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2010年1月 3日 (日)

明けまして

 
 
おめでとうございます。
昨年は絶大なるご支援をいただき有り難うございました。
今年は管理人にとって、有機EL照明にとって、山形県にとって、とても重要な年です。
本年も引き続き、ご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
 
と、言うことで、今年初めてのアップ。
 
実は、先週の日曜日からきょうまでまるまる一週間、こんなものを食べに、
 
 
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台湾へ。
もち、観光ではありません。
出張です。

台湾の正月は旧正月で、西暦の正月はお休みは元旦だけ。
だから、年末だけどみんな働くのです。
 
で、訪問先。
  
工業技術研究院(ITRI)、精華大学、CPT(中華映管)、AUO(友達光電)、Nanya Plastics、中華経済研究院、などなど。
しかも、企業でお目にかかったのがCEOやビジネス担当取締役など。
 
なぜかって、みんな有機EL照明に興味があるの。
 
 
台湾と日本の企業に大きな違いは、その早さ。
決断と投資がとにかく早い。
 
国内の企業がいまだに様子見なのに、すでに何十億と有機EL照明に対して投資の準備をしている。
しかも、山形有機エレクトロニクスバレー構想をお手本に、台湾でも有機エレクトロニクスバレーを構築したいとのこと。
 
いやあ、まいりました。
 
本家山形県ではすでにバレー構想に対する投資を大幅に縮減し、ルミオテック一社で満足して、有機エレ研を廃止して管理人のお役もご免だというのに。
 
もし台湾産業の活性化に管理人が微力ながらお手伝いできるというのなら、ぜひとも一緒に有機エレクトロニクスバレーを作ってみたいと思った。
 
台湾の場合、有機エレクトロニクスアイランド、かも知れないけどね。
 
 
それにしても今回感じたのは、台湾社会のダイナミックさ。
日本が成熟しきって、夢も希望もないのに対して、台湾ではいまだに台湾ドリームが健在。
 
たとえば、AUOという世界でもトップスリーに入るシャープよりも大きな液晶会社のCEOのチェンさん。
彼はもともとはITRIの研究員だったのだ。
 
もし、管理人が有機EL照明で会社を興すと言えば、軽く100億は集まるだろう。
そして年収は軽く1億は超えると思う。
 
 
けど…
 
見捨てられないんだなあ、日本。
好きなんだよなあ、山形の人たち。
 
実は、きょうも仙台空港からクルマで帰ってくるとき、心配したのが雪。
年末から米沢は大雪と言うことを聞いていて、家の前のうずたかく積もっている雪の山を想像してうんざりしてたんだけど、到着してびっくり。
 
雪なし。
 
二軒隣のキョウコちゃんに聞くとご近所さんがブルドーザーで綺麗にしてくれたとのこと。
 
嗚呼、

いいよね。
雪は多いけど、心が温かいのだ、米沢。
 
山形県庁にその気がないなら、やる気満々の米沢だけは元気にするぞっ、と心に誓った。
がんばるで、今年も。
 
 
みなさまも暖かいご声援をよろしく。
 
 
 
 
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