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2011年1月14日 (金)

ドリームチーム

 
 
きょうは朝一で東京へ。
米沢駅で山形新聞と日経新聞と週刊新潮と卵サンドと野菜ジュースを購入してつばさに乗り込んだ。
 
で、いきなり眼に飛び込んで来たのがこの記事。
  
 
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そうです。
見覚えのある顔は管理人です。
昨日、工学部で記者会見を行いました。
オーストリアのサリチフチ教授が山形大の教授として就任したのです。
兼任ですけどね。
 
これはJST地域卓越研究者集結プロジェクトで世界からこの米沢に卓越した研究者を集結させると言う大それた試みで全国でも山形大と信州大が選ばれている。
 
 
Yamagata News Onlineはこちら:
  
太陽電池の世界的権威が山大工学部へ 先端有機エレの研究拠点に
2011年01月13日
 
有機エレクトロニクスの世界的研究拠点形成を目指す山形大工学部に有機太陽電池分野の世界的権威ニアジ・セルダー・サリチフチ教授(49)=オーストリア・ヨハネスケプラー大主席教授=が特別連携卓越研究教授として就任することが決まった。13日、米沢市の同学部で記者会見したサリチフチ教授は「数年以内に有機太陽電池の産業化を目指す」などと抱負を語った。
 
今春オープンする山形大先端有機エレクトロニクス研究センター(先端有機エレ研)を拠点に有機EL(エレクトロルミネッセンス)分野の第一人者城戸淳二卓越研究教授らと連携しながら研究開発を手掛ける計画。名実ともに山大が有機エレクトロニクス研究で世界をリードする体制が整った。
 
サリチフチ教授は有機薄膜太陽電池分野における世界トップレベルの研究者であると同時に、世界で7社の創業に関わるなど産業界のけん引役でもある。先端有機エレ研では太陽電池部門を統括し、十数人のスタッフを率いて実用化、産業化を視野に入れた研究に取り組む。年間で通算2カ月程度は米沢に滞在して研究、指導に当たり、それ以外の期間はインターネットを介した会議や打ち合わせでプロジェクトの指揮を執る。任期は4月から1年間。同学部によると、年度ごとに研究実績などを検証しながら契約を更新していくという。
 
サリチフチ教授は山大の就任要請に応じた理由を「有機ELで世界的に有名な城戸教授がおり、地元にはパイオニアやルミオテックなど有名な企業もある。自分の研究が、有機ELや有機トランジスタの研究にも生かされ相乗効果を発揮できると思った」と説明。「特許などの知的財産を生み出すだけでなく、地域に産業を興し、仕事の場を作り出すことが第2、第3の成果と考える」「数年で成果を出したい。期待してもらっていい」などと意欲的に語った。
 
先端有機エレ研のセンター長を務める大場好弘学部長は「卓越研究者が一堂に集まり、知識を共有、補完し合うことによって研究開発が加速するだろう」と期待感を示した。有機エレクトロニクス研究の世界的な実情に詳しい城戸教授はサリチフチ教授が加わった陣容を「世界一の研究拠点と言っていい」と自負し「ふさわしい成果を出していきたい」と語った。先端有機エレ研ではこのほか時任静士卓越研究教授が有機トランジスタ部門を統括し、柔軟に曲がるフレキシブルディスプレーの開発などに取り組む。
 
・・・・・・
 
ということで、数年以内の有機太陽電池で実用化を目指します。
まあ、ルミオテックの有機太陽電池版を設立するのです。
 
サリチフチ教授は大の和食好き、米沢牛好きで、水曜日の夜は小野川温泉の「河鹿荘」で懇親会が開かれた。
その時の写真がこれ:
 
 
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年齢は管理人の確か二つ下、だからいっしょに写っている中山准教授(後列左)の七つ下。
山形の為にバリバリ働いてもらいましょう。 
 
経済産業省の進藤さん、福田さん、ご支援よろしくお願いします。
   
 
 
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