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2018年12月

2018年12月31日 (月)

すき焼き

 
 
 

 
 
 
大晦日。
夜はすき焼きと決まってます。
 
娘が昨日、帰省して。
米沢牛で、大阪風のすき焼き。
 
 
 
いやあ、
うまい。
  
  
 
 
 
 
しかも、
娘は先月二十歳になりました。
 
それも記念して、
とっておきの一本。
 
 
幸せな一年でした。
来年もよろしくご指導のほど、
 
よろしくお願いします!
 
 
 
 
    
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2018年12月30日 (日)

AUDI

 

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今年は仕事以外のことで取材を受けることが多かった年です。

 

WIRED

 

昨年、WIRED AUDI  Innovation Awardをいただいたことから、

Audi A8の試乗記事で登場。 

 

Fullsizeoutput_7808

 

わざわざ東京から山形市まで乗って来ていただき、

約2時間、県内を走り回りました。

 

実は、プレイベートではこの20年近くドイツ車に乗ってます。

乗り始めた頃は、米沢から実家の大阪まで、北陸自動車道経由で車で帰ってましたが、当時乗ってた国産車では、腰が痛くなりました。

 

しかし、娘が生まれたことから、ワゴン車のAudi A4アバントに乗り換えたところ、長距離運転なんのその、腰は痛くならないし、高速での安定性、その快適なドライバビリティに関心、感動しました。

 

その次が、Audiから乗り換えて、同じドイツ車のSUV。

4輪駆動で雪を気にせず、

しかも乗り降りが楽なこと楽なこと。

しかも、セダンのような快適なドライビング。

 

いやあ、

駆け抜ける喜びとはこのことです。

 

ということで、

超久しぶりのAudiだったんですけど、

相変わらず素晴らしい車でした。

 

ただ、A8は日本の狭い道路や、小さい駐車場スペースでは慣れが必要かもしれません。

 

2年以内には、車を買い替える予定で、

今から何にしようかと、ワクワクしてしまいます。

 

 

 

    
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2018年12月29日 (土)

附属病院

 
 
 

  
 
 
何を隠そう、先週木曜日は恒例の人間ドックでした。
ここのところ、山形大学医学部附属病院にお世話になってます。
 
 

 
 
 
なぜ、わざわざ米沢から山形市まで車で約1時間かけてここまで来るかと言うと、
 
 
 
 
院内が、きれい。
 
特に、最近内装にお金をかけたのか、
なんか、
 
おしゃれ。
    
   
 
 
 
それと、
一日コースでも、
 
個室が与えられて、
待ち時間もゆったりできます。
 
 
 
 
 
 
それから、
強く希望したくなるような、特別サービスもあります。
 
 
  
 
 
 
しかも、
 
不思議なことに、
この病院の看護婦さんは、
美人が多いです。
 
全員とは言いませんが、   
他の総合病院に比べると、
それはそれは、
比較になりません。
 
 
何か、特別な力が働いてるとしか思えないくらいです。
 
 
それと、
女医さんが多いように感じます。
 
きっと、
山形大医学部には、
他大学と違って、
女子学生が多いのでしょう。
 
しかも、
美人揃いです。
 
 
今回も、
胃カメラの際に、
美人看護婦さんが背中を撫で撫でしてくれたので、
胃の中を弄られているのを忘れるくらいでした。
  
  
  
 
 
 
お昼のお弁当も美味しくって、
これなら、年に二、三回来てもいいかなと思うくらいでした。
 
ちなみに、
検査項目ほぼ全てクリアして、
これからも健康優良児と呼んででいただきたいと思います。
 
 
皆さんも、ぜひ。
 
 
 
  
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2018年12月28日 (金)

NEC

 

(左が液晶、右は有機EL)
 
有機ELディスプレイでパイオニアといえば、次はNEC。
実はNECは携帯電話用のフルカラー有機ELディスプレイを初めて製造した会社です。
これはパッシブ型と言って、現在普及している薄膜トランジスタ(TFT)を用いたアクティブ型ではありません。
2001年に発売されたドコモのFOMAに搭載されました(写真右) 。

もちろん買いましたけど。
 

当時、液晶とは全く違うその高画質に、これで有機EL時代がやってきたと確信したものでした。

しかし、
しかし、
しかし、
その半年後、
ディスプレイはリコールされて総取っ替え、
 
なんと、
ディスプレイの画面にダークスポットと呼ばれる黒点が現れて、
画質が著しく下がりました。

これは、パネル製造時に使用したレジストのベーキング温度が低く、絶縁膜から溶剤等が徐々に放出された結果で、その後、ベーキング温度を最適化することで、もちろん問題なくなりました。


しかし、
それに懲りたドコモは、FOMAの次のモデルから液晶に戻り、
それ以来、有機ELディスプレイを採用することはありませんでした。
このNECの失敗は、有機ELの普及を遅らせた原因の一つだと思います。


実は、
NECは宮崎台の研究所で初期の頃から有機ELの研究を開始して、応用物理学会なんかでも積極的に研究発表していました。パイオニア、三洋電気とともに有機ELディスプレイの研究では最先端を走ってましたね。


しかし、どう言うわけか、
事業化の段階では、三星電菅(後のサムスンSDI、現在のサムスンディスプレイ)と合弁会社であるサムスンNECモバイルディスプレイを設立して、NECの相模原工場で生産を始めました。

ところが、
このダークスポット問題でケチをつけ、有機ELの研究開発から事業まで全て中止するという判断を下しました。そして、サムスンNECモバイルディスプレイは、NECの保有する有機EL関連特許とともに、サムスンに譲渡されてしまいました。


ちょうど、NECがものづくりからソリューションビジネスに舵を切った頃ですね。
このおかげで、有機EL研究で日本勢をよりずっと遅れていたサムスンは、一気に量産技術まで手に入れました。
今のサムスンの有機EL事業があるのは、NECのおかげと言っても過言ではありません。

NECはブラウン管技術もサムスンに供与してましたし、
日本電気と言う名前の割には、韓国のサムスンには多くの技術を供与したようです。


今では、宮崎台の研究もなくなり、
ご存知のように、米沢NECのノートパソコン事業もレノボに売却しました。



いったい、どうなるんでしょう、
日本電気。



日本のダメ企業シリーズ、
まだまだ続きます。    
 



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2018年12月27日 (木)

シャープ

 
 
昨日はパイオニアで、きょうはシャープの話です。
 
 
最近、台湾の中華映菅という会社が民事再生になりました。
 
日本ではあまり注目されてませんが、ワタシのようなディスプレイの分野で仕事をするもにとっては大きなニュースです。
なぜなら、中華映菅は、台湾を代表するブラウン管テレビ、液晶テレビのメーカーだからです。
ずいぶん前ですが、有機ELの開発に着手するということで呼ばれたこともありました。
 
 
しかし、
液晶事業で韓国、そして中国メーカーに負け、
こいういう事態になりました。
 
 
台湾メーカーでは、他の液晶メーカーであるAUOなども今や存在感はありません。
 
 
台湾メーカーのダメなところは、研究開発にお金をかけないことです。
これは、もともと日本のメーカーが事業をそっくり台湾メーカーに移転するというやり方で、多くの事業を立ち上げたため、研究開発、大学との共同研究など時間のかかることには全く興味がありません。
 
 
だから、
結局は、韓国メーカーに負け、中国にもやられてしまいました。
 
 
で、
シャープ。
 
ご存知のように、
台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)の子会社です。
 
一応、リストラ等して身軽になって黒字化と言われてますが、
内情は厳しいものです。
 
その親会社であるホンハイが、
実はかなり厳しい状況に追い込まれてます。
 
もともと、
ホンハイは中国に組み立て工場を中国の補助金を使いながら建設し、
安い労働力でiPhoneの組み立てなどを引き受けて急成長しました。
 
 
しかし、
単なる組み立てなら、中国企業もできますので、
今やホンハイには強みをいうものがありません。
 
だから、
シャープを買収したのですが、  
シャープの液晶パネルといっても市場占有率は低く、
しかも肝心の有機EL事業はいまだに立ち上がりません。 
 
なぜなら、
ホンハイのテリー・ゴウ氏は研究開発には資金を投入せず、
とりあえず、製造装置を買えば、有機ELディスプレイを生産できるという安易な考えなので、
シャープの現場では四苦八苦しています。
 
 
このままでは、
ホンハイが苦境に陥った時に、
シャープの事業をどこかのファンドに切り売りしないかと心配するのです。
 
 
まあ、
こういうことはシャープへの支援策が検討された際に、経産省や政府も理解していたでしょうから、今となっては誰にも文句は言えません。
 
 
これも全て、
液晶の次は液晶と言い続けた当時の経営者の責任です。
 
 
有機ELをないがしろにした経営者がいる会社は、すべて滅びるという、恐ろしい言い伝えがありますが、シャープもそんな会社の一つになるのでしょうか。
 
心配ですね。 
 
 
 
 
 
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2018年12月26日 (水)

パイオニア









Photo









パイオニアという会社は有機ELの研究者にとっては特別な会社です。






なぜなら、パイオニアは有機ELディスプレイのパイオニアでもあるからです。






1980年代の後半から鶴ヶ島の総合研究所でいち早く研究を始め、


その技術を7人の侍たちが、子会社である東北パイオニアの米沢工場に移転して、


1997年に世界で初めての有機ELディスプレイの製品化を成し遂げました。




あの時の感動は今でも忘れませんね。






パイオニアとしては小型ディスプレイは有機EL、


大型はプラズマと住み分けして、事業を進める戦略がありましたが、


プラズマ事業は液晶に敗北して、パナソニックに売却。


そのパナソニックも結局はプラズマ事業で数千億もの赤字を出してしまいました。




その上、


東北パイオニアは、独立して上場し、資金調達しましたが、


某社と合弁を作り、TFT有機ELに手を出して、これが大失敗。


せっかく調達した200数十億円が消え、


パイオニアの子会社に戻ることになりました。






だから、心配してます。






経営再建中のパイオニアが香港ファンドに買収され、子会社化されました。




来年1月には上場廃止、しかも3000人のリストラ。




投資ファンドというのは、いずれ企業の価値を上げたのち売却等で利益を得ようとするので、今のパイオニアで最も価値の高い東北パイオニアの有機EL事業が、どこかに売り飛ばされないか心配しているのです。






売却先が国内企業ならともかく、中国企業だったら、遅かれ早かれ技術を中国に移転ということになるでしょう。そうすると、米沢の工場は最悪の場合、閉鎖ということになりかねません。




山形県にとって、米沢市にとって、


そして、


日本にとっても大きな損失です。






今となっては東北パイオニア有機EL事業に、


国内企業が手を差し伸べるのを期待するばかりです。










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2018年12月25日 (火)

駅弁

 

 
  

  
 
幼い頃、風邪をひくと母が聞きました。
 
何食べたい?
 
 
するとジュンちゃんは決まってこう答えました。
 
 
バッテラ
 
 
鯖の押し寿司のことです。
 
それくらい、
鯖の押し寿司が好きです。
 
というわけで、
出張の際にも、
駅弁で鯖の押し寿司を見つけると、
ついつい、買ってしまいます。
 
 
けど、
かつて食べたあの味に勝るものはなく、
結構、がっかりすることが多いです。
東京駅での購入頻度は一番高いのですが、
鯖の押し寿司でお勧めできるものは、正直言ってありません。
 
 
 
で、
八戸。
 
 
数ヶ月前ですけど、
盛岡駅か、仙台駅か忘れましたけど、
そこで買った鯖寿司が絶品でした。
 
 
 

   
   
肉質といいい、
酢の加減といい、
 
素晴らしいものでした。
八戸の人たちは、もっと自慢したほうがいいと思います。
    
    
 
 
 
 
で、
今日の出張。
 
 
米沢駅を昼前に出て、
東京駅に着いたらすぐに移動なので、
駅弁を購入。
    
   
米沢駅では、
これまで数々の駅弁を試しました。
新作はほぼ全て食してます。
  
  
で、
今日はちょっと早めに駅に着いたので、
 
 
 
 
 
 
 
駅前の新杵屋に。
    
    
 
 
 
 
そうです。
牛肉どまん中です。
 
 
 
少なくともワタシが食べた全国の駅弁の中で、
これはトップクラスに位置付けられます。
 
山形県内では一番でしょう。
 
しかも、駅前のお店ではホームの売店や、車両の中で売りに来るオリジナルの牛肉どまん中のほかにも、カレー味や塩味、味噌味などが購入可能です。
しかも、5分ほど待ちますが、
出来立てです。
 
 
 
そんなことで、
今日はカレー味にしました。
 
実はこの味、結構ハマってる人が多くて、
友人のグルメ、オオキさんなんかも大好きです。
 
 
 
米沢にお越しの方々には、
一度、召し上がっていただきたいですね、
出来立てのどまん中カレー味。
 
 
隠れた逸品です。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2018年12月24日 (月)

ノエル

 
 
 

 

 
この三連休は、ゆったりと、
蔵王のペンションへ。
 
ここノエルは、娘が小さい頃からお世話になっていて、
 
まあ、
 
言ってみれば、
城戸家の別荘のようなもので、
ここのオーナー家族は、
別荘の管理人といったところでしょうか(スイマセン)。
 
   
 
 
おいしい家庭料理と、
   
   

  
 
赤ワインなんかを思う存分いただいて、
 
   
 
 
お腹いっぱい。
   
   
 
 
犬派のワタシも惚れ込んだ、
黒猫のトト。
  
  
 
 
なでなですると、すべすべで、
なんとも気持ちが良いのですよ。
   
   
 
 
ママさんと、息子さんと、
パチリ。
 
 
いやあ、
久しぶりの命の洗濯でした。
 
 
 
 
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2018年12月23日 (日)

アウトリーチ

 

 
サイエンスキャンプひらめきときめきサイエンスなど、体験型のアウトリーチ活動だけではなく、出前授業も年に数回行っています。
基本的に、依頼があれば全部受けてます。
 
先月も札幌に呼ばれて、二校で講演させていただいたところ、
感想文が届きました。
多くの高校や中学では講演の後、感想文を送ってくれますが、
そんな感想文を昨日、時間があったので読ませていただきました。
 
その中からいくつか紹介しながらコメントさせてただきます。
 
 
 
20181222121627
 
 
 
そうですねえ、
ワタシは、一見コワモテですけど、実は人間コアラと呼ばれるくらい心優しい人間です。
材料研究の面白さや、有機EL技術の凄さ、
わかってもらえましたでしょうか。
科学者というのは、未来を想像するんじゃなく、創造するんです。
 
講演の6割は生き方、生き様をぶっちゃけお話ししますから、研究者というものがエリートばかりじゃないということもわかってもらえて嬉しいです。
 
大学受験、頑張ってください。
 
 
 
20181222121630
 
 
 
人にはウサギ型カメ型がいます。
ウサギ型がカメ型を羨ましがっても仕方ありません。
カメ型がウサギ型になろうとしても無駄です。
 
重要なのは自分のスタイルを確立することです。
自分を信じることです。
ポジティブに考えることです。
 
カンフーパンダ、観てください。
 
 
 
20181222121632
 
 
 
そうですか、経済学部志望ですか。
経済学部でも、法学部でも、材料工学や電気電子、バイオ、理系の分野にも興味を持ってくださいね。
 
社会というのは単純ではありません。
経済学だけ学んでも実際の現場では他分野のことも知らなければ仕事ができないかもしれません。
今回のように何にでも興味を持って、好奇心を研ぎ澄ませて吸収してください。
あなたにはその素質があると思います。
 
 
 
20181222121635
 
 
 
私も高校の時はふわふわして、将来のことも真面目に考えたことはありませんでした。
実は大学でも同じでした。
 
研究者になりたいと思ったのは大学院の時。
大学教授になろうと決心したのが、博士取得の半年前でした。
 
ただ、
漠然とですが、
小さい頃から、いつか大発明をしたやろうとか、社会に貢献する人間になるとか、そんなことは頭の片隅にありました。
 
きっと、
人との出会いが自分をこの道に導いたんだと思います。
 
お導きですね。
 
ですから、
人との出会いを大切にしてください。
 
志を高く持って下さい。
 
そうすれば、
ふわふわした気持ちが、
いずれ確信となり、
いつも間にか、自分の夢に到達していることでしょう。
 
 
人生85年とすると、
最初の18年では何も決まりません。
成績のいい人も、
悪い人も、
これからの努力次第で、
なんとでもなります。
 
 
ぜひ夢を実現して下さい。
 
 
またどこかで会いましょう。 
 
 

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2018年12月22日 (土)

ウインターサイエンスキャンプ

 
 

 
 
昨日から恒例のサイエンスキャンプでした。


高校生12名が集まり、有機合成から素子作製まで、有機ELの実験をしたり、山形大学の施設を見学したり、盛りだくさんの内容をこなしました。
 
 
 
 
最近では、オープンキャンパスなどで大学にはくる機会は多いのですが、大学研究室のdeepなところに入り込んで、大学院生とともに実験をして、教授と直接話をし、大学のこと、研究のことなど高校では得られない経験をして、刺激がとても大きなイベントです。
 
 
人生が変わる生徒もいます。
 
  
 
 
今回は某テレビ局の取材も入りました。
 
 
 
 
サンタのプレゼントもあり、
 
 
 
 
修了証書ももらって、
 
 
 
 
きっと充実した二泊三日だったと思います。 
  
 
 
 
集合写真の後は、
 
 

  
 
これまた恒例のサイン会。
 
 
みんな、頑張ってこの国を支えてほしいと思いました。
 
 
 
何を隠そう、 

このイベントはスタートしてもう15年を超えてます。
第一回目の参加者は30歳くらいでしょうか。
会ってみたいと思います。
  
  
今でこそ、アウトリーチ活動が重要なんて言ってますけど、15年前は本当に少なかったです。この種のイベントは。
 
 

そんな素晴らしいイベントなのに、 
 
 

実は、数年前に終了しました。
JSTが突如として、終了してしまいました。
なんでっ?っていう関係者の声もまったく届きませんでしたね。
 
  

代わりに始まったのが、さくらサイエンスというプログラムで、これは中国やインドなど、アジアの高校生や大学生などの若者を日本に招聘する内容です。
 
 
あのう、

思うんですけど、
 
 

科学離れを防ぐためにも、まず自国の若者のためにお金を使って欲しいと思います。

 

実は、
今回も興譲館高校のSSHのイベントして開催しています。
すなわち、主催は興譲館高校で、それに協力してるという形式です。
ただ、参加者は全国から来ますので、従来のサイエンスキャンプと何も変わってません。
  
  

 
他にも、
茨城県の清真学園高校のSSHイベントしてもこの数年サイエンスキャンプを行ってます。
これは清真の高校生が12名山形にやって来ます。
今では、うちの研究室の学生一人も清真出身です。
 
 

まあ、
どういう形式であれ、
サイエンスキャンプで高校生が研究室に来るので、
このプログラムが続く限りは、受け入れようと思っています。
 
来年も開催しますから、
高校生のみんな、集まれ〜!
 
 
 
 
 


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2018年12月21日 (金)

重要なお知らせ

 
 
 
 

(写真と本文は関係ありません)
 
 
 
卒業生が企画してくれてます還暦記念シンポジウムの詳細です。
卒業生代表のショート講演内容も決まりました。  
もう少し席があるので、ブログで宣伝しろということなので、ここに掲載します。
 
 
お申し込みは今すぐ!
 
 
・・・・・・  
 
 

■祝!還暦 城戸淳二教授 還暦記念シンポジウム&先生を囲む懇親会

 
 

参加者が限られているからこそ聞ける、最初で最後のぶっちゃけ話、裏話満載のシンポジウム。

 

3名の博士卒業生が語る誰にも言えなかった㊙エピソードと最新有機EL技術。

 

真打はもちろん城戸先生による特別なご講演。還暦だから言っちゃいます「生でぶっちゃけ ここだけの話!!

 
 
 

■概要

 

卒業生、現旧職員、現旧企業関係者、知人・ご友人を限定とするクローズドな還暦記念のシンポジウム&懇親会です。

  

世界的権威として第一線でご活躍中の城戸先生が語る、世界の有機EL事情の表と裏。尻の穴の情報まで?!

  

普通の講演会にあらず、裏話、初耳な情報を、関係者だからこそ今回勉強できる、とっても役に立つシンポジウム。

 
 

 

 ---講演プログラム---



・城戸研卒業生のご講演

 

①「世界最大の総合化学メーカーから見た、OLED発光材料業界の群雄割拠」


  ~今だから言える?!最先端青色りん光材料の開発とその裏側~

 

   渡部惣一(2003年度卒・BASF

 
 

②「超高精細Si-OLEDを搭載したスマートグラスMOVERIO

 

  ~エプソンの開発者が語る、次世代AR-HMDのトレンドとは?~

  
 

  深瀬章夫(2001年度卒・セイコーエプソン)

 
  

③「Next LED! 話題の ペロブスカイト量子ドット' 世界最高水準の現状」


  ~大学の最先端技術、次世代発光材料の主役はコレ!~

 
 

   千葉貴之(2010年度卒・山形大学 助教)



 

・城戸淳二教授のご講演 

 

 ◎「有機ELのこれまでとこれから」


  (先生より)


  一般的なタイトルですが、クローズドな会ですので、


  ぶっちゃけ話、裏話、涙あり、笑いありの言いたい放題です。


  他ではできませんので、お楽しみに。

 
 
 

こんな人は必見です

 

●有機EL仕事から離れているが、最新の技術・業界動向が知りたい方。

 

●有機EL関係者で、今後の動向や次のビジネスのヒントを得たい方。

 

●先生が肌で感じた日本、韓国、中国の政策と企業動向。

 

●他国と日本企業を俯瞰する城戸先生の視点。

 

●この会社ヤバいんちゃうかと先生が思った瞬間。あの会社の転換点と裏話。

 

●今買い?まだ先? 先生が買いたい有機ELテレビ。

 

●有機ELの次も有機ELなのか? それとも…

 

●明日から使える最新情報。秘だから言えないが、つい人に話したくなる業界話。

 

●城戸先生の近況が気になる方。近況報告に行きたい方。

  
 
 

懇親会にて、さらに先生や関係者と深い情報交換を行ってください。

 

今回、当方の幹事から城戸先生に

「還暦だからこそ最初で最後のぶっちゃけ話、絶対に人に言えない様な話をして下さい!」

と強く頼んでおります。 


 

通な裏情報、初耳情報、笑あり涙ありのエピソードが盛り沢山。時効だからこそ聞ける話。

 
 

そこまで言っちゃってイイの? クローズドの還暦祝いシンポジウムだから聞ける話が満載です。

 
 

還暦になられ、自身渾身の祝!城戸砲が炸裂します!!



参加しますと

 

●シンポジウムと懇親会を通じ、城戸先生との交流が深まります。

 

●有機ELの最新情報が学べ、次の日から有機ELの情報通になれます。 

 

●城戸研関係者との情報交換、人脈構築、ビジネスチャンスができます。

 

●数年ぶり、いや三十年ぶりの方々と再会できます。

 

●感動に満ちた空間、時間を共有し楽しめます!

  
 

ぜひ、ご参加下さい! 

 

会場の都合上、定員オーバーの場合、締め切る場合がございますのでご了承願います。

 

祝!還暦。最初で最後、一期一会のこの機会。

 

卒業生、関係者の皆様、ぜひお早めにお申し込み下さい。

 
 

■お申込み、イベント詳細はこちら↓↓↓

https://goo.gl/forms/6DShsv2B7lb5xBFX2

 
 

 

 

 

 

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2018年12月20日 (木)

タキタロウ

 
 
Img_7107
 
 
午前中、学長記者会見に出席しました。
きょうはHighly Cited Researcherに選出されたとうことでの発表でした。
 
 
Img_7098
 
 
わざわざ記者会見するくらいですから、インパクトのある賞ということです。
 
 


 

 
実は、うれし恥ずかし、5年連続です。
昨年も受賞しました。
そして、その時に「10年連続を目指します」と口を滑らしてしまいました。
 
 
 
 
だから、一歩ずつ着実に目標に向かっていて嬉しいです。
 
  

  
  
ワタシの論文のカテゴリーは、
Materials Science(材料科学)
で、日本からは6名選出されています。
 
今年から新設されたCross Fieldで、
実はうちの笹部准教授も選出されました。
だから、山形大学から二人の選出です。 
 
 

 
 
これって、実はすごいことで、地方大学で二人の受賞は山形大学だけです。
大学の中では、7番目です。
 
いかに、山形大学がすごいかわかります。
 
 
 
しかし、喜んでばかりではいられません。
いつの間にか、中国にぶっちぎられてます。
 
そうです、
研究レベルでは日本は負けているのです。
Highly Cited Researcherも第1回目は140〜50名いました。
しかし、今は90名に激減してます。
 
絶滅危惧種です。
例えていうと、
 
タキタロウ
 
みたいなもんです。
 
 
だから、山形にはタキタロウが二匹いると思ってください。
名前も城戸タキタロウ淳二とミドルネームにしようかと思います。
 
 
文部科学省には今すぐ保護の手を差し伸べて欲しいものです。
これは毎年声を大にしていってますが、JSTも学振も特別に研究費をつけてくれるわけではありません。
 
 
このままでは、
この国からタキタロウはいなくなってしまうと心配する今日この頃です。
 
 
 
 
  
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2018年12月19日 (水)

研究室忘年会

 
 


今日からしばらく毎晩飲み会です。


まずは研究室の忘年会から。

 
 

 
 
 
ここ数年、場所は決まっていて、
 
 
なみかた金池店。
米沢のソウルフード義経焼きですね。
  
 

 

 
 
 
50人もの大宴会、
 
しかも、
 
低予算、
うまい、
腹一杯。
 
満足させてくれるお店は他にありません。
羊は健康にもいいしね。
 
 
  
今夜も美味しゅうございました。
 
 

 
  
  
何を隠そう、
今回は某放送局のロケ付きという特別仕様。
ディレクターの方に申し上げました。
 
研究をやりたくて研究者になりました。
最初は国研あたりで好きな研究をコツコツしたいと思ってました。

けど、
大学に来て変わりました。

研究を学生と一緒にしたい。
学生がいないとつまらない。
学生が成長する姿を見るのがどれだけ楽しいことか。
 
 

 

 
 
 
この年齢になると、学生は自分の子供のみたいなもんで、
なんとか一流の研究者に育てたい。
親御さんの気持ちもわかります。

 
50人の子供たちに囲まれてると考えていただけると、
どれだけ楽しいか想像できると思います。


けど、
こんな生活もあと数年。
終わるときはきっと寂しいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
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2018年12月18日 (火)

ホールインワン

 

 
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何を隠そう、昨日は休暇をいただき取材の仕事でゴルフでした。
ちなみに写真は高松志門プロです。
 
 
で、
一日中、ゴルフ談義に花を咲かせたんですが、
その中で、真面目な話題がこれ、
 
いかにゴルフを普及させるか。
 
ゴルフ人口が減少する中、   
女子プロゴルフは韓国女子プロに牛耳られ、
男子プロゴルフはスター不在で惨憺たるありさま。
 
全く魅力がありません。
 
 
そんな状況で、
本庶佑先生がノーベル賞を受賞され、
しかもゴルフ好きだと語られ、
仕事ができる人ほどゴルフと仕事を両立することが証明されて、
有難い有難い、と言う話になりました。
 
 
しかし、
 
本庶の先生のおっしゃる、
ノーベル賞をもらう確率のことで、ちょっと違和感を感じてます。
 
と言うのも、
 
世界の大学教授34万人で毎年10人だから、確率は3万4千分の一。
一方、ホールインワンは2万何千回に一回だから、ノーベル賞の方が難しい。
ホールインワンを経験したことがあるので、ゴルフとサイエンスで二つの夢を達成したことになる。
 
 
う〜ん、微妙なコメントです。
 
 
まず、ホールインワンはマグレやタマタマで可能で、実際に大したことないゴルファーでも一人で複数回経験する人が大勢います。
 
しかし、ノーベル賞は大したことない教授ではもらえません。
マグレやタマタマはないのです。
極端な話、宝くじに当たるのとノーベル賞を比較するようなもんです。
 
 
あと、
技術を真面目に追求するゴルファーにとっての夢はホールインワンではなく、
パープレイであり、
クラブチャンピオンであり、
全日本アマの優勝でしょう。
 
本庶先生の夢がホールインワンとかエージシュートというのは、あまりにも志が低いです。
ゴルフに対する取り組みが、その程度だとちょっと残念です。
 
 
 
ということで、
一度、
マッチプレー形式で本庶先生と勝負したいので、
どなたかアレンジしてもらえないか、お願いする次第です。
 
 
ワタシは教授としては本庶先生の足元にも及びませんが、
ゴルファーとしての志は高いと思います。
 
 
 
 
  
 
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2018年12月16日 (日)

ひつまぶし

 
 
 

 
 
 
何を隠そう、
鰻が大好きです。
 
どれくらい好きかと言うと、
人類滅亡の日の前の日の昼食は鰻重と決めています。
 
 
実は、
先週のこと、
ある親しい社長さんと食事していると、ひつまぶしの話になり、
鰻好きとして、
 
あれは美味しくない
 
と、口を滑らせると、
じゃあ一度、名古屋の蓬莱軒のひつまぶしを食べてみろと言うので、
 
いやいやいや、
所詮ひつまぶしはひつまぶし、
本当に美味しい蒲焼きなら、
それを純粋に味わうのが、うなぎ好き。
 
だいたいお茶漬けにしたりして、
蒲焼を食べると言うことは、
うなぎ自体が美味しくないから。

と、申し上げました。
 
 
実際に、
数回、ひつまぶしを食べてますけど、
蒲焼自体が美味しくありませんでしたもんね。
 
 
名古屋人以外で、
ひつまぶしを美味しいと言う人はいるんですかねえ。
 
 
 
 
 
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2018年12月15日 (土)

マニュアル度

 
 

 
 
かつて、山形新幹線にはカリスマ販売員がいました。
彼女がワゴンを引いて車両に入ってくると、雰囲気が変わりました。
 
声の質がいいんです。
声の大きさがちょうどいいです。
声のトーンが独特で心に訴えます。
 
結果、
瞬間、彼女だとわかります。
 
だから、
欲しくなくてもコーヒー買ってしまいます。
ニコッとしてくれます。
 
 
けど、
最近の販売員。
 
売る気がないのか、
やる気がないのか、
とにかく、
存在感ゼロ。
 
本当に欲しい時だけ、
コーヒーを買うようになりました。
ニコリともしませんし。
 
 
で、
今日も買ったんですけど、
その時のやりとり。  
 
 
ワタシ
「コーヒー、ブラックで」
 
販売員
ハイと頷き、ポットからカップに注ぎます。
 
で、
 
彼女
「砂糖、ミルクはお使いですか?」
 
ワタシ
「ブラックて言うたやろ、ボケ、カス!」
 
と、
心の中で怒鳴りながら、
「いりません」
と一言。
 
 
まあ、
マニュアルどおりに仕事してるのはわかりますけど、
時と場合によりますからね。
 
 
と言うことで、
皆さんも、一度お試しください、
 
コーヒー、ブラックで。
 
販売員のマニュアル度がよくわかります。
 
 
 
 
 
 
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2018年12月14日 (金)

読書

 

 

Img_5999_2

 

 

二ヶ月ほど前、

週間ゴルフダイジェストで紹介されました。

 

読書の秋ということで、

「人生を変えた一冊」

を紹介して欲しいとのこと。

 

で、

私が準備したのが二冊。

 

ゴルフ週刊誌ということで、

とりあえずは鶴見功樹プロのゴルフ本。

鶴見プロは派手さは一切ありませんが、

初心者が教科書のように参考にできる良書だと思います。

 

と言っても、

私のゴルフ人生を変えたほどの影響はありませんでしたけど。

 

 

で、

本当にオススメしたいのが、

開高健の「地球はグラスのふちを回る」。

 

学生の頃、

何かで見たのが聞いたのか、

4年間で自分の背丈の3倍の本を読まなあかん、と。

 

それに、

仲の良かった大分出身の黒田が、作家の話とか演芸とかに詳しくて、理系のくせに文系のような、まるで業界人のような変わったやつで、

その彼が開高健をよく口にしていたので、

読み始めました。

 

この本は、各国の食や酒をおもしろおかしく、かつリアリスティックに、あたかもそこにいるような気分になる文章力で描いていて、

食べるのが好きな私はハマりました。

 

あれ以来、

いろんな本を貪り読み、

気がつけば背丈の4倍の本を読んでましたね。

 

何を隠そう、

国衙が嫌いで、読み書きが苦手でした。

 

ところが、今やバカブログで文才の無さを恥ずかしげもなく晒すような人間になってしまいました。

 

 

思うんです。

 

赤ちゃんが母親に話しかけられて、言葉を覚え、喋れるようになるように、

本を読むことで、文章力がつき、作文できるようになる。

 

そして、

それはスピーチや講演でも、起承転結、ストーリー展開、つかみやオチに生かされます。

 

多分、

話の上手な人は読書家でもあるでしょう。

 

そんなことで、

若い人にはどんなん本でもいいから読書を始めてもらいたいと思ってます。

 

開高健は亡くなっても、

地球はグラスのふちを回り続けます。

 

 

 
 
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2018年12月13日 (木)

東京のタクシー

 

 
 
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東京ではタクシーによく乗ります。
ホテルからとか駅からとか。
 
 
で、
 
これまでは、Suica対応車が来ると、
 
 
アタリ
 
 
それ以外は、
 
ハズレ
 
 
でした。
 
と言うのも、
目的地について、支払いの時に座った状態で財布をお尻のポケットから取り出して、  
しかも小銭入れをポケットから出して、
札を数え、
小銭をジャラジャラ、
 
いやあ、
こんな面倒な作業はありませんからね。
特に個人タクシーに多いです、ハズレ。
 
 
けど、
Suica。
 
スマホで、ピッ、
めちゃ楽。  
 
 
そんなSuicaを脅かす存在が、これ、
 
JapanTaxi Wallet 
 
もちろん、Uberのようにタクシーを呼ぶこともできます。
それ以上に、支払いの便利さ。
 
アプリを立ち上げ、
座席のタブレットのQRコードを乗車中に読み込みます。
 
それだけ。
 
あとは降車時に領収書をもらうだけ。
乗車中というのがミソですね。
 
 
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楽天ペイでも支払えるタクシーもありますが、
支払いは、
目的地についてから、
QRコードを読み込んで、
自分で金額を打ち込んで、
支払い完了。
 
しかも、
夜は暗くてQRコードが読み取りにくいと言う欠点があります。
 
JapanTaxi Walletに比べると、
ちょっと手間がかかります。
まあ、現金支払いに比べるとずっと楽ですけどね。
 
 
多分、東京オリンピックまでには東京中の全てのタクシーがスマホで支払いができるようになるでしょう。  
 
山形でもそうなってほしいものです。  
 
 
で、
他のアプリ。
 
Starbacksにはよく行くので、
バーコードを示すだけ。 
 
 
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もちろん、
PayPayもインストールしてありますが、
 
 
 
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Apple WatchのモバイルSuicaなら、スマホを取り出す必要もないので、
やっぱりSuicaの方が便利かも。
 
あとはSuicaの残高が少なくなった時に、自動でチャージしてくれる機能がつくのを待つばかりか。 
 
 
現金使うことがなくなって、
いやあ、便利になったなあ、
 
 
 
東京。
 
 
 
 
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2018年12月12日 (水)

まごチャンネル

 

 
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まごチャンネルというのは、テレビで簡単にかわいい孫の動画が見られるという画期的な装置です。
 
詳しい情報はまごチャンネルで。
 
 
 
で、
いまは山形大学で推進する文部科学省COIプロジェクトで、快適生活創造部門の「人と人をつなぐシステム」の開発でお手伝いいただいていて、 
孫だけじゃなくて、もっと幅広く活用できるシステムを開発中です。
しかも、それを学外のある施設に設置します。
 
きょうは、その打ち合わせにきたのでした。
 
 
何を隠そう、
このベンチャーと知り合ったのは、昨年のちょうど今頃。
 
30人のベンチャー起業家などが受賞し、その中に私もおりました。
まごチャンネルもポスターで内容を説明いただき、
その発想、行動力に将来性を感じ、コラボレーションに繋がったわけです。
 
実は、
今夜はWired Audi Innovation Award 2018の授賞式があります。
そこに招待されていて、
どんなイノベーターと会えるのか、楽しみにしています。
 
 
これまで出席した他の授賞式ではなかなか得られない経験です。
 
 
ご縁を大切にしたいと思います。
 
 
 
 
 
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2018年12月11日 (火)

ぶっちゃけ講演

 

 
Photo
 
 
先日、お知らせしました還暦祝い講演会での講演タイトルと内容が決まりました。
 
「有機ELのこれまでとこれから」
 
という、一般的なタイトルですが、
クローズドな会ですので、
 
ぶっちゃけ話、
裏話、
涙あり、
笑いありの
 
言いたい放題です。
他ではできませんので、
お楽しみに。
 
 
それから、
前座のショート講演は、 
卒業生代表として、博士課程を卒業した3名で、
 
1 外国企業代表
2 国内企業代表
3 大学代表(千葉助教)
 
で、 
それぞれ

1 学生時代の研究テーマ
2 現在の仕事
3 学生時代のエピソード

について語る予定です。
笑いを取るように言ってありますので、ドッカーン、ドッカーンと笑わせてくれるはずです。
 
こちらもお楽しみに。
 
 
 
 
 
Photo
 
 
いやあ、早いもので還暦です。
若い頃は、60歳といえば爺さんと思ってましたけど、
自分がこの歳になると、心はまだまだ38歳くらいです。
 
で、
 
卒業生たちが企画してくれました、
還暦祝いのシンポジウム。
概要は以下のとおりです。
 
 
 
・ ・ ・ ・ ・ ・ 
 

◆城戸淳二教授 還暦記念シンポジウム
日時:2019年1月25日(金)
場所:リーガロイヤルホテル東京
 東京都新宿区戸塚町1-104-19
 TEL:03-5285-8962
 http://www.rihga.co.jp/tokyo/index.html 
受付:15:00~
講演会:エメラルドの間
 16:00~16:45 城戸研卒業生のご講演 (人選中)
 16:45~17:30 城戸淳二先生のご講演
懇親会:クリスタルの間 18:00~20:00
会費:¥15,000

◆二次会
懇親会が終わり次第、新宿方面へ移動
場所:選定中
会費:¥5,000程度

還暦を迎えられる城戸先生を囲んで、お互いの近況や懐かしい話でもしながら、ますますのご活躍を願い楽しく語らいましょう!

参加申込の締切:2018年12月15日(土) ※会場の定員に限りがありますので、お早めにお申し込み下さい。 
 
・ ・ ・ ・ ・ 
 
 
城戸研卒業生、山形大工学部卒業生、博士研究員、研究生、交換留学生、共同研究してただきました企業のみなさま、たまたま知り合った皆様、その他城戸と何らかの関係がある皆様、
 
この機会に祝ってやろうと思われる方々はぜひご参加ください。
 
 
参加のお申し込みは以下のURLにて。
 
 
 
では、1月25日に東京で会いましょう。
 
 
 
 
 
 
 
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2018年12月10日 (月)

帝国重工

 
  

 

 
昨日は結局、香港で出発が3時間遅れて、
また、
東京駅発最終の山形新幹線も20分ほど遅れて夜遅く帰ってきました。
    
     
その最終の新幹線が、週末ということもあってか、
指定席がグリーン含めて満席で、
やばいやばい、
これは久々に立って2時間耐えないといけないかなと、
自由の列に並びました。

 

 
気がつくと、学生たちは一緒ですが、千葉助教がいません。
そこでショートメールしました。
 
以下、やりとりです。
       
 
 
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なんと、千葉助教は新幹線が最終になることを見越して、
香港の空港で予約していたみたいです。

気が利く助教です。
   
    
 

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そんなことで、
彼はヌクヌクと一人座って帰りました。
   
一応、教授思いのいい助教です。 
彼は将来大物になるかもしれません。
  
  
 
で、
無事帰宅すると、
 
 
雪。
 
 
あったかい香港から
真冬の米沢に一気に現実に戻った感じです。
  
 
で、
今朝のこと、
久々に大学オフィスに行くと、
こんなのがありました。
 
 
 
 
 
留守中に、帝国重工の方々が見えられて、
お歳暮を置いていかれました。
 
 
実は、前回お目にかかった時に、
作業着を欲しがったものですから、
わざわざぴったりサイズのものをお持ちいただいたようです。
 
今日からこれを着て仕事します。
 
 
 
 
なぜか、佃製作所の社長からのお饅頭もあって、
よくわけがわかりませんが、
有り難がっています。
 
 
3月の米沢で開催する異業種交流会に参加されると思うので、
その時にお礼させていただこうと思います。
 
 
それにしても、いろいろあった一週間でした。
 
 
 
 
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2018年12月 9日 (日)

照明

 
 
 

 

 
 
香港のホテルのバーで見かけた照明器具。
一見、白熱電球のようですけど、
 
 
 

  
 
 
よく見ると、
電球色のミニLEDをつないで線状にしてあって、
まるで、フィラメントのようです。
 
  
  
 
 
 
一箇所だけじゃなく、モールの飲茶屋さんでもこのとおり。
  
  
  
 
 
いやあ、
なかなかやりますねえ。
 
 
白熱電球はご存知のとおり、
消費電力が大きいので、
国内ではすでに生産は行われておらず、
全てLED電球に交換するしかありません。
 
けど、
デザイン的に白熱電球って、
なんだかノスタルジックで、
暖かくて、
それをLEDに交換するって抵抗ありますけど、
 
これならいいですね。
 
国内の店舗でも増えればいいと思います。
 
 
 
 
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2018年12月 8日 (土)

学生

 
 

 
 
今回の出張には学生二人、ポスドク一人も連れて来ました。
 
で、
昨日は彼らのポスター発表。
  
  
 
 
まあ、英語はからっきしですが、
なんとか乗り切ったようです。
 
  
 
 
学生二人にとっては、
初の外国出張で、
最初は緊張気味でしたけど、
美味しい中華を食べ続け、
酒を飲み続け、
徐々に慣れていったようです。
 
自分自身も振り返ると、
初のアメリカは、
学部の指導教授の学会発表についていき、
見るもの聞くもの全てが新しくて、
 
35年前でしたけどね、
全ての出来事を覚えてます。
 
そんな記憶に残る経験だったので、
学生にはできるだけ外国を体験してほしいと、
修士を卒業する前には、少なくとも1回は外国に連れて行くことを心がけています。
 
  
 
 
夜はバンケットで、
香港の夜景を眺められるレストランで、
美味しい中華料理をいただき、
久しぶりにあった外国の仲間たちと
ちょっときつい中国酒でカンパイを繰り返すと、
なんだか、気持ちよくなりました。
 
 
あした帰国します。  
 
 
 
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2018年12月 7日 (金)

タクシー

 
 
タクシーの話です。
 
今回のように出張が3日以上の時は自宅から、馴染みの吾妻観光タクシーで米沢駅に向かいます。
電話をすると電話番号が登録されているのか、自宅まで説明も無しに来てくれます。
 
いつも料金は現金で払ってて、
早くSuicaが使えるようになるといいのになあと思って、
ふと見るとQRコードが貼ってあって、
いつの間にか楽天Payで支払えるようになってました。
 
いやあ、
これは助かるなあと、
すぐにインストール。
 
次回からは、
財布をポケットから取り出すことなく支払いがすませます。
 
 
 
 
だいたい東京では、
Suicaが使えるタクシーも増えていて、
スイスイ乗降するのですが、
たまに使えないタクシーに当たると、 
 
ハズレ
 
みたいにガッカリします。
個人タクシーに多いですね。
まだSuica対応してない車。
 
 

 

 
Suica以外にも、東京ではJapanTaxiのアプリで支払える場合もあって、
これはこれで便利みたいです。
みたいというのは、インストールしてあるものの、まだ使う機会がないからです。
 
 
 
 
 
 
ということで、
日本のタクシー事情は進んでいるような遅れているような感じで、
日本全国、都会から田舎までタクシーは全てキャッシュレスになればいいのにと思う今日この頃ですが、
ちょっと驚いたのが香港のタクシー。
 
中国でキャッシュレス化を体験してるだけに、
今回も飛行場からタクシーに乗った時には、少なくともクレジットカードは使えると思っていたのが、
 
これがダメ
 
完全に現金支払い、
クレジットカードすら使えない、
まるで昭和のタクシー。
 
しかも、運転手は無愛想で、
運転は荒くて、
もちろん、車は古い、
 
いやあ、
なんなんだろうなあ。
 
香港でもタクシーだけは進化が止まってるようです。
 
 
こちらに来られる時は、現金は忘れずに。
 
 
 
 
 
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2018年12月 6日 (木)

アジアの研究レベル

 

 

 
 
2009年に始めた「アジア有機エレクトロニクス会議」が10回目となり、今回は香港市立大学での開催となりました。
 
確か2008年頃、私と九州大の安達千波矢先生がドイツのドレスデンで白ワインを飲みながら、アジアで有機エレクトロニクスの会議を開いて、若手の交流をしようということで、ソウル大、台湾大の仲間と始めました。
 
   
 
 
この10年で大きく変わったのは、研究のレベルです。
10年前は日本の研究レベルが際立ってましたが、
今では外国から学ぶことが多いくらいです。
 
それくらい、
研究者の数が増え、
アジアの国々の研究レベルが上がり、
この分野の研究を引っ張っています。
 
今や、
欧米の国々は全く遅れを取ってますね。
 
 
 
 
食の香港での開催ということで、
期待してましたが、
  
  

 
 
期待通り、
昼食から、
うまいもんづくしで、
 
 
 
 
この会議の歴史上、
一番おいしい会議、
になるかも知れません。
 
 
 
それにしても、
マスコミでも報じられてる通り、
論文数の数で中国にぶっちぎられ、
事業化でも企業が大負けして、 
いったい、この国の将来はどうなるのでしょう。
 
 
基礎研究なければ、応用研究はありません。
その基礎研究に研究費がつかず、
驚かれるかも知れませんが、
文部科学省のCOIのような大型プロジェクトですら、
 
論文は成果と認められず、
 
「社会実装」が目標で、
 
企業の事業化のお手伝いをすることを求められてます。
 
 
 
なんだか、
この国の舵取りを行なってる人たちが、
間違った方向に導いてるような気がしてなりません。
 
日本が沈没する前に、
もう一度、日の出づる国と呼ばれるように、
山形から革命を起こさなければと思う今日この頃です。
 
 
 
 
 
 
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2018年12月 5日 (水)

香港

 
 

 
 
きょうから香港です。
先週は寒いボストンで、
今週は暑い香港。
 
なんだか、体調崩しそうです。
 
 
で、
 
成田発のキャセイパシフィックできたんですけど、
そのサービスの悪さに唖然。
 
まず、
ラウンジの食事があまりにもプアーで、
とりあえず、ソファがあるだけマシという感じ。
 
カップヌードルもミニサイズですし。
 
 
 
成田では、
ANA、JAL、Unitedとラウンジの経験はありますけど、
 
 
最低レベル。
 
 
機内も、通路は狭いし、
食事がイマイチ、
映画もイマイチだし、
スチュワーデスさんもイマイチで、
 
なんだかなあ、というフライトでした。
 
 
10数年まえに香港に来た時も確かキャセイだったんですけど、
そんな悪い印象はなかったんですけどね。
 
 
で、
キャセイはJALとワンワールドのグループで、
本来なら、
成田空港でJALのラウンジも使えるはずなんですけど、
 
今回は、
ラウンジ改装中で狭くなっているということで、
JAL便に搭乗する客しか入れないというJALの横暴によって、
JALラウンジは使えませんでした。
 
やっぱり、
ANAかなあ。
 
そんなことで、
今回の香港出張は出鼻をくじかれて、
ちょっとなあ、
という感じなんですけど、
 
さて、明日からどうなりますことやら。
 
 
 
 
 
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2018年12月 4日 (火)

フェロー

 
 
 

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少し前の話なんですけど、
所属する高分子学会からフェローの称号を授与されました。
 
関係者の皆様、
有難うございます。
 
 
・・・・・  
本会における継続的な活動を通じて、高分子科学・技術の発展に業績をあげ、今後も貢献が期待できる高分子学会正会員に対し、高分子学会のフェローの称号を授与し、その功績を称えるとともに、本会を代表するにふさわしい会員としてのリーダーシップの発展と本会および社会への寄与を奨励することを目的に制定しています。
・・・・・
 
 
助手として山形大学に着任したのが30年前。
当時の学科名は高分子学会化学科でした。
 
高分子学会で研究発表し、
若手奨励賞をいただき、
有機EL研究会を立ち上げ、
学会賞をいただき、
 
今回のフェローです。
 
 
残念ながら、秋の札幌での討論会は地震のため中止になり、学会期間中での表彰式はありませんでしたけど、先日、郵送いただきました。
 
 
いやあ、
もう、
そんな立場になったのかと、
あっという間に過ぎた30年を少しだけ振り返りました。
 
かつてお世話になった先生方はもうおられなくて、
いつの間にか自分より年上の会員が少なくなって、
これからは若手のために学会を盛り上げれればと思います。
 
よろしくお願いします。  
 
 
 
 
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2018年12月 3日 (月)

志乃

 
 
 

 
 
突然ですが、
私はすき焼きが好きです。
 
どれくらい好きかというと、
人類滅亡の日の前の晩の最後の晩餐はすき焼きと決めています。
死ぬ時はすき焼きの肉を頬張り、前のめりに死にたいと思っています。 
 
 
そんな人間が米沢に住んでいたら、さぞかしすき焼きを食べまくってるだろうとみんなに思われますが、実は米沢ではすき焼きは好んで食べません。
なぜなら、米沢のすき焼きは、私に言わせると「牛鍋」だからです。
 
中居さんが、ザラメを敷いて、肉を焼いて、醤油で味つけて、食べごろを溶き卵でいただくというすき焼きじゃなくて、
米沢風の、野菜を敷いてその上に肉を乗せて、割り下をかけて、肉を蒸して、煮ていただくという食べ方が好きじゃないからです。
 
そんなわけで、最後の晩餐は京都の「三嶋亭」と決めてます。
京野菜といただくすき焼きが大好きです。
 
 
 
だから米沢ではお客さんとの会食で、シャブシャブをいただくことが多いわけですが、 実はシャブシャブは別に好きでも嫌いでもない料理です。
まあ、2〜3枚もいただくと飽きますね。
 
 
で、 
志乃。
 
小さなお店ですが、料理人は一流。
米沢の素材を使いこなします。
米沢牛専門店ではありません。
 
 
今夜いただいた写真の米沢牛のはりはり鍋は、シャブシャブのようで、シャブシャブでなく、
すき焼きのようですき焼きでない、
 
お肉の味を堪能し、
お野菜もシャキシャキ、
飽きのこない、
素敵な味です。
 
 
今夜の忘年会は、
そんな美味しいものをいただき、
愉快な仲間たちと馬鹿話で笑いながら、
なんとも贅沢な2時間でした。
 
志乃のはりはり鍋はオススメです。
ちなみにはりはり鍋は要予約。
 
 
一度、お試しください。
ただし現金onlyなのでご注意を。
 
 
 
 
 
 
 
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2018年12月 1日 (土)

キャシュレス

 
 
 

 
 
今回のボストン出張、
1ドルも1セントもキャッシュを使いませんでした。
 
 
空港からホテルまでのタクシーはクレジットカード。
レストランももちろんカード。
市内の移動はUber。
とにかく、今やすべてキャッシュレス。
 
 
少なくとも米国、中国では現金は使いません。
 
そんな状況で、
インバウンドで海外からの観光客を誘致するなら、
インフラを整えなければ。
 
 
で、
地元の米沢。
いまだにクレジットカードが使えない飲食店、小売店の多いこと。
 
 
台湾からのチャーター便がいくら増えようとも、
リピーターは少ないでしょう。
 
 
山形県知事、米沢市長に申し上げたいです。
私にアイデアがあります。
 
よろしければ伝授しますので、
ご連絡ください。
 
 
 
で、
 
 
 
「ロック解除中」
これは、ボストンマリオットホテルでのこと。
 
カウンターでのチェックイン前に、
タクシーの中からネットでチェックイン。
 
しかも、鍵はスマホ。
 
チェックアウトもスマホ。
 
 
外国では、ここまで進んでるんです。
山形県内の温泉旅館でいち早くこれを始めれば、話題になるし、
外国人が殺到するでしょう。
 
 
やっぱり、客商売は客目線です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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