あおりいか
所長を務めた有機エレクトロニクス研究所で世界で初めて開催した「有機EL照明デザインコンペ」。
4年間つづいた山形発のイベントですけど、今年の3月で研究所がなくなり、「産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター」に4月から衣替えしたら、この伝統あるデザインコンペも主体的には開催しない、方針に変更した。
ああああ、なんてもったいないことするんだ。
技術開発だけなく、標準化、情報発信などなど有機ELに関するすべての中心じゃないと意味がないのに、理解がないなあ。
そこで、多くの関係団体からの支援を得て、我々が立ち上げたNPO法人で開催することにしました。
以下、募集要項です。
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趣旨:
次世代光源・有機EL( エレクトロルミネッセンス) を用いた、新用途開発の照明デザインを募集します。
応募受付期間:
平成22年10月4日(月)から同年11月15日(月)まで(当日有効)
応募資格:
個人として、どなたでも応募できます。連名での参加も可能です。
応募作品が受賞し試作を行うこととなった場合には、可能な限り打合せへの参加をお願いします。
募集作品:
有機ELの特長を活かした照明デザインを対象に、下記2部門を募集します。
規格パネル部門:
予め定められた「有機EL規格パネル」を使用し、かつ装飾的価値が付加された、照明器具・モニュメント・イルミネーション(空間デザイン含む)などのデザイン。
自由デザイン部門:
使用する有機ELパネルのサイズ・形態にとらわれず、有機ELの特長を活かした「あかり」の自由なデザイン。
表彰:
両部門を合わせて、次のとおり表彰します。
最優秀賞=賞金50万円(1作品)
優秀賞=賞金10万円(3作品以内)
奨励賞=賞金5万円(数作品、若手育成・地域振興に配慮)
応募方法:
所定の応募用紙にどの領域で使用される照明か、複数方向からのスケッチ、又は図面によるデザインを施し、必要事項を記入のうえ、電子ファイル(PDF) で下記コンペ事務局宛メールアドレスに提出してください。詳細図、仕様書などの補足資料が必要であれば、適宜添付してください。( 最大A3、枚数は5枚以内)応募用紙やその他詳細( パネル規格等) につきましては、下記URL のLight Bridge Association JAPAN NPOホームページ( 有機EL照明デザインコンペ2010 頁) をご参照下さい。電話でのお問合せも受け付けます。
作品提出・お問合せ先:
Light Bridge Association JAPAN NPO( あかりの架け橋) 有機EL照明デザインコンペ事務局/担当:松島
Tel : 045-751-0605 Fax:045-751-0389
E-mail:info@lba-japan.org URL:www.lba-japan.org
主催:Light Bridge Association JAPAN NPO( あかりの架け橋)
共催:山形大学、NEDO(予定)、財団法人山形県産業技術振興機構(予定)
後援:照明学会(予定)、米沢市(予定)、日本経済新聞社(予定)
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ということで、時期が少し遅くなりましたが、多くの作品を募集いたします。
どしどしお寄せください。
で、例年開く有機ELライティングセミナーですが、こちらも例年通り開催いたします。
今回は、照明用有機ELパネルの標準化作業に関しても情報提供いたしますので、関係者の皆様お集まりください。
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有機ELライティングセミナー
東京会場
9月30日(木)17:00−19:30
キャンパスイノベーションセンター 5階リエゾンコーナー509
JR田町駅より徒歩1分
大阪会場
10月1日(金)14:00−16:30
千里ライフサイエンスセンター 5階 501-503会議室
地下鉄千里中央駅北出口すぐ
米沢会場
10月4日(月)15:00−17:30
グランドホクヨウ米沢 1階ブライトン
JR米沢駅より車で5分
内容:
講演1 有機EL照明のこれから
山形大学 教授 城戸淳二
講演2 有機EL照明の標準化に向けた最近の動向
山形大学 准教授 山内泰樹
講演3 有機EL照明のデザイン、グローバルとローカル
Light Bridge Association JAPAN NPO
理事長 落合勉
参加費は無料です。
セミナーに関するお問い合わせ、お申し込みは、
〒992-0039 山形県米沢市門東町3-1-47
山形大学工学部米沢街中サテライトキャンパス内
有機EL照明デザインコンペ事務局
担当:佐藤
電話:0238-40-0761
ファックス:0238-40-0765
e-mail:oel-design@yz.yamagata-u.ac.jp
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では、会場にてお目にかかります。
デジカメでもサムスンが一歩先を行きます。
ネット情報から:
まだ見ぬ強豪、サムスンのミラーレス一眼新製品「NX100」登場
2010年9月16日 15時0分 (ギズモード・ジャパン)
サムスンから、新機種「NX100」が発表されました。アメリカでは10月から発売されるようです。(ギズモード・ジャパン)
NX10というミラーレス一眼を発売しているサムスンから、新機種「NX100」が発表されました。アメリカでは10月から発売されるようです。NX10とは違い、EVFは非搭載。ストロボも内蔵されていません。その分小型化されています。
撮像素子は1460万画素のAPS-Cサイズを搭載。背面には3インチ、92万画素の有機ELディスプレイを採用。EVFはオプションとなっています。
720pの動画撮影が可能で、ISO感度は6400まで設定可能。NX10よりも進化していますね。
新機能として、装着レンズごとにカメラの設定を最適化する「Lens Priority Mode」を採用。各レンズに設定された撮影モードに沿って、カメラが自動的に最適な設定を行ってくれます。
また、撮影した画像の再生中にエフェクトを適用できる「Smart Filter」も搭載。ソフトフォーカスや魚眼、ミニチュアといったエフェクトを、再生中に適用して見ることができます。
撮像素子にゴミを付きにくいようにするダストリダクションが装備されているので、レンズ交換も気軽に行えます。
NX10もそうですが、こちらも日本での発売はない模様。だって、16カ国語対応なのに、日本語表示はないんですよ!
形状としてはオリンパスのE-PL1やパナソニックのGF1などに似てますけれど、撮像素子がフォーサーズよりも大きいですからねぇ。NEX-5/NEX-3よりも個人的にはこちらのデザインのほうが好みかな。
ほんと、日本で発売されないのが不思議なんですけど、なんででしょう? 人気機種になりそうですよね。
以下にギャラリーおいておきますので見てください。
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有機ELを開発されてるキャノンさん、サムスンに一歩先を行かれましたね。
液晶より見やすいし、バッテリーの持ちもいいし、
日本で発売されないだけラッキーと思わないと。
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ちょっと古いですけど日経新聞Web版から:
山形県、有機EL事業化へ企業結集し研究会組織 今秋メド発足
2010/7/6
山形県は有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)産業の集積を目指し、県内外企業を結集した研究会組織を今秋をメドに立ち上げる。7年にわたり「山形有機エレクトロニクスバレー構想」に取り組んできたが、今春から民間企業によるサンプルパネル供給が始まるなど「事業化に向けて新たな段階に入った」と判断した。数十社規模での発足を目指す。
立ち上げるのは「OLEDヤマガタ」(仮称)。有機ELパネルの試作・製造や応用製品の研究・開発などに参入意欲を持つ企業をネットワーク化することで新産業の集積を促す。全体の研修会や個別テーマごとの勉強会のほか、技術情報の交換、パネルの提供などを想定している。有料の会員制組織とし、会費は年間数万円程度の見込み。
県はバレー構想の中核だった有機エレクトロニクス研究所(山形県米沢市)を3月末で解体。県内企業の実用化支援に軸足を置いた「産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター」(通称・エレ研)として7月1日付で再発足させた。OLEDヤマガタでの企業間連携を通じてエレ研の個別共同研究につなげる狙いで、両組織とも山形県産業技術振興機構が一体的に運営する。
関連企業組織としては「有機ELヤマガタ」があった。会費無料で一時は200社以上が加盟したが、活動実態は停滞気味で今春解散。県は「一方的な情報提供にとどまらず、高い意欲を持つ企業同士の交流こそが重要」と判断、新たな研究会組織の創設に踏み切る。
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いやはや、
本来県税を使ったプロジェクトで県内企業には無償で提供すべきサービスを有料とは。
しかも、研究員もいない、有機EL照明の専門家もいない組織で、いったいぜんたいどこの誰が企画し、実行するの?
それに以前の有機ELヤマガタの活動を「停滞気味」ってだれが言ってるの?
県民の皆様、これが実態ですから。
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日経産業新聞Web版から:
東北デバイス、カネカが再建支援 有機EL本格進出
2010/9/16
中堅化学のカネカが民事再生手続き中の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)メーカー、東北デバイス(岩手県花巻市、相馬平和社長)の再建を支援することが16日、明らかになった。カネカは東北デバイスの事業を買収することで、省エネルギー型の光源として注目される有機EL分野に本格進出する。
東北デバイスは青森県六ケ所村に主力工場を持つ。関係者によると、カネカは全額出資子会社の「OLED青森」を新設し、東北デバイスの工場や約40人いる従業員を含めて有機EL事業全体を引き継ぐ。カネカが新会社への出資や事業買収などに投じるのは数億円とみられ、手続きは月内に完了する見通しだ。
東北デバイスは設備投資が負担となり、今年7月、約37億円の負債を抱えて東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
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あの東北デバイスが名前を変えました。
名前を変えただけじゃあ、再建は無理。
どうすれば有機ELパネルメーカーとして再建できるのか、
なぜダメになったのか、
ここでは書けません。
よろしければ青森県の為にもお手伝いしますけど、
カネカさん。
ご支援のクリックを↓
Yamagata News Onlineより:
県が9月補正予算案を内示
2010年09月14日
県は14日、5億2800万円の雇用対策費などを盛り込んだ本年度一般会計の9月補正予算案を県議会の各会派に内示した。産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センターの本格稼働に合わせ、研究費として1億1600万円を計上した。補正額は13億3900万円で、累計の本年度一般会計予算は6026億8800万円となった。
各会派への内示後に記者会見した吉村美栄子知事は、県内経済の厳しさなどから(1)景気・雇用対策の一層の推進(2)第3次県総合発展計画短期アクションプランの着実な実施-の2点を補正予算編成の柱に挙げた。
(1)では▽雇用確保▽安全・安心のためのきめ細かな施設整備-に取り組む。雇用対策では、基金を活用した雇用創出事業を追加実施。施設整備では、6億9700万円を投じ、農業水利施設などの長寿命化に向けた緊急整備を行うほか、社会福祉施設の環境改善、新規就農者らの農業用機械導入に対する支援などに取り組む。
(2)は▽医療・福祉・子育て支援などの充実▽地域産業の振興・活性化▽農林水産業の再生▽教育・人づくりの充実▽県土環境の保全・創造・活用-の5分野に予算を配分した。
地域産業分野の有機エレクトロニクス関連は、当初予算の1億8000万円に対し大幅な上乗せ。有機エレクトロニクス研究所(米沢市)の後継組織として7月に発足した有機エレクトロニクス事業化推進センターに研究員や事務職を配置する人件費が主で、人員体制は計15人に増強され、県内企業の事業化を目的とした研究開発に取り組む。中国・ハルビンに活動拠点を開設する準備経費は500万円を計上した。
農林水産業関係では、サクランボ産地の雨よけテント整備に対する助成の追加、伝統野菜の流通・販売戦略の展開などに取り組む。
一般会計予算の累計は、国の経済対策で基金の積み増しなどが大きかった前年9月補正後を6.2%下回る水準。
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で、問題はここ。
「地域産業分野の有機エレクトロニクス関連は、当初予算の1億8000万円に対し大幅な上乗せ。有機エレクトロニクス研究所(米沢市)の後継組織として7月に発足した有機エレクトロニクス事業化推進センターに研究員や事務職を配置する人件費が主で、人員体制は計15人に増強され、県内企業の事業化を目的とした研究開発に取り組む。」
補正予算で予算を上乗せする話は昨年度から出ていたはず。
だったら、研究所の研究員、技術員をすべて解雇せず、そのまま残せばよかった。
なぜなら、今や3年しかない推進センターに来たい優秀な研究者はいないから。
募集しても集まらないのに、予算だけ付けていったいどうするのですか?県議会。
それに推進センターの方針は元来「ものを作ってなんぼ」を現所長がおっしゃるように、県内企業への技術移転なんだけど、最近ではGMが有機ELの高効率化を行うと軌道修正した。
あのね、まともな研究員がいないし、資金的にも大手企業の研究所と競争して勝てるはずがない。
だから、管理人が所長のときには高効率化など基礎的な部分は大学で行い、研究所では有機EL素子の新規な構造(ホモジャンクション素子など)や量産プロセス、有機EL照明器具開発を行っていたのにね。
大学や他の企業の研究開発動向にまったく疎い所長やGMだから方向性を間違うことになる。
いまさらながら山形県庁の決断は間違っていたと思うのである。
で、きょうのお客さん。
ある有機EL照明を研究開発しておられる企業の方々。
その話を聞いて一言。
いまのエレ研ではうちには勝てません。
どうしてそんな研究費の無駄遣いをするんですか?
推進センターとはなんのかかわり合いもない管理人が答えて、
有機EL照明の現状をご存知ないんですよ。
山形県民の皆様。
実態はこうですから。
恒例になった年に一回の人間ドック。
この月曜、火曜の二日間入ってまいりました。
初日は甘いサイダー飲んで採血したり、聴力検査とか楽勝項目ばかり。
視力検査なんて適当に答えたのがまぐれ当たりして、去年より良くなったもんね。
宿泊は東京第一ホテル米沢。
温泉に泊まると言う選択肢もあったんだけど、温泉旅館の広い和室に一人で寝ると真夜中に足下とか枕元に幽霊が立っているようでちょっと怖いのでやめた。
問題の二日目。
午前中に胃カメラを飲まなければならないんだけど、何を隠そうこの10年、毎年これを経験している管理人としては楽勝項目入りしつつある。
ベンチに腰掛けて、のどにしびれゲルを投入されて約5分間の辛抱。
でも、いまや10分でも20分でも耐えられる程に慣れた。
もちろん、5分後には飲み干したけど。
でも、ヘタレはここですでにえづくんだよなあ。
腕の筋肉注射も釣りに行ってアブにさされるよりはまし。
よろしければもう一本やっちゃってくださいな、と言えないことはない。
ヘタレはここで泣きそうになるんだよなあ。
で、メインイベントの胃カメラ。
ヘタレは鼻から挿入なんてオプションを選択するんだけど、男やったら口から飲め、を実践する管理人、口を開いてプラスチックの筒をくわえた。
担当医を見上げると比較的若い。
一抹の不安が脳裏をよぎったけど、この先生、なかなかお上手。
昨年は別の新人先生にカメラをごっくんする一番苦しいところを二度責められて涙がチョチョ切れたけど、今回は一発で挿入完了、躊躇なく手際がいい。
途中、液体を注入されたり、十二指腸をつっつかれたりしていじめられたけど、ちょっと涙眼になったぐらいで、ウミガメの産卵状態にはならなかった。
先生が上手なのか、看護婦さんが背中をずっとさすってくれたのが良かったのか、根性がついたのか、とにかくこれなら毎週でも胃カメラ飲んだるで、と自信がついた。
これからは胃カメラの達人と呼んでいただきたい。
で、最後に内科検診。
血液検査やその他もろもろの検査結果を見て、先生が一言。
二重丸です。
というのも、肝臓機能、中性脂肪、コレステロール、尿酸値、とにかくすべての項目で値が正常範囲内。
もうオレをデブって呼ぶなよって、
脂肪肝って、誰のことですかって、
痛風ってどこの国の話ですかって、
ムフフフフフフフフッとほくそ笑みそうになってこらえた。
まあ、これも日頃の節制した仙人のような食生活のおかげか。
でも、家に帰って結果を家内に見せたら、これはきっと何かの間違いですって、言った。
嗚呼。
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先日のちょっと変わったお客さん。
サカイ君、写真真ん中。右はたまたま隣にいたヤマダ社長。
我が母校の「都の西北大学」には競技スキーをまじめに追求しているサークルがあって、その名を「スカーゼスキークラブ」と言います。
あの大学のいわゆる体育会スキー部は、青森出身とかのバリバリの全日本クラスが所属していて、管理人のような都会生まれのスキー好きは入れない。
で、そんな学生が集まっているのがスカーゼな訳ですよ。
卒業して25年経って、もちろん今のスカーゼがどうなってるかなんてOB通信で雰囲気はわかるけど、どんな学生がどれだけ真剣に競技スキーを目指しているのかはわからない。
けど、世の中狭いもの。
過日開催されたある画伯のパティーで声を掛けられたのが、市内の耳鼻科医のサカイ先生。
うちの息子も早稲田で競技スキーをやっているのですよ。
え、ひょっとしてスカーゼですか?
かも知れませんねえ。
なんて会話をしたんだけでど、そんな息子さん本人からメールをいただき、夏休みの帰省で「旬菜こんどう」で一杯やることになった。
彼は指導幹事と言うクラブ内のコーチ的存在で、聞くと米沢市内の「羽山スキークラブ」で中学の頃は鍛えられたとか。
なるほどなるほど、と頷く管理人。
で、卒業したら米沢に戻ってくるの?と聞いたら、もちろんですよ、東京なんて人の住むところじゃありません、ときっぱりと言った。
いやあ、なかなか骨のある若者だなあ、と感心した。
早く戻って来て、米沢を活性化してくださいね。
期待してます。
一日一善のクリックを↓
うちには毎日多くの来客があって、お土産をいただくことも多い。
その中で、最近いただいたちょっと変わったお土産をご紹介。
まず、現在滞在中の大阪大からのお客さん、学部2年生のモリカワ君。
ちなみにこの写真は、昨日の「旬菜こんどう」で(写真右は実験指導した婚活中のササベ助教)。
彼が大阪から持って来てくれたのが、551蓬萊の「ブタまん」とこれ、
「面白い恋人」やて。
いや〜、大阪人はやりますなあ。
味についてのコメントは控えます。
次、
今朝、某新聞社の方を連れて来られた本学事務のモリオカ氏。
いつも気の利いた手みやげとともに現れる。
で、今朝はこれ、
「おっぱいプリン」。
米沢市の「よしだ聖菓」という電気屋さんの冗談みたいな商品。
でも、けっこう有名です。
味についてはコメント控えさせていただきます。
次、
商社の方。
「がまかつ」のフィールドテスターをされてて、毎週末釣り三昧とか。
非売品のグッズをたくさんいただいた。
ミニテトラポッドは、本当のテトラポッド屋さんがこのために作製したらしい。
貴重品の数々を有り難うございました。
まだまだ変わったお土産はありますが、きょうはこんなところで。
一日一善のクリックを↓
まずは、Yamagata News Onlineより:
「有機EL」集積会議が設立 県庁で初会合、県に中長期的支援求める
2010年09月07日
有機EL(エレクトロルミネッセンス)照明を核とした有機エレクトロニクス関連事業の産業化を目指し、県内産学官の代表で組織する「県有機エレクトロニクス産業集積会議」が7日、設立され、県庁で初会合を開いた。出席者からは県内には世界をリードする技術があるものの、事業化や産業化には時間がかかるとの指摘があり、県に対して中長期的な支援を求めた。
集積会議は県と山形大、県内企業の代表約20人で構成。会長に吉村美栄子知事、副会長に結城章夫山形大学長が就いた。吉村知事は、有機ELの研究開発が国際的な競争にさらされていることに触れ、「県単独で世界に挑むには限界もあり、国を挙げた支援が必要。国が進める総合特区制度なども活用し、『有機ELといえば山形』といわれるよう産業の集積を図りたい」と述べた。
県が今年7月にスタートさせた産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター(米沢市)は、活動の進ちょくについて「10月には研究支援部長や新しい研究員が着任する。県内企業のニーズに応えるための技術研究を進めたい」と説明した。
意見交換では、照明メーカーが「有機ELパネルの購入に対し、県から補助金を出してほしい」と要望。金融機関からは「支援をするにも事業化のプロセスが明確になっていない」との指摘もあった。また、製造業の代表からは、「研究技術を事業化へつなげるには時間と資金が必要だ。県には中長期的な視野で支援を考えてほしい」「今回の会議には市場を創出するようなメンバーが欠けている」などの声が上がった。
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いやはや、素人が集まって何をしているのかなあ。
出席者に有機EL照明の専門家が1人もいないじゃないですか。
この8年間、山形を有機ELで活性化させようと孤軍奮闘して来た山形大学城戸教授(管理人の事ね)を抜きにして集積会議とはね。
吉村知事が心の底から山形を「有機ELといえば山形」と呼ばれるようにされたければ、せめて管理人から直接意見を聞かれた方が「集積会議」より山形県にとってはためになると思います。
どなたか知事にお伝えください。
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(写真)19才の若者はウーロン茶で乾杯!
こんなリクエスト初めてでした。
古窯から戻り、中学生たちに話をしたところできょうのメインイベントは終わりかと思ったら、夕刻から大阪大の二年生が研究室にやって来た。
彼、森川君は、阪大理学部の化学専攻で、二年生に対する「研究室体験」の様な事業で有機ELをテーマに上げ、合成の研究室でポリフルオレンを合成した。
けど、有機EL素子を作る方法を知らない。
で、管理人にメール。
そこで管理人、じゃあ山形大に来て素子作ったら?
で、森川君、
はい、お伺いします。
こんなやり取りがあったのが約2ヶ月前。
で、きょう、彼がやって来た。
打ち合わせを兼ねて「旬菜こんどう」でご飯を食べましょう、と行って最初に写真を撮ったのが冒頭の写真。
(写真)こんなお肉をいただきました。
ブログに載りたいんです、と有機EL研究にも積極的だけど、すべてに積極的な元気な若者だった。
山形大の学生、負けてないか?
若者に乾杯のクリックをぜひ↓
昨夜は、小山副学長、大場学部長と同じ部屋で12時過ぎまで密談していたんだけど、今朝は結構朝早く目が覚めたので温泉につかった。平日に朝から温泉なんて贅沢だなあ。
いつもながら古窯の朝食会場のテーブルの上には管理人の好きなもののオンパレードで、人間ドック前と言うのについつい食べ過ぎてしまった。
そんな満腹状態で愛車をぶっ飛ばして、大学に出勤してしばらくすると米沢七中の生徒さん約20名が研究室にやって来た。
みんな1年生で、自由研究で有機ELを選んで勉強しているとの事。
わからないことが多いので質問したいとやってきたのだ。
そこで、約15分のショートプレゼンの後、質疑応答、そして研究室見学をしてから再度の質疑応答。
みんなの質問はさすがに予習してあったと思わせる専門的なものばかりで、なかなか頼もしい。
生徒さんからの最後のお礼の言葉の中で、ぜひとも山大に来て有機ELを研究したいと聞いたときには心の中でにやけてしまった。
みんな頑張りや。
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きょうも中村修二教授といっしょ。
午前中は、旧有機エレクトロニクス研究所とその隣のルミオテックの工場見学。
過去7年間で所長として築き上げた施設、成果を見られて教授が眼を丸くして、すごいですねえ、と一言。
はい、ここまでするのに苦労しました。
でも山形県はこれをリセットしてしまったんですよ。
ゼロにしたんですよ。
私なんて口うるさいから所長から外されましたから。
その結果、かつては30人が研究開発に汗を流していた研究所、けど今は研究員たったの1人。
どう思います?と聞いたら、
信じられないなあ。
だから日本はダメなんですよ。
と怒り。
管理人、どれだけ苦労した事か。
少しは感じていただけたかと思う。
次のルミオテックの工場。
すごいですねえ、の連発。
はい。
これはベンチャーではなくて有機ELパネル工場です。
三菱重工、ローム、凸版印刷の技術を集結しました。
研究所、ルミオテック、大学、あわせると100億以上は米沢で消費しましたね、と説明した。
すごいですねえ、と午前中だけで12〜3回はおっしゃった。
昼食は米沢が誇る上杉記念館(伯爵邸)。
その後、大学で城戸研究室を見学。
教授いわく、
すごいですねえ、これは城戸帝国じゃないですか。
はい。
城戸城です。
いやあ、すごいすごい、とおっしゃって、特にオフィスの広さと美人秘書が3人もいることにいたく感心された。
うちなんて、秘書は0.5人だから、って。
研究室見学の後、山形市の大学本部で有機、いや、結城学長と会談。
なにやら秘密話を20分ほどされていた。
夕刻から上山(かみのやま)葉山温泉の古窯(こよう)へ。
温泉でつかれをいやしてからこの宿自慢の料理で一杯。
元JALのスチュワーデスの女将さんがまじって航空会社の話題でまず盛り上がった。
その後、日本の司法制度のいい加減さと管理人も経験したアメリカの訴訟での宣誓供述の話題で2時間ほど盛り上がった。
しかし、楽しくて密度の濃い、二日間だったなあ。
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きょうは一日、中村修二Day。
午前中は学内で若手教員向けの講演会。
永遠のサラリーマンでいいのですか?という問いかけに若手はどう感じたんだろうか。
午後は米沢興譲館高校で生徒相手の講演。
一般の方々も約200名ほど、しかも県外から、遠くは大阪からおいでいただいた。
理系が金持ちになれない日本はおかしいでしょ。
みなさんはぜひアメリカに行って生まれ変わって、帰国して日本を変えてください、とのメッセージ。
高校生たち、どう感じたんだろうか。
ちなみに昼食は「吉亭」で牛づくし。
夜は「旬菜こんどう」で、海の幸と山形のお酒。
時差ボケがあるはずなのに、それを感じさせない中村教授のバイタリティには恐れ入った。
明日も中村教授Day。
夕刻から九州大のヤヒロさん(写真右)と福岡市職員のミヤケさん(写真左)と会食。
ヤヒロさんは九大の安達プロジェクトの番頭さん、ミヤケさんは市から派遣の支援者。
いろいろと情報交換したなかで印象深いのがミヤケさんの一言。
ミヤケさん:米沢のシャッター通り、なんとかしないんですか?
管理人:米沢市にアイデアがありません。
ミヤケさん:私がアイデア出してなんとかしましょうか?
管理人:ぜひぜひ。
よろしくお願いしますね、ミヤケさん。
ヤヒロ番頭さんとは研究について情報交換。
そして、九州大のアダチ研と山形大のキド研で合同の研究会をやりましょうと言うことになった。
アダチ教授の断りなくこんなこと決めていいのか、思ったけど番頭さんだもんなあ。
秘書さんの話題でゲラゲラ笑いっぱなしの楽しい3時間だった。
こちらのクリックをぜひ↓
まずは、新聞記事のご紹介。
Yamagata News Onlineから:
山形大が有機EL国際標準化取得へ 研究蓄積生かし世界をリード
2010年09月02日
有機EL(エレクトロルミネッセンス)研究で世界の先端を行く山形大は、工学部(大場好弘学部長・米沢市)を拠点に有機EL照明の国際的な規格づくりに乗り出した。県有機エレクトロニクス研究所時代からの蓄積をベースに、新たな成長産業分野における国際標準化を目指す。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2日、この取り組みを「戦略的国際標準化推進事業」として採択したことを発表した。
国内発で国際標準を獲得すれば日本企業の競争力が確保できる。従来は製品が流通してから標準化に向けて動きだすのが一般的で、日本は諸外国との競争に敗れるケースが多かった。次世代照明としてこれから製品開発が本格化する有機EL照明に関して国際的な先手を取るため、研究試験段階から、標準化を同時並行で進める。
城戸淳二教授らを核に整備が進む「先端有機エレクトロニクス研究センター」と連携する組織として「有機EL照明標準化・知財本部」(仮称)を開設。企業などからも公募でメンバーを集め、面発光する有機EL照明の特徴を考慮した光量や色の測定方式、性能を示す指数、パネルの標準サイズ、装置の規格などについて新たな考え方を打ちだしていく。照明産業は欧米が圧倒的に優位に立つが、山大は、県有機エレクトロニクス研究所時代から、標準化までを視野に入れた研究を行っており、これまでの蓄積を素地に世界をリードしていきたい考え。
世界標準は国際標準化機構(ISO)で決まるが、前段として国際照明委員会(CIE)で認められる必要がある。日本が標準化で後れを取ってきた一因として賛同国を増やす戦略の弱さが指摘されていることを踏まえ、本部内に「国際戦略室」を設置して、この分野の“弱点解消”に務める。これまでの国際的な共同研究開発実績や城戸教授らの世界的な人的ネットワークを最大限に活用し、支持を拡大していく方針だ。
同大研究プロジェクト戦略室地域卓越事業プロジェクトオフィサーの小田公彦教授は「標準を取ることは世界の市場を取ること。日本の産業界の強化だけでなく、国内の消費者に不利益を与えることを回避することにもつながる」と話した。
・・・・・・
この記事には記載されてませんが、山形大が単独で標準化作業を進めるのではなくて、日本電球工業会、日本照明器具工業会、そして管理人も委員を務める照明学会の有機EL照明ガイドライン作成委員会と連携、協力していただきながら、そして関連企業から参加いただく方々とともに日本発の有機EL照明の標準化を進めてまいります。
関係各位のご支援をよろしくお願いいたします。
こちらのご支援もぜひ↓
きょうは朝から会議の連打。
昼食も会議室での弁当。
3時5分前にオフィスに戻ったら市川デザイナーとうちのボスが談笑していた。
で、一時間半の講演会。
元パナソニック電工のデザイナーとしての製品デザインについて、なるほどなるほどなるほど、の連続。
プロダクトデザインにも一般大衆向け、コアなマニア向け、などなどビジネスに会わせてデザインしなければならないと言う事がよくわかった。
いずれにしろ、妥協しない、というのが共通点なんだんあ、と思った。
夜は「旬菜こんどう」で懇親会。
米沢牛を堪能いただいたんだけど、管理人には魚とか豆腐のメニュー。
なんでかって言うと、こんどう親方が人間ドックをひかえた管理人の事を思っての特別メニュー。
有り難いやら、悲しいやら。
密度の濃い一日だった。
きょうは夕刻から機能高分子工学科および有機デバイス専攻の懇親会が「さくらい」で催された。
ここのところ、学科会議に出れないし、教授会にも出たいけど出れない管理人、
出席した若手のほとんどと初対面だった。
そういう訳で、隣に座られたイノウエ教授のところの助教の方とも初めて話をさせてもらったけど、研究の話よりもゴルフの話題で盛り上がった。
聞くとボスのイノウエ先生は大のゴルズ好きだそうで、その方も米沢に赴任してから打ちっぱなしに行き始めたそうなのだ。
グルフと言えば、同じテーブルのニッシーことニシオカ准教授は、以前打ちっぱなしには行ってたそうで、なぜ今行かなくなったかと言うと、その時に安売りで500円で買ったドライバーを打ちっぱなしで使っていると、そこのコーチから、あれっ、これ女性用ですよ、と言われてショックを受けて以来クラブには触れていないとのこと。
ニッシーと言えば、一般にはポッチャリ体系で知られているけど、今日見たらなんだかすっきりしていた。
聞くと、人間ドックを前にダイエットして10キロやせたとの事。
そこで提案。
あのね、イチローさんが禁煙して半年。
禁煙前に約束したのが、半年禁煙したらお祝いに伊勢エビパーティーを開いてあげる。
だから、ニッシーも9月末までにあと3キロやせたら、そのパーティーに混ぜてあげます。
と言ったら、
ハイッ、といい返事をした。
いい若手が揃ったなあ。