スパゲティ
ランチを食べて、
オフィスに戻って、
コンピュータに向かっていると、
アポなしでお客さんが来られました。
まあ、
お客さんというか、
4月からうちの学科(というか、元学科)に着任された若手の准教授の方が、
わざわざ挨拶に来られたんです。
この35年、
新任の教員が着任しても、
挨拶には来られないので、
たまに学科会議に出たりすると、
知らない人がいるという状況で、
そういう意味では35年に一度の逸材というか、
きちんと師匠に仕込まれているというか、
なかなかいいんじゃないかと思った次第です。
城戸と時任という二人の卓越研究教授が定年退職ということで、
周りからは山大の高分子、あるいは山大工学部はどうなるんだという心配声が耳に入るんですけど、
両方とも特任教授でまだまだ残るということだし、
こういう若手も来てくれたことだし、
しばらくは大丈夫だと思うんですけでど、
単純に城戸、時任がいなくなってしまえば、
なんていうか、
芯のないスパゲティというか、
ぐにゃぐにゃのアメリカで食べるスパゲティのようになってしまって、
誰も見向きもしなくなるんじゃないかと思うわけで、
やっぱりアルデンテの状態を保ってるうちに、
若手が伸びないと、
山形大は、20年後には単なるどこにでもある何の魅力もない地方大学になってしまうなあと思うわけです。
まあ、
そういう心配は学部長とか学長がすればいいわけですけど、
なんとかしたいなあとも思うわけですね。
ということで、
こちらの応援クリックもお願いします。
↓