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2009年5月 8日 (金)

パナソニックの大型有機ELテレビ

 
 
NIKKEI NETから:
  
パナソニックと住友化、次世代薄型テレビの有機ELを量産
 
パナソニックと住友化学は薄型テレビ用の次世代パネルで本命とされる有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)事業で提携する。2010年度メドに世界初となる40型以上の大型パネルを共同開発・生産し、15年までに同サイズで消費電力を現在のプラズマテレビの10分の1程度に低減することを目指す。在来の薄型テレビの価格下落が続く中、画面の薄さや明るさ、低消費電力といった強みを持つ有機ELでテレビ事業の収益回復を狙う。
住友化学の英子会社は低コストでパネルを大型化できる「高分子型有機EL」と呼ぶ独自技術を持つ。パナソニックは住友化学と研究から生産まで広範囲に手を組むことで、開発費負担の軽減と早期の実用化をめざす。 (07:00)
  
・・・・・・
 
いやあ、大胆な戦略ですなあ。
インクジェットで高分子有機ELを生産しようとしたあのエプソンですらあきらめた技術。
しかも高分子有機ELはかつてフィリップスやオスラムが小型を少量生産し、投げ出した技術。
それをいきなり大型テレビへ使うと言うのだから、大胆と言うか、なんというか。
 
確かに高分子有機ELの寿命は延びているものの、マルチフォトン低分子有機ELには遠く及ばず。
発光効率に関してもリン光低分子には遥か及ばず。
 
何か秘策でもあるのだろうか…。
 
 
 
 
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