CEATECへGO!
10/6から幕張で始まったCEATEC2009。
ここのところ、あまり有機ELに関して興味深い展示のなかったCEATEC。
でも今回は、これ。
(写真)毎日jpから。
三菱電機がデモした155インチの大型有機ELディスプレイ。
縦約1.9メートル、横約3.5メートル。
奥行きわずか8センチ。
史上最大、世界最大、サムスンもびっくりの超大型有機ELディスプレイです。
どうやってこんなに大きくできたかというと、
タイリングという方法。
すなわち10センチ角のユニットを720枚組み合わせてある。
だから、組み合わせの枚数や方法によって、300インチにもできるし、500インチにもできるし、横長のビルボードにもできるし、大きさ自由自在のいわゆるスケーラブル。
実は、2002年から5年間実施したNEDO高効率有機デバイスプロジェクトの山形大集中研では、参画メンバーである東北パイオニア、松下電工、アイメス、ケミプロ化成らと、60インチの大型有機ELを試作する技術としてこの「タイリング」を検討して、一部デモもした。
我ながら自分の先見性には驚くね(自分で言うな)。
ちなみに今回の三菱電機のディスプレイに使用された有機ELパネルの出所は明らかにされてはないが、たぶん「Made in 山形」だろう。
いずれにしても、三菱電機、やってくれるなあ。
拍手!
他にも、ロームが照明用パネル、ソニーがフレキシブル有機ELを展示してるらしいけど、ソニーにはそんなものより20インチテレビを一日も早く実用化して欲しいものだ。
どうなってるんだ、黒瀧!
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