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2011年2月17日 (木)

左腕

  
 
(写真)1月29日、こんどうスキークラブ合宿@蔵王ライザスキー場
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きょうは朝から修士論文の発表会。
うちの学生は、みないい研究をして素晴らしい発表をしてくれた。
指導教員として単純にうれしい。
 
4年生で研究室に配属になったときには、有機ELの「ゆ」の字も知らなかったのに、いっぱしのことが言えるようになってる。しかも材料からデバイスまで扱うので、即戦力として就職も問題なかった。
こんなご時世なのに、ラッキーな学生たちでもある。
  
 
夜は急遽「こんどう」で退院祝いと言うことになって、いつも親しくしてもらってる市内のお医者さん二人と、もと社長さんと現役社長さんが集まってくれた。
一日でも早く完治する為に、煮干しを食べたり、リハビリに励んだり、とにかく骨のくっつきにいいと思われることは何でもやるのです、と言って、来週は気功にも行ってきますと言ったら、お医者さんは気功というものは我々の立場からはお勧めすることはできません、とおっしゃった。
 
なぜなら、気功には効果を裏付ける証拠がないんです。
いまだに科学的な根拠がありません。
でも、否定するものでもないので、ぜひ試してその効果のほどを教えてください。
とも言われた。
 
そうなんだなあ、テレビで見る気功は嘘っぱちばっかりだし、いまだに自分自身は試したことないし、だからなんだか興味津々で行くのが待ち遠しい。
 
  
そんな回復著しい管理人、左手をよく使うので、最近ではかなり慣れて来ていて不便がなくなりつつある。お箸ですら結構使えるんですよ、と言った。
 
たとえば、お風呂。
衣服を脱いだり着たり自分一人でできるのはあたりまえ。
身体を洗ったり、そして拭くことすら左手一本でできる。
 
で、一番苦労したのが左手で左腕を拭くこと。
最初はハンガーにタオルを吊るして、そこに背中とか腕をなすり付けるとか、試したけど、いまは新技法を編み出して、もっと簡単に拭けるようになった。
 
なんて、話をしたらみな興味津々なので教えてあげた。
 
 
あのね、まず「拭く」と言う概念を捨てます。
そしてブルースリーを思い出してください。
ヌンチャクの要領です。
そうです、左手でタオルの真ん中を持ち、スナップを利かせてパチンパチンと左腕をたたくのです。背中や脇の下ですら、これで拭くことができます。
みな、ほほう、という顔をした。 
 
左手を使うことで、右脳が活性化したんじゃないかと言う話になって、じゃあ、新しい有機ELを発明してくださいね、と言われた。
そうだなあ、ちょっと真剣に考えてみるか、新しい発明。
 
  
転んでもタダでは起きない大阪人なのである。
 
 
 
 
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