« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »

2024年3月

2024年3月31日 (日)

人工血液

  

Img_2598

 

昨夜のこと、

テレビを観ていると、

人工血液

という言葉が聞こえたので、

注意していると、

小松晃之教授と紹介されたので、

えっ、

と思って、

確認のためググルと、

   

Img_2605

   

やっぱり、

後輩でした。

 

人工血液研究は、もともと私の恩師の故土田英俊教授のライフワークでもあり、

だから、

人工血液と聞いて、

ひょっとしてと思ったわけです。

 

Img_2606

   

私の場合は、有機EL研究35年ですけど、

彼の場合は、人工血液研究30年。

   

Img_2602_20240331220201

    

いやあ、

すごいなあ小松、と思いつつ、

早稲田の土田先生研究室って、

人材育成の点でも、

すごかったんだなあ、

と改めて思いました。

     

Img_2620

    

なんだか嬉しかった

今日この頃です。

  

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

2024年3月30日 (土)

ウズベキスタン

    

Img_0908

    

今夕はうちの大学の小野寺先生に、

私の退職祝いの会を開催していただきました。

    

Img_2592

    

絶品のイタリアンをいただきながら、

4月以降の話なんかをして、

特に人材育成について語ったんですけど、

  

Img_2594

     

実は、小野寺先生が担当されてる山形大のアントレプレナーシップ教育は、

何を隠そう、日本でもトップクラスの実力で、成果も上げていて、

特に今春からはウズベキスタンと提携して、

ウズベキスタンでの人材育成も任されることになったとのこと。

       

Img_2595_20240330215501

    

4月も3週間ほど、現地に滞在したりしてプログラムを立ち上げるとのことで、

是非とも私にも手伝って欲しいとのことで、

いやあ、それはもう、

喜んで、

と言うことになりました。

   

先日、お話ししたように、

カナダの話も進んでいて、

今年はベンチャーの立ち上げもあるし、

これまで以上に忙しくなりそうです。

   

おもろいなあ、人生って。

  

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

2024年3月29日 (金)

ゴルフと研究

   

Img_0905

 

いやあ、また出ちゃいました、ゴルフネタ。

世の中には山形大の城戸教授はゴルフ好きの教授として認識されてる人が結構いて、

こういう記事が出るとますます増えそうです。

 

まあ、

読んでやってください。

ゴルフ記事へGo

 

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

2024年3月28日 (木)

永年勤続表彰

  

Img_2554

 

昨日のことなんですけど、

事務の方がわざわざオフィスまで届けてくださったのが、

永年勤続表彰

 

よく知らないんですけど、

長い間、教員やるといただけるらしい、

ただし、

多分、なんの問題も起こしてないことが条件だろうと思うと、

35年間、

パワハラもアカハラも起こさず、

研究費不正流用もせず、

飲酒運転もせず、

そういう意味では、

よく頑張りましたというか、

ご先祖様が守ってくれたんだなと考えたりして、

とりあえず、

頑張ったな、オレ、

と実感しました。

 

で、

もう一枚いただいたのが、

人事異動通知書

3月31日限りで定年退職。

  

Img_2557_20240328204001

 

なるほど、

こういうのを正式にいただくんですね、

と定年退職を実感。

  

4月以降のことは、

4月4日の学長記者会見でお話しします。

お楽しみに。 

 

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

2024年3月27日 (水)

リケジョのサプライズ

   

Img_2385

  

3月15日の最終講義ですけど、

嬉しかったことがあります。

  

それは、約20年近く前にサイエンスキャンプに参加してくれた、当時の女子高生が、

わざわざ米沢まで聴きに来てくれたことです。

彼女にとって、一人で旅行するのはサイエンスキャンプが初めてだったそうです。

    

高校卒業後に早稲田の建築に進学し、

まあ、大学が私の後輩ということで、

それだけでも嬉しいのですが、

建築事務所に就職して、

一級建築士になって、

今では、大きな建物の設計にも関わり、第一線でバリバリ活躍されてる

素敵なリケジョです。

     

もう一つの嬉しいサプライズは、

昨日ですけど研究室に届いた電報です。

恐竜のぬいぐるみ付きで、秘書さんたちに大ウケでした。

       

Img_2559

 

送り主は、数年前に共同研究していた筑波大の柳沢正史先生の研究センターの当時の博士課程の学生さんで、

今はアメリカの国立衛生研究所で博士研究員として活動されてます。

      

Img_6165_20240327120201

   

彼女は、もともと帰国子女で、

報告会でも英語で行う方が、自然に喋れると言うくらい英語がペラペラで、

もちろん日本語も達者という完全バイリンガル。

かっこいいリケジョです。

      

20240327-120916

  

アメリカの雑誌、National Geographicにも紹介され、

新進気鋭の若手研究者で、

多忙な日々を送っておられると思うんですけど、

私のことを覚えててくれて、

恐竜電報を送ってくれるなんて、

ほんと、嬉しいです。

    

20240327-121056

   

できれば、柳沢先生みたいに日本に帰ってきてくれて、

研究者として頑張ってくれれば、この国も元気になると思うんですけど、

それは無理かなあ。

   

いずれにしても、

こういうサプライズは大歓迎、

嬉しかったなあ。

   

   

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

 

 

2024年3月26日 (火)

誇り

  

Img_2545

 

今朝、野暮用で米沢市役所へ。

で、

思い出したのが前回の米沢ブランド戦略会議。

 

米沢市民に対するアンケート調査の結果が報告されたんですけど、

ちょっと

ショックというか、

残念というか、

まじですか!というか、

 

何かっていうと、

米沢市民であることの誇り、という問いに対して、

34%の人しか、誇りを持ってないことがわかりました。

たったの34%ですよ。

66%の米沢市民が自分の住む地域に対して誇りを持ってないなんて、、、

  

なんでか、

それを考えて、

対応策を考えて行動に移さないと、

米沢市から転出する人は増え続けるでしょう。

  

市長の腕の見せ所です。

   

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

2024年3月25日 (月)

ギャンブル

  

Img_0811_20240325181701

@ラスベガスのカジノ

    

しかしまあ、ギャンブルって怖いですね。

中毒っていうのか、一旦ハマると抜けられないようです。

     

私も浪人の時にパチンコには毎日通いました。

けど、半年もすると気づきました、

これって時間の無駄、人生の貴重な時間を無駄に使ってるって。

何時間も台の前で球を弾いて、

終わってみたら、勝ったり負けたり、

なの意味があったんだろう、と思い始めて、

キッパリやめました。

      

それと、

自分自身、熱くなる方ですから、

競馬や競輪、競艇など一旦やり出すと、

基本的には極めるまでやってしないそうなので、

今まで手を出したことはありません。

自分の弱点を知ってるからです。

   

そういう経験から、

きっとギャンブルにハマる人って、

心が弱いんだろうな、と、

自分を制することが不得意なんだろうな、と、

そして、単純な計算すらできないんだろうな、って。

   

Img_0812

   

実は、

学生の中にもパチンコにハマるのがいます。

何年もスーパーでバイトしてコツコツ貯めた貯金を半年でパチンコに使ってしまう。

それでも懲りずに行き続ける。

もし、理系研究者であれば足し算引き算くらいできるはずなんで、

結局は、この子は研究者には向いてないんだろうな、

と結論づけるしかありません。

    

パチンコより研究の方が、2万倍くらいはアドレナリンが出るんですどね。

  

    

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

2024年3月24日 (日)

英語力

  

20240324-215505

  

大谷選手、

せっかく結婚され、

ドジャースの一員として、これからっていうときに、

水を刺されました。

     

まあ、

もともと通訳にマネージャー的役割もしてもらい、

全てお任せ的ベタベタな関係って、

そもそもどうかなと思ってたんですけどね。

      

というのも、

MVP受賞の際のスピーチも、

日本人英語で、原稿見ながらで、

マスコミは絶賛してましたけど、

留学経験のある私から見ると、

なんだかなあ、、

と思うわけです。

原稿読むんなら、高校生でもできるスピーチです。

   

本来、アメリカ在住なら2年あればペラペラになります。

6年あれば通訳はいりません。

っていうか、自分が通訳になれます。

それがチームとして渡米し、

日本人に囲まれて生活し、

日常のことから、すべて人にお任せってのが間違いですね。

  

一方、

サッカーでヨーロッパで活躍する選手たちは、

現地の言葉がペラペラで、驚くくらいコミュニティに溶け込んでます。

ゴルフの松山選手もそうですけど、

チームで行くと英語が喋れず、

松山選手など、アメリカのトップレベルのコーチさえつけられない状態です。

キャディはいまだに日本人で、クラブをかつがせるだけです。 

もし、英語が喋れて、アメリカ人のコーチやキャディが付いてれば、あと5勝はしてたでしょう。   

    

そういう意味では、大谷選手も6年も経ったんだから、

そろそろ通訳なしで活動されるべきかと思います。

天才的能力と、野球一筋の努力、そして愛すべきキャラクターなんですけど、

温室から出て、もっと社会人としての教育や修行が必要かと思いました。

     

今回の事件(?) も、いい経験として肥やしにして成長してほしいです。

   

        

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

   

2024年3月23日 (土)

有機太陽電池

  

Img_1983_20240323212201

@Heliatek in Dresden

   

今日も応用物理学会で有機太陽電池のセッション。

ペロブスカイトの太陽電池が脚光浴びてますけど、

その最先端に触れることができます。

   

従来のペロブスカイト太陽電池はが含まれてるので、

いくら効率が高くても、

ヨーロッパでは絶対に普及しません、ということを先日申し上げましたが、

非鉛系というのが検討されていて、

その効率も14%程度まで上がってきてて、

それが鉛系の25%にまで向上するのか、

どれくらい時間がかかるのか、

そして低コスト量産技術はどの程度完成してるのか、

などなど、

知りたいことはいろいろあって、

発表聞いてましたけど、

大体のことはわかりました。

   

Img_1990

@Heliatek in Dresden

   

っていうか、

35年の有機EL研究開発の経験って、そのまま有機太陽電池開発に活かせるので、

これまでも太陽電池の研究はやってましたけど、

4月からは真剣に実用化、量産を目指そうと思います。

 

ということで、

一緒に開発したい企業の方、連絡お待ちしてます。

 

   

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

2024年3月22日 (金)

応用物理学会

   

Img_2510

    

今日から応用物理学会の春季大会で東京に来てます。

会場が東京都市大学ということで、

聞いたことないなあ、

ということでとりあえず写真を撮っていると、

後ろからその姿を撮ってる人がいました。

    

Img_2511

 

その人、

N高専のM先生で、

若かりし頃には企業人で城戸研究室で修行を積んだ人。

   

高専の生徒に気合を入れに講演に行くと言っても全然呼んでくれず、

昔は鶴や亀でも恩返ししたんだから、

そろそろ呼ばないとダメだよ、

と常々言ってるんですけど。

     

まあ、

これからの方が時間があるんで、

いつでも行きますからね!

  

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

 

 

2024年3月21日 (木)

シン・新幹線

  

Img_2498

 

今日から東京出張なんですけど、

山形新幹線が、思いがけず新車両でした。

まあ、

デザインはともかく、

内装は落ち着いてて、いいかなと思います。

 

Img_2501

 

肘掛けも以前よりは幅が広くなったような気がします。

枕の位置も調整できて快適。

 

Img_2506

   

そして何よりも、

トレイがスライド式になって、

手前に引けるのがいいです。

コンピューターで仕事がしやすくなりました。

っていうか、他の新幹線では随分前からそうなんですけどね。

   

Img_2500

  

あとは、一日3本しかない車両をもっと増やしてもらって、

全車両このタイプにしていただくだけでしょうか。

よろしくお願いします。

 

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

 

2024年3月20日 (水)

卒業式

 

今日は工学部の卒業式でした。

この34年、出席してないんですけど、

今日も出ませんでした。

 

実は、 

こういう式典って好きじゃなくて、

自分自身も大学の時に入学式にも卒業式にも出なかったくらいですから。

  

けど、

お昼は恒例の最後の昼食会

コロナ後として初、

学生たちも初めてのイベント。

 

Img_2476

  

一番搾りで乾杯して、

先生方からの祝辞をいただいたんですけど、

中には、この後の人生で一度も会わないかもしれないなと思うと、

ちょっと寂しくもあり、

複雑な気持ち。

  

Img_2484

 

で、

夕刻からの二次会も恒例の居酒屋弁慶

締めのチャルメラ、カレーをいただいて、

卒業生たちも大満足。

 

Img_2494

  

親方とは35年の付き合いなんですよねえ。

これからもよろしくお願いします。

  

   

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

2024年3月19日 (火)

秦逸造賞

   

Img_2467

    

今日の午後、

オフィスでパソコンに向かってると、

ノックして4年生が入ってきました。

秦逸造賞を受賞したとのこと。

これって、ほんとに優秀じゃないともらえないんですよ。

  

おめでとう!

    

Img_2468

  

で、

引き続き入ってきた学生。

最優秀学生賞です。

これも履歴書に書けますね。

  

おめでとう!  

   

Img_2469

  

二人とも、修士に上がっても120%の努力を続けてくださいね。

  

    

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

    

 

 

2024年3月18日 (月)

人生最高レストラン

 

 

Img_2405

 

娘がサプライズ帰省して参加してくれた金曜日の最終講義。

翌日の土曜日は、お昼はリクエストで近所のうふカフェ

ここはフランスの田舎風カフェで、

ガレットがおいしい。

   

Img_2406

 

と、思いきや、

ここでもサプライズ。

   

Img_2408

    

嗚呼、、

人生最高ランチ。

  

Img_2413

 

いつものように、ナオコお姉様とツーショット。

 

で、

夜は夜で、

娘のリクエストのラ・スカルペッタ。 

 

Img_2439

 

これが、いつの間にか予約していて、

しかも、

特別料理。

  

Img_2427_20240318114001

 

前菜からして、

やばいです。

 

Img_2433

  

パスタに至っては、

大好きなカルボナーラに、フォアグラとトリュフが絡んで、

ナポリ人もほっぺを落としますね。

  

Img_2437

   

メイン料理の牛テールは、今までの人生で間違いなく一番。

ラスベガスで食べたオーソ・ブッコも美味しかったけど、

これには勝てません。

   

Img_2442_20240318114101

     

ワインは料理に合わせて、もちろんイタリアン。

チーズもイタリア産。

       

Img_2443

      

デザートまで、

ボーノ、ボーノで、

嗚呼、しあわせ

    

Img_2446

  

人生最高ディナーでした。

この母娘には完敗です。

  

   

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

   

2024年3月17日 (日)

最終講義

 

Img_2434

 

金曜日のことですけど、

最終講義でした。

  

大学教授として、

大学で行う最後の講義ですね。

まあ、

講義というと、仕事の一環で、

めんどくさいもんですけど、

この最終講義は講義の枠を外れて、

好き勝手に喋れるので、

講義というか、講演というか、

漫談みたいなもんで、

楽しさしかありません。

        

リアルとリモート含めて300名程でしょうか、

聞いてくれました。

      

Img_2380

 

講演題目も、  

成功の秘訣教えます

ということで、

そもそもこんなタイトルで、上から目線で話す教授は後にも先にも私だけでしょうか、 

常に世界初か世界一でありたいワタシ、

最後まで貫きます。

        

最初のページは、これ、

平成元年3月16日着任。

ちょうど35年経ちました。

(スライド間違ってますね、正確には3.16です。)

  

20240317-212816

 

で、

持ち時間1時間20分のところ、脱線し続け2時間しゃべりまくり、

時間オーバー。

      

最後はもちろん、

家族に感謝して、

   

20240317-212849

   

ご清聴ありがとうございます、は口で述べて、

実は、特任教授でまだまだ活動続けます、

で終わりました。

     

20240317-212833

  

懇親会には歴代の卒業生たちと久しぶりに交流し、

祝辞を述べてくれたりもして、

いやあ、

楽しかったなあ。

    

Img_2387

 

ちなみに、

懇親会に参加いただいた皆様には、

記念品のマグカップを差し上げました。

まだありますので、欲しい方は城戸オフィスまでお越しください。

  

Img_2418

   

二次会では、

城戸研究室の第2会議室と呼ばれる居酒屋弁慶貸切で、

大好きな米沢のお酒、裏雅山流を少々いただくと、

     

Img_2395_20240317213801

     

35年前のように、サタケが酔っ払って、

新橋のサラリーマンのようになりました。

   

Img_2400

   

これもまた楽し。  

   

ご支援いただきました皆様、

研究室のスタッフ、

学生さんたち、

皆さんのおかげで 

あっという間の35年、

ありがとうございます。

 

これからもよろしくお願いします。

    

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

  

 

 

 

2024年3月13日 (水)

補償

  

20240311-1015_20240314000601

  

ドイツで遭遇したルフトハンザのストライキ、

キャンセルになった場合のルフトハンザの補償は、

ネットのサイトから請求できます。

  

ということで、

17000円程度のホテルの領収書をアップして請求しました。

まだ返事は来てませんが、

食事代も請求できるということで、

真摯な対応だと思います。

 

で、

調べました日本の航空会社の場合、

ANAですけど、

以下のとおりです。

 

20240311-1015

 

上限が15000円の宿泊費か、交通費、

だけみたいです。

 

そういう意味では、

ルフトハンザの方が補償額がまともみたいです。

だから、客はストライキに対して納得するんでしょうね。  

 

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

2024年3月12日 (火)

ドイツの食

  

Img_1878_20240311152601

  

日曜日にドイツから何とか帰国して二日目、

ちょっと食について報告したいと思います。

 

ドイツといえば、ビールということで、

ドレスデンに夜、到着した私たちはとりあえずビールで乾杯。

 

翌日、   

朝食はホテルのバイキング。

ハムと卵とドイツパン。

まあ、

典型的なドイツ朝食ですね。

ただ、スクランブルエッグは日本のホテルの方が圧倒的に美味しい。

けど、ゆで卵が超絶にうまい。

黄身がミディアムくらいで、ちょっとトロッとしてる感じ。

  

Img_1879_20240311152601

   

昼はドレスデン工科大近くのカフェでパスタ。

けっこう美味しいんですけど、量が日本の1.5倍。

お腹いっぱいになりました。

     

Img_1938

 

で、夜は伝統的なドイツ料理店に連れて行ってもらいました。

もちろん先方の接待です。

     

Img_1974

    

これから毎晩豚料理と覚悟してるので、

ちょっと変化球でスペアリブ。

アメリカのTony Romaの方が、好みかな。

       

Img_1970

  

翌朝です。

ホテルのバイキング。

ゆで卵を二ついただきました。

神技的茹で方で、まじで美味しい。

パンはクロワッサンがあったので、多分おいしくないだろうと思いながら味見をすると、

これがなかなかいけるんです。日本よりも美味しいですよ。

ドイツでフランスのパンがすでに市民権を得てるみたいです。

    

Img_1977_20240312113401    

 

で、

お昼は訪問先の会社近くのカフェでサンドイッチ。

硬いドイツパンのツナサンドなんですけど、

これも想定外に美味しかったですね。

ツナのあっさり感が、何だかホッとします。

     

Img_1997

 

近くにクラシックカーのディーラーがありました。

   

Img_1999

 

で、

夜なんですけど、

ドイツ料理が続くと、飽きてドイツ料理嫌いになると困るので、

それを中和するためにタイ料理の店に。

タイ系は中華系よりもハズレが少ない気がします。

この店も悪くはなかったです。

   

Img_2024

  

で、

翌朝ですけど、

ホテルバイキング3日目。

とうとう、ゆで卵を3個とってしまいました。

いやあ、

おいしいなあ。

完璧やわ、と改めて感動。

         

Img_2030

  

午前中にドレスデンからミュンヘンに移動。

着いたらちょうどお昼時だったので、

空港レストランでとりあえず名物の白ソーセージとプレッツェル。

プレッツェルを食べるとニューヨークを思い出します。

       

Img_2041

  

ここでは、

帰りの便の変更手続き。

 

Img_2035

  

夜ですけど、

カナダの企業の方々に連れて行っていただいた伝統的ドイツ料理店。

典型的日本人の私はシュニッツェルに逃げます。

薄切り子牛のカツですね。

     

Img_2071

   

外国出張ではこういう情報交換、共同研究打ち合わせを夜に行います。

今年中にカナダを訪問することを約束。

  

240306dinner-in-munich

   

朝ですけど、

ホテルのバイキングが、ドレスデンよりもグレードアップ。

ハムうまし、

ゆで卵は一つお試しで。

ここも完璧な茹で方で明日は3つ食べるぞと決意。   

  

Img_2074_20240311152901

 

昼は、

フードコートのタイ料理屋で中和作業。

ここはおいしい。

アメリカのタイ料理よりいけてました。

  

Img_2130

    

マクドがあったので、ついでにビッグマック指数をチェック。

値段が日本の約2倍ですかね。

   

Img_2128

   

他にも多くのお店があって、

これがパン屋さん。

  

Img_2124

    

ハム、ソーセージ屋さん。

ドイツ人の主食は種類も多いです。

   

Img_2123

   

で、

気づいたのがピザ屋がドイツ国内に結構増えてたこと。

クロワッサンにしてもそうですけど、

ドイツ人の食の好みが変わってきたのでしょうか。

いずれラーメンなんかも流行るかも。

  

Img_2125

   

で、

夜ですけど、

ミュンヘンといえばビアホール。

中央駅近くの一番大きくて、古くて、有名なお店へ。 

   

Img_2170_20240311154001

       

入り口で人数を言うと、

中を指さして、空いてるところを見つけて座ってちょうだい、と言われたので、

ほぼ満席の広いホールに僅かに座れるスペースを見つけ出して着席。

夕方6時だから、楽勝と思ったんですけどね。

      

Img_2184

  

とりあえず、1リットルのジョッキで乾杯。

  

Img_2175

 

一度は食べとかないと、と言うことで伝統的豚料理を注文。

豚足をカリッと焼いたのと、

でっかい焼き豚。

   

Img_2179_20240311153901

   

それとソーセージ。

  

Img_2180

  

ここのプレッツェルはでかい。

中はしっとりで結構好きです。

  

Img_2182_20240311153901

 

翌朝、

ゆで卵3個確保。

一つ目食べてがっかり。

  

Img_2187

 

中が硬いやないか!

茹ですぎ。

昨日までのミディアムゆで卵とは全く別物の食べ物。

おいしくない。

ここの料理人はゆで卵にこだわりがなかったことが判明。

けど、3個とっちゃったんで、

無理やり完食。

 

嗚呼、、

  

Img_2188

 

で、

ドイツ人の正式なゆで卵の食べ方ですけど、

こんな風に手で持って口には運びません。

中トロの場合、写真のように、卵スタンドに立てて、

皮を半分剥いて、スプーンで食べます。

  

Img_2316

  

実は、

この朝も斜め前のテーブルで食事されてた一人のドイツ男性。

卵スタンドに置いて皮を半分剥いたところで、気づきました。

硬い。

すると、

卵をスタンドから下ろして、皮を全て剥き、

お皿の上に置いて、ナイフとフォークで輪切りにして上品に召し上がりました。

今度やってみようかなあ。 

   

予定になかったミュンヘン3日目は電車で社会勉強に出かけました。

ミュンヘン中央駅は大きいんですけど、それだけです。

ドレスデン駅の方が、クリーンだし駅舎もきれいです。

  

で、

これが駅弁屋さん。

すごい種類のサンドイッチです。

    

Img_2192

 

とにかくサンドイッチです。

買いませんでしたけど。

  

Img_2194

   

お昼は、

BMW本社近くの公園のホットドックスタンドで。

   

Img_2289

   

まあ、

一度は食べないとね。

  

これが本社。

社長さんに会いたかったんだけど、

アポとってなかったんでやめました。

本人も知らないし。

    

Img_2206    

   

何だか、地球防衛軍のような建物です。

中には、もちろん車の展示はありますけど、

全ての車種があるわけじゃなく、

まあ、

本社は来てもしょうがないかな。

   

Img_2280

  

実はその向かいにはBMW博物館があります。

   

Img_2276

 

平日だと言うのに、

結構人が多くて驚きます。

   

Img_2207

 

BMWの歴史、

昔々のBMWの展示、

特にこのちっちゃな車。

前から乗るなんて斬新なデザインです。

      

Img_2257

    

記念に一台買いました。

   

Img_2273

  

で、

午後から少し時間が空いたので、

旅の疲れをとるべくサウナへ。

  

Img_2300

    

これが巨大サウナ。

ドイツ最大とか、ヨーロッパで一番とか、

温水プールもあって、

まるでドイツのハワイアンズ。 

温度の違うサウナが20以上あって、

それはそれは楽しめました。 

いろんな意味で。

     

Img_2302

   

夜は中華。

写真撮るの忘れました。

すいません。

  

と言うことで、

太りもせず、痩せもしなかったドイツ出張でした。

コツはたまに中和することでしょうか。

 

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

   

2024年3月11日 (月)

印刷エレクトロニクス

    

Img_2074

  

この記事、書いていながら酔っ払ってアップするの忘れてました。

すいません。

ミュンヘン二日目ですね。

 ↓

  

ミュンヘンの朝もドイツ的バイキング。

昨日までのホテルより質がワンランクグレードアップした感じ。

     

Img_2081

   

で、

今日も会場へ、

ちょっと遅めにブースに行くと、

担当曰く、昨日来た謎の人物がまたやってきて、

根掘り葉掘り質問して行ったとのこと。

全く、油断も隙もありゃしない。   

  

Img_2144

  

他にも韓国の某S社の人が来たりで、

いやあ、

最先端は注目されるなあ、みたいな感じ。

   

他にも多くのブースがあって、見学してきたんですけど、

オープンイノベーションで有名なオランダのホルストセンターからはマイクロLEDを使った試作品。

なかなかの出来栄えですよ。

     

Img_2088_20240308002401

     

日本企業はこういうところには何億円と出す割に、

日本の大学には、セコイんです。

だから、山形大学に各企業が1億円でも出して、

それが10社も集まれば、

外国でやらずにオール日本で最先端技術を開発できるのに、

舶来主義っていうか、

外国製を有り難がるっていうか、

そういうのが嫌なんですよね。  

       

Img_2096

    

スペインブースもあって、

電極の印刷に関して試作品が展示してありました。

とにかく、今や基板上の金属電極は印刷で作製するのは普通になってきました。

金属を印刷するんですから、一昔前まで考えらえれませんでしたけど。 

   

Img_2100

   

もちろん、印刷型の有機太陽電池も展示されてて、

このクラスの太陽電池は外国では何の問題もなく製造できるレベルまで仕上がってます。

日本は遅れてますね。

    

Img_2105

   

特に、この会社のものは半透明で、

意匠性も高く、

デザイン性のある窓ガラスにも使えますね。 

 

農業用としては、実際にハウス栽培の屋根部分に設置して、

発電して充電できるハウスとしての実証実験も行ってます。

        

Img_2108

     

この点でも日本は遅れてますね。

それから、世界と日本の違いは、日本以外では有機太陽電池が主体的に開発されてるのに対して、

日本では、ほぼペロブスカイト太陽電池ばかりです。

なぜなら、それが日本発だからです。

ただ、残念ながらペロブスカイト太陽電池はを含有するので、

ヨーロッパではいくら発電効率が高くてもペロブスカイト太陽電池は使用できません。

だから、有機太陽電池に力を入れるんです。

    

そんな、事情も実感できるのがこういう国際展示会で、

国やJST、NEDOの関係者は是非とも参加すべきですよ。

井の中の蛙、大海を知らずにならないようにね。

    

Img_2161_20240308002801

   

ブースの撤収も終わり、会場出口に向かって歩いていると、

ふと見ると日本人観光客が記念写真を撮ってました。

    

お疲れ様でした。

  

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

2024年3月10日 (日)

ドタバタ帰国

  

Img_2304_20240310184101

      

現地、土曜日の朝、

ホテルを9時半頃チェックアウトして、

目の前のミュンヘン中央駅から電車で40分くらいで、

ミュンヘン空港に到着。

   

Img_2307

      

手荷物検査を経て、

入管通過して、

全員無事に搭乗ゲートに。

     

Img_2321_20240310184101

           

11時間半のフライトで、

映画を4本ほど観て、

        

Img_2323

          

羽田空港に着陸。

お疲れ様でした。

   

Img_2329   

       

と書くと、

全て順調だったみたいですけど、

いやあ〜、

それがそれが。

   

まず、

ストライキのせいで一日帰国が伸びたことは、

昨日報告したとおり、

帰国便を変更するのにメチャメチャ苦労したわけですけど、

それが、なんと、

私の分はちゃんと予約されてて、

スマホで事前チェックインできたんですけど、

他の3名分、

なんと予約されてませんでした。

  

実は、

ミュンヘン空港のルフトハンザサービスカウンターでの帰国便変更手続きの際に、

30分並んで窓口に行ったわけですけど、

たまたま私と他の3人が隣の窓口で、

私の担当はベテランの男性で、チャチャっと翌日の同じ便に変更してくれたわけですけど、

隣の3人を見ていると、

女性(おばちゃん)の担当が、空きがないなあ、とかぶつぶつ言ってて、

それを聞いたベテラン男性がおばちゃんのモニター指さして、

ここだよここ、みたいな感じで指導したら、

あらほんとだ、ここにあったわね的に、1人分は私と同じ便、2人分は2時間早いANAとの共同運行便に予約が取れました。

まあね、

この時に冗談で、大丈夫かなあ、ひょっとして最後にリターンキー押してなくない?

みたいなこと言ってたんですけど、、

    

で、

ミュンヘンの休日を楽しんだ翌日に、

私より2時間早くホテルを出発した2人、

空港から、予約されてなかったとの緊急連絡。

おいおい、 

冗談のつもりが現実やったやん、

と、パニックって、

再度、サービスカウンターに長時間並んで、奇跡的に2時間後の我々と同じ便に席が確保できたとのこと、

っていうか、そもそも何で最初からこの便に4人取れなかったわけ?おばちゃん!

という疑問は残りつつも、

よかったよかった、となったんですけど、

私と同じ便のもう1人、佐野教授ですけど、が焦ること焦ること。

とりあえず、先発隊に連絡してサービスカウンターでの席の確認及び確保を依頼したところ、

無事、最後の三列席の真ん中に確保できたとの連絡が30分後にきました。

めでたしめでたし

      

実は、 

ミュンヘン駅を出る時も、

我々、電車を一本逃してしまい、

ちょっとちょっとと思っていると、

手荷物検査が超長蛇の列で、少なくとも500人はいましたよ。

  

Img_2309

  

で、 

手荷物検査を無事通過して、

入管のところで先発隊の2人が私に合流。

とにかくえらい長時間かかってここまでたどり着いたのがわかります。

ですから、最初から4人がこのフライトだったら、私以外の3人は確実にもう一日か二日はミュンヘンでしたね。

   

Img_2314

    

それと、

モバイスチェックインを済ませてたんで、手荷物検査にでも到着後すぐに列の後ろに並んだんで、最終的に搭乗ゲートに搭乗開始5分前にたどり着いたんですけど、 

佐野教授、チェックインカウンターで並び、バッグを預け、それから手荷物検査の列に並び、

搭乗したんで、最後の最後の人でしたからね。

  

Img_2332

  

出張の際はキャリーオンが常識なんですけど、 

コロナ禍の3年、外国出張もなく先輩から後輩へのアドバイス等もなく、

今回は新婚旅行にでも行くかのようなでかいバッグだったので、

動きが遅くなったのも失敗でしたね。

  

でもまあ、

みんな無事に帰国できて、

めでたしめでたし。

   

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

2024年3月 9日 (土)

フライトキャンセル

  

Img_1967

 

月曜日の夜だったんですけど、

ドレスデンで地元の人たちと夕食に行くときに見たのが、

デモ。

  

聞くと毎週月曜の夜にはデモが行われてて、

政治的に右の人たちと左の人たちが、

行進するとの事。

   

いやあ、ドイツは大変だなあ、

と巻き込まれないように遠回りしてレストランに向かいました。

     

翌、火曜日、

ルフトハンザからメールが届きました。

   

20240307-1836

 

ルフトハンザではストを予定していて、

ドレスデンからミュンヘンへの便がキャンセルになるかもしれない

とのこと。

     

けど、

またメールが来て、

8日のミュンヘンから東京への便が、

ストのためキャンセルされました。

  

20240307-1837_20240309061101

    

で、

まずやったこと、

代わりの便を予約するために、

航空会社が推奨するように、

AIが対応するサイトへ。

    

Img_2026_20240309061801

 

このElisaが、全くできないやつで、

結局は、人が対応します、と言って、

電話番号をよこしました。

   

もちろん、電話しましたよ、15回くらい。

話し中か、繋がってもお待ちくださいということで、全く通じず、

次に日本のルフトハンザに電話をしても、

全く同じこと。

ということで、ドレスデン空港に直接行って、

代わりの便を確保するべく、

火曜日の午後ですけど、空港に行きました。

で、  

空港のインフォメーションデスクで聞きましたよ、

ルフトハンザのサービスカウンターとか、チケットとカウンターはどこですか?と。

 

すると、

係員が一言、

ここにはそのようなカウンターはありません

すべての手続きはネットです。

  

おい!

 

ということで、

手も足も出ないダルマのよう状態になって、

とりあえず、ミュンヘンに行きましょう。

たぶん、ミュンヘンにはサービスカウンターはあるでしょう。

 

ラッキーなことに、

ドレスデンーミュンヘン便は予定どおり飛んでくれましたので、

翌日、ミュンヘンに到着して、

その足でサービンスカウンターへ。

さすが、でかい空港、ありましたね。

とホッとしました。

  

で、

行列で1時間待って、代わりの便を提案するように要求したところ、

すぐに一日遅れの同じ便が取れました。

    

20240307-1842_20240309061401

   

いやあ、

よかった、よかった、なんですけど、

ミュンヘンに来なかったらいつ帰国できたんだろうと思うと、

ちょっと怖いですよね。

     

ということで、

展示会も昨日終わって、

本来なら今頃は羽田への機内なんですけど、

本日は予期しなかったミュンヘンの休日ということで、

いろいろと社会勉強に行きました。

   

まあね、

どこに行ったとは書けないのは、

大学事務が見て、

遊んでるんじゃないの?出張旅費出せないわね。

みたいな展開になると困るので、

社会勉強、とだけにしておきます。

   

Img_2204_20240309063201

  

   

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

  

2024年3月 7日 (木)

ミュンヘン

  

Img_2031

  

朝食はバイキングながら、

3日目にもなると、ほぼほぼ食べるものが決まってきて、

今朝は卵が3つに増えたくらい。

   

トラムや電車を乗り継ぎ空港へ。

約40分くらいでしょうか。

国内線に搭乗して、

約1時間のフライトで着いたのがミュンヘン

     

Img_2042

     

もうお昼、ということで昼食は空港で。

名物の白いソーセージプレッツェル

プレッツェルは、ニューヨークを思い出しますね。

     

その後、ミュンヘンメッセまで電車を乗り継いで約1時間。

      

Img_2050_20240307015201

    

LOPECというプリンテッドエレクトロニクスの展示会が開催されてて、

実は、うちのブースもあります。

といっても、ザクセン州の大きなブースの一部ですけど。

ドイツ企業と共同プロジェクトで開発した近赤外発光有機EL素子の展示です。  

       

Img_2059_20240307015301

   

展示ブースを設営してしばらくしたら、

最初にドイツ人の方が見学に来られて、

あれやこれやと説明員に聞いていました。  

     

Img_2058

    

その後、中国人か日本人かわからない謎の男性がブースに来られ、

説明員の学生にあれやこれやと根掘り葉掘り質問されてて、

横にいると、どうも企業の方らしくて、

うちの学生が詳しいノウハウまで喋らないか、

ちょっと心配になりました。

       

Img_2067

    

で、

夕食はカナダの有機太陽電池ベンチャー企業の方々とドイツ料理ということで、 

シュニッツェルと白ビール。

        

Img_2072

   

この会社は有機太陽電池材料を扱っていて、

すでに太陽電池モジュールも試作していて、

なかなかの出来なんですよね、これが。

    

Img_2069_20240307044501

  

側から見ると、 

ビールを飲んで、

笑ってるだけの飲み会のようですけど、

技術的な話から、

カナダと山形のパイプを作って太くしましょうと、

めちゃめちゃ前向きの方向で進むことも約束しました。

日本のカナダ大使館にも報告しないといけません。

  

いやあ、

4月からますます忙しくなりそうだなあ。

   

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

2024年3月 6日 (水)

ドレスデンのベンチャー

    

Img_1977

    

きょうもドイツ的朝食で始まったんですけど、

ゆで卵が絶妙の茹で方なので、思わず2ついただきました。

     

で、トラムに乗って、

まず訪問したのは、有機太陽電池のベンチャーで、

大型のパイロットプラントまで有し、

世界で一番進んでるHeliatek社へ。

       

Img_1993

      

設立してすでに16~7年で、

しかも少量生産できるくらいの規模に成長していて、

ベンチャーと呼べるかどうか微妙ですけど、

まだ、利益を上げていないというところはベンチャーなんでしょう。

     

Img_1978_20240306045301

     

会社紹介をしていただき、

こちらも自己紹介。

そして会社見学。

   

Img_1988

     

真空蒸着で、

しかもフィルムをロールtoロールで処理して、

有機太陽電池を生産するというだけで、

世界初、世界一なんですけど、

最近ではフィルムの幅も30センチから130センチに拡大して、

より生産性を高めて、低コスト化を図るということで、

そんな装置を見せていただいて、

いやあ、

たいしたもんだなあ、と感心ました。

    

Img_1989

    

太陽電池の効率とか、

製造時の歩留とか、

いろいろと課題はあるようですけど、

頑張って欲しいと心から願いました。

   

Img_1983

     

もちろん工場内には、

デモサンプルが飾ってあって、

目で見て、手にすると、

いかにこの工場が最先端かわかります。

 

最後にお決まりの集合写真。

ここでは私はそんなに小さくないですね。

   

Img_9336

     

で、

昼食後に訪問したのが、

有機EL材料会社のNovaled

すでにExitは済んでいて、

今はSamsungの子会社的存在。

ということで、

創業者はミリオネアです。

    

Img_2004_20240306050601

 

内部は、  

化学会社とは思えないほどのクリーンさ、清潔さ、で、

展示品の中でも、

かつて力を入れていた白色有機ELパネルのデモ照明器具があったりして、

まあ、

リッチな空間というか、

化学者なら働いてみたいと思うような

素晴らしい環境ですね。

   

Img_2007

 

有機ELの材料は、

浮き沈みが激しいんですけど、

ここはベンチャーではなくて、

大企業の子会社ですから、

開発スピードが、今後どうなるのか、

ちょびっと心配でもあります。

  

Img_2009
 

建屋に入ったところで、

日本人が記念撮影大会を開いていました。

 

ドレスデンのレオ教授が創業されたベンチャーは、最近だけでも他にも2社はあって、

やっぱり、大学とか県や市の支援があれば、ここまでできるんだというくらいの成果です。

日本はある意味ベンチャーブームですけど、 

所詮はベンチャーごっこ。

関係者は是非ともドレスデンの方式を学んできて欲しいと思います。 

  

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

2024年3月 5日 (火)

IAPP

  

Img_1879_20240305011301

 

ホテルのバイキングで1日が始まりました。

典型的なドイツのホテルの朝食で、

基本的には、ハムと卵と硬いパン。

まあ、悪くない。

 

Img_1883_20240305011301

   

移動はトラム。

一日券が8ユーロ、

悪くない。

  

Img_1889

   

まずは、

JST国際プロジェクトで共同研究先のSENORICS社。

ドレスデン工科大学発のベンチャー企業で、

有機フォトダイオードを用いたセンサーの会社。

    

Img_1895

   

ドイツらしい工業デザイナーが設計したようなゆったりとしたオフィスで、

こういう会社で働きたくなりますね。

   

Img_1913

   

こちらからも進捗状況を修士2年で3月に卒業する花山くんがプレゼンしました。

写真を見ると笑ってますけど、

何がおかしいんでしょうか。

   

Img_1928

  

いつも思うんですけど、

ドイツ人は本当に気が合うというか、

似てるというか、

仕事をしやすいんですね。 

     

最後にお決まりの集合写真。

   

Img_1934_20240305011501

   

で、

トラムで大学に移動して、

お昼をいただいたのちに、

Iappを訪問。

Iappというのは、

Integrated Center for Applied Physics and Photonics Materialsの略。

    

Img_1954

   

今日も記念写真を撮ってる日本人旅行客がいました。

ここは、センター長がカール・レオ教授で、

20年以上の友人。

学生やポスドクの交換も行ってます。

この建物も彼が設計デザインを行いました。

内装もモノトーンのドイツっぽい色調でかっこいいです。

     

Img_1942

    

見ると、

どこかで見た顔のポスター。

 

Img_1940

  

おっさんでしたね。

45分の講演と15分のディスカッション。

学生さんが優秀なだけあって、

たくさんの質問を受けました。

 

実験室も見せてもらいましたけど、

きちんとオーガナイズされていて、

学生さんたちも賢そうだし、

最先端の研究やってるし、

もう一度博士課程の学生に戻ってここで研究してみたいと思いましたね。

          

屋上で記念写真。

なんか、自分って背が低い、

って感じます。 

       

Img_1950

    

やっぱり、

大学というのは、

キャンパスが魅力的で、

最先端の研究ができる設備、

研究室に知が溢れていて、

みんなの目がイキイキしてる、

っていうのが理想的だと改めて思いました。

    

Img_1956

    

レオ教授によると、

最近大学院の全ての試験をドイツ語から英語に変えたら外国人の入学申請が跳ね上がったとのことでした。

こんなとことも、山形大学は見習うべきですね。

    

Img_1958

    

やはり、

最高学府の大学とはいかなるべきかというのを、

学長や学部長になる人は知るべきだと思いました。

     

    

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

  

2024年3月 4日 (月)

ドレスデン

  

Img_1878_20240304081301

 

久しぶりのヨーロッパ、

ドイツのドレスデンに来ています。

何回目でしょうか、

10回?

  

Img_1873

  

ドレスデン工科大学のレオ教授とのプロジェクトの打ち合わせです。

羽田空港を離陸して、

14時間でミュンヘン、

乗り換えて1時間、

結構長いです。

ロシア上空を飛べないんで、遠回りします。

     

Img_1874

     

けどまあ、

ビジネスクラスだと体の疲れはないので、

翌日から戦闘体制に入れます。

   

とりあえず、

今日はビールで軽く乾杯して、

明日に備えます。

  

   

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

   

| コメント (0)

2024年3月 2日 (土)

異業種交流会

  

Img_1835

     

昨日ですけど、

新潟の離散会から車で米沢に戻って、

すぐに向かったのが異業種交流会

これは高分子学会の有機エレクトロニクス研究会主催のイベントで、

10回目です。

      

コロナ禍のブランクが3年あったので、

今回も人が集まるのか、心配してましたが、

コロナ前のように参加していただき、

ほっと胸を撫で下ろした次第です。

   

10回目というのは、

有機エレクトロニクス研究会になってからということで、

有機EL研究会の時に10回開催してるんで、

23〜4年前に始まったことになります。

        

あの頃は、私も42〜3歳で、

有機EL委員会の運営委員長で、

NEDOプロジェクトの総括リーダーで、

山形県の有機エレクトロニクス研究所の所長で、

めちゃめちゃ忙しい時でした。

なつかしいです。

       

Img_1839

 

いつものように、     

参加企業、組織の7分プレゼンに始まり、

ポスター発表しながらの名刺交換、

ビールなんかをちょびちょびやりながらの秘密会議へと、

続きました。

      

Img_1846_20240302224201

        

もちろん、

山形大の関係研究機関のポスターもあって、

先端材料から、真空蒸着、塗布、技術面でも世界の最先端をアピールしました。

         

Img_1843_20240302224201

             

この女性は、一見するとフォークシンガーみたいですけど、

慶應大学卒業の才女で、

今は有機エレクトロニクスイノベーションセンターで、

蒸着関係の有機ELのチームを率いてます。

    

Img_1850

      

他にも、大学発ベンチャーから、

    

Img_1851

        

ペロブスカイト量子ドットのような、 

企業との共同研究の成果まで、

ここに来れば全てが見られるということで、

アンケート調査したところ、これからも続けて欲しいとのことで、

来年も開催することになりました。   

25年の2月5日、カレンダーにマークをお願いします。

米沢で会いましょう!    

  

 

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

2024年3月 1日 (金)

離散会

Img_1825

    

卒論、修論が終わって、

卒業式までに行く研究室の旅行が、

離散会

 

コロナでこの3年間なくて、

単に久しぶりだけじゃなくて、

その伝統を受け継ぐ学生もいなくて、

幹事さんは手探りで準備してくれました。

   

Img_1831

  

昨夜は、

夜遅くまで学生たちと語り、

楽しかったですねえ。

   

城戸研究室として行く離散会は、

これが最後ということで、

学生たちも、

ちょっと寂しそうで、悲しそうだったのが、

今までとは大きな違いでした。

 

来年も、呼んでくれたら行くで、、

 

  

ということで、   

こちらの応援クリックもお願いします。

        ↓

       

 

 

« 2024年2月 | トップページ | 2024年4月 »