さよなら、山形 〜その6〜
きょうもYamagata News Onlineから:
有機EL照明デザインの入賞作品決まる 最優秀賞の該当はなし
2009年12月25日
有機エレクトロニクス研究所(米沢市)は、全国から募った有機EL照明デザインの審査結果を25日までに公表した。
今回は最優秀賞の該当がなく、優秀賞に規格パネル部門で広部延安さん(京都府)と竹中寛さん(兵庫県)の「コンポジション」、自由デザイン部門で青木和史さん(神奈川県)の「Organic Light」が選ばれた。広部さんらの作品は、マジックミラーのような板を配した四角柱のボックスに発光パネルを段違いに設置し、光が浮かび上がるように演出。青木さんの作品は、自由に曲げられる有機ELパネルの特性を生かし、電球の傘のようなドーナツ状に曲げてシンプルに仕上げている。
自由デザイン部門優秀賞の「Organic Light」
今回の公募には計253点(規格部門99点、自由部門154点)が寄せられ、デザイナーや照明メーカーの担当者が審査に当たった。
デザイン公募は2006年から毎年実施。08年の北海道洞爺湖サミットで発表された有機EL「シャンデリア」など、入賞作品を製品化して有機EL照明のPRにも務めてきた。同研究所は来年度以降、運営体制が縮小される見通しで、デザイン公募は今回で終了する可能性が高い。また、今回の入賞作品は製品化の予定がないという。主な入賞者は次の通り。
▽協賛企業特別賞=鶴賢治・横垣内佳幸(大阪府)山中操・前川淳(神奈川県・大阪府)▽奨励賞=宇塚雅(神奈川県)森田和樹(埼玉県)佐藤樹・松下由季(鶴岡市・埼玉県)玉置潤平(埼玉県)▽審査員特別賞=小林進(神奈川県)
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まずは、受賞者の皆様おめでとうございます。
世界で初めての有機EL照明デザイン公募を初めて早4回目。
1回目と2回目の最優秀賞が洞爺湖サミットで展示されたり、最近では韓国やヨーロッパでも同様のデザインコンペが開催され始めるなど、この公募事業の業界に対する貢献は大きい。
しかし、
有機エレクトロニクス研究所が今年度一杯で終了となると、デザイン公募も今回で最後になる可能性がある。
デザイナーの方々から継続の要望の声が所長である管理人には届いているのだけど、県庁には届かない。
参考まで:
山形県庁 〒990-8570 山形市松波二丁目8-1
電話:023-630-2211(代表)
担当部署:商工労働観光部工業振興課
総務部秘書広報課広報室 電子メール:t57W16uF@pref.yamagata.jp
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