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2008年10月 5日 (日)

落ち鮎疑惑

 
 

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夕方、家族で近所のスーパーに行った時に店内をブラブラしていると鮮魚売り場で鮎を発見。
釣り好きで鮎を釣るのも食べるのも大好きな管理人、どれどれとのぞき込んだ。
 
  
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養殖物らしく丸々とよく肥えた鮎なんだけど、よく見ると表示がちょっとおかしい。
「和歌山県紀ノ川産、落ち鮎」とあるのだ。
 
 
ほらね↓
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ちょっと待てや、「養殖物」で「落ち鮎」ってどういうこっちゃ。
ということで、全日本食品偽造摘発友の会会長の管理人(ウソです)、早速調査モードに切り替わった。
 
よく見ると値札には「和歌山県産」、「生あゆ(養殖)」、「2尾780円」と表示してある。
この鮎は和歌山県産の養殖物だということが明らかだ。
 
 
1_3
 
 
ここで、鮎のことをあまり知らない一般読者に説明すると、鮎っていう魚は「年魚」とも呼ばれ、1年でその生涯を終える。河口で卵から孵り、川を上りながら小鮎となって上流で成魚となり、夏、管理人のような名人に釣られる。
釣り上げられなかったかしこい鮎は、秋になるとメス鮎の場合は卵をお腹の中に抱きながら河口目指して川を下る。
 
そのときに「簗(やな)」を作って、川を下る「落ち鮎」を労せずして一網打尽にするが秋の風物詩である。
 
  
たとえば↓
(写真)最上川の簗
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(写真)こうやって一網打尽に
Photo
 
 
(写真)得意顔の漁協のおじさん?
3
 
 
捕まらなかった鮎は最終目的地の河口にたどりついて産卵して天にまで登る。
だから「落ち鮎」というのは、秋に川を下る「天然の鮎」のことを指すのである。
  
一方、養殖鮎はぐるぐる水が回る丸い大きな水槽で餌を与えられて育つので、季節に関係なく育てられるし、栄養満点なのでブクブクとだらしなく太っている。
 
  
ということで、
 
「養殖鮎」に「落ち鮎」なんて存在しないので「落ち鮎」=「天然鮎」なんだから、「養殖鮎」のパッケージに「落ち鮎」なんてラベルを貼ると、「養殖鮎」を「天然鮎」と間違えて買う人がいるのである。
 
 
あかんやろ。
 
 
それに、「紀ノ川産」とはどういうこっちゃ。
紀ノ川というのは和歌山県の川で、上流に行って奈良県にはいると「吉野川」という。
吉野川の水を産湯に使った管理人(ウソです)、このあたりはとても詳しい。
 
 
ということで、
 
「紀ノ川産」の「養殖鮎」ということは、養殖プールが「紀ノ川」という土地にあるのか、それとも「紀ノ川」の中になけらばならない。
 
 
だから、紀ノ川産なんて表示すると、だれでも紀ノ川を泳いでいた天然鮎、と思うのである。
 
 
あかんやろ、これも。 
 
 
これだけ食品偽造が報道されて国民がナーバスになっているというのに、なんて無神経な表示をするのかこのスーパーは。
 
 
まさか、こんなくだらないツッコミをするヤツが米沢にはいないとでも思っているのだろうか。  
あきれて口が鯉のようにあんぐり開くアユ釣り名人なのであった。
 
 
 
  
 
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