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2011年3月12日 (土)

大丈夫です!

 
 
昨日、裏磐梯で行う研究室の離散会(ゼミ旅行)に向かうため、米沢から山越えで福島に向かってた時のこと。
 
その山道で、車が上下左右に蛇行し始めた。
ああ、パンクか、と駐車スペースを見つけて停車。
しかし、停車しているのにもかかわらずさらに上下左右の揺れが大きくなったので慌ててエンジンもストップ。
しかし、さらに大きくなってまるでユニバーサルスタジオのバックトウザフューチャーの乗り物のよう。
隣で嫁さんが、地震よ、と言うので地震と気がついて、とりあえず車から外へ出ずに治まるのを待った。
 
こりゃあ震度5はいってるな、きっと仙台沖か三陸沖だから、米沢でこれだとあっちは大変なことになってるぞ、と想像しつつUターンして大学へ。
 
まず研究室のある9号棟に着くと、秘書が出て来た。
二階へ上る階段、いつもここを通るけど、見ると壁が崩れてた。
秘書曰く、下敷きになりそうでした。
  
 
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2階のオフィスをチェック。
うずたかく積んでた書類が崩れてた。
まあ、当然か。
でも、本棚の本とか、そのたもろもろまったく動かず。
被害はなし。
  
他の実験室もちょうど10号館への引っ越しの真っ最中で、ほとんど被害なし。
ひとつだけ壊れたのが実験台から落下したエリプソ。
う〜ん、修理費かさみそう。
 
でも合成実験室での試薬瓶の割れもなく、大型装置の被害もなく、奇跡的なくらい少ない被害でした。
  
 
一応、9号館の他の研究室の3階、4階実験室もチェック。
合成系の実験室で多少溶剤がこぼれていた。
別の階で水が多少床にもれていた。
 
火災はなし、建物の損傷も結局は最初に見た壁の崩れだけ。 
 
よかったなあ、と新居である10号館へ。
ここではすでに技術員さん達がチェック済みで、被害なしとの報告を受けた。
 
先週、一宮神社さんにお祓いしてもらったばっかりなので、きっと神様にお守りいただいたようだ。
 
いやさか、いやさか。
 
 
しばらくオフィスで様子を見てから自宅へ。
きっと食器なんかが割れて散乱しているんだろうなあ、と思って恐る恐る中に入るもまったくの被害なし。
棚から唯一落ちてたのが一対のひな人形。
ガラスのケースごと落ちていた。
このお人形さん達、父方の祖母の手作りで、妹が引き継ぎ、うちの娘の為にと今はうちにある。
 
おばあちゃん、この家を守ってくれたのね、ありがとう。
 

しかも米沢は山形県内停電なのに、ここだけ電気もガスもインフラはすべて大丈夫で、スーパーには食料品もあり、普通の生活が営めている。
 
ほんとに有難い。
 
 
ということで、管理人一家、みな大丈夫です。
大学研究室もまったく問題ありません。
 
ブログもこれから毎日アップいたします。
さぼってすいませんでした。
 
 
 
 
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