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2021年10月20日 (水)

頭脳流出?

   

20211008-224755

     

ノーベル物理学賞受賞者の真鍋先生がアメリカ国籍なのに対して、

頭脳流出と呼ぶ人がいます。

   

果たしてそうでしょうか?

     

先生は大学院を卒業されて渡米されました。      

私も大学を卒業して、

すぐにニューヨークの大学院に進みました。

博士号取得後はアメリカのベル研究所や、IBMの研究所で博士研究員をやりたいと思ってました。

きっと環境が気に入れば、そのままアメリカに残ったかもしれません。

こんなの頭脳流出でも何でもありません。

         

私がアメリカに行った理由は、

まず第一に興味があったからです。

知らない世界を見たかったからです。

世界の最先端に触れたかったからです。

       

ベル研究所やIBMの研究所にはノーベル賞級の世界の頭脳が集まってました。

そこで自分の力がどこまで通用するのか、

純粋にチャレンジしたかったです。

          

私のような思いで、

すなわち自分の力を試したいという純粋な思いで、

海外に出る若者は多くいます。

           

果たしてそれは、

頭脳の流出と言って

嘆くべきことでしょうか。

             

例えば、

分野は違いますが、

大谷翔平選手はメジャーリーグで大活躍です。

それを才能の流出と言う人はいるでしょうか。

松山英樹選手が、アメリカのプロツアーで活躍し、

日本人初のマスターズ優勝を果たしました。

これも流出と言う人はいませんね。

        

私たちが嘆くべきことは、

能力を試すべく来日する若者が、

いったい、どれだけいるかと言うことです。

       

科学の分野で日本が世界のトップなら、

欧米から、そしてアジアの国々から若者がやってくるでしょう。

日本のプロ野球リーグが魅力的ならば、メジャーリーグから優秀な選手が来日して

そのレベルは格段に高くなるでしょう。

                   

だから、

優秀な人材が外国に移籍するのを嘆くのをやめて、

どうしたら世界から日本に人が集まるのか、

少なくともアジアの中心になれるのか、

そんな議論を真面目にして、今すぐ行動に移さないと、

一般の人たちも中国など外国に出稼ぎに行かなければならない日がやってきます。

           

そんなこと、

政治家の皆さんは考えたことあるんでしょうか。

たぶん、

ないんでしょうね。

      

  

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