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2018年11月28日 (水)

20年後

 
 
 
 
Materials Research Society(MRS)の秋の大会はいつもボストンで、この20数年はこの時期にここに来てます。
 
しかも、いつも学生を連れて来て、発表させて、いいもの食べて、いろいろ経験してもらいます。
 
 
ということで、
 
 
今回も4名の精鋭が一緒。
 
 

   
   
今夜はそのうちの3名が発表。
 
   
 
 
少々緊張してるように見えるものの、
 
 
 
 
なんとか、切り抜けました。
  
  
 
 
こんな経験できる研究室って、実はとても少ないので、彼らはハッピーだと思います。
 
 
 
で、
 
ポスター会場をウロウロしていると、
東工大の細野先生とばったり。
 
そして、
かれこれ、20分ばかり立ち話。  
 
 
その内容はというと、
 
 
日本の材料技術は世界一だけど、
中国の勢いがすごい。
 
拠点大学を形成し、
世界中から優秀な中国人を集めるだけじゃなく、
外国人も高給で招聘する。
 
今は、日本もなんとか頑張ってるけど、
相対的には研究費の額も、
研究者の数も、
研究者の質も、
論文の数も、
中国が日本を越えた。
 
これからは引き離されるばかりで、
これから10年は日本はダメでしょう。
 
今から改革して、
やり直して、
教育制度、
研究費、
見直して、
死ぬ気で頑張ったら、
20年後にはまたトップに返り咲くかもしれない。
 
 
何故こうなったのか、
理由の一つは、
政治家に博士がいないから、
科学技術を理解する政治家がいないから。
 
半導体業界や、
電気業界を支援する政治家がいないから。
 
 
医師会や農業団体を支える政治家がいても、
科学者を支援する政治家はいない。
 
 
いやあ、
科学技術立国なんて、
過去の話。
 
いまでは、
夢のまた夢。
 
 
我々がなんとか道筋作らないと、
若い人たちは、将来、科学者ですら中国に出稼ぎに行く時代になる。
 
 
という暗い結論でした。
 
 
 
ノーベル賞受賞者がいくら研究費の増額を求めても、
聞く耳持たないこの国の政治家たち。
 
というか、
マスコミ報道でもわかるけど、
あまりにも低い政治家のレベル。
まずこの人たちを入れ替えないと、この国の将来は真っ暗だと思う。
 
 
この20数年でMRSの参加者もずいぶん変わったと感じる今日この頃なのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
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