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2022年3月 8日 (火)

広報

     

昨日の寄付の続きです。

   

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大学への寄付はアメリカのハーバードのような超一流大学の場合、

年間で1300億円にものぼります。

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そして、寄付によって積み立てられた基金は4兆円を超えます。

その一部を運用したりして、

日本と違って、大学が国からの交付金もなしに、

学費や外部資金、そして寄付によって運営されています。

   

その寄付ですが、

もちろん寄付を単に待っているわけではなく、

積極的に広報活動を行ったり、

スポーツに力を入れたりして、

卒業生に対しても同窓意識を高めて、

寄付を募ります。

   

私の卒業したニューヨークの大学からは、

月に一度どころか、

週に一度くらいのペースでメールが届きます。

  

  

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まあ、

すべて読むことはありませんが、

学部長からだったり、

同窓会からだったり、

とにかく、頻繁に届きます。 

    

もちろん、寄付のお願いも。

     

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こういう広報活動を一生懸命しての、寄付ですから、

日本の国立大学のように、

月に一度、広報誌をばら撒くだけでは、

なんの効果もありません。

卒業生にしても、寄付をしようという気にもならないでしょう。

      

寄付だけじゃなく、

高校生や受験生に対しても、

広報活動は重要だと思っていて、

私が知る限り、

国立大学は殿様商売をしていて、

腐っても国立だから、

少子化でも私立がまず定員割れして、

国立はその先、

みたいな余裕なんでしょうかね。

とにかく、

広報活動の意識が非常に低いです。

       

もし、

私が学長なら、

いきなりアメリカの大学のような広報活動は難しいにしても、

国内のイケてる大学を参考に、広報活動に力を入れますね。

    

例えば、

私の生まれ故郷の東大阪市の近畿大学

子供の頃は単なるローカル私立大学でしたが、

今や関関同立に迫る勢いで、

知名度を上げ、受験生が増え、

偏差値も上昇傾向です。

        

その元気さを感じるのが、駅の広告。 

     

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とにかく、

大学を知ってもらう、

話題にしてもらう、ことを意識して、

養殖マグロがマスコミに取り上げられるや否や、

マグロを最前線に送り込み、

猪突猛進というか、

マグロのように一直線に突き進みました。

一点突破です。

       

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これは、以前、近畿大学の校内で見かけたポスターですけど、

クスッと笑える、

けど、的をついてる一言です。

学内の雰囲気が変わり、学生の意識も変わります。

     

山形大学の場合、

地方大学ながら実は県外出身者が8割と多く、

そういう意味では、県内からの進学が増えれば、

まだまだ競争率は上がり、

偏差値も高くなるという構図が考えられますが、

県内の高校への広報活動といえば、

私も助教授の時に経験ありますが、パンフレットを持って、

高校の進路相談室の担当教諭と話をしてくるくらいです。

   

もし、私が大学広報部長なら、

広報活動だけで、東北一の大学にして見せますが、

そんな依頼はまったくないので、

研究で頑張るくらいです。

      

国立大学の関係者は、

もっと真面目に広報活動を考えないと、

寄付も集まらず、

学生も集まらず、

ますますジリ貧になるんだけど、

わかってないんだなあ、

と思う、きょうこの頃です。

  

   

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