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2022年3月

2022年3月31日 (木)

春休み

     

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昨日から出張&休暇でしばらく不在です。

 

学生も卒業して少なくなり、

各種プロジェクトも終了してホッとして、

本来なら、今の時期って一段落っていうところで、

気も楽なんですけど、

ここのところの不正流用関連のマスコミ報道もあって、

全然関係ないんですけど、その火の粉が飛んできたりして、

落ちついて酒も飲んでられない今日この頃です。

    

まあ、

私の目から見れば、

火事ってボヤの時にちゃんと消して、

その原因を突き止めて、

対処しておけば何の問題もないのですが、

燻ってる火種を消すでもなく、油を注ぐでもなく、

時間だけが過ぎていくっていう、

最悪の状況を続けたのが、そもそもの間違いだと思います。

    

こういう時の危機管理能力というのが、トップには求められるんじゃないでしょうか。

   

  

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2022年3月30日 (水)

3355

  

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米沢には33会とか55会とか、

ありまして、

それは何かというと、

昭和33年生まれ、55年生まれの人たちの会です。

と言っても、

勝手に名乗ってるだけですけど。

   

それが、

面白いのは55会の方で、

この年代は、米沢の中堅の集まりで、

どういうわけか、

やる気と能力のある人たち、若手の社長たちが、この年代に集中しています。

  

そのほとんどの人たちとは面識があるんですけど、

こないだ初めてじっくり、その中のお一人と話しさせていただいたんですけど、

話せば長くなる個人的なご縁というつながりがあって、

生き様も私とちょっと似てるところがあったりして、

米沢の将来を憂いてるところなんて、

全く同感同感、

みたいな感じでした。

  

こういう人たちが頑張ってる米沢って、

ひょっとしたら元気になるかもしれない、

と少し期待してしまいましたね。

   

コロナが収まれば、是非とも3355会の飲み会でも開ければと思います。

民間が立ち上がらないと、地域は良くなりませんから。

  

  

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2022年3月29日 (火)

夢の有機ELテレビ

    

我が家にとうとう来ました。

77インチの有機ELテレビ。

  

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これまで46インチのプラズマでしたから、

その大きさが実感できます。

      

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私の人生、

ブラウン管

  ↓

プラズマ

  ↓

有機EL

  

自発光型にこだわり、

液晶だけは絶対に買わない、ということで、

待ってました。

     

まあ、

55インチとか65インチは数年前から売り出してましたけど、

46インチのプラズマが元気なので、

その大きさの差が現れるのが、

せめて65インチからということで、

ただ、

どうせ買うなら手に入る最大限ということで、

83インチも一瞬考えましたが、

100万円近い値段にギブアップ、

77インチに落ち着いた次第です。

    

私がプロジェクトリーダーをおおせつかって、

2002年に始まった経産省NEDOのプロジェクトでは、

60インチ有機ELテレビの開発を目指しました。

夢の有機EL大型テレビです。

     

外野からは無理だ無理だと言われましたが、

5年間でその基盤技術を開発し、

実際にその技術がこうやって目に見える成果となって、

自宅にあるのですから、

我々の方向性は間違ってなかったという思いと、

改めて当時の経産省の担当の方の理解には脱帽です。

     

あれから20年。

基礎研究から研究開発、社会実装まで、

結局は、

間違えない方向性に、

諦めない粘り強さ、が重要なんですよね。

      

次は印刷型の100インチ有機ELフレキシブルディスプレイを目指します。

今の真空蒸着では工場に数千億の投資が必要で、日本国内ではもはや不可能ですが、

印刷工場では100億程度ですから、日本でも製造できます。

科学技術立国の復活のためにも、

経産省の方々のご理解、ご支援をいただきたいところです。

     

   

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2022年3月28日 (月)

くいしんぼう

  

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今まで内緒にしてましたけど、

私は食べることが好きです。

   

甘いものも大好きです。

カステラとか、

赤福餅とか、

三色団子とか、

いつか、上質のカステラを一本食べてみたいと思うし、

赤福餅を限界まで食べてみたいと夢みます。

       

で、

先週、お土産でいただいたどら焼き

これがまた好きなんですよね。

    

で、

いただいたのが夕方だったので、とりあえず写真を撮って、

蓋をしておいたんですけど、

翌日、3時のおやつにいただこうかと蓋を開けてびっくり、

       

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えっ、誰や、食べたん!

   

と秘書を見ると口のまわりがあんこだらけでした。

   

嗚呼、、、

  

 

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2022年3月27日 (日)

SSH採択

  

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先週ですけど、

夜遅くに嬉しいメールが来ました。

   

地元、米沢興譲館高校の先生から、

SSHの採用内定通知が届いた、

との連絡です。

   

SSHとはスーパーサイエンスハイスクールのことで、

科学好きを増やすための特別なプログラムなんですけど、

なぜこんなに喜んでるかというと、

これが、なんと4期目だからです。

実は、それが極めて難しくて、

全国的にもとても数が少ないからです。

       

アドバイザーとして微力ながらお手伝いさせていただいてて、

城戸淳二塾、イノベーター育成塾などを企画して実施している身としては、

第4期の申請後は、大丈夫かなあと、ちょっとドキドキして朗報を待ってました。

   

これからも高校生たちの成長を間近で見られる機会が与えられて、

なんとも嬉しく思います。

  

それにしても、

よかった、よかった。

    

    

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2022年3月26日 (土)

先生と講師

      

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(先生と弟子たちin Tokyo, 2019)

     

昨日の続きになりますけど、

私にとってのOkamoto先生は、

まさしく、

先生

でした。

       

すなわち、

科学者としての心構え、

人としての生き方、

そんな、人生の根幹に関わることを教えてくれました。

     

もちろん、それは

こうするんだよ、

とか、

ああしないといけないよ、

というような口頭での教えではありません。

     

背中です。

Okamoto先生の生き様を目の当たりにし、

先生とお手本として、私は学びました。

     

口頭では、  

科学者やったらな、

地球がな、

こうグラグラっと大きく揺れるような大発明をせなあかんで

的なことを身振り手振り、

いつも言われてましたね。

       

振り返ると、

私は、小中高と恩師と呼べる先生に出会いませんでした。

私に影響を与えた先生はゼロです。

そもそも小学校なんて、ひとクラス50人でしたからね。

大学でも4年生で研究室に配属されるまでは、

大教室で講義を聞くだけで、

誰も何の影響も与えませんでした。

父親の背中だけを見て育ちました。

       

で、

思うんです。

       

かつては、昭和の時代でしょうか、

家庭で親が子供たちに背中を見せ、

時には口頭で、

人としての教育、しつけをしました。

ところが、

今どきの親は子供に対するそういった教育意識が極めて低く、

すべて学校任せです。

    

一方、

学校は学校で、受験勉強のための勉強、問題の解き方を教えるだけで、

先生というよりは塾の講師的ですね。

塾の講師はまさしく受験テクニックを教えるだけで、

人生なんて教えませんし、生徒もそんなんこと期待してません。

そんな講師的先生がほとんどの小中高で子供たちは勉強しているということを親は知るべきです。

   

なので、  

今どきの若者は、

という前に、

大人たちがこのような教育制度を提供してきたのであって、

文部科学省も、教育委員会も、

まず現場を知り、

家庭を理解し、

いま、

教育現場で何をしなければならないかをよく考えて実行に移さないと、

あと20年で、

この国の教育レベル、研究レベル、国民のレベル、

間違いなくアジアで一番低くなるでしょう。

    

特に国会議員の人たちにはよく考えてほしいと思っています。

   

   

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2022年3月25日 (金)

Yoshi

      

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この時期になると思い出します。

  

38年前の3月下旬、

早稲田大学理工学部応用化学科を首席で卒業し(ウソです)、

日本化学会春季大会で無事発表を終え(無事?)、

恩師の故土田英俊教授と渡米しました。

私にとっては初のアメリカです。

最初に降り立ったのは、ちょっと荒涼とした肌寒いシアトルの空港で、

乗り換える時にランチにアメリカンサイズのオムレツを食べたのを覚えています。

   

セントルイスで開催されたアメリカ化学会では、土田先生が招待講演され、

うわあ、英語でアメリカ人の前で発表するなんてすごいなあ、

と感心しつつ、夜はアメリカ人の先生を交えての会食で、英語がちんぷんかんぷんの私は、あまり食べた気がしなかったのと、ランチに行った中華料理屋さんが、あまり美味しくなかったのを覚えてます。

セントルイスからオハイオ州へ移動、ケースウェスタンリザーブ大学の、当時、土田研の助手だった大野弘幸先生を訪問。

大野先生は、その後、早稲田から東京農工大に転出され、学長まで務められました。あの時は、なんて背の高い先生なんだろ、やっぱアメリカじゃあ、なめられないようにでかい方がいいのかな、なんて思いましたね。

      

そして、最終目的地のニューヨークへ。

ホテルはミッドタウンのヒルトン

朝食を食べたときに、目玉焼きとハム、みたいな軽い朝食で17ドル

当時は1ドル250円ですから4250円。こんな物価の高い街でどうやって暮らして行けばいいのかと、

ちょびっと心配になりました。

  

昼前だったか、

ヒルトンホテルの前に一台のグレーの大きなアメ車が止まり、

大柄の日本人男性が降りてきて、

Welcomと手を差し出しました。

Yoshiyuki Okamoto先生と初めて会った瞬間です。

先生も、当時、私がいっちょうらのネイビーのスーツを着ていたのを覚えておられます。

      

それからの5年間、

私の博士課程の指導教授として、

研究のご指導をいただいたわけですが、

学部を出たばかりで、

英語はからっきしできず、

専門の勉強もロクにしてなかった

単に好奇心が人一倍旺盛で、

俺が真剣にやったらなんでもできる

超自信過剰なだけが取り柄の

バカもののご指導はさぞかし大変だったと思います。

5年間のご指導のおかげで、無事に博士号取得、

33年前の3月16日に山形大学の助手として採用いただき着任することができました。

    

Okamoto先生は、

学科の教授たちからはYoshiと呼ばれ、

とても愛されてました。

先生はいつもにこやかで、笑いが絶えず、

私は5年間、一度も叱られたことはありませんし、

誰かを叱っているところも見たことがありません。

怒鳴っているOkamoto先生と言うのは、私には想像すらできません。

   

とにかくジョークがお好きで、

研究室で友人たちと油を売っていても、

廊下からゲラゲラ笑い声が聞こえるので、

先生が実験室に近づいて来られるのがすぐにわかったので、

実験をするふりをしたり、

とにかく楽しい思い出しかないんです。

  

短気な教授だと、

ディスカッションの最中に怒鳴ったり、

本を投げつけたり、

そんな話はよく聞きましたけど、

Okamoto研は笑いの絶えない自由な雰囲気の研究室でした。

   

それはOkamoto先生の性格、それに大阪のご出身だからかもしれません。

大学卒業後すぐに貨物船で渡米され、

インディアナ州のパデュー大学へ留学。

後のノーベル賞受賞者であるH. C. Brown教授の元で博士号を取得されました。

有機化学の分野で、Brown-Okamotoの式というのがあるくらいです。

ノーベル化学賞受賞者の鈴木章先生や根岸英一先生は同門でOkamoto先生の弟弟子にあたります。

  

その後、MITで博士研究員として研究され、

ニューヨーク大学で教員としての一歩を踏み出されました。

今から70年ほど前のことでしょうか。

   

Okamoto先生の学生時代のお話を聞くと、

私がニューヨークでした苦労など、足元にも及びません。

まだまだ差別のある時代に、しかも中西部という保守的な土地で、

英語にも苦労されたようです。

  

そんなこともあってか、

研究室での私と先生の会話はずっと英語でした。

日本語を使うと、私の英語が上達しないとの配慮でしょう。

そのおかげで、私の英語力はぐんぐん上達し(?)、

2年後にはペラペラになりました(?)。

      

そんなOkamoto研究室での5年間で得たものといえば、

一言で言うと、自信、でしょうか。

あの厳しいアメリカの大学院で博士号を取得した、

専門知識ゼロからでも必死で教科書や論文読めば専門家に負けない

英語なんてどっからでもかかってこい。

5年間のニューヨーク生活で私は突然変異し、生まれ変わりました。

日本を出るときは、早稲田の応用化学科を下から3番で卒業した劣等生が、

5年後は自信満々の新進気鋭の若手研究者として帰国したのですから、

ご指導いただいたOkamoto先生は、私にとってはニューヨークの父親とも呼べる存在です。

      

山形に来てからも、

外国での国際会議で同席させていただいたり、

ニューヨークも学生を連れて何度も訪問しましたし、

もちろん山形にもおいでいただきました。

この30年、私の有機ELの研究も順調で、明るくなりました、白く光りました、パネル試作しました、

なんて成果を話すと、ニコニコして喜んでいただきました。

そんな師匠の姿を見るのが、弟子として嬉しかったです。

        

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アメリカには定年がなくて、Okamoto先生も慶応の小池先生のグループとフッ素系ポリマーの研究を継続され、最近訪問させていただいたときも、研究についてOHPを用いて話していただきました。

90歳を越えてもバリバリの現役の研究者って、日本に何人いるでしょうか。先生に会うたび、日本の定年制度って一体なんだろう、と思います。頭がシャープな人は年齢に関係なく、アイデアって溢れ出てくるんですよね。 

   

実は、

私の家内もOkamoto先生にご指導を受け、博士号をいただきました。

研究室の後輩なんです。

デートはセントラルパーク、って人に言うとロマンチック〜と言われますが、

実際には一度しか行ってません。

  

そう言うことで、

娘も小さい頃から可愛がっていただき、

家族みんなにとって、Okamoto先生は第二の父親そしておじいちゃん、なんです。

娘にとっては両親の恩師がノーベル化学賞受賞者の弟子で、父親は材料が世界を変えるんや!、なんて話をいつもしてるので、それに感化され国立大学の工学部、しかも工業化学科に進学しました。

そんなわけで、

Okamoto先生が、きっと先生にとっては宝物であろう恩師のBrown先生ご自身が学生の時に使ったという有機化学のサイン入り教科書を娘にプレゼントしてくださいました。

なぜに私にくれなかったのかと、少々不満に思いつつ、娘から預かっとくからと言って取り上げましたけどね。

       

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そんな、私の恩師であり、父親みたいな人であり、尊敬する科学者でもあり、

人として敬愛するOkamoto先生が、一昨日、95歳で人生の幕を下ろされました。

    

つい先週も奥様の90歳の誕生日のお祝いパーティの写真を頂いたのですが、お寿司を前にしてお元気そうだった先生。

痛みも苦しみもなく、静かに息を引き取られたとのことでした。

  

これからは、この時期になると思い出すでしょう

Okamoto先生のこと。

          

Thank you, Yoshi!

and 

See you again!

    

  

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2022年3月24日 (木)

明るい農業

   

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今日も来客が多くて、

遠くは名古屋から某プロジェクトの関係者の方が施設見学に来られました。

2050年の未来をつくるプロジェクトです。

      

引き続き、

某日本放送協会の方が来られて、

ベジアに関する番組の打ち合わせをさせていただいたんですけど、

やっぱり、

山形を元気にするには、

農業をもっと活性化しないといけないし、

それには儲かる農業にしないといけないし、

夢のある農業が不可欠ですよ、

というお話しをして、

それをベジアがお手伝いしますと申し上げました。

 

それと、

少子高齢化なので、

もっと女性が社会進出して、

バリバリ活躍する社会にならないと、

山形は沈没しますね。

とも申し上げました。

   

やっぱり、

山形だからおしんがお手本ですよ。

観ましたよね、おしん?

と聞くとまだだとおっしゃるので、

NHKオンデマンドで是非みてくださいと、

また宣伝してしまいました。

       

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女性といえば、

来客の合間に、

うちのリケジョ博士がリーディング大学院の賞をいただいたということで、

報告に来ました。

    

先日も校友会賞をもらってたんで、

ひょっとして総取り?

みたいな話になりました。

   

山形大学を卒業して、

山形大学の教員となって、

山形大学の学生を指導する。

こんな女性をもっと増やしたいと思います。

   

この思い、

JSTに届くかな?

   

  

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2022年3月23日 (水)

匿名性

   

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今日はリアル講演とZOOM講演、ZOOM説明会、

それに複数の来客と、けっこう朝から暇なしでした。

     

で、

皆さんにご心配おかけしてるのがこれ。

   

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河北新報のサイトへ

   

まあね、

私も有機エレクトロニクスの分野で研究してます。

山形大教授です。

だからと言って、

この記事の主役ではないのですよ。

       

そもそも、

なぜ、

記事中で処分される教授二人の名前が出ないのか、

匿名なのかがわかりません。

  

教授会でも詳細に関しての説明はありません。

だから、

本人以外は誰も知りません。

っていうか、

知らないことになってます。

  

なので、

山形大の有機エレクトロニクス分野で

プロジェクトを複数走らせている教授、

イコール

城戸教授。

  

となって、

センセ、大丈夫ですか?

なんて声をかけられることになります。

   

これって、まるで、

コロナでクラスター発生させた飲食店を匿名で報道するようなもんで、

飲食店

イコール

自分の行きつけの店、

的な連想ゲームで、

じゃあ、今夜行くのよそう。

  

となるわけです。

だから、

匿名での報道って、

とても傍迷惑で、

大学としてもきちんと実名で報道すればいいと思うんです。

でないと、

うちの卒業生たちも、きっといろいろ聞かれて嫌な思いしてると思うんですよね。

   

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午後にも、好物の角屋のシュークリームを持ってきてくれた変なおじさんに、

城戸先生、大丈夫なんですか?

と聞かれて、いろいろ説明するのが面倒でした。

    

嗚呼、

ほんまにめんどくさいわ。

   

   

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2022年3月22日 (火)

年中農業

     

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小さな赤い車が本当に小さく見える今日この頃、

みなさんお元気ですか、

なんちゃって。

    

これは、

うちの裏庭のユングフラウと呼ばれている雪山ですけど、

暖かい日が続いたものの、

まだこれだけ高いです。

     

休日には子供たちがソリで遊んだりしてて、

雪遊びができていいなあ、と思うのですが、

子供以外の人たちには、雪って迷惑なもののようです。

そういう意味では、

私はまだまだ子供なのかもしれません。

   

で、

午前中、

某社長さんに大量のバジルを持ってきていただきました。

実は米沢産で、雨や雪にかかわらず年中生産できる体制が整っています。

ここだけの話ですけど、

現代科学技術の粋を集めた秘密の野菜工場が実は米沢にあるのです。  

               

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で、

これを乾燥加工して付加価値の高いものにしようとする目論みがあって、

こそっと水面下で動いています。

    

しかも、

近い将来、

野菜から加工までを一環で行える最先端の工場を立てようと考えてます。

ここだけの話ですけどね。

      

山形といえば

でっかいでっかい花火を打ち上げますので、

ご期待ください。

     

    

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2022年3月21日 (月)

AIアナウンサー

  

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うちには車が2台があって、

この1年近く、平日はBigBossの小さい赤い車で大学に行ったり、

スーパーに買い物に行くんですけど、

そんな時は、ローカルのFM局を垂れ流してます。

  

で、

それまで聴いたこともなかったローカルFMですけど、

話題が超ローカルだし、

聞いてるとたまにわざと米沢弁丸出しだったりして、

これが結構おもしろいんですね。

   

という私も、

2度ほど出演したことあるんですけど。

   

で、

感心したのが、

AIアナウンサー

   

合成した音声みたいなんですけど、

これが天気予報を読むと、

とても滑らかで、

最後にAIアナウンサーでした

と言わなければわからないレベルです。

  

カーナビのいかにも合成しました感、がなくって、

ここまでAI進んだのね、とちょっと驚きます。

   

ただ、

まだまだだなあ、

と思うのは、

このアナウンサー、

ユーモアのセンスがなくて、

   

もし、

私がAIアナウンサーだったら、

最後に、

 

AIアナウンサーのカネコQ太郎でした。

   

みたいに、

ちょっとクスッと笑かすんですけどね。

まあでも、

大したもんなんで、一度聴いてみてください。

   

  

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2022年3月20日 (日)

アントレプレナー教育

  

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先週、金曜日なんですけど、

NHKの人と打ち合わせをしました。

   

その中の雑談で、

おしんの話になって、

私はNHKオンデマンドで最近観たんですよ、と言いながら、

NHKの人だったら、もう観ましたよね、

と聞いたら、

まだ観てないとおっしゃるので、

絶対見るべきですよ。

朝ドラの中でも最高傑作ですから、と、

NHKオンデマンドの宣伝と、

おしんの宣伝をNHKの人にするという逆転状況でした。

  

で、

真面目な話、

大正生まれの農家の女性が、

スーパーマットのチェーンを展開する話は

究極のアントレプレナー教育だと思いますね。

  

山形県内の中学では、

まず朝の授業の前に観るべきです。

とも、申し上げました。

   

でも、感じました。

おしんってもう過去のドラマなんです。

山形県の過去の栄光なんです。

 

このドラマを観光に活かせなかった山形県って、

とんでもなくもったい無い事したと思いますね。

      

     

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2022年3月19日 (土)

不正流用否定

  

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昨日のことですけど、

テレビを観てると、

いきなり山形大学のことが報道されてました。

   

で、

いつものことながら、

有機エレクトロニクス研究センターと報道されるたび、

   

有機エレクトロニクス

  ↓

有機EL

  ↓

城戸研究室

  

という連想ゲーム的発想で、

城戸がやらかしたと思われます。

  

で、

キッパリと否定します。

私は、

有機材料システムフロンティアセンター

のセンター長であって、

今回問題になったのは、

時任静士教授がセンター長の

有機エレクトロニクス研究センターであって、

私は一切関係ございません。

  

参考のため、

マスコミ報道では河北新報が一番詳しいです。 

 ↓

河北新報

  

ということで、

詳しいことを知りたい人は、

時任センター長にお問合せください。

  

 

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2022年3月18日 (金)

学位記授与式

  

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今日は学位記授与式でした。

  

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と言っても、

コロナ禍ということで、学部全体の卒業式がなくて、

研究室単位で学位記と呼ばれる卒業証書を手渡しました。

   

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通常なら、

卒業式の後は、大すき焼き大会なのですが、

それもなし。

    

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いろんな意味で、

この2年、

学生さんたちには、十分なことをしてあげられませんでした。

    

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そんな状況でも、

うちの学生さんたちは、

博士や修士、学部生、みんなよく頑張ったと思いますね。

   

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証書を手渡した後、

OBから後輩へのビデオメッセージ。

         

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心温まる卒業生たちの言葉以上に、

元気そうな顔を久しぶりに見ることができて、

私自身が嬉しかったです。

   

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博士と修士が巣立っていき、

明日から研究室は春休みでもあり、

しばらくは静かになります。

       

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社会人になるみんなには、

あの厳しい山形大学工学部城戸研究室を卒業したということで、

自信を持って社会で活躍してほしいと思います。

         

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また、

どこかで会いましょう。

     

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っていうか、

たまには遊びに来いよ。

   

    

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2022年3月17日 (木)

COI最終全体会議

   

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昨日は東京日帰り出張でした。

昼前に東京駅につき、

軽い昼食を取り、

  

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日本橋の会場へ。

  

9年間のセンターオブイノベーション(COI)プロジェクトの最終、最後の全体会議です。

山形大学の関係者、企業メンバーの皆さんに、お集まりいただきました。

  

会議では、まず山形大学側の研究リーダーである大場教授のご挨拶。

引き続き、部門リーダーの城戸、時任教授の成果報告。

そして、最後にプロジェクトリーダーの大日本印刷の三宅徹様からご挨拶をいただきました。

    

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9年間プロジェクトですが、

実は、最初は申請が不採択で、

トライアルという形で1年間、プロジェクトを仮実施してからの本格実施でした。

山形大学の実力をご理解いただけなかったのでしょうかね。

     

もちろん、我々はJSTの期待に応え、

中間評価、そして最終評価、常にS評価で、

COIの多くの拠点の中でも、

トップクラスの成果を出し続け、

数年前にも経団連会館で私自身から講演もさせていただきました。

   

これだけの成果というのは、

やはり三宅プロジェクトリーダーのリーダーシップのおかげ、と実感していて

長きに渡る指導いただき、心から感謝しています。

     

また、

プロジェクトに参画し、

我々と目標に向かって研究開発、事業化で汗を流していただいた企業の皆さんには、

感謝しかありません。

かなり無理も申しましたしね。

    

今はCOI-NEXTと呼ばれる共創の場形成支援プロジェクトに、COIで作り上げたプラットフォームを活かして新しい目標に向けて申請準備しております。 

今回は、私がリーダーを務めます。

大いにご期待ください。

       

        

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2022年3月16日 (水)

間一髪

  

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大きな地震でした。

たぶん、3.11以来でしょうか。

福島では震度6強ですからね。   

 

ちょうど、

東京から新幹線で帰ってきて、

シャワーを浴びて、

寝巻きに着替えて、

歯を磨いていると、

グラグラ来ました。

 

あと1時間早いと、

新幹線の中で一晩過ごすことになったでしょう。

いやあ、

危なかったなあ。

  

ちなみに、

タンスの下敷きになったとか、

何か落ちて壊れたとか、

被害はありません。

   

ご心配おかけしました。

  

 

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2022年3月15日 (火)

表彰状

   

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昨日の午後ですけど、

うちの学生がまたやってくれました。

  

今度は、

山形大学交友会長賞です。

  

この賞は、

大学の各研究科に在籍する大学院生のうち顕著な学術研究活動を行なったものに対し、山形大学校友会の事業として表彰し、大学院学生の研究意欲との向上と学術研究活動の更なる活性化を図ることを目的としている。

とのことです。

   

そんなことで、

左の男子学生は博士後期課程の2年生ですが、表彰状をいただきました。

右の女子学生は博士後期課程の3年生で、4月からは山形大学理学部の助教として着任します。

女性の割合が極めて低い、山形大学工学部、理学部の教員ですが、そういう意味でも非常に貴重な戦力かと思います。

 

おしんで有名な山形で、

女性は子育てしてりゃあいい的な雰囲気がいまだに残る山形で、

行動変容を促す起爆剤になってもらえればなあと思います。

  

  

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2022年3月14日 (月)

観光地バイアス

   

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このバカブログ、の話題が多いです。

          

地域活性化のことでも、

食のことを真っ先に考えます。

                 

なぜなら、

自分自身、旅先ではその土地のものを食べるのを楽しみにしてるからです。

そもそも、美味しいものがない土地には行きたくありませんし。

      

かつて、ネットがなかった頃は、

外国出張の際には、初めての場所なら、まずその土地のレストランガイドを買い、

一番美味しい店を探し出し、

すぐに予約をします。

次に、地元の人に聞き、

一番人気の店に行くか、

街を歩いて足でそういう店を探し出します。

     

最も値段が高くて、専門家の評価も高い店と、

一般大衆に最も人気のある店、

その2店で食事をすると、その町の食のレベルというのが一回の旅行でわかります。

      

国で言うと、

イタリア、フランス、スペイン、

食のレベルが高いです。

逆に

スウェーデン、オランダ、などなど

レベルはあまり高くありません。

基本的に地中海に面してる国々ではレベルが高くて、

地中海から離れれば離れるほど、食と言うものが単なる生きるための栄養補給的になっていくように感じます。

      

中華料理に関しては、それこそ四川料理から上海料理、広東料理などなど、大きな中国ですから料理の種類も様々ですが、

大陸で美味しいと思ったのは、香港、上海でしょうか。

実は、ダントツで台北がおいしいんですけどね。

         

中国以外の中華街でランキングすると、

ニューヨークが圧倒的で、サンフランシスコは街は大きいですけど観光地化してます。

横浜を含む日本の中華街も全て観光地の味と値段ですね。

ウソと思うなら、一度、ニューヨークの中華街に行ってみてください。

細麺のソバから、お粥、大皿料理まで、リーズナブルかつ劇うまいですから。

     

で、

いつも思うんですけど、

一般的に旅先で食べる料理の味って、

期待値でポイント加算され、美味しく感じる

という現象があるようです。

特に、知り合いの旅先での食事の話は、釣り師が話す魚の大きさみたいな物で、話半分に聞くことです。

で、なぜ旅先の食事がうまいと思うのかというと、

それは、食べる前からバイアスがかかってるからです。

         

たとえば、

グループで米沢に旅行に来たとします。

米沢といえば、米沢牛が有名です。

テレビ番組で見たけど、芸能人が美味しいって言ってた。

米沢牛イコールおいしい。

  

と頭にあると、

一口食べて、うん?これが米沢牛?、と思っても、

一人が、やっぱり米沢牛って美味しいよね、

なんて言うと、

そうだね、そうだね、

となって、そこで食べた牛肉が美味しい、と頭にインプットされます。

   

すなわち、

せっかく米沢にまで来て牛肉を食べたんだから、

それは米沢牛であるべきである、

美味しいと思わなければおかしい、

みたいな思考回路です。

ここだけの話ですが、

米沢の牛肉レストランもピンキリで、

もちろん米沢牛もありますが、和牛もあり、国産牛もありますからね。

自分の舌に自信がない人は、私のような地元の人に聞いて信頼できる店で食事をすることです。

     

それと、

もう一つのパターンは、

例えば仙台の牛タンです。

仙台では仙台牛というブランド牛をアピールしてますから、

牛タンというと仙台牛のタンと自動的に思い込みます。

だから、たとえそれがアメリカ牛のタンであっても、

観光客は、やっぱり仙台牛のタンは美味しいよね、

っと勝手に思い込むわけです。

別に牛タン屋さんが観光客を騙してるわけではありません。

      

それじゃあ、

どうやって本物の味がわかるようになるのでしょうか。

それは、一度は信頼できるお店に行って、最高を味わうことです。

ピンとキリを知り、

味覚のダイナミックレンジを大きくすることで、

味の評価ができるようになって、

食をより楽しめるでしょう。

     

いずれにしても、    

自分の舌を鍛えて、自分を信じることが需要ということです。

       

地域活性化の立場としては、バイアスがかかるほどのブランディングが重要と言うことで、

これって、

経験の少ない市町村の職員さんじゃあ、無理でしょうね。

       

          

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2022年3月13日 (日)

ピンチはチャンス

    

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コロナ禍が続きますね。

飲食店でも、苦しんでる店多数ですが、実はそうでない店もあります。

それって、運もありますし、経営者の力量も大きいと思います。

これまでと同じ業態では、客足が遠くなって苦しむのは当然で、

そもそも、

地方では人口が徐々に減るこのご時世ですから、

売り上げはコロナがなくとも下がり続けます。

   

だいたい、

苦しんでる店や会社は、SNSで発信しまくりますが、

儲かってる店や会社は黙ってます。

自ら、儲かって儲かってなんて、言うハズがありませんよね。

米沢でも、

半導体関連企業なんて、フル稼働でボーナスすごいですし、

お店にしても、持ち帰りが充実してる店は困ってないでしょう。

   

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で、

昨日ですけど、ラム肉を買いに行きました。

このお店は米沢牛の米沢にありながら、

昔から美味しいラム肉を扱うお店として有名で、

特に義経焼きと呼ばれる味噌ダレに絡めたラム肉は、

米沢のソウルフードとも呼ばれていて、

私の大好物でもあります。

    

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昨日も、

絶品のラムチョップを買いに行ったんですけど、

一階の店舗にはお客さんがひっきりなしに出入りして、

商売繁盛

    

見ると、 

レジは最新になり、

全ての電子マネーに対応。

最近では、店の前にラム肉自販機まで設置されてます。

もちろん、

コロナ対策も初期の頃から万全ということで、

とにかく、

対応が超早いんです。

    

なんでも、

ネット販売は日本でもこのお店が一番早いとか早くないとかで、

ネットのサイトも充実してます。

  

とにかく、

なんでも最新なんですよね。

     

こういうお店を見ると、

小売店でも飲食店でも、その業態を時代に合わせて変化させていくというのは、とても重要で、

もちろん、

商品が美味しくて、リーナブルというのが大前提ですが、

このお店はそういう意味でも、

模範的ないいお店と言えるでしょうね。

  

まあ、

お店のオーナーが、人として模範的な善人かどうかはよく知りませんが。

     

   

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2022年3月12日 (土)

9.11

     

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(9.11後のニューヨーク)

     

11年前の3.11の前日、

3.10ですけど、東京にいました。

お台場のイベントでの講演会。

骨折した右腕は吊るしたまま、

ヘルニアによる腰痛ために座ったまま。

       

200メートルも歩くと、脂汗が出て、

へたり込んで休憩するという状態でしたから、

講演会キャンセルもありだったんですけど、

親が死んでも舞台に穴をあけない芸人的な考えで、

講演会は絶対キャンセルしない方針ですから、

頑張って出張したわけです。

   

夜、米沢に戻って、

次の日が震災ですから、

もし、1日ずれてたら、

お台場で被災して、

2週間ほど路上生活だったでしょう。

     

実は、

こういう間一髪逃れました的な脱出劇がたまにあります。

   

例えば、9.11。

あの時は8月下旬にニューヨークにいく機会があって、

ブルックリンの母校訪問、

イーストリバー越しにワールドトレードセンターをバックに写真撮ったりして、

ロサンゼルにに移動、

UCLAでの国際会議に出席して帰国、

その夜にテレビのニュースを見ていて腰を抜かした訳です。

       

つい数日前に見たツインタワーに旅客機が突っ込んでる映像って、

最初は映画かドラマと思いましたけど、

それが現実と知り、驚き、たまげ、

ニューヨークの友人や恩師のことがとても心配になりました。

      

で、

ロサンゼルスの会議に出席した人たち、

中にはもう1日長く滞在した人も多くて、

そういう人たちは空港閉鎖で、

1週間は帰国できなくなりました。

間一髪でした。

  

それから、

随分前ですけど、

アイスランドで火山が噴火して、

ヨーロッパ中で飛行機が飛べなくなった時、

ドイツにいました。

   

私の帰国の便は5時間遅れで、フランクフルトを夜中に飛び立ちましたが、

それが最後で、

その後、1週間は空港閉鎖となりました。

もう1日、長くいた日本人の会議参加した人たちは、

その場に留まることになりましたね。

   

そんな訳で、

大災害が来る時に、

間一髪逃れる星の下に生まれてるようで、

そういう意味では私と行動を共にすると、

ギリ逃れられるということです。

      

ちなみに、私の誕生日は

2.11です。

何か、関係あるのかもしれません。

   

   

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2022年3月11日 (金)

3.11

    

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11年前の2月10日、

右腕上腕骨複雑骨折で山大病院に入院してました。

しかも、

椎間板ヘルニアも併発し、

まだ歩くこともままならない3月11日。 

   

不幸は重なるものです。

   

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私の人生で、

最もショッキングな出来事でした。

   

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人間の科学技術なんて、

自然の力に比べたらちっぽけなもの。

  

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そんな拙文を後日、

雑誌に掲載いただきました。

 

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その思いはいまだに変わりません。

   

   

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2022年3月10日 (木)

入試の思い出

  

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今日と明日は週末の大学入試のため、

構内立ち入り禁止。

ということで、在宅勤務という名のお休み。

    

もちろん、

パソコンのキーボードを叩いて、

お仕事もしましたけど、

久しぶりに洗車に行きました。

  

この冬の雪とかなんやかんやで、

ドブネズミのようになった愛車、

行きつけのガソリンスタンドできれいにしてもらいました。

   

結構この時期は洗車が多いようで、

うちのお向かいさんのBMWも見かけました。

   

で、

きょうは山形県の公立高校の入試です。

忘れもしません、8年前か9年前だったかの今日、

うちの娘が受験しました。

   

実は、娘、見た目と違って、

中学の時は成績優秀で、

高校受験も合格、不合格よりも、

1位で合格するかどうかを話題にしてたくらいです。

なので、

風邪などひかないように、体調管理だけを心がけてたことを覚えています。

   

で、

忘れもしません、5年前か6年前だったか、

きょうは娘の国立大学入試の発表の日でもありました。

さすがに合格、不合格、どっちに転んでもおかしくないような感触だったようなので、

出張先で合格の知らせを聞いたときは、

たぶん、それまでの人生でダントツで人前で涙がちょちょ切れそうなくらい一番嬉しかったことを覚えています。

   

まあ、

何十年か前の自分の入試の時って、

試験の出来不出来で、合格がどうかわかるんで、

合格通知を受け取っても、合格の確認、程度のものでしたね。

    

そんなことを思い出しつつ、

白ワインをちびちびやりながら、

南陽の遠藤鮮魚店で買ってきたお刺身をつつたのでした。

  

  

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2022年3月 9日 (水)

うどんチェーン

   

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ちょっと古い話で申し訳ないんですけど、

先月、Facebookで丸亀製麺の看板についてのネット記事を紹介すると、グルメ大学教授からコメントをいただきました。

  

僕は丸亀製麺のうどんは結構好きです!!でも香川と縁があろうがなかろうが、丸亀市に店鋪があろうがなかろうが、知ったことではないし気にしたこともないです。うまければ食べるし、でなければ食べない、それだけです。香川県に縁がないお店が「讃岐うどん」を名乗って何が問題なのか理解できません。例えば日本にはイタリアンのお店がたくさんありますが、経営者はイタリアに縁もゆかりもない人がほとんどですよね?福岡に関係ない人が経営する長浜ラーメンのお店とかも普通にいっぱいありそうですし。

  

私自身が食品ベンチャーの社長でもあり、会社名や商品名には強いこだわりがあるんですけど、丸亀製麺というブランドを考えた人は、天才だと思ってます。
   

世の中にはイタリアン、中華、フレンチ、などなど多くの国の食べ物屋さんがありますが、こういう店の店名はほぼその国にあやかってつけられてます。

けど、必ずしも店長やシェフがその国出身ではなく、第一号店がその国でもなく、修行した国がその国でもないんですけど、そういう名前をつけるのは、一つには客が美味しそうに感じるということです。

これって、店内の装飾でもそうですね。

食べるというのは、単なる栄養補給ではなく、

エンターテイメントでもあるというのが私の考えで、

例えば、昼に夜は何を食べるかを考えるところから、夕食は始まってると思います。

特に、外食する時には、その店の店名、門構え、匂い、五感の全てが脳を活性化させ、それが食欲につながり、

食べるという行為を最大限に楽しむようにできてます。

  

だから、

イタリアンの店はイタリアっぽいし、中華は中華っぽい、

だから、脳がそれを期待して、それ用の胃液を分泌する。

だから、とても需要なんです。

   

北京飯店なんていうイタリアンのお店があったとしても、

美味しそうに感じませんからね。

        

そういうわけで、

うどんチェーンならば、

美味いうどんを連想させる名前の方がいいに決まってます。

はなまるうどん、よりも丸亀うどん、の方が客としては期待が膨らみますよね。

    

しかし、

客は知ってるんです。

丸亀うどんという暖簾を見ても、

必ずしも丸亀出身の人が調理するわけでもなく、

丸亀が発祥の地でもないうどん屋さんが存在することを。

     

だから、

丸亀製麺は丸亀うどんではなく、

丸亀製麺なんです。

           

これだと、

100人中99人はこのお店は丸亀の製麺会社が店舗を経営してると信じます。

そういう意味で、究極的にうまい命名だと思いますね。

      

世の中、

こうお店って山ほどあります。

築地発祥でもないのに、そんな名前のたこ焼きチェーンとか、

大阪発祥でもないのに、道頓堀ってお好み焼きチェーンとか。

        

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けど、

それって客が美味しく食事をする一助にもなってるとすると、

必ずしも責められるものでもないと思います。  

    

ただ、

明らかに繁盛店のパクリっていうお店もあったりして、

コメダ珈琲にそっくりのコーヒーチェーンとか、

そういうのって、

いかがなものか、と思います。

   

いずれにしても、

私自身、食品業界には良心と言うものは期待してなくって、

常に、自分の目と舌を信じるだけですね。

   

   

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2022年3月 8日 (火)

広報

     

昨日の寄付の続きです。

   

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大学への寄付はアメリカのハーバードのような超一流大学の場合、

年間で1300億円にものぼります。

  ↓

寄付額ランキング

      

そして、寄付によって積み立てられた基金は4兆円を超えます。

その一部を運用したりして、

日本と違って、大学が国からの交付金もなしに、

学費や外部資金、そして寄付によって運営されています。

   

その寄付ですが、

もちろん寄付を単に待っているわけではなく、

積極的に広報活動を行ったり、

スポーツに力を入れたりして、

卒業生に対しても同窓意識を高めて、

寄付を募ります。

   

私の卒業したニューヨークの大学からは、

月に一度どころか、

週に一度くらいのペースでメールが届きます。

  

  

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まあ、

すべて読むことはありませんが、

学部長からだったり、

同窓会からだったり、

とにかく、頻繁に届きます。 

    

もちろん、寄付のお願いも。

     

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こういう広報活動を一生懸命しての、寄付ですから、

日本の国立大学のように、

月に一度、広報誌をばら撒くだけでは、

なんの効果もありません。

卒業生にしても、寄付をしようという気にもならないでしょう。

      

寄付だけじゃなく、

高校生や受験生に対しても、

広報活動は重要だと思っていて、

私が知る限り、

国立大学は殿様商売をしていて、

腐っても国立だから、

少子化でも私立がまず定員割れして、

国立はその先、

みたいな余裕なんでしょうかね。

とにかく、

広報活動の意識が非常に低いです。

       

もし、

私が学長なら、

いきなりアメリカの大学のような広報活動は難しいにしても、

国内のイケてる大学を参考に、広報活動に力を入れますね。

    

例えば、

私の生まれ故郷の東大阪市の近畿大学

子供の頃は単なるローカル私立大学でしたが、

今や関関同立に迫る勢いで、

知名度を上げ、受験生が増え、

偏差値も上昇傾向です。

        

その元気さを感じるのが、駅の広告。 

     

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とにかく、

大学を知ってもらう、

話題にしてもらう、ことを意識して、

養殖マグロがマスコミに取り上げられるや否や、

マグロを最前線に送り込み、

猪突猛進というか、

マグロのように一直線に突き進みました。

一点突破です。

       

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これは、以前、近畿大学の校内で見かけたポスターですけど、

クスッと笑える、

けど、的をついてる一言です。

学内の雰囲気が変わり、学生の意識も変わります。

     

山形大学の場合、

地方大学ながら実は県外出身者が8割と多く、

そういう意味では、県内からの進学が増えれば、

まだまだ競争率は上がり、

偏差値も高くなるという構図が考えられますが、

県内の高校への広報活動といえば、

私も助教授の時に経験ありますが、パンフレットを持って、

高校の進路相談室の担当教諭と話をしてくるくらいです。

   

もし、私が大学広報部長なら、

広報活動だけで、東北一の大学にして見せますが、

そんな依頼はまったくないので、

研究で頑張るくらいです。

      

国立大学の関係者は、

もっと真面目に広報活動を考えないと、

寄付も集まらず、

学生も集まらず、

ますますジリ貧になるんだけど、

わかってないんだなあ、

と思う、きょうこの頃です。

  

   

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2022年3月 7日 (月)

寄付

       

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フェイスブックを見ていると、

繰り返し、山中先生の寄付のお願いが表示されます。

それを見ていつも思うんです。

   

なんて貧しい国なんだろう、と。

    

ノーベル賞受賞者が寄付をお願いしないと、大学に寄付が集まらないなんて、

この国にはお金持ちはいないんでしょうか?

     

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私が大学院を卒業したニューヨークの大学では、

個人からの10億や20億の寄付は珍しくもなく、

100億や200億円の寄付も見かけます。

   

大抵は寄付者の名前がどこかに残ってたりして、

それは、大抵は卒業生だったりして、

とにかく、

寄付は当たり前です。

   

そして、

その寄付は教育に、研究に使われ、優秀な学生が育ち、

卒業して、いつに日にか、恩返しに寄付してくれるようになります。

     

全米でも初めてのようですが、

数年前から、ニューヨーク大学の医学部では、

高額な学費が免除されるというまでに至ってます。

    

それに引き換え、

京都大学の卒業生は、きっと成功している人も多いと思うのですが、

山中先生のこういう姿を見て、

ポンと、せめて1000万や2000万くらい寄付しようとは思わないのでしょうか。

  

私はベンチャーを立ち上げ、

なんとか成功させようと苦労してますが、

それは、

上場して、とりあえず山形大学には10億円、

早稲田大学にも10億円、

そして、山形県内の児童養護施設に10億円は寄付したいと思っているからです。

    

今のところ、どのベンチャーも上場には程遠くて、

私が寄付して欲しいくらいなんですけど、、  

  

  

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2022年3月 6日 (日)

オリジナルとカバー

  

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先週のこと、

NHKの番組でJUJUが荒井由実の歌をカバーしてたんですけど、

やっぱりオリジナルの方がいいなあ、と思ったんでちょっと考えてみました。

    

高校1年の時ですね、

初めて荒井由実を聴いたのは。

そのころは、陽水とか拓郎が全盛で、

アルバムを何枚も持ってましたけど、

初めてルージュの伝言を聴いた時は、その斬新さに衝撃を受けました。

    

そんなわけで、

荒井由実の時代、松任谷由実に変わるまで、

ひこうき雲に始まってアルバムをせっせと集めてたわけですけど、

中でも、お気に入りの曲は、

卒業写真

それから

守ってあげたい

でしょうか。

    

それを好きなJUJUが歌ったわけで、

結構期待したんですけど、

やっぱり荒井由実の方がいいかなあ、

と少々落胆しました。

      

これって、

子供の頃に最初に食べて美味しいと思ったものが、その人の舌の標準になって、

その後に類似品を食べても、あの時のあの味の方が好き、となってしまうように、

歌でもそれがあるのかと思いました。

舌も耳も、最初の印象が重要なんですね。

結局、カバーはいくら頑張っても、カバーでしかないというのが私の結論です。

          

例外としては、

鬼束ちひろ

守ってあげたい

で、

最初に聴いた時は鳥肌が立つくらいうまいと思ったし、

これは荒井由実のオリジナルを越えているなと、

感心しました。

         

やっぱ、

オリジナルってそういう意味で、越えるのは並大抵ではありません。

      

ちなみに、

Sara Gazarek

On the Sunny Side of the Street

は最高です。

    

 

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2022年3月 5日 (土)

おしんの時代

  

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おしんのおかげで山形は世界中で知られることになりました。

大阪生まれの私でさえ、

山形に来る前からおしんの山形と知ってましたから。

 

ただ、

このイメージって暗いイメージなんです。

 

雪に苦しみ、

貧乏に耐え、

女性は奉公にでる。

   

実は、

これって単なるイメージじゃなくて、

今でも、こういう雰囲気はあります。

    

山形の人たちは、

雪に耐えます。

平均年収が低くて、

三世代同居が多いのも、

みんなが働いて家族を支えるためです。

まあ、

今は学校に行かずに奉公に出されることはありませんが、

主婦の多くはパートに出ます。

 

こんな状況で、

子育てするって、どれだけ大変なことか、

少子高齢化が進んで、地方は消滅すると言われてるのに。

子育て環境は一向に改善されてるとは思えません。

  

おしんの大正時代から、令和の今まで、

一体全体、この地方ではどういう取り組みをしてきたんでしょうか。

女性も男性も子供たちも、

イキイキと活躍する山形にしたいと思うんですけど、

市町村長さんたち、一緒にやりませんか?

  

    

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2022年3月 4日 (金)

若手育成

    

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山形というとおしん

おしんというと山形

   

けど、

山形に住んで33年、

この超有名な朝ドラは聞いたことはあっても、

観た事がなくて、

NHKオンデマンドで全297回を大人観しました。

    

そもそも1983年の放送時は学生で、

朝の8時に起きてるわけもなく、

しかも大正〜昭和の山形の山奥の話には興味もありませんでした。

  

しかし、

今の男女共同参画時代に、昔の状況はどうなのかとの興味もあるし、

朝ドラで最も視聴率が高かったということもあり、

視聴したワケです。

    

で、

結論。

 

朝ドラ史上最高傑作です。

娯楽番組であり、教育番組でもあり、

しかも、

小林綾子、

田中裕子、

この二人の演技が天才的で、

今や田中裕子ロス状態です。

      

と、

時代遅れ的におしんを絶賛してる訳ですけど、

そもそも約40年前の番組の内容が、現代でもそのまま当てはまっているというところが、

今見ても面白いと思えるところでしょう。

    

中でも、

お婆さんになったおしんがよく口にする言葉が、

今どきの若者は、、

なんですけど、これって今も昔も言われることですね。

        

実は、

昨日と今日の二日間にわたって文科省JSTの大型プロジェクトCOIの最終報告会がオンラインで開催されましたが、その中で主催者サイドから若手プロジェクトについても言及されました。

若手に自由裁量で使える予算を与えたり、

若手間での連携を深めるイベントを催したり、

と若手に対して至れり尽くせり。

   

そういう意味で、

若手を取り囲む環境って、

私が若手だった30年前とは大違いです。

    

助手の頃、

助手なんて、教授の雑用係でした。

まあ、

一人前の研究者とは認められませんでしたね。

   

私の場合、ラッキーだったのが、

研究室の教授からは、

好きな研究してもいいからお金は自分で稼いでね、

と言われて、有機ELの研究ができたことです。

ただし、

夜なべして助成金の申請書書いて、

企業からは一円でも多くの共同研究費をもらえるように交渉し、

とにかくゼロから試行錯誤しながら研究室を立ち上げました。

    

まるで、

おしんです。

   

ゼロから出発したからこそ、

失敗もしたし、

精神が鍛えられたし、現場の職人技的技術も身につき、

人的ネットワークもでき、

今に至ります。

  

ゼロから出発したからこそ、

失敗してもゼロからやり直せばいい、

と開き直れるし、

怖いものはないんです。

    

こういう経験もさせずに、

研究費を与え、

好きなことしてもいいよ、

で、果たして一流の研究者というのは育つのでしょうか。

この20年近く、NEDOもJSTも若手向けのプログラムを実施してきました。

けど、

この国の論文数は低迷し、若手が順調に育ってるとは到底思えません。

むしろ、ひ弱になってるとさえ感じます。

    

やはり、

おしんが言うように、

どこでどう間違っちゃったんだろうね、

と、国は今までやってきたことを振り返る時期に来ていると私は思います。

若手の育成はもう待ったなしなんですよ。

  

     

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2022年3月 3日 (木)

キエフ

  

ニューヨークに住んでた学生の頃、

お金がないのでB級グルメばかり食べ歩いてました。

ハーレムでチキンを食べたり、

ビレッジでピザを頬張ったり、

そんなかでも覚えてるのが、

ロウアーイーストサイドのキエフというウクライナ料理のお店。

カウンター席が5〜6席とテーブルが二つくらいだったでしょうか。

35年も前のことですから、今はもうないと思いますけどね。

   

実は何を食べたかは覚えてませんが、

その名前はずっと頭の片隅にあって、

その町にいつか行ってみたいなと思ってたんですけど、

もはや、この人生では行くことはないかも知れません。

   

寂しく、

悲しいことが、

起こるものです。

  

  

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2022年3月 2日 (水)

ミートソース

  

Img_1349

   

今日のお昼はエゾシカのラグーのパスタでした。

もちろん、うまかったです。

     

子供の頃のスパゲティーというとナポリタンだったわけで、

いまだに懐かしくて食べつつけるんですけど、

ナポリタンの次に出てきたのが、

ミートソーススパゲティ。

      

テレビでもトッポジージョのルーミックのミートソースのCMが脳味噌の片隅にこびりついていて、

本格的な本場のラグーソースのパスタも好きなんですけど、

たまに、昔ながらのミートソーススパゲティが食べたくなります。

    

けど、

ナポリタンはいまだに喫茶店で食べられるものの、

ミートソースがないんですよねこれが。

      

ちょっと寂しい今日この頃です。

  

  

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2022年3月 1日 (火)

豚まん

   

大阪では豚まん

東京では肉まん

なぜ大阪で豚まんというかというと、

お肉というと牛肉だから。

  

豚は豚、肉じゃないということです。

それくらい食にこだわる大阪人、

実は、米沢人もちょこっと似てます。

  

秋の芋煮会ですが、

米沢では牛肉を使います。しかも醤油味です。

肉といえば牛肉、米沢牛だからです。

    

けど、

他の地域では豚肉を使うところもあります。

しかも味噌味だったりして、

それって豚汁やん、

みたいなツッコミをされそうですけど、

まあ、

結局のところ、

豚まんも、芋煮も、

食材豊かで、牛肉こそ肉である文化の地域は肉といえば牛肉なんです。

かつて牛肉が滅多に食べられない地域では豚肉を肉としてありがたがって食べていた、

ということになります。

   

で、

豚まんに戻りますけど、

世の中で、というか世界で一番美味しい豚まんは大阪の551蓬莱ということは、

大人から子供まで誰でも知ってることですけど、

お尻にくっついてる竹の皮の剥がし方を知らない人は多いようです。

  

実は、これって、

蒸し方にあります。

冷えた豚まんを蒸し器で温めるわけですけど、

この時に何も知らない人は竹の皮側を下にして、お皿に置いて蒸しますけど、

知る人は竹の皮側を上にします。逆さまに置くわけです。

そうして蒸すと竹の皮と豚まんの皮の間に水蒸気が侵入して剥がしやすくなります。

     

 Img_1339

   

このとおり、

きれいに剥がせますね。

   

以上、

大阪人に一歩でも近づきたかったら、

覚えておいてください。

    

     

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