運
先日の米沢興譲館高校の阪大森教授講演会の後に、
森教授を交えてのイノベーター育成塾の懇談会がありました。
その時に生徒に聞いたんです。
運を信じますか?
信じる人は手をあげてください。
すると、
20名ほどの高校生のうち、
2/3が手を挙げました。
1/3が信じないということです。
科学者の多くは神や霊など、目に見えないもの、
観測されないもの、
科学的に証明できないもの、
信じませんね。
運も同じです。
私も高校生の頃は、
神や運も信じませんでした。
実力があれば、成功できると。
けど、
浪人して麻雀ばかりしていた頃、
ツキというものがあるのだと、実感しました。
そして、
麻雀で勝つということは、
点棒の取り合いではなく、
ツキの取り合いなんだなと。
そして、
ツキを呼ぶには、
まず1000点でもいいからあがること、
小さな手でもいいからあがることなんです。
そうすれば、
流れが自分の方に来て、
大きな手を上がるチャンスが巡ってきます。
そして、
62年間も生きていると、
人生も同じことで、
まず小さな成功を体験する、
そしたら次にはもう少し大きな目標を立てて、
努力していれば運が向いてきて、
そこに辿りつく。
ということで、
私が色紙に一言、と求められると、
成功は成功を呼ぶ
とヘタな字ですが、書くようにしています。
で、
ゴルフでもツキとか運を感じることがよくあります。
たとえば、今日の女子プロのトーナメント。
原英莉花選手が優勝しましたが、
見ていて強く感じました。
うまく運をたぐり寄せたな、と。
17番ホール、パー5でのこと、
第一打目のドライバー、
同点で優勝争う柏原選手はフェアウェイキープで球を置きに行きました。
対して、原選手はツーオンを狙ってフルスイング、
その結果、
柏原選手はスリーオンでパー。
一方、原選手はツーオンでイーグル。
ここで、2点差がついて勝負有りでした。
柏原選手の場合、
優勝したいというもっと強い気持ちがあれば、
ツーオン狙いでドライバーを強振したことでしょう。
原選手も1打目は右に外れて池ポチャしそうでしたが、
そこは女神が救ってくれました。
その勇気を評価してくれたのでしょう。
パッティングでは、7メートルほどの距離、
しかも左に大きく曲がるラインで、
あれが1打でカップインする確率は数%でしょうね。
それがあの場面で入るのですから、
神がかってました。
勝利の女神が微笑んだ瞬間です。
そういうわけで、
チャンスは選手たちに平等に与えられたものの、
それを掴んだのが、最も高い志で挑んだ原選手だったということです。
成功の秘訣は、
高い志と、
120%の日頃の努力。
神も運も信じない人も、
成功したい人は、
私を信じて頑張ってください。
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