15%
(写真)京都の三色団子。(本文とは関係ありません)
きょうは一日オフィスなんだけど、こんな日は来客ラッシュ。
共同研究企業の場合、この季節には来年度の事業計画を話しあう。
お客さんのうち2社がそんな会社。
その一つ。
有機太陽電池の共同研究。
何を隠そう、有機ELの研究者は即有機太陽電池の研究者でもある。
電気を光に変えるか、光を電気に変えるか。
しかもパネル開発とか、量産技術とかは共通。
だから、有機太陽電池しか知らない研究者より、有機ELでトップの実績を上げている研究者の方が研究開発のキモを抑えている。
そこのところをよくご理解のこの会社。
有機太陽電池の素子化、材料開発の全面的な協力を求めて2〜3年前から米沢に来られた。
で、そのリーダー。
来年は8%だせます。
と自身の発言。
で、管理人。
あのね、現時点でトップは8.3%を出してます。
だから来年8%じゃあ、いつまでたってもトップには立てません。
来年10%を目標にしてください。
そしたらそのリーダー。
先生、実はうちは15%だせます。
8%なんて志は低くはありません。
一同、のけぞり。
いやあ、リーダーのこの発言が大事なんですよ。
はやぶさのリーダーもミッションの成功しか考えなかったと思う。
なぜならそのためのきちんと準備をしたから。
人間、重要なのは自信とその裏付け。
この国にはまだまだ骨のある技術者がいるのだ。
と、ちょっと安心。
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