は無い。
 
そこで、大学が主体となって運営する研究開発センターの建物、設備10億円也を申請していたのだ。
で、採択。
 
これで大学の基盤研究を実用化研究にシームレスにつなぐことができる。
これで大学の研究成果を実用化まで持っていける。
これで山形県内の企業に貢献できる。 
これで東北の新生にも大きな第一歩を踏み出せた。
  
有り難うございます。
経済産業省様!
 
ご期待には20000パーセント、お応えいたします。 
 
 
で、きょうのヒアリング。
人件費年間2億円を申請した。
手応えは十分。
 
朗報を待ちたい。
 
 
 
 
 
 
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