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2021年10月 7日 (木)

リモート診察

   

今日は学長定例記者会見の日。

ここのところ、ほぼ毎月なんらかの発表をしてます。

   

で、

今回のネタはリモート診察

まあ、

リリースペーパーをご一読ください。

   

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山形大学の文科省センターオブイノベーション(COI)プロジェクトでは未来の生活をバックキャストして研究開発、社会実装を進めてます。

そこで、開始した当初描いた未来がこれ。

    

有機EL壁紙が創る快適オンライン生活。

しかし、コロナで前倒しして社会実装して欲しいとの各界からのご要望。 

        

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この絵の中でも、

今回のターゲットがオンライン診療。

  

自宅でお医者さんに診てもらえるとても便利なシステム。

ちょっと具合が悪くても、すぐに診てくれて、

重病化しない。

だから健康寿命が伸びる。

だから医療費も削減される。

  

コロナでも、自宅療養の方が容体急変で亡くなってますが、

このシステムがあれば救われてたかもしれません。

    

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現状のリモート診察が、

単にパソコン画面を通しての対話で、

まあ、

言ってみれば、なんちゃってリモート診察

  

顔色や喉の色、下瞼の裏側の色など、

医師が確認したい場所が、全く観察できないダメダメな代物。

   

そこで、

私たちは有機エレクトロニクス技術を駆使して、

完成させました。

    

20211007-190916

  

モニターは高画質な有機EL。

しかもMade in Japan。

   

患者を照らす照明も、

高演色性の有機EL照明。

これもMade in Japan。

    

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画質調整など施して、

患者側のスピーカーも難聴者も聞こえるという

曲面のミライスピーカー。

これもMade in Japan。

 

Made in Japanの最先端技術が駆使されています。

      

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その実験機第一弾を、

米沢市内の老人介護施設、サンファミリア米沢に設置。

   

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担当医師の方に使用いただきました。

その結果、

画質は問題なく、診察に使える。

しかし、

入居者側のセットをもう少し小さくして取り回ししやすいように、

などなどのご要望を受けての改良版。

   

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それを、先月設置して運用をはじめました。

    

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介護施設でのクラスター発生は、

基本的にはウイルスが外から持ち込まれ、

入居者に感染し、

クラスターとなります。

ですから、

できるだけ外部との接触を小さくするのが重要です。

とのことです。

     

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また、将来的には、

医師が自宅からでも入居者の様子が見られるということで、

入居者の方々や、ご家族のみなさんにとっては安心度が向上しますね。

    

で、

同じようなシステムを来週、11日から13日にかけて、

NTT東日本と共同で、

酒田市の無医島である飛島の診療所と、酒田市内の日本海総合病院松山診療所に設置して光ファイバーで繋ぎ、

実証実験を開始します。 

      

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今後、

心拍や脈波、血圧など各種バイタルセンサーを付け加えていき、

AI技術も導入して、

完全なオンライン診察が可能となるように、技術開発を継続する予定です。

ただ、

COIプロジェクトが今年度で終了するのが問題で、

研究開発費を確保しなければなりません。

        

とにかく、

地方では過疎化が進み、無医村が増えることが予想されるので、

日本全国にこのようなリモート診察システムが普及することは重要かと思います。

文科省や厚労省の関係者の方々には、是非ともご支援願いたいところです。

         

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