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2019年2月27日 (水)

研究室選び

 
 
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一昨日の高校訪問の際に、大学は偏差値で選ぶんじゃなくて、研究室で選んでくださいと言ったところ、
 
先生から、
どうやって、研究室を選んだいいのですか、と聞かれました。
 
 
そこで、答えました。
 
研究レベルの高い研究室を選ぶことです。
今はネットの社会ですから、各研究室はホームページを開設してます。
そこには発表した論文のリストが掲載されてるはずです、と。
 
 
まあ、
研究室のホームページがないようなアクティビティの低い研究室はまず除外
ホームページがあっても論文リストで論文数が少ない研究室もハズレ
だいたい、論文というのは研究成果であって、論文がないということは研究してないということに等しい。
だから、そういう研究室は楽かもしれないけど、何も得るものがないということ。
 
それと、
研究アクティビティが高いということは、学会発表に行く可能性も高く、
多くの経験を積めます。
さらに、 
論文は企業との共同研究成果かもしれないので、
そういう場合は企業との関係も良くて、就職の際に有利に働く可能性も高いです。
 
 
直接研究室を見たければ、オープンキャンパスの時に訪問するとか、
勇気を持って、直接教授にコンタクトして見学させてもらうとか、
研究室に実際に配属になっている先輩に話を聞いたりと、
色々と手段はあります。
 
 
一番いけないのは、
ネットの情報を鵜呑みにすることです。
 
だいたいが、
論文の多い研究室は実験を熱心に行うので、見ようによっては厳しいと取られがちで、そういう研究室はネットではブラック研究室呼ばわりされます。
ネット情報は信じてはいけません。
 
ですから、
高校生が研究室を選ぶときは、
まずホームページをチェック、
論文数をチェック、
オープンキャンパスで訪問して、研究室の学生さんに質問、
教授に会えればラッキー、
いなければ、メールしてアポとって、研究室見学して教授の人柄を確認する。
サイエンスキャンプやひらめきときめきサイエンスなどのアウトリーチ活動を行なっているようであれば、参加してどっぷりと研究室の雰囲気に浸かってみる。
 
これで、ちょっと合わないなとか、変だなと違和感ある研究室はやめたほうがいいし、
気に入れば、必死で勉強して入試を突破して研究室にたどり着くことです。
 
 
なんて書いてて、自分の研究室のホームページ見たら、
最近の論文が全然アップされてなかったのに気がつきました。
 
いやあ、
お恥ずかしい。 
 
 
 
 
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