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2010年6月

2010年6月30日 (水)

高速道路無料

 
 
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火曜日。
研究室で東根市にサクランボ狩りに行った時の事。
 
東根までは高速道路を二度使用する。
一回目の米沢南陽道路は本来300円程度、二回目の山形道・東北中央道は800円程度か。
 
300円の方は最近は150円に値下がりしていたんだけど、火曜日はそれがタダ。
東北中央道の方もタダ。
 
そのせいで交通量が多い。
交通量が多いということは猫もしゃくしもミーちゃんもハーちゃんもおじいちゃんもおばあちゃんも初心者もベテランもタマもポチも、とにかくみんな高速道路を使う。
 
そのせいで片側一車線しかない高速は遅い車のせいで一般道並みに遅くなり、管理人のように先を急ぐドライバーにとっては迷惑きわまりない。
それに国道沿いのガソリンスタンドやレストラン、商店は客が減って大打撃だろう。
  
たとえ100円でいいから徴収してもらえないだろうか、と思いつつ、こんなのにお金を使ってその財源確保の為に大学への運営交付金が減らされるようなことがあったら、オレ、マジ切れするからね、
と思ったサクランボ狩りであった。
 
 
それにしても最近不愉快な事が多いなあ。
そやろ、ゴリ。 
  
 
 
 
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有機エレ研再オープン

 
 
遅れに遅れていた「有機エレクトロニクス研究所」の再オープン。
県庁というか、県の産業技術振興機構から発表がありました。
 
 
Yamagata News Onlineより:
  
 
有機EL研後継組織、7月1日に始動 県内企業の事業化支援
2010年06月29日
 
県産業技術振興機構は29日記者会見を開き、今年3月に閉鎖した有機エレクトロニクス研究所(米沢市)の後継組織として「産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター」を、7月1日にオープンさせることを明らかにした。5人程度の研究員を採用する予定。広瀬渉県商工観光部長は会見で「予算の不足は県の9月補正で対応できるよう準備を進めたい」と述べ、県として支援する方針を示した。紆余(うよ)曲折のあった有機EL照明の事業化がいよいよ動きだす。
 
同機構の遠藤剛理事長がセンター長に就き、ゼネラルマネージャーには、元東北パイオニア常務執行役員の當摩(とうま)照夫氏が就任する。研究所所長として実績を挙げてきた城戸淳二山形大教授について、機構側は「外からアドバイスをいただく」と説明した。センターは、有機EL研究所の施設を拠点に、県内企業による有機ELの事業化支援をメーンとして活動する。
 
山形市の県高度技術研究開発センターで開いた会見で、當摩氏は「これまでの実績は世界に誇れるが、製品化には性能面で足りない部分もある」と述べ、これまで県が消極的だった実用化に向けた応用研究も進めたい考えを示した。
 
遠藤理事長は取材に対し、「有機ELは基礎研究から“売ってなんぼ”の段階に入った。有機EL事業が直接県民の利益になるよう、これまでの土俵と発想を変えて臨んでいく」と語った。
 
・・・・・・
 
結局は、県と大学と民間企業がいっしょに話し合う機会はなし。必ず開くと県は言ってたのにね。
結局は、県庁と機構で運営方法を決めちゃった。
結局は、昨年度に県庁主導で進められていた装置貸し出し施設のような運営の仕方。
 
嗚呼
 
世界一の技術力を誇った有機エレクトロニクス研究所がどこの田舎にもある工業技術センターのようになってしまった。
  
有機EL照明の事を何もご存知ない方々が、これからは事業化だとか、性能が足りないだとか、
 
嗚呼
 
情けない。
 
事業化に関しては、照明器具までMade in Yamagataで試作して、製造装置も開発して、ルミオテックまで立ち上げて、それでも足りないですか。
 
やってみてください。
 
性能が足りないと言いつつ、7/1以降の組織では事業化に軸足を移すとか、運営にビジョンはないし。
 
何度も言うようですが、基礎研究、応用研究は大学で、実用化研究をエレ研で行って来た7年間。
だからこれだけ成果が出たのにね。
 
 
まあ、県庁の組織なんで県庁がお好きなように運営されるのは結構ですが、今のやり方では成果は
 
 
でません。
  
  
A4で3ページほど言いたいことはあるけど、大学に研究センターが出来るのでそちらが研究開発の中心になって研究レベルは保てる。
でも、有機ELに期待されてる県内企業さんには残念なことになりました。
 
 
それにしても、所長もゼネラルマネージャーも山形県在住じゃないってどういうこと?
月に一、二度来るだけってどういうこと?
本気でやる気あんの?
 
  
  
 
 
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2010年6月29日 (火)

正解

 
 
ここはどこでしょうクイズ、今回も多くの回答をお寄せいただき有り難うございました。
引っかけにかかった人、読みの浅い人、いろいろおられまして、完璧な正解はたった1名様。
紹介させていただきます。
 
 
タノ様より: 
 
城戸先生は、日本の「成田空港」の「全日本航空(ANA)」のラウンジでかき揚げそばを食べて、「ルフトハンザ航空」で「ドイツ」の「フランクフルト」に飛び、会議の開かれている町「Karlsruhe」に電車で約1時間で行きました。 
翌日、基調講演を行って、その翌日に空港近くのホテルに移動して一泊。
 
翌朝、「ルフトハンザ航空」で「ポーランド」の「ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港」に飛び、タクシーでサマースクール「VII International Krutyn Summer School」の会場へ約3時間。
翌日、講義を行ってディスカッション。
最終日は、タクシーで「ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港」へ戻り、約1時間半かけて「ドイツ」の「ミュンヘン空港」で乗り継ぎ、成田空港へ。
 
 
推測理由 以下長いので、飛ばしてください。
①成田からフランクフルト
「かき揚げそば」はANAのカマボコがあるので、ANAのラウンジにいたことは間違いない。
ANAのドイツへの直行便は、フランクフルトしかない。また、「ソーセージのような名前の街」というヒントから、フランクフルトに行ったことは間違いない。
ここでどの便か?という問題がある。成田発の午前便にANA便は無い。午後便は、ある。
機内食メニューをみると、写真に写っているものをANAは提供していないようだ。よって、スターアライアンスコードシェアのルフトハンザを利用したと推測。先生お得意の引っ掛けか?
 
②ポーランド
写真のciti handlowyがヒント。これはポーランドに展開しているcitiバンク。フランクフルトからワルシャワにはルフトハンザの直行便があるので、このフライトを利用したと推測。
 
③ミュンヘン空港
ヒントは写真2枚と直行便。ワルシャワからドイツへのフライトは、フランクフルトとミュンヘンがある。どちらか?BMWは、ミュンヘンが本拠地。またもう一枚は、料理が並んでいるが、よくみるとサッカーボールがある。そう、ミュンヘンは、FCバイエルンの本拠地でもあるのだ。
ということで、ミュンヘンと推測できる。
 
それで、15時45分ミュンヘン発のルフトハンザ(ANAとコードシェア)に乗ると、成田に10時15分到着し、リーガロイヤルホテル東京で開かれた土田英俊先生を偲ぶ会(12時30分開会)に、丁度間に合うという算段。
 
・・・・
 
お見事です。
パチパチパチ。
明智小五郎なみですね。
 
 
まあ、ヒントはちりばめてありましたけど、付け加えますと、行きの便がLufthansaであるというのは、機内食から推測できます。ANAの場合、デザートは「パフェ」ですから。
お土産に買った「Zubrowka」と言えばポーランドのお酒ですね。それに、帰りの乗り継ぎの空港は管理人「初めて」ということだったので、フランクフルトではないという事はわかります。BMWも置いてあって、ミュンヘンだという事も推測できます。
  
タノ様、参加イベント名まですべて当てていただいて、まいりました、です。 
 
ぜひ次回も正解をお寄せください。 
 
 
 
 
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2010年6月28日 (月)

おじさんデザイナーの眼

 
 
昨日の成田エクスプレス内で買ったコーヒー。
普通サイズで380円也。
普通のフタがついて来た。 
飲みにくい。
 
 
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東京駅で乗り継いだ山形新幹線内のコーヒー。
普通サイズ300円也。
今時の穴付きのフタがついて来た。 
Goodです。
 
 
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NREさん、どないなってまんねん。
 
実は成田エクスプレスのは大きさ二種類のうち、「普通サイズ」が普通より大きい方で、小さいサイズが普通のサイズ。
  
おじさん、間違えまんな。
 
ええかげんにしなはれや。
と、おっさんデザイナーさんなら言われるに違いない。
 
 
 
 
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2010年6月27日 (日)

高分子夏季大学のお知らせ

 
 
クソ暑い都会を離れて杜の都の温泉で有機ELの将来を語り合いませんか?
おかげさまで参加者の数、増えました。
 
もう少し、余裕があるようですので、この機会にぜひ。
参加申し込み締め切りが一週間延びました。
 
 
先日のエントリー↓
https://junjikido.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-6a69.html  
 
 
ちなみに、管理人、三日間フル参加です。
 
 
  
 

帰国

 
 
本日帰国。
で、クイズの続き。
 
空港を飛び立って約1時間半で着いたのがここ。
小さいけど結構きれいな空港。
 
 
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(写真)見慣れない飛行機停まってます。
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(写真)ガラス張りやね。 
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ここからタクシーで3時間と10分。
高速道路はありません。
そんな国です。
 

(写真)こんな道路を3時間。 
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(写真)こんな風景が3時間。
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着いたのがこういうところで、こちらの国で言うところのリゾートか。
とりあえずは夕食をいただき睡眠。
  
   
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翌朝。 
サマースクールの講師として二回講義。
夕方の質疑応答コーナーでも活発な議論で達成感十分。
日本の若者にもこれぐらいの積極性が欲しいと思った。
 
 
翌朝、タクシーで空港に向けて7時半に出発。
またまた3時間10分の長距離ドライブ。
来た時と同じ運ちゃん。
ロシアのプーチン首相に似てる。
いとこか。
 
 
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空港では学生にこの国名産のお酒を買った。
 
 
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(写真)世界最小ラウンジです。
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1時間半ほどののフライトの後、乗り継いで日本へ。
乗り継ぎの空港は管理人初めだけど、ビシッときれいで、お国柄を表している。
  
  
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で、今朝、成田着。
その足で早稲田リーガロイヤルホテルで開催される「土田英俊先生を偲ぶ会」に出席してから、米沢に戻った。
 
 
長い長い一日でした。
 
 
さて、どこでしょうクイズです。
カッコの中を埋めて管理人までメールください。
 
 
・・・・・・・・
  
管理人は日本の「空港名」の「航空会社」のラウンジでかき揚げそばを食べて、「航空会社」で「国名」の「空港名」に飛び、会議の開かれている町に電車で約1時間で行きました。 
翌日、基調講演を行って、その翌日に空港近くのホテルに移動して一泊。
 
翌朝、「航空会社」で「国名」の「空港名」に飛び、タクシーでサマースクールの会場へ約3時間。
翌日、講義を行ってディスカッション。
最終日は、タクシーで空港へ戻り、約1時間半かけて「国名」の「空港名」で乗り継ぎ、成田空港へ。
 
ああ、疲れた。
 
・・・・・・・・
 
 
これわかったら旅行検定3級です(ウソです)。
  
  
 

 
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2010年6月25日 (金)

体重計

 
 
ソーセージ駅近くのホテルの部屋にあった体重計。
 
 
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デザインがいかにもヨーロッパ調とかなんとか「おっさんデザイナー」さんのようなことは言うつもりはなくて、見てください目盛り。
130キロまであります。
  
 
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あの〜、どんだけデカイんですか、この国の人。
 
 
 
 
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2010年6月24日 (木)

移動

 
 
空港に着いた当日は、その足で電車に乗って移動。
ここには短距離、地下鉄の駅と長距離列車の駅があって長距離の駅へ。
 
 
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ここは若かりし頃、ガールフレンドと来たことがあって、なんだかなつかしいなあ、と思った。
まあ、ガールフレンドと言っても今の嫁ハンだけど。
 
ずっと立ってると座骨神経がうずくので、ファーストクラスの席を買ったんだけど、列車に乗るとこのとおり。
 
 
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一杯やないか。
座るとこ、ないやないか。 
いったいぜんたいこの国の鉄道システムはどうなってるんやと怒りながら、うずく腰の辺りをさすっていると30分ほど経った次の駅でたくさん人がおりて座ることができた。

約1時間で目的地に到着。
タクシーでホテルまで10分。
 
嗚呼、疲れた。
  
 
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翌日は朝から国際会議の基調講演。
いつものように有機EL照明の話をした。
管理人が顔写真付きで掲載されている95年のWall Street Journalの記事を映して、当時と変わっていないと言われます、と言うとみんなケラケラ笑った。
 
  
会議終了後に、またまた電車で空港近くのソーセージのような名前の街に移動。約1時間。
駅から歩いて数分のホテルにチェックインした。
窓からの景色がきれい。 
 
 
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なんだか、移動ばかりだなあ、なんて思いながらテレビでワールドカップサッカーを見たらこの国のチームが試合をしていて、だから街は大騒ぎだったんだとわかった。
  
 
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明けた今朝、駅まで歩いてマクドナルドで朝食を食べて電車で空港へ。
この国ではマクドナルドがおいしく感じるから不思議だ。
これからまた移動。
 
  
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次の目的地は初めての国で、しかも会議の場所が陸の孤島のようなところだそうで、ネット接続が怪しいと聞いてるので、ひょとしたら次回のアップは帰国してからかもしれない。
 
 
ご心配なきよう。
 
 
 
 
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2010年6月23日 (水)

到着

 
 
着きました。
まずは機内食から。
 
 
(写真)水平飛行に移って。和食を選択。
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(写真)到着前の朝ご飯。
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あんまり参考にならないですね。
では、空港の様子です。
 
 
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う〜ん、ここまでは簡単かなあ。
  
  
 
 
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2010年6月22日 (火)

どこでしょうクイズ

 
 
はい、またまた外国出張です。
今回は少々難しいかも知れませんな。
 
まず出発はここから。
これをハズす人はいないでしょう。
 
 
(写真)空港行きの電車も新車両で快適快適。ちょっと高いけど。
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(写真)なんだか見慣れた風景が。
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(写真)しかもこのコーナーでは。
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(写真)かき揚げソバです。
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ただいま午前8時。
場所はわかったとして、今回はどこに行くのでしょうか管理人。 
  
わかったひと、メールを。
 
 
 
 
 
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2010年6月21日 (月)

親心

 
 
夕刻からの会食後に最終のつばさに飛び乗り東京へ。
東京駅でホテルのある品川まで行くのにホームで東海道線を待ってたら、入って来た車両に酔っぱらったのが熟睡の若者が一人。
清掃の為に一旦ドアがしまり、清掃係の人が彼の前を通るも、全く無視。
ひょっとして、下りの電車に乗ったものの爆睡状態になって終点まで行き、そして戻って来たのでこのまま寝かしておいた方がいいと思う親心なのか。
 
ということで、国府津まで寝かせてあげようと声を掛けなかった管理人。
何か悪いですか。
 
 
実は昼から開催された研究会で講演させていただいてその会食が「旬菜こんどう」で開かれた。
研究会は「ソフトデザインドデバイス研究会」というワケの分からない名前で、元気のいい若手が集まって始めた研究会なのだ。
 
第2回目ということで、うちの増原テニュアトラック助教が山形大で開催すべく骨を折ったらしくて、そんな関係でメンターの管理人に話をしろとの事らしい。
そこで、普段、公では話さないような城戸研究室の裏の裏を40分もしゃべりまくり、30代の若手研究者の心構えと各種ノウハウを伝授した。
これも親心か。
 
あと1時間ほどくれたらもっとぶっちゃけられたのになあと思った。
 
 
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麻呂とか、モハメッドとか、たかじんとか、元気な人達ばかりで、
 
みんな頑張りや。
 
 
 
 
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2010年6月20日 (日)

夜の電車

 
 
金曜は横浜出張。
4月にフランクフルトで開催された展示会の関係者が集まり反省会。
 
ツトム・オチアイデザイナーの照明器具展示場で奥様手作りの料理をいただきながら、日本の有機EL照明技術の高さを讃えつつも、これは絶対に死守しないといけない、と皆の意見が一致した。
 
帰りに根岸駅から来た時のように、根岸線と言う聞き慣れない電車で都内に戻ろうとしたら、いつのまにか聞いた事ない駅名が見えてて、あれれれれ、と注意すると長津田方面に行く電車だった。
 
おいおい、なんやこのややこしさは、と怒りつつ一旦横浜方面までもどってホテルについたら11時を過ぎていた。
こんなこと4月のフランクフルトでもあったんだよなあ。
夜の電車は気をつけないといけない。
 
 
一泊して朝一で米沢に戻り、着替えて昼前に大学へ。
シミュレーション学会と言う聞き慣れない学会が開催されていて、管理人は招待講演を仰せつかっていたのだ。
一時間ほど山形の有機EL照明についてお話ししたんだけど、99%の参加者が日本人の中で英語で講演するというのはなかなかやりにくいなあ、と思った。
けど、聞くと来年からは一般の研究発表も英語にして、学会自身をより国際的にするとのことで、なんでも、そうすれば近隣諸国からも参加者が見込めます、とのこと。
この先進性に少々驚いた。
日本人欠けるのはこの国際性なんだもんなあ。
  
 
講演の後、参加者の九州工業大のワガツマ先生が話しかけて来られたんだけど、実はこの方、米沢出身で、しかもあの空手道のイイノ先輩のおじさんという管理人にとって兄弟子のような方なのだ。
研究室を見学いただき、専門分野は違うんだけどいろいろと話をさせていただいた。
 
土曜日のそのころって空手の練習なんだけど、そんなこんなで最近ぜんぜん行けてない管理人なのだ。
イイノ先輩の背中が遠のくきょうこのごろである。
 
 
 
 
 
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2010年6月18日 (金)

大使館からの使者

 
 
ここのところ昨日の話が多いけど、きょうも昨日の事。
 
ある国の在日大使館から科学技術部の日本人女性お二人が見えられた。
本国から視察団が来るのでぜひとも受け入れて欲しいとの事。
はいはいわかりました、と軽い返事の管理人。
断る必要ないもんね。
 
その後は雑談。
 
大使館にはどうやってお務めになられたんですか?と素朴な疑問の管理人。
人材募集がJapanTimesに掲載されますね。それと、ホームページでも募集しています、とオフィシャルなお答え。
でも、コネとかネットワーク活用がとても重要な雰囲気がただよっていた。
だよなあ、何処のウマの骨かわからん奴を大使館で雇う訳にもいかんしなあ。
 
英語はペラペラじゃないとダメですか?と管理人。
いえいえそんなことはありません、とのご返事。
でも、この人達、顔が英語うまそうなんだよなあ。 
頭良さそうだし。
 
そちらの国の方々はカタそうな雰囲気がしますけど、実際そうですか?とバカ質問の管理人。 
そうですねえ、そういう印象をもたれますけど、ドイツ人ほどではありませんよ。ユーモアに富んでますし。
そういえばそうだなあ、と管理人。
 
日本の大使館も海外ではこのような活動をしてるんですか?と純粋に聞きたい管理人。
やってませんね。議員さんの外遊の対応ばかりでしょう、ときっぱり。
うちでは議員が来ても普段着の対応ですし、黒塗りの車で高級レストラン、なんて事はありません。
やっぱりなあ、と納得の管理人。
  
突然、こんな話を持って来られて驚かれたんじゃないですか、と逆質問の大使館の使者。
いえいえ、うちには毎日のように変な人がやってきます。いちいち驚いてはいられないのです。と管理人。
来るだけじゃなくて変な教授がたくさんいますよ、まともなのは私だけです、と言いそうになってやめた。
  
  
ここの大使館には2年前だったか呼ばれたことがあって、その時以来、大使とはマブダチの中だけど(ウソです)、こういう催しをしょっちゅう開かれてて民間レベルでの交流を推進していてなんだか好感が持てる国なのだ。
   
 
これで料理がうまかったら最高なんだけどなあ。
 
 
 


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2010年6月17日 (木)

画伯のパーティ

 
 
過去にさかのぼる事が多いきょうこのごろ。
 
昨日の事、
朝一で上京し、田町の山形大学東京サテライトで国プロジェクトの打ち合わせ。
そこには8月1日から教授として着任される某企業の部長の姿も。
みんな驚くので誰とはまだ言えない。
 
お昼前に移動。
某企業本社で社長とランチミーティング。
極秘任務だから何処の誰とは言えない。
 
終わり次第、米沢に戻り某所にて山形県プロジェクトに関しての会合に出席。
これじゃあダメだ、と胃が痛くなり、頭が重くなった。
 
 
そんな重苦しい気分で出席させていただいたのが、沖津信也画伯の油絵個展ならびに画集発刊記念パーティー。
元米沢第四中学の校長先生かつ空手家の画伯なれど日展に入賞する実力の持ち主と言うとても変わった先生なのだ。
だから集まった200人の人達も千差万別。
  
 
 
たとえば、この人。
 
  
1
 
  
胸のバッジのお地蔵さんのような顔は、白布温泉「西屋」の19代目当主の遠藤さん。
ここは開湯700年の由緒正しい温泉で、東屋、中屋、西屋の三件が並んでるんだけど、東屋と中屋が火事で焼失して新築されたので、昔ながらのたたずまいを残すのは西屋だけ。
 
外観は「茅葺き開湯700年」を全面的に主張しているけど、モダン和風の洒落た内装で、これが素敵なんだわ。
料理もおいしくて、全国温泉旅館コンサルタント協会会長(ウソです)の管理人としておすすめ。
ただし、お風呂はちょっと熱めでお化けが出そうだけど。
 
 
赤ワインをすすっていると、市内で開業されてる耳鼻科医のサカイ先生が近寄って来られて、先週日曜日の講演会での話は良かったです、と褒めていただいた。そして、サカイ先生の息子さんが総理大臣を数多く輩出している名門早稲田大学に通われていて、しかもあの名門スカーゼスキークラブで競技スキーをやってます、と言われたので驚いた。
何を隠そう管理人、あのスキークラブの大先輩で当時はスカーゼのステンマルクと呼ばれていたのだ。
フランツ・クラマーとも呼ぶ人もいたけど。
 
えええええ〜、とにかく、息子さんが実家に戻られたらぜひいっしょに焼き肉でも食べに行きましょう、と誘った。
 
 
他にも市議のカッペイちゃんとか歯医者のアサヒ先生とか知り合いもいて、楽しいパーティだった。
画伯の絵画を居間に飾りたいんだけど、高いんだなあこれが。
 
 
 
 
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2010年6月16日 (水)

魚づくし

 
 
先週の土曜日こと。
夕方5時に米沢に戻って来た足で「旬菜こんどう」に立ち寄ってゲットした獲物を手渡し、夜の7時に仲間と集まった。
 
こんどう親方によって変身した魚たち。
まあ、見てください。
 
山ほど釣れたイナダ(ハマチの小さいの)。
今の時期は油ものってなくておいしくないと言われているけど、なんのなんの、美味美味。
このナメロウいけるで、とビールがすすんだ。
 
 
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次はアイナメのお吸い物。
30センチをゆうに超えるプリプリ肥えたアイナメはとてもおいしそうに見えたけど、実際料理になっていただくと口の中でとろけた。
 
 
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嗚呼、
 
ありがとうハヤシさん。
そうですこれはハヤシさんからいただきました。
ハヤシさんというのは、もともと某自動車メーカーで直接社長と話を出来る立場の人なんだけど、年間30回も磯釣りに出かける半分漁師のような人で、釣り方も「全層釣法」なんていうフカセ釣りの極地のような方法を唯一マスターしているすごい人なのだ。
すごい研究家と言ってもいいかもしれない。
しかし30回って、1年間に週末が何回あるかは知らないけど、シーズン中は毎週ということなのか。
きっと奥様は阿弥陀如来のような方なんだろうなあ。
   
 
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鯛とカレイとイナダとグレの刺身の盛り合わせは竜宮城のよう。
実はこの真鯛。
真鯛を釣りに行ったんだけど誰の針にもかからなくて、というか水温低くて岸によって来てないらしくて、島全体が不漁で、この鯛も民宿源左エ門のご主人が一人一匹くださったもの。 
昨日のエントリを見て管理人が鯛を釣ったと思った人、ゴメン。
 
 
カレイも実はいただきもの。
ゴトーさんがくれた。
このゴトーさんというのは会社の社長さんで、鯛を狙ってカレイを釣るなんて、タナの取り方が根本的に出来ていないんじゃないかと思われる程度の腕なんだけど、それが功を奏してバカカレイが針にかかったようなのだ。
アイデアマンの社長さん、仕事も釣りもついてるんだよなあ。
  
  
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イナダ以外に自分で釣ったメバルちゃん。
ちょっと小さいけど煮付けがよく似合う。
  
その他、つぎから次へと形を変えて出てきましたイナダちゃん。
いやあ、うまいうまいとみんなで舌鼓をうった。
  
  
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ちなみに三日目にいっしょに磯にあがったイマイさん。
首都圏の某オーディオメーカーにお勤めで、その部下が管理人の敬愛するスピーカー職人のサカモトさんという三角関係で、この方もシーズンには仕事そっちのけで磯に向かわれるのである。どこかの船宿のホームページにでっかいグレと一緒の写真が掲載されてるらしい。
仕掛けの話をしていて、おもしろい三角錐形の水中ウキと言うか錘をもらった。
これが秘密兵器なんだなあ、きっと。
 
それから今回は一日遅れで参加されたホンダさん。
名前はホンダだけどホンダじゃない自動車メーカーの関連会社の部長さんと言う重要な立場におられるんだけど、こうやって平日から釣りに来られるということは本当はそんなに重要人物じゃないのかもしれないなあと思いつつ毎回観察しているのだ。
いまだに鯛からウインクされることなく、ゴトー社長とホンダさんと管理人のなかで誰が一番先につり上げるかということがひょっとしたらベテランの間で話題になっているかもしれない。
 
ついでにスズキ師匠を紹介しておくと、この人は若い頃から磯通い。
粟島なんて裏庭のようなもの。
かつては、平日はゴトー社長の部下だけど、磯では師匠になると言う「釣りバカ日誌」のような関係で、前回もこんなところにいるのかというようなところから真鯛を釣り上げたときには驚いた。
管理人の磯釣りの師匠です。 
 
  
まあ、そんなことで真鯛を釣りに行って真鯛は釣れなかったけど、イナダとかメバルとかが一杯釣れて満足満足の釣行だったのだ。
 
 
さあ、仕事しよっと。
 
 
 
 
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2010年6月15日 (火)

修行

 
 
先週の木曜日のこと。
 
朝、5時半に起床。
シャワーで体を清めてから、愛車を法定速度内でぶっ飛ばして新潟県の岩船港に向かった。
「にいだや」で仲間と待ち合わせて、高速船に乗って粟島(あわしま)まで約1時間。
波は静か。
港からは宿の小型バスで島の裏側へ。
民宿 源左エ門」到着が11時。 
早速、修行の支度をして磯場に渡る。
 
 
(写真)磯渡しの船
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何を隠そう、この修行は精神力と体力を鍛える為に2年前から参加してるんだけど、今回も2泊3日でのフル参加である。
メンバーもおなじみのスズキ師匠、ゴトーさん、ハヤシさん、イマイさん、ホンダさん。 
たいていの場合、二人一組で磯場にあがり、竹刀を長くしたような棒を体力、気力の限界まで降り続ける。
棒の先には糸がついていて、まれに負荷が加わる。
その負荷の大きさも修行を積めば積むほど大きくなる傾向があり、前回などいっしょに磯にあがったハヤシさんが連続で負荷がかかり、顔をしかめていたのを覚えている。
 
 
で、初日。
11時から夜の7時まで修行。
8時間も棒を振っていたことになる。
 
 
(写真)有り難くない負荷。
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(写真)魚に餌をやるのも修行のうち。
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(写真)黄昏のスズキ師匠。
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宿に戻り、風呂に入り、食事をして、9時半に消灯。
修行の夜は早い。
けど9時半て、小学生か。
  
 
(写真)海鮮づくしです。
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二日目。 
朝、2時40分に起床。
修行の朝は早い。
支度をして港へ。
3時10分に出発して磯場には約15分で到着。
そして、夜の7時まで棒を振り続けた。
タタミ30畳ほどの小さな磯場で、しかも炎天下、約15時間も棒を振っていたことになる。
一般大衆には出来ない。
 
 
(写真)二日目も海鮮づくしです。
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三日目、最終日。
同じく2時40分に起床。
修行の支度をして港へ。
3時10分に出発して磯場には約15分で到着。
午前11時まで棒を振り続けた。
 
 
(写真)修行中のイマイさん。
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宿に戻って、道具を片付けて港へ。
高速船で岩船港に戻り、みんなと秋の再会を誓い一路米沢へ愛車を走らせた。
午後5時に帰宅。
  
いやあ、今回もつらかったなあ。  
途中、くじけそうになったこともあるけど、最後までやりとおした自分を褒めてやりたい。
神様からのご褒美。
 
 
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2010年6月10日 (木)

地方ネタ再び

 
 
昨日のこと、夕刻から中学の先生らと会食。
そこで盛り上がったのがバカ親のこと。
聞くとそれらのモンスターには各中学で対応するとのこと。 
 
すなわち、教育委員会は助けてくれない。
 
あのねえ、
教育委員会の方々、
教育の現場を知ってるのですか?
今の先生方の能力では無理なの。
 
聞くと米沢だけじゃなく、教育委員会というのはそんなもんらしい。
事業仕分けの対象だね、そんな委員会。
 
 
子供手当なんかよりも、安心して高度な教育を受けられる教育現場を作れるよう予算を使って欲しいとと思うきょうこのごろなのである。   
 
 
 
 
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2010年6月 9日 (水)

口蹄疫と有機EL

 
 
きょうも朝から取材を受けた管理人。
いまだに有機エレ研が閉鎖されたままだけど、県庁の対応をどう思いますかと言われてこう答えた。
 
山形県庁は宮崎県庁と同じです。
宮崎の場合、最初の口蹄疫感染が報告された時点で素早く対処していれば被害を最小限に出来た。
実際には、遅い県庁の対応。
しかも、県の宝とも言える種牛すら守れなかった。
無菌豚を飼うように徹底的にウイルス等から保護し、周囲に感染源となりうる牛舎などがない山奥に隔離していれば絶対安心だったのにね。
 
危機感の希薄さが招いた人災だと思う。
 
 
山形の場合、有機エレクトロニクス研究所の予算がこの3月で一旦切れて、4月以降は新体制でスタートすることがわかっていながら肝心の体制を検討すらしてなかった。
クイックスタートするためには、クリーンルームや中の真空装置類の維持管理が重要であることを訴えていたけど、単に守衛1人を常駐させていただけ。
停電が来たら大変ですよと忠告していたら、本当に先週土曜に雷で停電し、真空ポンプ類停止。
わかりやすくいうと、人工心臓で生命を維持してる人の人工心臓のスイッチが切れたようなもの。
 
月曜に大学から関係者を送って復旧して一命を取り留めたものの、このままだった半年で廃墟ですねと言う報告を受けた。
  
  
嗚呼、
 
 
地方自治体の現状がこれじゃあ、地方分権なんて夢のまた夢だわ。
 
 
 
 
 
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2010年6月 8日 (火)

有機エレ研のこと

 
 
Yamagata News Onlineより:
  
  
有機EL照明の事業計画3年明示 県振興機構、研究員増員へ
                         2010年06月04日
 
今年3月で閉鎖した県有機エレクトロニクス研究所(米沢市)の後継組織を運営する県産業技術振興機構は4日、有機EL(エレクトロルミネッセンス)照明の事業展開について、基本構想の期間を3カ年とし、研究者の増員も図りながら県内企業が共同研究に参加しやすい体制を整えていく考えを示した。一方で、新組織へ移行するための事務処理などが完了せず、事業のスタート時期は「できるだけ早急に」とするにとどめた。
 
県はこれまでの説明で、後継組織は企業が主体となって実用化研究を進めて県は後方支援の形とし、人員については有機ELパネル製造装置のオペレーターを配置する、などとしていた。これに対し、県内企業からは、有機ELの事業には高度な知識と技術が必要なため、「装置の操縦者を配置するだけでは地元企業の参入は困難だ」との声が上がっていた。
 
今回、事業期間を3年と明示したことや、実用化支援の研究員を配置する考えを示したことは“前向き”の判断といえる。
 
この日、山形市の県高度技術研究開発センターで記者会見した同機構の小松幸勇専務理事は「これまで、世界一の技術を目指してきた研究所と県内企業の間には距離があったかもしれない」とし、「今年3月から事業内容を再構築してきた」と説明。研究所で開発を手掛けてきた島田新一氏を研究担当として採用したほか、企業の実用化を支援する研究員ら5~6人を配置する構想を提示し「機構と企業が共同研究を進める形で蓄積したノウハウを還元し、地元産業の発展につなげたい」と述べた。近く県内企業など関係者を集めた会議を開き、理解と協力を求めていくという。
 
3年経過後は、市場の動向や、科学技術振興機構(JST)からの採択を得て山形大と県が推進する有機ELプロジェクトの進ちょくを見て、方向性を判断するとしている。
 
一方で、今回の事業計画は県からの予算措置が担保されている訳ではなく、小松専務理事は「県からは大枠での合意を得たと思っているが、予算についてはこれから協議を進めていく段階」とした。
 
有機エレクトロニクス研究所が3月に閉鎖され以降、同施設では具体的な事業活動が行われておらず、装置機能の維持のため月額約920万円が支出され続けている。
  
 
・・・・・・
 

前所長(管理人のことね)のコメント:
1 期間3年しかなくて優秀な研究員が集められると思いますか?
  しかも、私が所長や副所長を務めずに。
2 事業のスタートを早急に、とありますが、民間の感覚では1〜2ヶ月以内です。
  遅くても7月スタートですね。
3 産学官連携有機エレクトロニクス事業化推進センター、なんて名前は長ったらしくてセンスなし。
  それに、グローバル化の時代に、英語でなんて言うんでしょうか。
  私だったらシンプルに「有機エレクトロニクス開発センター」と名付けます。
  英語で言うと、「Organic Electronics Development Center」ですね。
4 県民の税金を4月以降毎月900万も光熱水費などの維持費に垂れ流すのは、単純にもったいない、と思います。
5 4月以降、こうなることがわかっていたし、当時の所長(管理人のことね)が何度も警告したというのに、昨年全く準備してなかったのは九州のどこかの県のように危機管理能力ゼロと言われても仕方がないです。 
  
 
 
 
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高分子夏季大学のお知らせ

 
 
2010年7月14日(水)から16日(金)の3日間、仙台の秋保温泉「岩沼屋」にて開催されます。
有機エレクトロニクス関連では、15日の午前中に次の3件の講演があります。
 
1.高分子型りん光発光材料によるフレキシブル有機ELパネル
  (NHK放送技研)時任 静士
2.自己配列によって高次構造を制御した絶縁性高熱伝導性エポキシ樹脂材料             
  (日立化成工業)竹澤 由高
3.有機EL照明の現状と将来の展望
  (山形大)城戸 淳二
 
 
管理人は初日から最終日まで参加しますので、この際、有機ELのことを徹底討論したい方、裏話を聞きたい方、無料コンサルティングして欲しい方、単に一緒に酒を飲みたい方、ぜひぜひご参加ください。こんな機会滅多にないですよ。
 
もちろん、城戸研卒業生は全員参加してもらわなければなりません。
 
 
「商品展示」、「製品紹介(ポスター)」、「研究発表(ポスター)」に関心のある方の申込もお待ちしております。
 
参加申込は以下のWEBサイトから。
http://www.spsj.or.jp/summer.html
 
  
では、岩沼屋でお会いしましょう。


 
 
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2010年6月 7日 (月)

近況



いやあ、ずいぶんご無沙汰してしまった。
多くの人から大丈夫かとか、生きてるかとか、いろいろメールをいただき、ご心配おかけしたようで反省反省。
 
このとおり、ピンピンしております。  
 
ブログを更新しない時は、たいていの場合、超忙しいか、体調不良か、ネット不通か、飲み過ぎか、その他のどれかだけど、先週の場合もそのどれかに当てはまっていたのだ。
 
 
たとえば、先週の水、木というのは大学にいたけど、会議とか千客万来とか、夜の会食とかで家に帰るとお疲れお休みモード。
 
金曜日は昼から旅の人となって、東京経由で京都まで瞑想しながら約五時間の旅。
夜は企業の方と情報交換会食の後、大学事務や学生と翌日の打ち合わせ。
大事な講演があるのに事務のモリオカさんに引きずり回された。
  
 
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そして土曜日、国際会議場での産学連携会議にて45分の講演。
ノーベル賞のコシバ先生や、マスカワ先生、コバヤシ先生、タナカさんとご一緒させていただくなんて、光栄光栄、と心もときめきつつ、これだけの人達を集められるなんてさすがは内閣府だなあと関心もした。
しかしマスカワ先生はおもしろい先生だなあ。
   
 
講演会が終わり次第、人をかき分けかき分け地下鉄の駅へ、そして京都駅から東京、そして米沢へと明治維新の頃の坂本龍馬でも不可能な短時間長距離移動をやった。
 
しかも、京都から新横浜までは知り合いのイマイズミさんと京都で買った551蓬萊のシュウマイや豚まんを頬張りながら赤ワインを水のように飲んだのだ。
 
 
で、昨日、日曜日は娘の小学校の運動会で朝早く起きてカメラを首からぶら下げていいお父さん。
午後3時過ぎに終わってから、座骨神経痛に効果がある金属製の棒を振る運動を1時間ほどやりに10分ほど車を走らせて、ぶんぶん振り回していると、知り合いのカジカワさんがたまたまやって来て、おやおや、まあまあ、お互い秘密練習ですね、とバレてしまった。
結構上手なんだわ、カジカワさん。
 
夕刻からは町内会の反省会、というか祝勝会。
小学校の運動会と言ってもこちらでは地区の運動会で、それぞれの町内会が競い順位をつけるのだ。
それが今回は管理人の活躍(?)で「優勝」ということで、町内会長サカイさんの大盤振る舞いもあって、ビールや焼酎を水のように飲んだ。
 
 
そしてきょう、月曜日、朝から首都圏の国立大のアライさんという学生さんが有機ELのことを聞きに来たので、有機EL照明のことをお話しして、研究室を案内しながら、この設備は日本一、いや世界一です、と紹介した。
何を隠そうアライさんは、うちの学部のアライさんの娘さんで目元がとても良く似ているのだ。 
 
その後、うちの新任の助教が銀行口座の件で問題があるというので相談に乗って、実際にその足で支店長に直談判しに行ったけどおられなくて、部下の方にもっとサービスを良くしないとグローバル化は出来ませんよ、と言った。
で、結局途中で問題解決しないまま駅に向かって、東京行きのツバサに飛び乗った。
 
ね、忙しいでしょ。
 
 
 
 
 
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2010年6月 1日 (火)

ちっちゃいけど

 
 
きょうも朝からお客さんとかとの打ち合わせが6件。
大学にいると千客万来で忙しい。
しかもその合間に某新聞社女性記者の電話取材、某コンサルティング会社の人に対する電話無料コンサルティング。
女性記者には有機エレ研の現状をありのままにお話ししたんだけど、これまでとの違いは山形県産業技術振興機構では、今後のプランがほぼ出来上がっていて、この金曜日にオフィシャルに発表すると言うことを今日直接聞いたので、そのことを伝えた。
 
コンサルティング会社さんは有機ELディスプレイの今後の展望を聞かれたので、日本勢はダメです、お金も根性もありません、サムスンが大きな投資をした今となっては、もうついていけませんし、ついて行こうとする会社もないでしょう、それにDRAM、液晶、有機ELで繰り返される最先端技術を日本で実用化までもっていったのにすぐさま産業化で韓国、台湾にやられるという構図は、LEDでも繰り返しますし、太陽電池でも起こります。
すなわち、この国は政府に産業を支援する仕組みができてませんし、既存の大企業のサラリーマン社長にはエルピーダの坂本社長のようなガッツはないんです。だから、ベンチャーを育てる仕組みをまず作って、未来の松下やソニーを生み出す努力をしなければ、絶滅寸前のマンモスのような大企業に頼っていると、日本は沈みます。
確実に。
 
と説明したら、なるほどなるほど、暗澹たる気持ちになりますね、と言われたので、
はい、現場にいる私など、毎日が真っ暗闇です、と答えた。 
 
 
夕刻からは新たに着任された外国人准教授やテニュアトラック助教らといっしょに食事会。
まずは、テニュアトラック助教のLiu氏。新進気鋭の若手で、有機メモリーなどの研究で期待大。
 
 
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有機太陽電池でその双肩にずっしりと思いプレッシャーがかかっているのが、UCLAから来た準教授のHong氏。
で、連れて来られたお坊っちゃんがプレッシャーなど全く感じないくらいお元気なことお元気なこと。
カメラを向けると大阪人のようにおかしなポーズをとった。
最初は普通。 
 
 
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けど、徐々にひょうきんにノリだし、
 
  
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こらあ、いい加減しなさい!
 
 
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で、親の顔が見たい人、
はい、この人で〜す。
Hong准教授。
  
  
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でもまあ、小学1年生はちっちゃくてもこれくらい元気じゃないとね。 
 
 
 
ちっちゃいといえば、SIDでのこと。
 
eMagin社が有機ELマイクロディスプレイを展示。
これはミリタリー用途に開発されていて、製品化されてるもの。
ヘッドマウントディスプレイとして使用して、地図を見たり、映像を表示したり。
これは日本にはありませんな。
 
  
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レンズがあります。
 
 
1_6
 
 
中をのぞくとこんな感じ。

 
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で、ディスプレイのスペック。
  
 
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ヘルメットにつけて使うと地図なんてわざわざ広げる必要なし。両手も使えるし。
 
 
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眼鏡タイプもあります。
 
 
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ちっちゃいけど、アメリカが誇る世界一の技術です。 
 
 
 
 
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