発明の仕方
先週は慶應大学の大学院生約200人ほどに、
発明の仕方教えます
というかなり上から目線の講演を行ってきました。
皆さん、
熱心に聴いてくれて、
質問もたくさんいただいたんですけど、
実は全然時間が足らなくて、
担当の先生から、
メールでたくさんの追加質問をおいただきました。
その一つがこれです。
質問:
めちゃくちゃ面白い話をありがとうございます.好奇心が大事だと言う話をされていたと思いますが,その好奇心を素早く形にしていくにはある程度スキルがいると思います.実験サイクルや思考のサイクルを加速させるためにどうしたらよいか考えたことはありますでしょうか.
手短にお答えすると、
答え:
発明の原点は好奇心です。なぜ?みたいな疑問を解明したい、ということから始まります。日常生活でもたくさんのなぜに遭遇しますね。その時に、そんな疑問を持ち続けることが大事です。そうすれば、ふとしたことから答えに気づきます。それが発明につながるわけです。そういう意味では、スキルというのは疑問の引き出しを多く持つことでしょうか。それから、研究などで目標、ゴールに辿り着くには、実験や思考のサイクルをシリアルに進めるのではなく、パラレルに行うことです。常に第2、第3のルート、方法を考えて、準備をしておくことでしょう。そうすれば、時間の無駄を最小限にできるでしょう。
90分の講演時間、ちょっと短かったようです。
来年度も、呼んでいただければ行きますね。
ということで、
こちらの応援クリックをお願いします。
↓