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2009年7月18日 (土)

読めない名前

 
 
まずは、ココログニュースから: 
 
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読めない名前は犯罪率高い?
  
今も昔も、クラスにひとりはいたような「初見で正確に名前を読んでもらえない子」。だが、近頃はそれが顕著になっているような気もする。例えば、「宇宙汰(そらた)くん」や「純桃(すもも)ちゃん」など。読みづらさや痛々しさなどから、ネット上ではしばしば「叩き」の対象となるこれらの『変読ネーム』。最近米国で行われた研究で、そんな変読ネームに関する興味深い結果が見られた。
 
その研究では、米国内で見られる1万5千の名前について1~100の知名度を設定。例えばマイケルという一般的な名前を100とした時、デイビッドは50、アーネストは1となるような方法だという。その結果、知名度が10%上がるにしたがって犯罪率が4%低下したとのこと。つまり、あまり一般的でない名前をつけられた子供ほど、犯罪にかかわる傾向がある、ということだ。ちなみにワースト10は以下の名前。Alec, Ernest, Garland, Ivan, Kareem, Luke, Malcolm, Preston, Tyrell, Walter。
 
しかし当然のことながら、一概に名前と犯罪率が関係あると言える訳ではなく、直接的な因果もない。この研究に対する賛否もあるだろう。この研究を行ったカリスト教授は、「例えば劣悪な家庭環境であったり、経済的不遇であったり、両親が離婚していることなど、あまり一般的でない名前の付け方と犯罪の要因となるような社会的環境には何らかのつながりがあるようだ」としている。
 
(小野しうこ)
 
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まあ、英語と日本語、状況は全く異なるわけだけど、英語と違って日本語の「変読ネーム」は、読めないんだからつらい。
教員としては、生徒の名簿の中にそんなのと出会うと少なくとも10秒間は頭を巡らし、記憶をたどり、とにかく読む努力をしないといけない。
 
で、結局読めない、
生徒に聞く、
それを覚える。
と最低でも30秒くらいは貴重な人生を無駄にする。
 
だから、この際言わせていただきたい。 
 
読める名前をつけてください。
その子が他人の貴重な時間を無駄にしないためにも。
 
個性的に育てたいなら、能力を伸ばしてやってください、
変わった名前や、変わったヘアスタイル、変わった服装、変わった言葉遣い、
そんなの個性とは言いません。
単に変わってるだけです。
 
イチローのような野球センス、北島康介選手のような水泳能力、アインシュタインのような思考能力などなど、これらが個性なんですよ。
 
とまあ、そんなことを学生とか卒業生に酔っぱらいながら話してる。
最近も某織機会社に勤める卒業生の鈴木は今月生まれた娘に「晴子」と名づけた。
 
「鈴木晴子」いい名前と思いませんか。
  
みんなに愛される素直なよい子に育つに違いない。
 
 
犯罪率が高くなるとは思えないけど、読めない名前をつけるのはやめましょう。 
 
 
 
 
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