ケーキの誓い
朝から高校生12人が研究室にやってきた。
今や恒例になった「サイエンスキャンプ」。
JSTの補助金事業で、過去5年連続で実施していて今年で6回目。
サイエンスキャンプ第1期生の橋本は山形大に来て、来春卒業して小日本印刷(仮名)に勤める。
今回も生きのいい高校生が全国からやってきて、わいわいがやがや。
中にはこのバカブログの読者がいたし、中学の時に管理人の講演を聴いた生徒もいたし、とにかく有機ELマニアが勢揃いした。
(写真)白衣を着ていっちょ前に真空蒸着装置をいじくる高校生たち。
今回は政府広報番組の取材もあって、一日中、高校生たちを撮ってもらった。
管理人も個別インタビューがあって、質問に答えた。
その中でも、最後にサイエンスキャンプを実施するのはなぜですか、の質問に対するコメントがこれ。
教育にはいろんなアプローチがあると思います。
自分自身の人生を振り返ると、節目節目で人との出会いがありました。
きっかけになった出来事がありました。
だから、教育者としての自分を考えた場合、授業や講義なんていうのは、はっきり言って学生が自主的に教科書を読めばいいと思ってます。
真の教育というのは、きっかけ、を与えることだと思うのです。
ですから、サイエンスキャンプで何を学んで欲しいかというと、もちろん科学のおもしろさを実感して欲しいというのはあります。けど、サイエンスキャンプに来る高校生は、すでに科学好きなんです。
だから、その必要はありません。
ここで、持ち帰って欲しいのは、全国から参加した同士と交流を深め、将来にわたってお互い刺激し合い、協力し合ってこの国の科学技術に貢献して欲しいのです。
そして、20年ごとか30年後の科学技術分野でのトップクラスがサイエンスキャンプ経験者であって、そのうちの何割かが山形のサイエンスキャンプ出身者であってほしいと思います。
それが、教育者としての夢であり目標でもあります。
自分の発言ながら、20年この業界にいて立派な教育者になったなあ、と思った。
6時過ぎから始まったアルコール抜きの食事会でのクリスマスケーキを二つ差し入れしたら、みんな喜んでくれた。
これからも教育者として頑張るぞ、とケーキに誓った。
(写真)城戸研御用達の「シャトレー」のケーキです。
(写真)調子に乗ってしゃべりまくるハシモト。
8時前に食事会が終わったので、その足で向かったのが「旬采こんどう」で開かれている「カンノウパーティ」。
ちょっと遅れて顔を出すと、みなさんできあがっててなんだか異常な雰囲気。
よく見ると変装している。
たとえば、こんな感じ。
(写真)あの〜。
(写真)クイズ、このオヤジは誰でしょう。
(写真)クイズ、このオヤジは誰でしょう。
(写真)クイズ、このオヤジは誰でしょう。
(写真)毎度おなじみのモーホー二人。実は二人とも偽装結婚。
さっきまで清流の鮎のような純真な高校生といたのに、たった10分でこの汚れた世界。
嗚呼、
高校生には見せられない。
でも、ちょっとだけだけど、心が温かくなった瞬間がこれ。
(写真)ケーキ入刀!
(写真)第2の人生の始まりは共同作業から。ケーキの誓い。
何を隠そう、この二枚の写真。
スクープなのです。
お二人さん、お幸せに!
最後に参加者の中でも女性だけをニックネームでご紹介。
1.東北パイオニアのアンジェラ・アキ(妊娠5ヶ月でエアロバイクやるか)
2.山大の松坂慶子(あと5キロ)
3.オハラ(大食いじゃないけど)
4.まことちゃんのミカねえちゃん(性格そっくり)
5.子リスちゃん(ホッペがね)
6.将軍様(ノーコメント)
7.小林麻央(似てるよね〜)
というメンバーで約2時間、
笑った。
激動の一日にクリック↓