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2022年3月14日 (月)

観光地バイアス

   

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このバカブログ、の話題が多いです。

          

地域活性化のことでも、

食のことを真っ先に考えます。

                 

なぜなら、

自分自身、旅先ではその土地のものを食べるのを楽しみにしてるからです。

そもそも、美味しいものがない土地には行きたくありませんし。

      

かつて、ネットがなかった頃は、

外国出張の際には、初めての場所なら、まずその土地のレストランガイドを買い、

一番美味しい店を探し出し、

すぐに予約をします。

次に、地元の人に聞き、

一番人気の店に行くか、

街を歩いて足でそういう店を探し出します。

     

最も値段が高くて、専門家の評価も高い店と、

一般大衆に最も人気のある店、

その2店で食事をすると、その町の食のレベルというのが一回の旅行でわかります。

      

国で言うと、

イタリア、フランス、スペイン、

食のレベルが高いです。

逆に

スウェーデン、オランダ、などなど

レベルはあまり高くありません。

基本的に地中海に面してる国々ではレベルが高くて、

地中海から離れれば離れるほど、食と言うものが単なる生きるための栄養補給的になっていくように感じます。

      

中華料理に関しては、それこそ四川料理から上海料理、広東料理などなど、大きな中国ですから料理の種類も様々ですが、

大陸で美味しいと思ったのは、香港、上海でしょうか。

実は、ダントツで台北がおいしいんですけどね。

         

中国以外の中華街でランキングすると、

ニューヨークが圧倒的で、サンフランシスコは街は大きいですけど観光地化してます。

横浜を含む日本の中華街も全て観光地の味と値段ですね。

ウソと思うなら、一度、ニューヨークの中華街に行ってみてください。

細麺のソバから、お粥、大皿料理まで、リーズナブルかつ劇うまいですから。

     

で、

いつも思うんですけど、

一般的に旅先で食べる料理の味って、

期待値でポイント加算され、美味しく感じる

という現象があるようです。

特に、知り合いの旅先での食事の話は、釣り師が話す魚の大きさみたいな物で、話半分に聞くことです。

で、なぜ旅先の食事がうまいと思うのかというと、

それは、食べる前からバイアスがかかってるからです。

         

たとえば、

グループで米沢に旅行に来たとします。

米沢といえば、米沢牛が有名です。

テレビ番組で見たけど、芸能人が美味しいって言ってた。

米沢牛イコールおいしい。

  

と頭にあると、

一口食べて、うん?これが米沢牛?、と思っても、

一人が、やっぱり米沢牛って美味しいよね、

なんて言うと、

そうだね、そうだね、

となって、そこで食べた牛肉が美味しい、と頭にインプットされます。

   

すなわち、

せっかく米沢にまで来て牛肉を食べたんだから、

それは米沢牛であるべきである、

美味しいと思わなければおかしい、

みたいな思考回路です。

ここだけの話ですが、

米沢の牛肉レストランもピンキリで、

もちろん米沢牛もありますが、和牛もあり、国産牛もありますからね。

自分の舌に自信がない人は、私のような地元の人に聞いて信頼できる店で食事をすることです。

     

それと、

もう一つのパターンは、

例えば仙台の牛タンです。

仙台では仙台牛というブランド牛をアピールしてますから、

牛タンというと仙台牛のタンと自動的に思い込みます。

だから、たとえそれがアメリカ牛のタンであっても、

観光客は、やっぱり仙台牛のタンは美味しいよね、

っと勝手に思い込むわけです。

別に牛タン屋さんが観光客を騙してるわけではありません。

      

それじゃあ、

どうやって本物の味がわかるようになるのでしょうか。

それは、一度は信頼できるお店に行って、最高を味わうことです。

ピンとキリを知り、

味覚のダイナミックレンジを大きくすることで、

味の評価ができるようになって、

食をより楽しめるでしょう。

     

いずれにしても、    

自分の舌を鍛えて、自分を信じることが需要ということです。

       

地域活性化の立場としては、バイアスがかかるほどのブランディングが重要と言うことで、

これって、

経験の少ない市町村の職員さんじゃあ、無理でしょうね。

       

          

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