マークシートは改めた方がよい
とは、ノーベル賞を受賞された益川先生。
共通一次試験として始まったセンター試験、約30年前からマークシート方式の試験を行っている。
これまでまともな教育者はマークシートをやめろ、そしてセンター試験もやめろ、と言ってるのに聞こうとしない文科省。
最近ではマスコミでさえ取り上げなくなってた。
久しぶりだな、こんな発言が新聞紙上に載るのは。
これもノーベル賞効果か。
Yahooニュースから:
ノーベル賞の小林、益川さん「マークシートは改めた方がよい」 文科相に苦言
10月11日8時1分配信 産経新聞
ノーベル物理学賞受賞が決まった高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠さん(64)と京都大名誉教授の益川敏英さん(68)が10日、塩谷立文部科学相と野田聖子科学技術担当相を相次いで訪問。その後、都内で初の共同会見に臨んだ。
益川さんは会見で、塩谷文科相に「教育システムを変えて、生徒に考えさせるべきだ。マークシートを使った現在の試験は改めた方がよい」と持論を展開した上で、「科学行政や研究体制の結果が出るのは20年以上先。今は万々歳と言うだけでは困る。基礎科学を枯らすことがないように」と注文をつけたことを明らかにした。塩谷文科相は神妙な表情で聞いていたという。
会見では、小林さんも「大学の評価は難しいが、客観性を重んじるなどという形式的なやり方では、一面しかとらえられない」と言い添えた。
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他にも文科省には注文を付けたいことが山ほどあって、その一つが大学への交付金を毎年1%削減するってこと。
たとえば150億円の交付金を受けてる地方大学だと、毎年1億5000万も削減される。
これを人件費で対応しようとすると、少なくとも教員10人は減らさなければならない。
このため各大学では外部資金の調達に躍起になり、教員が汗水流して調達してきた研究費からピンハネする。
いまや大学教授は働けど働けど…の状態なのだ。
じゃあ、文科省は削減して浮いた資金をどう使ってるかというと、COE(センターオブエクセレンス)の形成と称して東京大を中心とする旧帝大などにばらまいている。
だから、地方から吸い上げた資金を都会に投入しているのだ。
地方を見捨ててるっていうこと。
他方、経済産業省は地方を活性化しようと躍起になってるというのに。
縦割り行政ってやつね。
まあ、そんなこと皆知ってることで何を言いたいかって言うと、今回のノーベル賞も京都大や名古屋大で東京大のカケラもないということ。この国の大学への科学研究費予算の半分を使いまくってる東京大からはノーベル賞がほとんど出ないというこの現実を一体全体東大出身の文部官僚はどう説明するんだろうか。
マークシートだけじゃなくて改めなければならないことはたくさんあるのだ。
文部科学省。
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