名前と学力の関係
今回のドイツ渡航の目的はドレスデンで開催される「プラスチックエレクトロニクス会議」での基調講演。
プラスチックエレクトロニクスとは有機半導体技術のこと。
有機ELや太陽電池、トランジスタなどの研究発表がある。
午前中は基調講演のセッションで、大きな会場には400名程度の聴衆が。
日本からはソニーの占部さんが、もちろん有機ELテレビの講演をされたんだけど、それを聞いてた管理人、内容よりその英語の流暢さに舌を巻いた。
さすがにグローバル企業のソニーともなるとあそこまでの英語力が必要なんだなあと感心。
管理人の番になって、山形での有機ELのとりくみについて、30分ほど話をさせていただき、途中で白色パネルを光らせてデモしたり、3回ほどくだらないジョークを言って笑いをとったりして、大きな会場で大勢を相手にしてとても気持ちがよかった。
(写真)会場の様子。講演はBASF。

夜は立食パーティで、ワインを飲みながらドイツ人研究者たちとバカ話。
ゲラゲラ笑っていると、これから賞の発表をすると主催者がマイクでアナウンスしたのでなんだなんだと思っていると、最初にロチェスター大学のタン教授が「Outstanding Contribution to Plastic Electronics」賞を受賞された。
本人がおられなかったので、元同僚のコダックの方が代理で受け取り。
(写真)ドイツ人もびっくりのMade in 山形のパネル。

そうだよなあ、タンさんだよなあ、と感心していると、次に、ルミオテックのJUNJI KIDOと管理人の名前が呼ばれ、
「Most Innovative Use of Plastic Electronics 2009」という賞をいただいた。
前に出て、研究室の学生さんや研究員、共同研究会社の方々のおかげです、と言う意味のことを言った。
有り難い、有り難い。
近日中に会社に持って行きますからね。
ルミオさん。
(写真)いただきましたトロフィーです。

次の夜は、カール・レオ教授のお宅へ招かれた。
他にも7〜8人の関係者。
ろうそくの火で明かりをとるヨーロッパのお宅はなんとも雰囲気がある。
おいしい赤ワインをいただきながら、研究以外の話で盛り上がり、その時にレオ教授が子供の名前のことで面白いことを言われた。
それはドイツでアメリカ的な名前がつけられる子供が多くなったこと。
そして統計的にそれらの子供たちの学力レベルが、従来のドイツらしい名前の子供よりも劣ること。
いやあ、日本でもそうなんです、
と言いそうになった。
日本人なのにアメリカ人みたいな名前。
親の独りよがりの読めない名前。
こんな子供たちと、日本人らしい名前の子供たちの学力の差を調べてみると面白い結果が出るのではないかと想像した。
結局は、名前じゃなくて、そう言う親に育てられる環境に違いがあるんじゃないかなあ、と思う。
ドイツも日本も先進国は先進国の悩みは共通なのだと実感した一夜だった。
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