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2009年7月24日 (金)

あかり塾開塾式

 
 
午前中は、某ファンディングエージェンシーの方がご来室。
申し訳ないけど、その用件は書けない。
 
午後から伝国の杜で、有機ELあかり塾の開塾式。
 
200名もの参加者が、しかも県外からとても多く来ていただけるとは驚いた。
山形の有機ELは今や全国区かつ期待が大きい。
 
講演会では、有機ELが究極の電子デバイスであること、有機のポテンシャルの高さを説明した。
パネルディスカッションでは、産官学連携での「官」の問題点として「継続性のなさ」を指摘した。
5年間のプロジェクトだと、立ち上げ、中間評価、最終評価、で担当が代わる。
そして方向性が変わる。
現場が戸惑う。
 
山形のプロジェクトも7年の期間で、知事が三人目。
担当部長や課長もすでに何人目か。
プロジェクト立ち上げ時の担当は熱く、志が高く、我々現場とベクトルの方向が一致していたのに、いまや完全に冷め切り、ベクトルはどっちを向いているのやら。
 
某省庁のお役人も、「県庁、何考えてるんでしょうかねえ」と管理人と立ち話。
 
 
そんなわけで、夕刻からの名刺交換会では、ざっくばらんな意見交換で盛り上がった。
有機エレクトロニクスバレー構想の来年度以降の予算が話題になって、
 
1.県庁は続ける気はない
2.県庁は続けたいがカネがないのであきらめている
3.県庁は続けたいのでできるだけ予算を獲得しようと努力している
 
の三パターンが噂話のトップスリー。
管理人は3を信じてるんだけど、一部では1がまことしやかにささやかれている。
 
そんなわけで、参加していた県庁のMさん、口で袋だたきにあっていた。
 
たぶん、来年度以降予算が付かなかったら、県庁職員は米沢市に一歩たりとも足を踏み入れられないだろうなあ。
 
その上、管理人は山形を見放し、粛々と国家プロジェクトを国のために仕事をするだけだし、ベンチャーもすべて本店所在地を支援の熱心な県に引っ越す。
まあ、候補としては滋賀とか新潟とか福島とか広島とか熊本とか生まれ故郷の大阪かね。
他にもベンチャー支援に熱心な地方自治体があったら教えて欲しい。
 
ルミオテックも広大な敷地のある三菱重工広島製作所に本格量産工場を建てるんだろうなあ。
なんて、考えたりして。 
 
もともと、前知事は「成果が出ていれば継続する」と断言されたし、商工労働部長もきっぱりと同じことをおっしゃったし、
 
これで、もし万が一継続がなかったら、
 
 
見捨てます。
 
 
山形県の将来を背負う工業振興課の課長さんおよび課長補佐さん、県の将来のこと、まじめに考えてくださいね。
 
 
 
 
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